誤字脱字報告ありがとうございます。
前回の続きです。
推理パート及びイベント導入部みたいな感じです。
1月29日(日)14:30
悠の家で、リーナと真由美、りせが集まり、昨日のリーナと司波兄妹で起きた勝負について検証していたのだが……
「………七草の後輩、エリカって子と、吉田って子にペルソナを見られた…」
悠は思い出したかのように言う。
「どういう事よ、悠?」
「悠先輩?」
リーナと司波兄妹の勝負の事があったため、まだリーナとりせには話していなかった。
悠は昨日のリーナ達の勝負前に起きた事を話し出す。
「昨日、警察組織と千葉家のゴースト事件の捜査範囲にドッペルゲンガーが現れる可能性が高いと踏んで、俺と七草で捜査していたのだが、やはり奴らが現れた。俺たちが事前に検証したとおりだった」
悠達は事前に打ち合わせにて、ドッペルゲンガーが警察組織と千葉家を狙って出没するのではないかと踏んでいた。
ここ暫く、ドッペルゲンガーの動きが、七草家やスターズの捜査範囲をまるで知っているかのように、そこを避け、逆に警察組織と千葉家の捜査員を狙いすまし、襲っているという印象を受けていた。
敵はどうやら、ペルソナ使いである悠が七草家若しくはスターズと行動を共にしている事を知り、悠達を避けるかのような動きをしていたのだ。
「私と鳴上くんが新宿中心に捜索していたの。そしたら、千葉さんが街中で加速魔法を使って急いでいたのを見かけ、何処かでドッペルゲンガーを見つけたんじゃないかと、後をついていったのよ」
「千葉エリカという子は、案の定、都立高校に向かっていた。七草を待機させ、高校敷地に侵入すると霧に覆われ、その子と吉田って子が既に3体居たドッペルゲンガーの内2体と戦闘状態に入っていた。どうやら、奴らはこの二人は鏡の中に入れるのではなく、生命力を奪うつもりだったようだ。
しかし、千葉エリカと吉田は、抵抗し、何とか耐えていたようだ。
とくに刀と加速魔法を組み合わせ戦っていた千葉エリカの動きはかなり良かった。リーナが本気では無かったとは言え、押されるのも納得出来る」
「私もそう思う。エリカは只者じゃないわ」
リーナはエリカと対峙し戦った時の事を思い出す。
「ドッペルゲンガー1体は例の幾何学模様の仮面をした奴だ。奴は戦闘には参加していなかった。
戦闘していたドッペルゲンガーの2体は両方共コヨーテ人間だ。奴らが本性を表し、人間形態からコヨーテ人間へ変貌し、千葉エリカだけを狙いだし、危険な状態まで陥ったため、俺が介入した。
何時ものように、刀と体術だけで効率と彼らの安全を考えて戦闘を行ってたんだが………つい逃さないようにトドメをと……イザナギの魔法攻撃を放ち1体は倒す事は出来たのだが、残り2体はまた引っ張られるように飛んでいかれ、……逃げられた」
悠は最初は淡々と説明をしていたのだが、最後に逃げられたと言った時、物悲しげな顔をしていた。
「それで、エリカとミキヒコに顕現させたペルソナを見られたわけね。悠も失敗すること有るのね」
「悠先輩~♡……悠先輩は自分の事に関しては結構抜けてるっていうか無頓着っていうか……天然なの!……そこが悠先輩の魅力なのよ!だから仕方ないの!」
りせはうっとりとした表情で物悲しげな顔をしている悠を見た後、リーナによくわからないフォローを一生懸命する。
「天然?そうなの?……でも、仕方ないわよ。状況を考えると、千葉さんや吉田君の安全が第一だもの。仕方がなかったんじゃない?」
「エリカとミキヒコは悠になんか言ってた?」
「ああ、よくわからない事を言っていた。俺の顔を見て、……爽やかな達也だとか……仏頂面じゃない達也だとか……レオと身長が一緒だとか……騒いでいた」
悠はあの時のエリカと幹比古の言動を思い出しながら伝える。
