次回から題名にアッパレ大合戦を付けます。
視点はのび太です。
――2019年6月14日未明――
夢を見ていた。そこは湖が広がっていて、緑豊かな森だった。そこには馬と一緒に着物を着た女性が乗馬鞭持ちながら木影に行って浮かない顔をしながら空を見ていた。穂波さんと同じような夢だけど、なんか違う。
「…青空侍。」
彼女は一体何を考えているんだろうか?立ち上がると湖の水を飲んだ。桜が舞ったその瞬間に僕の意識は引くように遠のいていった。
「もう食べられないよォ」
目が覚めるとドラえもんが押し入れで寝言を言っていた。また夢でどら焼き食べてるんだな。はいいとして…
「…また不思議な夢。」
体験型の夢でもなく、かと言って穂波さんみたいに話しかけられるわけでもない。完全な第三者目線の夢。
「また変な予感がする。」
僕はそれだけ言うとまた眠る。
――――――――――
「よく見るよな。」
「よく見るわよね。」
「よく見るね。」
「また夢ェ?」
「不思議な夢ですね。」
「また何か起きそうな気がします。」
僕は、夢の事を登校中に和人、直ちゃん、ウタ、美夜子さん、万陽奈さん、モルさんに伝えたら和人、直ちゃん、美夜子さんからは同じ事を言われ、ウタからは呆れられ、万陽奈さんは純粋に不思議そうにしていた。モルさんからは今言われたくない言葉ナンバー1な事を言われた、スパンが早すぎるってそれは…
「まぁ、穂波の時みたいな事じゃないか?」
「それはそれで警戒必要な気がするけど。」
…穂波さんの時も所詮は夢だと思って放置したら現実だったわけだから要警戒だね。
「ま、所詮夢だし。気にすることないんじゃない?」
「そうだといいけど。」
そして学校に着いてから、直ちゃん、モルさん、万陽奈さんと別れてから教室に向かった。教室には美奈ちゃんが居た。
「あ、おはよう。」
「おはよう。のび太君。今日は何もないわよね?」
「な、ないよ。一応。」
「…あったのね?」
言い淀んだからすっごーーく渋い顔をされた。ゆ、夢だからノーカンだといいけど。
「…ハァ…警戒はしときなさいよ。」
「はい。」
「いい?また何かあれば必ず!私か奈江に言ってね!!」
「わ、わかってるって。信用してよ~」
「信用はしてるわ。でもね?そこだけ信用できません。」
「はい、仰る通りです。」
「おっはよーー!ってどったのさ。」
とちょっとしたお叱りをいただいてたらしずちゃんが教室に入って来た。僕は夢の事を話したラやっぱり呆れられた。
「のっちゃん…厄払いして来たら?」
「それがいいわね。」
「うん、それだと変な事件に巻き込まれないかも」
「そうしてくれ。」
「うん。」
「何で僕が全部悪いことになるのぉ…」
五人からそう言われてしまっては確かに行った方がいいかもしれないけど、僕が全部悪い訳じゃないからね!?
「奈江にも、ジャイアンにも、スネ夫にも言われそうね。」
「それは言わんといて…」
まぁ、案の定言ったら呆れられたわけだけど。
――――――――
それから放課後まで飛んで何事もなかった。だから僕は急いで家に帰っていた。見たいテレビがあるんだよ!!
「お兄さん、走ったらコケちゃうゾ?」
幼稚園児から注意されてしまった。ありゃ幼稚園児に言われるとは相当だ。
「とっとと…ありがとうね。君」
「ほっほほーい!どういたましてぇ」
「君この辺の子?」
「おや?男の子をナンパですかな?」
「どこでそんな言葉覚えてんの?」
少し、赤らめて言わないでほしいんだけど変わった子だなァ。でも僕、ある程度この辺の幼稚園児とは知り合いなんだけどな。風間トオルくんに桜田ねねちゃん、佐藤マサオくんにボーちゃんやチーター君とかね?この子とは初めましてだ。
「オラ!野原しんのすけ5歳!双葉幼稚園に転園してきたんだゾ!」
「ヘェ、いい子達ばかりだからよろしくね。」
「うん!バイバイお兄ちゃん!」
としんのすけくんは去っていく。
「あ、そこおねいさん!ピーマン好きなタイプぅ?」
「な、何この子?」
と思ったらナンパしてた。お、おう。そう言う事だったので。おっと、テレビテレビ!
