作者はスク感神すぎて言葉が出なくなりました(笑)
それでは、今週も始まります!!
穂乃果「6人だよ!!6人!!いやあ、人数が多いってホントにいいよね!!ゆうくんもそう思わない??」
優人「お前は何回、同じこと言ってんだよ!!これでもうすぐ2週間経つんだぞ!!いい加減学習しろ!!」
凛「同じことで毎日感動できるなんて羨ましいにゃー。」
凛の辛辣なコメントが入ってきたところで久々に状況を整理しよう。
というか、視点が俺なの久しぶりじゃないか?
というメタ発言は潰しておく。
話を戻すが、かよちゃん、凛ちゃん、真姫の3人が入部してからもうすぐ2週間となる。
最初は体力練でフラフラになりながらも最近は慣れてきたようで6人で全ポジションのノック、バッティング練習なども出来るようになってきた。
着実に力が着いているのは間違いないだろう。
となると、決めなきゃいけないのはポジションである。
だが、9人揃ってない上に試合予定もないからまだ動く必要もない気もする。
自分の中ではあと3人は誰に入ってもらうかはもう決めているのだ。
後はどう入ってもらえるかは俺とみんなが動くだけである。
そして、絵里さんとの直接対決だ。
ストレートを叩く練習だけをしているが、それだけで打てるピッチャーではないことは百も承知だ。
でも、それに掛けるしかないのも事実だ。
問題は山積みだが…今、真っ先にやることは…
優人「海未、練習任せていいか?」
海未「はい。いつものメニューでいいですか??」
優人「おう、頼むわ。俺は今から…」
海未「どこに行くのですか??」
俺は深く息を吸ってこう言った。
優人「…生徒会室だ。」
―――
優人「失礼します。」
希「おー、くろっちやん。今日は生徒会の仕事無かったやろ?なんかウチとえりちに用でもあったん??」
優人「そうです。用があったんで来させてもらいました。」
絵里「それで何の用なの??聞かせてもらえるかしら??」
優人「野球部が今、6人揃っているのは知ってますよね?」
絵里「ええ。部活申請を受理したから知ってるわ。それがどうかしたの?」
優人「あの約束覚えてますよね?」
絵里「何のことかしら??」
希「覚えてるのにえりちはツンデレやな〜。もっと、正直なえりちもウチは好きやで。」
絵里「希っ!!」
希「えりちが言いにくそうやからウチが言うけど、部員全員とえりちが一打席勝負するってやつやんな?」
優人「そうです。あの約束は部員が5人を超えたら有効と聞いてます。だから、お願い出来ませんか?」
絵里「分かったわ。でも、部員が揃っても実力が伴ってるとは限らない。だから、対戦を受ける前に一つだけ条件があるわ。」
優人「それは…なんですか?」
絵里「練習試合をしてもらうわ。それに勝てたら対戦を受けましょう。」
練習試合…ちょうどいいタイミングだが、メンバーがそもそも足りないから受けようがない。
優人「でも、まだ6人しかいないですよ…試合なんて出来るわけないじゃないですか。」
絵里「そこはメンバーを借りるなり、なんとかしなさい。それくらい出来るでしょ?」
優人「……分かりました。相手はどこですか?」
絵里「春風学園ね。もう、アポは取ってるから後は日程を決めるだけよ。」
優人「手際良すぎません??」
希「くろっちはアホやな〜、えりちは入部申請来てからすぐに野球部のある学校何校かに電話してたんよ。それで音ノ木坂と同じように3年前に野球部が出来た春風学園が試合の申し込みを受けてくれたってことや。」
絵里「希、余計なこと言わないの!!それで、日程はいつにするの?」
優人「2週間後でお願いします。それくらいないと他のメンバーを揃えられないので。」
絵里「分かったわ。場所は音ノ木坂でいいわね?」
優人「はい。絶対に勝つんであいつらと対戦するために準備しておいて下さいね。」
絵里「その発言が強がりじゃないことを祈ってるわ。まあ、2週間頑張りなさい…」
優人「はい!!のんさんもありがとうございます。」
希「今回に関してはウチは何もしとらんよ。試合、ウチも見に行くから楽しみにしとくな。」
優人「じゃあ、失礼しました!!」
―――
希「相変わらず、素直じゃないなあ、えりちは。」
絵里「そういう性格だからしょうがないでしょ…それよりも希は春風学園にあの子達が勝てると思う??」
希「うーん、えりちがおったら勝つやろとは思うけど、普通に考えれば今すぐ勝つのは難しいと思う。でも…くろっちには何か考えがあるような気がするんや。」
絵里「そうね。昔から諦めることを知らない選手だったからね、彼は。」
希「なんか嬉しそうやな、えりち。」
絵里「べ、別に嬉しくなんてないわ!これも生徒会の仕事の一端だからしただけよ。」
希「ホントに素直やないんやから…」
―――