「クスッ……爽やかな達也くん………その、ごめんなさい。クスッ」
「フッフフッ……仏頂面じゃない達也…プフッ」
真由美とリーナはその話を聞いて、笑いをこらえようとしているが漏れていた。
「二人共なに笑ってるの?」
りせは二人が何に笑ってるのか理解出来ないでいた。
「だって……そう言われると………フフッ……達也と似てなくは無いわね………プフッ」
「た、確かに…………クスッ」
リーナと真由美は悠の顔をチラッと見、再度笑いをこらえる。
「あー!悠先輩の顔を見て笑った!司波達也と悠先輩は似てない!髪型とか輪郭とかだけ!あんなに目が鋭くないし、仏頂面じゃない。雰囲気も悠先輩は明るいのに!全然似てない!」
りせは二人の言動を聞き、アナライズで得た達也の顔を確認しながら二人に文句を言うのだが……あながち間違いでは無い様だ。
「そんなに司波達也と似ている?妹の司波深雪とは会ったことがあるが、俺とは全く似てない」
「そのごめんね鳴上くん。そんなに似てないのだけど、その千葉さんと吉田君の言い回しが、その可笑しくて……そう言われるとそうかなって感じに見えちゃうの」
「プフッ、そうね。そう言われるとそう見えるのよ。エリカ達もなかなか面白いこと言うじゃない…………これ、深雪に言ったら、あの子激高するでしょうね。フップフッ」
リーナはまだ笑っている。相当ツボに入っているらしい。
りせだけが納得せずに二人にプリプリとした表情を見せている。
「フーー、可笑しかった。でも、悠は顔も見られたって事よね」
「でも、それだけじゃ誰だかわからないと思うわ」
「あっ、深雪に悠の事紹介しちゃったからエリカ達と深雪が相談したらバレちゃうかもしれないわね」
「でも、千葉さん達が、深雪さんにあの言い回しを言うかしら?」
「確かに、重度のブラコンの深雪には言いにくいわね」
「ちょっと様子を伺ったほうがいいかもしれないわ……その辺は私が彼女らに探りを入れてみる……もちろん達也くんには十分注意はするわ」
真由美は学校でエリカと幹比古に探りを入れてくれるようだ。
一応、お互いゴースト事件の捜査範囲を裏取引で情報交換しているため、やりやすいだろう。
「七草、わるいな」
「いいのよ。これくらい」
「それに見られたペルソナはイザナギなんでしょ?だったら式神と勘違いしてくれるかもしれない。昨日のアレだったらまずかったかもしれないけど」
リーナはシヴァの桁違いの存在感と威圧感を感じていた。あれをただの式神だと言うのは無理が有るだろう。
「【シヴァ】の事か」
「あのペルソナの威圧感が半端無かったわ。そのお陰で私は助かったんだけど……」
「あの時は鳴上くん自身を見られていないから……なんとでもなりそうだけど、その【シヴァ】を彼らがどう解釈するかは問題だわ。もしかすると、ドッペルゲンガーの仲間とか……、状況からスターズの増援とか、思われるかもしれないわ」
真由美は悠の姿は達也達に見られていないため、シヴァと悠を結びつけることは出来ないだろうと踏んでいる。ただ、あのシヴァが達也達にどのような見解をされているかは気になるところだ。
「でも、悠先輩。おっきなハエとかじゃなくて良かった!あれが出てきたら、怪獣だとかと勘違いされちゃう」
りせは悠のペルソナ悪魔の王【ベルゼブブ】の事を言っているのだ。確かにフォルム的には怪獣や妖怪に見えるだろう。
「取りあえずは、ペルソナだということはバレてないと思うけど、悠はエリカ達に顔がバレたから今後気をつけないとね」
「変装が必要か……」
「今度は私がコーディネートしてあげるわ。鳴上くん」
真由美は不用意にそんな事を言ってしまった。
「今度?どういう事、真由美?いつ悠に服を選んでもらったの?」
「悠先輩と服を買いに?」
リーナとりせは真由美に迫る。