――――――――――
「あー面白かった。」
お獅子仮面を見終わって、僕は宿題をする為に自分の部屋に戻る。今日はドラえもん、ノラニャー子さんとデートで万陽奈さんとウタと、美夜子さん、ソフィアさんはママと一緒にショッピングらしい。久々の一人で稽古もないから宿題終わったらだらけよっかな
「いってェ!?」
何かを踏んで転んだ。頭は間一髪打たなかったからよかった。と踏んだ奴は…ピー助と遊んだボールだった。うわ、懐かしい。棚から落ちたんだ。
「片付けもしないと。」
部屋を見ると、ほうき、[どこでもホール]、おもちゃの剣、夢幻三剣士のカセット、[
「こんなに冒険したんだ。」
物を見ると思い出すこともあるんだ。一昨年の冬に和人が帰ってきて、去年の初めにドラえもんと出会って、一年半も経つんだ。…え?一年半?いや待って、たったそれだけでこんなに濃い冒険してるの!?
「改めて思うとやばいんだな。」
そのおかげで幾つもの出会いがあって、別れもあったわけだけどね。
「ピー助は元気にしてるかな。」
「どうだろうね?」
「だよねぇ…」
…あれ?僕一人だけだったのに声が聞こえたぞ?と振り向くとドラえもんが帰ってきてた。
「いつ帰ってたの?ドラえもん。」
「さっき。のび太君が感傷に浸ってて珍しいなって思ってさ。」
「そう?まぁ、確かに。」
「さっき、不思議な子を見たんだ。お尻出しなら歩いてた。」
「何その子?どんな子?」
「赤い服に黄色いズボンをはいてたね。」
「…しんのすけくんね。」
「知り合い?」
「さっき僕も会ったばっかりだよ。何か転園したらしい。」
「この時期に珍しいね?」
確かにそれは思う。美夜子さん、万陽奈さん、ウタ、モルさんとは違って訳アリじゃないだろうけど。ナンパしててお尻出してる時点で不思議な子確定だけど。
「しずちゃんが見たら…ゾッとする。」
「多分、見つかってるんじゃない?」
「こらああああああ!!待てえええええええ!!」
「いやだぞおオオオオオ!!」
と噂をしたらしずちゃんの声が聞こえた。道路を見たらしずちゃんと同等のスピードでお尻出しながら出すしんのすけくんの姿が…
「ほらね。」
「さすがはしずちゃん。」
「にぎやかになりそうだね。町が。」
「のび太君目が死んでるよ?」
「ソンナコトナイヨ…」
「ハハハ…ま、温かい目で見守ろう?」
「却下。」
「ひどいな。」
あれ以来ずっとやってる、あの目、お気に入りのご様子で。この目も意外と長い事やってる、ピー助と出会った時だしね。
「ドラえもん。君と出会って一年半だね。」
「あ、そう言えばそんなに経ってたんだ!」
「…一年半で濃い冒険をしたんだよ」
「…だから感傷に浸ってたんだ。」
「ま、ドラえもんのおかげだしね。ヒマじゃないのは。」
「ええ?僕のせい?のび太君のフラグのせいじゃない?」
「そこはいい意味で言ったのにそう言っちゃおしまいだよ?」
「ありゃ?わりいわりい」
「気にしてないから大丈夫。」
ドラえもんとはくだらない喧嘩もしてるけど一緒に居て楽しい。和人、ジャイアン、スネ夫と並んでずっといる感じがする。これからもドラえもんとはいつまでも一緒に居たいもんだよ。
「ドラえもん。」
「ん?」
「これからもよろしくね。」
「もちろんさ!僕は君の…キミ達の親友さ!」
ドラえもんはどら焼きを食べながらドヤ顔で言った。これからも冒険は続いていくんだろうし、僕とドラえもんの友情は永久に不滅さ!
―――――――
「あ、そうそう、のび太君…あれ?」
さっきまで窓の近くに居たのにのび太君がいなくなったえ?ちょっと目を離しただけだよ?[タケコプター]で飛んだなら、モーター音が聞こえるはずだし。
「のび太君!!」
のび太君は、風のように消えた。そう、音もなく!やばい!!やっぱりのび太君が見た夢は何かの予兆だったんだ!!
「もう!!」
僕は、急いで部屋を出た。しずちゃんの次はのび太君!?全くもう!!急いで和人君、直ちゃん、しずちゃん、ジャイアン、スネ夫、美夜子さん、万陽奈さん、ウタ、モルさんに知らせに行く。しずちゃんはさっき走って行ったのはいつもに空き地だ!
「何もないでよ!!のび太君!!」
雷神「はい終わり」
ウタ「のび太はどこに行ったの?」
銀「急な展開だな。こうやって長編につなげるの初めてか?」
雷神「最初は今回からだと思ったけど、しんのすけと会わせてからちょっと感傷にひたらせてから行かせちゃえって。名残は最初の夢だね。」
銀「ほうほう、さてどうなることやら。」
雷神「ハハハ、では次回もお楽しみに!」
アッパレ戦国大合戦の次は同率だった、日本誕生です。その次はどれがいいですか?
-
宇宙漂流記
-
スペースヒーローズ
-
月面探査記
-
緑の巨人伝
-
わんにゃん時空伝
-
南海大冒険
-
カチコチ大冒険