優人「えー、そういうわけで2週間後に春風学園との練習試合をすることになった。」
真姫「なかなかいきなりね。まだ、ポジションも決まってないのに試合なんて出来るの??」
花陽「真姫ちゃん…そんなことより大事なこと忘れてない?」
真姫「大事なこと?何のこと…あっ!!」
優人「みんなも薄々気づいてると思うが、このチームは6人しかいない。ということは助っ人を3人連れてこないといけない。誰か心当たりのある人いないか?」
ことり「助っ人かあ…それは野球経験者じゃないとダメかな??」
優人「この際、そういうことは無視してもらっても構わない。でも、2週間は真面目に練習してもらって試合に出てくれるような人が欲しいと思ってる。」
海未「助っ人の条件としてはかなりまともな内容ですね。問題は誰に頼むかですが…」
凛「うーん……生徒会長とかどうかにゃ?」
真姫「敵対してる人が助っ人になってくれるわけないじゃない!!少しは考えて物をいいなさい!!」
凛「そんな言い方ないにゃ〜…」
優人「まあまあ二人とも落ち着いて…それで誰か心当たりある人はいないか?」
これがダメならどうしようもない。
そう思ったそのときだった。
穂乃果「ねえ、あの3人ならどうかな?」
海未「あの3人って誰のことですか?」
穂乃果「海未ちゃんは鈍いなあ…あの3人しかいないにきまってるじゃん!!」
ことり「あの3人ってあの??」
穂乃果「正解!!明日、頼んでみる!!」
誰だかわからんがウチの生徒で心当たりがあるなら、穂乃果に任せよう。
それが一番いい気がする。
優人「じゃあ、お前に任せるわ。それとみんなのポジションを早く決めないといけない。だから……」
穂乃果「だから何をするの??」
優人「人の話を遮るな!!はあ…ピッチャー適正テストをするってことだ!!」
6人「ピッチャー適正テスト!?!?」
優人「この6人の中でピッチャーやる奴がいなかったら試合が成り立たないだろ?その辺は誰も考えてなかったのか?」
6人「……」
優人「マジか…海未くらいは考えてるかと思ってたんだけどな…まあいいや。とにかく、明日、ピッチャー適正テストを全員してから、あさってにポジション適正テストをする!!それで3日後にポジションと打順の発表!!これでいいな??」
6人「はい!!」
こうして、この日のミーティングは終わった。
そして…
優人「なあ、海未。後で一緒に帰れるか?相談したいことがあるんだが。」
海未「いいですよ。私で良ければですが。」
優人「いや、というか海未にしか相談出来ないことだ。頼む……」
―――
というわけで今、俺は海未と2人で帰っているのであった。
海未「それで話って何ですか?」
優人「ああ、打順の相談をしようと思ってな。誰にでもひいき目無しに判断出来て頭がキレる海未に相談しようと思ったんだ。」
海未「もう、打順を考えているんですね。さすが優人。仕事が早いです。ちょっと見せてください。」
優人「ああ、こんな感じで考えてるんだが。」
そう言って俺は1枚の紙を取り出した。
1番高坂穂乃果
2番小泉花陽
3番南ことり
4番園田海未
5番星空凛
6番西木野真姫
7番助っ人
8番助っ人
9番助っ人
海未「私が4番ですか!?ちなみにこのオーダーはどんな考えで組んだのですか?」
優人「勘違いするなよ。俺はあくまでもこの試合にいかにして勝つかを考えてオーダーを組んだんだ。これから新メンバーが入れば変わるかもしれない、というか変わると思う。でも、助っ人が入るイレギュラーな試合だとしたら、これがベストとしか考えられなかった。」
海未「つまり、どういうことですか?」
優人「理由は意外とシンプルだ。一番今の練習の時点で打率が低い真姫が6番。今の段階でただただ打つってことしか考えられない穂乃果と凛は1番か5番に置くしかなかった。1番と5番の差は穂乃果の方が出塁率を含めた打率が高いと考えたからだ。他の2、3、4番も聞きたいか??」
海未「はい、出来れば聞いておきたいです。」
優人「分かった。かよちゃんを2番に置いたのはチーム一の野球を見てきたことで培った状況判断能力と小技でランナーを進められると考えたからだ。3番にことりを置いたのはかよちゃんよりちょっとだけ打率がよかった。そういうわけだ。4番に海未を置いたのはチーム一の打率と長打率で文句なしってことだ。」
海未「なるほど!!話を聞けばいけるような気がしてきました!!優人、2週間お願いします!!」
優人「おう、俺も出来る限りのことはするぜ!!」
こうして、俺たちは星の光る暗い夜道を帰っていたのであった…
はい!!そろそろ練習試合編に突入しそうですね!!
一体どんなプレーを見せるのか?
誰がピッチャーなのか僕も楽しみです!!
高評価、お気に入り、感想お待ちしております!
それでは、また来週!!