視点はしずちゃん、のび太です。
「とりあえずみんなも帰りなよ。」
「そうだな!」
「じゃあね!」
「うん。」
ちゃんと着替えてのっちゃんの家から出た。のっちゃんが言うにはキャンプには断りを入れてるらしい。師匠、スネ夫、ジャイアンはそそくさと帰ったから、すーちゃんと二人きりなった。ちょっと落ち込んでるし、それに元気がない。さっきから黙ってるし。
「すーちゃん、ん?すーちゃん!!」
「…あ。ごめん、どうしたの?」
「帰ってから元気ないけど大丈夫?」
「え?そ、そんな事ないよ?ほら冒険帰りで疲れちゃっただけだよ!」
とは言ってるけど、顔は引きつってるし。無理してる。全くこの妹分は…どこかの兄貴や眼鏡君や魔法少女と似て、自分の中で解決しようとしてるんだから。
「すーちゃん。」
「いや呼ばれても何も」
「すーちゃん」
「えっとぉ…」
「すーちゃん。」
「…わかった話す。もうしず姉怖い。」
怖いとは失礼な。うちとすーちゃんは公園に行ってからベンチに座って話を聞くことにした。すーちゃんは苦笑いしながら自分で考えてることをうちに話す。
「…何てことはないんだけどさ。私、ちょっと寂しいんだ。」
「寂しい?」
何で?学校とかでも一緒に遊んでるのに、稽古とかで最近は放課後は集まれてないけど
「これまでの冒険にはだいたいついて行ってたけど。私が知らない時にバードピア行ってたって聞いた時は寂しかったし、ちょっとショックだった。何とか稽古とかで誤魔化してた…」
今回も遊びに来たら、たまたま知ったからついてきたらしいけど、そんなに役立ってないからさらに寂しさが増大して終わった後に落ち込んでたらしい。
「そっか…でもさそれは杞憂ってもんだよ。すーちゃん。」
「…杞憂?」
「ほら、去年うち魔法の世界行ってないよ?ジャイアンもスネ夫も。」
「…あ。」
魔法の世界には向こうのうち、ジャイアン、スネ夫が冒険について行っててうちらは知らずにいた。それに夢幻三剣士の時なんてうちは最後の方に姫の役をしただけでほぼ見てただけだったし。
「それに今回和君がついて行ってないよ?」
「…そうだった。お兄ちゃんの存在忘れてた。」
「ハハハハ!!何それ!それはダメじゃん。」
「ふふふ…うん、確かに杞憂だったみたい。」
確かに最近ついてってない事に落ち込む気持ちもわかるし、寂しさもわかるけどそんなに深く考えてたら気落ちが上回っちゃうしね。
「だから言ってんじゃん?一人で何でもかんでも思い詰めないで誰かに吐き出しちゃえって。」
「…ありがとう。やっぱり大好き。」
「今日はモテますねうち。モテ期到来?」
「調子乗ると凍らすよォ?」
「「ハハハハ!!」」
久々のすーちゃんとの会話は面白い。みっちゃんもまやちゃんもウタとも楽しいけど。
「…それとね?」
「え?これで終わるんじゃないの?」
「終わらせればよかったんだけど、まだ文字数がね?」
「メタ発言はいいから、どったの?」
「私もルフ見えてたんだ。」
「what's?」
え?何て言ったこの子?ルフ見えてた?え?どういう事!?
「あのおじさんの周りに飛んでたの見えてたんだ。」
「何で言わなかったの?」
「言いづらくて。」
いや確かにそうか、あの後シンドバット王が自分の変身を見せるために連れ出されたし。
「じゃあ、うちのルフも見えてるんだ。」
「うん。白、紫、青、無が二つ。」
んですーちゃんも確かにルフが周りを飛んでる。すーちゃんの顔ばっかり見てたから、気づかなかった。…いやいや。
「六色?結構多いし。」
「そうなの?」
「うん、赤は炎、青は水、黄色は雷、白は風、黒は力、紫は命らしい。」
「他の5色はいいとして、紫怖い!?」
うちものっちゃんも黒と紫は持ってないから新鮮。
「絶対使わないから。」
「じゃあ、シンドバット王の修行は行くよね?」
「いく。」
ま、すーちゃんの本音も聞けたからよかったし、今度シンドバット王に会う時に言おう。これからは時代を経由しながら修行するから大変だぞ!