「ち、違うの、私は千葉さんと吉田君に知られているから、昨日同じ範囲を捜査するのに変装してたの、鳴上くんにその服を選んでもらっただけなの」
二人の迫力に押され、しどろもどろに答える真由美。
「いいな~!悠先輩!今度は、私の変装用の服を選んで」
「りせは何時もファンにバレない様に変装用の服を何着も持っているから大丈夫じゃないのか?ヒミコで認識阻害しているからそれ程重要じゃないだろ」
「悠先輩のいじわる~私も悠先輩に選んでほしいの!」
「また今度な」
悠はそう言いながら席を立ちキッチンに入る。
ティータイムの用意をするためだ。
悠は手作りケーキと紅茶を皆に振る舞う。
「そういえばっと……ハイみんなー注目ー!第一高校で私、久慈川りせが一日生徒会長をすることになりました!」
りせは携帯端末を取り出し、何かを確認しながら、皆に発表するかのように言う。
「一日生徒会長?」
「一日駅長とか一日市長とかと同じ事か……要するにイメージアップを図るイベントだ」
リーナは何のことかわからないようだ。悠はそれにさり気なくフォローを入れる。
「確か、そんな企画があったわ」
真由美は何かを思い出した様だ。
「りせがなんで?あっ、ごめんなさい。りせって日本のトップアイドルだったわね。こう接していると忘れちゃうわ」
「そこ!忘れないでよね!なんか上の方で急に決まったみたいで、私か、かなみ(同じ事務所の売れっ子アイドル)ってことだったんだけど、かなみはドラマが先に決まったみたいで、私が行くことになったの」
「魔法協会が魔法師のイメージアップを図るために、内務省に働きかけた案件ね。この頃、魔法テロや事件が多いから、急がせたのね」
真由美の父弘一や兄智一もこの企画に関わっており、実際に第一高校に通っている真由美から意見なども聞いていたのだ。
「なるほど」
「魔法協会自体イメージが悪いから……それで、人気タレントに取材に来てもらって、校内を見てもらう企画なの。魔法師の卵である第一高校を世間に見てもらいクリーンなイメージを持ってもらうために……でもよく、りせさんの事務所はOK出したわね。なかなか受けてくれるタレントさんが居ないって、父や兄さんがぼやいていたわ」
真由美がこういうのも無理もない。ただでさえ魔法を悪用したテロが横行しているさなか、横浜事変の様な重大事件が起きたばかりだ。
魔法協会は今までは、反魔法団体や半魔法体制派政治団体などを武力でねじ伏せて来たが、一向に世間の目は変わらないどころか悪化の一途をたどっていた。そこで数年前から世間へのイメージアップを図る方法を模索し、その一環がこの第一高校一日生徒会長なのだ。
しかし、この企画、既に真由美が高校1年の頃から上がっていたのだが、なかなか進まない。まず、引き受けてくれる芸能事務所やタレントが居ないのだ。
魔法師の卵を育成する機関である第一高校にプロパガンダとなれば、タレントや芸能事務所は自分たちまで、魔法師側に見られ、反魔法団体などに付け狙われ、テロの対象になるのではないかと考えているからだ。
また、世間からは魔法師はよく見られていないため、これに出演することで、人気が落ちるのではないかと考えている。
「確かに、芸能界では魔法師関連のイベントに参加するのは、暗黙の了解でタブーだし、落ち目のタレントさんとか売れないタレントさんしか受けないわ。でも……今回の企画の総合プロデュースするのは落水さんだから……あの人、芸能界に風穴を開ける。絶対成功させてみせるって息巻いてた」
りせはため息を吐きながら、落水プロデューサーから話が来たときのことを思い出していた。
「なるほど」
悠はりせの話に納得する。
落水プロデューサーはその筋では敏腕プロデューサーで名が通っている。
悠もりせの友人としてコンサートでバックダンサーを務めた時に知り合っている。
