手違いで昨日の投稿予定が今日にズレてしまいました…
バイトが忙しくて、ちゃんと確認してなかった僕のミスです、すいません(笑)
それでは、今週もお楽しみください!!
ふわぁ…今日は一応、寝坊せずに起きれたみたいだ…遅くても計算では8時半、つまり始業の10分前には学校に着けそうだ…
ところで昨日はいろんなことがあった…
学校の廃校騒動、穂乃果の告白事件(これに関しては俺も悪い部分はあるのだが)などなど…
面倒なことは基本したくない俺にこんな面倒なことを持ってこないで欲しいと切に思う。
気がかりは穂乃果の帰り際だ。
俺の適当な一言で何かを思いついたかのような表情になって、突然帰っていったのだ。
俺の経験上、あいつがあの顔をするときはロクなことがない。
ケーキバイキングの店を1週間毎日食べ比べに付き合わされたり、ゲームで賭けをして負けた方が焼肉を奢る勝負をして、1万円以上を散財させられたり…他にも例を挙げると数え切れないのでこれくらいにしておこう。
とにかく、俺が巻き込まれるとロクなことが無いのだが、そういう勝負に関して穂乃果が負けるのを俺はほとんど見たことがない。
悪運が強いのか勝負勘があるのか理由は不明ではあるが。
競技人口の少ないスポーツで穂乃果が活躍出来そうなのはアーチェリー、射的くらいか…
この辺なら穂乃果の持ち前の運である程度の成績は残せるかもしれないな…
自分がいい加減な提案をした手前、何も考えずに学校に行くのは嫌だったから何か思いついてよかった……
そう思いながら音ノ木坂へペダルを漕ぎ始めるのであった……
―――
海未「本気ですか??」
穂乃果「私が本気じゃなきゃそんなこと言い出すと思う?」
海未「それはそうですが…」
ことり「さすがに無理があるんじゃない?」
登校して来たところ、珍しく俺より穂乃果が先に着いていた。
今日は雨だな…そう思っていた矢先…
穂乃果「ゆうくん!!おはよう!!」
優人「なんだよ、そのテンションの高さは。」
穂乃果「あのね、昨日言ってた件、いい案が見つかったんだ!!」
優人「そうか。で、何を始める気なんだ?」
穂乃果「実はね……」
このとき、俺は予想もしていなかった…
まさか、穂乃果がよりによって、こんな提案を持ってくるなんて…
穂乃果「野球部を作ろうと思うんだ!!」
優人「は????」
今、なんて言ったんだこいつ。
野球ってあの野球か??女子野球を始めるってこいつは言ってるのか??
穂乃果「あのね。これにはちゃんと理由があるんだ!!まず、男子よりチーム数が少ないから予選も勝ちやすいし、その少ない予選に勝てばアキバドームだよ!!絶対に注目されるはずだよ!!」
優人「お前、今まで野球の経験は??」
穂乃果「え?小さい頃に草野球くらいならあるけど…」
優人「それで今から全国!?しかも、あと1年ない期間で部員集めてどうやって優勝する気なんだよ!!」
穂乃果「それは…なんとかなるんじゃない?」
優人「なるわけないだろ、アホ!!野球舐めてるんじゃねえよ!!」
穂乃果「そういうゆうくんは野球やってたことあるの??あったら教えて欲しいな〜。」
優人「…………俺は野球なんてやってない。お前に教えられることは何も無いよ。おっと、1限は芸術だからそろそろ移動するわ。」
穂乃果「あ、待ってよ、ゆうく……」
海未が穂乃果の手を掴んだ。
海未「知らないのですか?優人は中学まで有名なピッチャーだったのですよ。」
穂乃果「そーなの!?!?」
ことり「秋品中の高速スライダーを持ち味とするサウスポー黒原優人。ゆうくんの名前でネット検索しただけでこんなにいっぱい出てくるよ。」
穂乃果「じゃあ、なんでゆうくんは野球を辞めちゃったの??」
海未「それは…優人は怪我をしたのです…」
穂乃果「怪我って…もう野球を出来ないくらいに!?」
海未「たぶん、そういうことではないでしょうか。」
ことり「あのね。私、1年の頃の体力テストでゆうくんに聞いたことがあるの。ゆうくんはどの分野でも10点を叩き出してたのに、ハンドボール投げだけ20mしか飛んでなくて、10点じゃなかったの。だから、気になって聞いてみたら……」