「…」
「…」
「「あ…」」
奈江と美奈が睨みながらこっちに来た。ああ…あれ、のっちゃんの家に行ってからこっちに来たね。」
「「話があります。」」
「「はい。」」
奈江ちゃんと美奈ちゃんからお りを受けてからうちとすーちゃんは帰ることにした。
――――
――2019年6月12日ーー
最初に説明しとくと例の如くモルジアナも学校に通ってる。ママに相談したら速攻で転入手続きをしてくれた。行動が速い。
「ね、これも持ってく?」
「何々?『アラジンと魔法のランプ』?いいんじゃない?」
今日はシンドバット王やアリババさんに絵本を見せるためにまたあの時代に向かう。またミクジンに案内してもらうんだ。しずちゃんと直ちゃん、和人、ドラえもんが行く。和人には学校で教えた。今は準備をしてる。
「ルフィさん呼ばなくてよかったの?」
「うるさいから。今回は呼ばない。今日は絵本を渡すだけだし。」
「それもそうか。」
ルフィさんは仕方ない。それでジャイアンとスネ夫は今日は忙しくて、モルジアナと万陽奈さんと美夜子さんは三人で遊んでる。
「今回もありがとうございます!ドラざえもん様!!」
と話してたらミクジンがまた勢いよく出て来た。またドラえもんの名前間違えてるし。
「ドラえもんって言ったよね!!」
「あ、そうでした。では行きますよ!」
軽く流してミクジンはタイムマシンに向かった。それで安全運転で行く。あの時代の二日後に来た。
「おお、来おったか。タイムマシンというのはすごいもんだな。」
シンドバット王は優しい笑顔で出迎えてくれた。ジャーファルさんも一緒に住んでるみたい。ヤムライハさんは今日は居て、他の側近はシンドリア王国に帰ったらしい。
「初めまして桐ケ谷和人です!」
「おお、初めまして。君の事はのび太君から聞いてるよ。」
しずちゃんが倒れてたあの四日間でシンドバット王には今の時代の事や和人や万陽奈さんのことを話していた。
「これがシンドバットの冒険です!」
「おお、昔のわしじゃのう。読ませてもらうぞ。」
と言ってシンドバット王はシンドバットの冒険を見始めた。アリババさんは王国に帰ってるし、この時間はどうしたもんか。あ、そうだ。
「直ちゃん。ルフの出し方教わろっか?」
直ちゃんがルフ見えるって聞いた時は驚いた。言い出せなかったらしいけど。
「あ、そうしよ!ジャーファルさん!」
「あぁ…私はルフが見えないのでヤムライハに教えてもらってください。解説はします。」
「そういうのは私に押し付けるのどうなの?」
「いいじゃないですか。私、ルフ見えませんので。」
「「「え!?」」」
それは知らなかった。てっきり見えてるものかと。
「彼女は魔法のプロフェッショナルです。教えることには右に出る者はいませんので。」
「褒めても何も出ないわよ。」
そして僕、しずちゃん、直ちゃんは砂漠に来た。ルフの出し方はシンプルだけど、僕が教えるより現地の人に教えてもらうのが一番だしね。ちなみにヤムライハさんは黒い帽子を被り、珊瑚と真珠で出来た杖を持っている。そして、何がとは言わないけどでかいし、若々しい。
「のっちゃん。」
「ナンデモナイデス。」
「じゃあ、念じてみて。」
「はい、2型のルフ…我に水の魔法を発現させたまえ!」
直ちゃんの手から水の魔法が出て来た。うん、上々だね。
「うんうん、最高よ!」
「あの質問なんですけど、紫って危険なんですか?」
「いいえ、違うわ。紫の命…8型ルフは危険じゃないの。確かに命のルフと言われたら不安に思うだろうけど、治療・回復系魔法、および植物操作に関する魔法のの他に、精神系の魔法もこの8型ルフの特徴なのよ!」
生き生きとして、説明するヤムライハさん。魔法には強い思い入れとプライドがあるらしい。
「じゃあ、主にサポートって事ですね。」
「そうそう!ま、それは地道に頑張ればいいわ。のび太君と静香ちゃんもね。」
「「「はい!」」」
「…私いらなかったですね?」
「「「「あ。」」」」
ジャーファルさんが苦笑いしながら、そう言った。ジャーファルさんただ立ってただけになっちゃってた…ははは
「まぁ、シンドバット様も読み終わったでしょうし。戻りますか。」
「そうね。」
「「「はい」」」
僕達は宮殿に戻る。
「おう、おかえり。面白かったよ。」
和人とドラえもんと話してたシンドバット王は絵本を渡しながらそう言った。
「わしの過去を後世に伝えてくれた人には感謝しなければならんな。」
「私達の事は書かれえませんでしたね。」
王様になってた事は多分作者も知らなかったんだと思う。うんと後の時代に千夜一夜物語は出来たってドラえもんが言ってたし。
「じゃあ、また今度修行をしような。」
「はい、ありがとうございます!…煌帝国に行ってみたいんですけど…?」
「わしは恨まれてるが、アリババに聞けば行けるぞ。」
よし、今度、絶対に行ってみよう!そして僕達は元の時代に帰るのだった。
雷神「はい、終わり」
銀「あれは、ドラビアンナイトのEDで流れてたやつだな。」
雷神「そうそう!あれも声付き映像で見たかった。」
銀「次回は何するんだ?」
雷神「アンケートの奴をする!」
銀「…クレヨンしんちゃんだったぞ?」
雷神「そうだったねェ…まぁ、緑の巨人伝と僅差だったけど。」
銀「だな。じゃあ、次回もお楽しみにな!」
アッパレ戦国大合戦の次は同率だった、日本誕生です。その次はどれがいいですか?
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