悠の印象ではパワフルなキャリアウーマン風の人だ。シャドウが関わる事件に巻き込まれても、一向に動揺せず真っ向から勝負しようとするぐらいの女傑なのだ。
「そう…それは良かったのかしら?……それは何時なの?私の方にはまだ耳に入っていないけど」
「3月が本番で一日生徒会長とぷちコンサートも行うことになってるの!……それでその前段階で、5日後にドキュメンタリー番組を作るために、私が取材に行くことになったの、これも昨日聞いたばっかり……、かなり急な話らしいからプロデューサーも流石にスケジュールについては愚痴をこぼしていたわ。でも社長はノリノリだったから、多分大きなお金が動いたんだと思う」
「3月が本番?しかも5日後取材で来る事に?それ、私も知らないわ……もし、5日後にりせさんが来ることを事前に知っていたら、学校中噂になるし、生徒会も全校生徒に告知やルールを徹底させるために集会を開くはず。……かなり急な話のようね」
元生徒会長である真由美の元にもまだ、話は届いていないようだ。
「うん、私のスケジュールもあるのかもしれないけど、かなり急な話。でも一度行って見たかったんだ真由美さんとリーナが通ってる魔法科高校。普通の高校とどう違うのかな?」
りせは嬉しそうに真由美とリーナに質問をする。
「期待されるようなものじゃないわ」
「普通の高校とあまり変わらないのじゃないかしら」
リーナと真由美は少し困った顔をしていた。
「そうか、りせ頑張れ」
悠はりせを励ますのだが…………
「そこで……悠ー先輩っ!5日後私の一日付き人になってください!」
りせは猫なで声で悠にこんな事をお願いしたのだ。
「どういう事だりせ?」
「急な話でスタッフが少ないの、警備は学校側でやってくれるらしいけど、マネージャーの井上さんも付きっきりで居られないらしくて、……それで悠先輩に助けてもらおうって言ったら、二つ返事でOK!プロデューサーの落水さんも悠先輩の事話したら、絶対やってもらいなさいって、首根っこ掴んででも連れて来なさいって!!お願い悠先輩!!2月からは学校行かなくてもいいって言ってたし!一日だけだから!!」
「マネージャーか……頑張らせてもらいます」
リーナと真由美は断るのではと思ったのだが、真面目な顔で一瞬間を置いて即答する。
「え?鳴上くん。そんなのでいいの?」
真由美は即答する悠に困惑する。
「でも悠……エリカとミキヒコと深雪に顔がバレてるわよね…」
リーナは致命的な事を悠とりせに伝えた。
「あっ、どうしよう悠先輩~」
不安そうな顔で悠を見上げるりせ。
「変装でごまかす!」
悠はメガネに手をかけポーズを極めながらこんな事を言う。
何故かメガネはキラリと光る。
「さすが悠先輩~♡」
りせはそんな悠の姿に見とれていた。
「まかせろ」
自信満々に答える悠。
「何時も思うのだけど、悠のその自信は何処から来るのよ」
リーナは呆れた表情を悠に向ける。
「……警備担当は風紀委員から選抜されるから………もしかすると達也くんが付きっきりになるかもしれないのよ。危ないわ」
真由美は悠の参加に難色を示す。
「悠先輩は達也って子に顔とかバレてないからきっと大丈夫!それに担当が決まったわけじゃないんでしょ?」
「そうなんだけど。でも万が一ということも、それに達也くんと千葉さんと吉田くんは仲がいいから、一緒にいる所を見られると、そのなんとなしに比較されて、知られることになるわ」
真由美は尚も、参加しないように説得する。
「フフッ、一緒に並んで……悠、プフッ、それバレるわ。爽やか系と仏頂面コンビで……プフッ」
真由美の言動で、リーナはまたしても思い出したのか笑いを堪えきれないでいた。
「え~、どうしてもダメ?」
りせはしゃがみ込むような仕草と上目遣いの涙目で真由美とリーナに可愛く訴えかける。
「七草とリーナの学校に一度行って見たかった」