穂乃果「聞いてみたら??」
ことり「俺は去年、肩を壊してボールを投げにくくなったんだって言ってた。全盛期は測定値不能まで出したことあるっていたずらっぽく笑ってた。」
海未「やはり肩の怪我でしたか…」
ことり「だから、ピッチャーとしての速球が投げられなくなって野球を辞めたと思うんだ。」
穂乃果「でも、それってピッチャーが出来なくなっただけじゃない!!まだ、バッターとしてなら……」
海未「穂乃果。そんな簡単なことじゃないことくらい分かっているはずです。」
穂乃果「でも、だって……私にはゆうくんの力が必要なんだよ…諦められるわけなんてない!!」
海未「穂乃果!!」
駆け出した穂乃果を止めようとする海未をことりは止めた。
ことり「海未ちゃん、穂乃果ちゃんの好きにさせてあげて。そうしたら、なんだか…上手くいく気がするんだ〜」
海未「ことりは相変わらず穂乃果に甘いですね。でも、穂乃果にしか出来ないことがあるのは事実です。ことりは野球部誘われてどう思いましたか?」
ことり「ことりはね。穂乃果ちゃんに付いていこうと思うんだ。私一人じゃ見えない景色が見れる気がするから。」
海未「同感です。しかし、私達に野球なんて出来るのでしょうか?まるで素人同然ですよ。」
ことり「そこでゆうくんの出番なんだよ。ゆうくんならきっといろいろ教えてくれるよ。」
海未「そうですね。優人はやる時はやる男です。」
ことり「じゃあ、音楽室行こっか。」
海未「はい!!」
―――
その頃……
穂乃果がとんでもない勢いで俺を追いかけて音楽室にやってきた。
穂乃果「見つけたよ!!ちょっと来て!!」
優人「ちょ、これから1限始まるだろ!!どこに連れていく気だよ!!」
穂乃果「屋上!!あそこなら誰も来ないし、1限サボっても大丈夫!!」
優人「それはまずいだろ!!」
穂乃果「いいから来て!!そうじゃないと昨日のゆうくんの勘違いを海未ちゃんとことりちゃんにバラすんだからね!!」
俺の拒否権なしかよ!!!!
そう思いながら、屋上に連れていかれた……
―――
穂乃果「突然だけど、本題に入るね。ゆうくん、野球部のマネージャーをしてくれませんか?ラブライブで優勝するにはゆうくんの力が必要なの!!」
優人「その様子じゃ、俺の怪我のことは多少知ってるんだろ?今更、野球を捨てた俺がお前らに教えることなんてない。」
穂乃果「でも、ゆうくんならきっといいマネージャーになってくれるってそう信じてる!!」
優人「そんな簡単に信じるなよ…あの日、俺のワガママで親にも学校にも迷惑をかけた。簡単に野球に戻れるわけない。」
穂乃果「じゃあ、ゆうくんはなんで毎朝ランニングしてるの?私、知ってるんだよ。偶然、朝早くに起きた時、ゆうくんを見かけて自転車で後をつけたら家まで戻って素振りをしてた。野球が嫌いならこんなことするはずない。」
なんでそんなこと知ってるんだよ…
俺は毎日、体がなまらないためのトレーニングと自分に言い聞かせて毎朝、ランニングと素振り、筋トレを日課にしていた。
まさか、穂乃果に後をつけられたことがあるなんて思いもしなかったが。
まあでも今、穂乃果を断ると面倒なことになりそうだ。
穂乃果は飽き性だ。どうせ、すぐに野球から飽きるだろうと考えた俺はこう言い放った。
優人「じゃあ、マネージャーとして仮入部させろ。お前達が本気なら俺は正式に入部する。その代わり、仮入部期間は俺の超ハードメニューだが、それでも耐えることが出来るのか?」
そう言うと穂乃果は満面の笑みでこっちを見た。
穂乃果「ありがとうゆうくん!!絶対に弱音なんて吐かないし優勝に向かって頑張るよ!!だから、その…これからもよろしくね!!」
俺は穂乃果の屈託のない笑顔に多少の罪悪感を抱えながら、教室に戻り、担当の先生に穂乃果と2人でこっぴどく叱られたのであった……
いかがだったでしょうか?
仮マネージャーとは!?一体どんな恐ろしいメニューが組まれるのかと思うと震えますね(笑)
次回からはことほのうみ以外のμ'sメンバーも少しずつ出てくる予定です〜(笑)
高評価、お気に入り、感想などお待ちしてます!!