悠は心なしか残念そうな顔をする。
「……りせさんに鳴上くん。そんな顔しないでよ。私が悪いみたいじゃない。……分かったわ。私も近くでフォロー入れるようにするわ。それと……変装はちゃんと誰だかわからないようにしてね」
真由美は渋々と言った感じで了解する。
「やった!ありがとう。真由美さん大好き!」
りせは真由美に思わず抱きつく。
「まかせろ!」
悠は自信満々に頷く。
「だから、悠は何でそんなに自信満々なのよ」
「完璧な変装がある。あれは完璧だ」
悠は不敵な笑みを浮かべる。
「もしかして、学祭のときの女装?」
「いや、あれもいいが、もっといいものがある」
「女装って悠?どういう事?」
「鳴上くんの女装姿…………ちょっと見てみたい」
「悠先輩は、学祭の時に女装コンテストに出たんだ。その時のメイクは私が担当したの!」
「学祭でそんな事が……かなり自由な校風なようね」
「これがその時の悠先輩~♡」
りせは情報端末を取り出し、真由美とリーナに女装姿の悠の映像を見せる。
「……なに?これ、悠ってバレバレよ。しかも何の格好よこれ?」
「鳴上くん……これはこれでいいかも」
ロングスカートのスケバン風セーラー服に身を包んだ悠が竹刀を肩にし写っていた。
リーナはなにかのコスプレなのかわかっていない様だ。
真由美も何故かうっとりした表情で見ている。
「つい本気を出してしまった。……あの時は女装がメインだったが、今回は姿が絶対バレない変装を披露しよう」
悠は自信満々だ。
よっぽど自信が有るようだ。
「ほんと、自信たっぷりね。………りせはどんなのか知ってるの?」
「うーん。私も知らない」
「鳴上くんのあのノリノリの姿。不安だわ」
悠がこれほどノリノリな姿を真由美は見たことが無かった。
「ということは学校ではお互い他人同士のフリをしないとね」
「そうね」
リーナと真由美は至極まっとうな意見を言う。
「えーーー、まあ、しょうがないか。演技なら任せて、アイドルの底力を見せてあげる!」
「まかせろ」
りせと悠は何故かテンションが高い。
悠達の稲羽の仲間たちは、イベントやら皆で一緒に何かをすることが好きなのだ。
こうしたイベントになると自然とテンションが上がる。
しかも、それを止める直斗や陽介がここに居ないため、こんな状態になってしまう。
一通りこの件の打ち合わせ?を済ませた後、りせは思い出した様に重要な事をリーナに聞く。
「そういえば昨日、リーナ、日本にいられないかもって言ってたけど大丈夫なの?」
「その件は多分大丈夫だから。シルヴィが何とかしてくれるって言ってたから、心配いらないわ…………そのありがとう心配してもらって」
リーナはシルヴィアの事を信頼仕切っているのだ。
シルヴィアが大丈夫だといえば、なんとかなると思っている様だ。
この後は、ドッペルゲンガーの捜索方針について皆で話し合う。
メインはやはり、情報が漏れていることだ。
悠は暫く、受験前ということで、七草家の捜索に参加する日程を減らし、単独で行動することに。さらに、りせのエネミー・サーチが行える時間帯をメインに置、それまでになるべく広範囲にフォローできる態勢を取る事にした。
すでに、悠がこの事件に関わってから3週間が過ぎていた。
USNAから行方不明になった軍関係者は合計12人。この12人全員がドッペルゲンガーに成り代られている可能性が高い。
そのうち、スターズがUSNAで倒したのが1体、日本でリーナが倒したのが1体。悠が倒したのが2体で合計4体だ。まだ、推測では8体は居ることになるのだが…………
話し合いを終えた後、少々早い夕食を悠の自宅で済ませ、皆は楽しげな雰囲気のまま自宅に帰るのであった。
次回は魔法科高校のメンバーがメインのつなぎの話です。
その次がメインディッシュです。