ドラえもん のび太の彼らとの大冒険   作:雷神 テンペスタ

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現在側をみさえ目線でするかドラえもん目線にするかを迷った結果…

ドラえもんにします。

視点ドラえもん、ひろし


第100話アッパレ戦国大合戦~捜索隊と野原一家~

「あいつは本当に…」

 

「のっ君ってやっぱそういう星の元に生まれたのかしら?」

 

「のっちゃんだしね。」

 

「のっくん心配なんだけど。」

 

「しかしどうしましょう。あてがありません。」

 

「のび兄が言ってた夢の風景だけでわかる?」

 

「のび太の手がかりがそれくらいだよな。」

 

「ドラえもんの道具でわかんないの?」

 

僕は空き地にいた和人君、しずちゃん、美夜子さん、ウタ、万陽奈さん、直ちゃん、ジャイアン、スネ夫にのび太君の事を話したら、和人君、美夜子さん、しずちゃんは呆れてて、ウタはのび太君が消えた事を心配してて、直ちゃん、ジャイアンは夢が手掛かりになってるんじゃないかと言っていた。

 

「みんなの所に来る前にのび太君の形跡を辿ったんだ。ある時代にいるみたい。」

 

「どこの時代なの?」

 

「戦国時代だよ。」

 

「[タイムテレビ]で見てみようぜ。」

 

「そうだね。」

 

僕は[タイムテレビ]を出して、みんなで見ることにした。

 

「じゃあ映すよ。」

 

僕は戦国時代に合わせて、ボタンを押した。

 

「…なんだこりゃ?」

 

そこに映し出されたのは、ノイズだった。え?これはバリアだ!何で!?これはタイムパトロール隊がよく使う奴なんだけど!?

 

「何でそれがこの時代に張られてるんだ!?」

 

「わからない!これはただ事じゃないぞ!とりあえず[タイムマシン]で行ってみよう!正体がわかるかもしれない!!」

 

「ぜ、全員でか?」

 

「あ、そっか、じゃあ、和人君、しずちゃん、美夜子さん、直ちゃんが一緒に来て、他のみんなは奈江ちゃんや美奈ちゃんに事の経緯を説明してから調べてもらって!!」

 

僕達は急いで行動を開始した。家に帰ってから[タイムマシン]に乗る。

 

「みんな、警戒はしといてね。」

 

「ああ」

 

僕はタイムマシンを運転した。

 

 

――――――――――

 

「着いたよ…あれ?タイムホールが開かない?」

 

のび太君がいる戦国時代に着いた…けどいつも開くはずのタイムホールが開かない、というかこの辺の時空間もなんか乱れてる。

 

「ど、ドラえもん。まずいんじゃないか?」

 

どんどん時空間が黒くなっていき、ドラゴンのような姿になり僕達に襲い掛かって来た。

 

「な、何だよあれ!!」

 

「あんなのあった!?時空間に!?」

 

「とりあえず逃げるよ!!フルスピード!!」

 

タイムマシンをフルスピードで運転して、元の時代に戻る。

 

「はぁ…ハァ…」

 

「あんな怖い思いヴァサゴ以来なんだけど。」

 

「怖いったらありゃしない。」

 

「あれはなんなんだ!!」

 

「僕も知らないんだよ!!あんな事例は初めてだから!」

 

「ちょっと落ち着いて!!焦ったってどうしようないでしょ!!」

 

美夜子さんに言われてから。一回落ち着いてから僕が思ってることを和人君達に言う。あんな事例見たことも聞いたこともない。時空乱流にも似てるけど。あれは時空の乱れで引き起こされる落とし穴だし。

 

「ドラちゃん!!」

 

「奈江ちゃん!美奈ちゃん」

 

「聞いたわよ。行ったんでしょ!?どうだったの!?}

 

僕は二人に説明する。タイムパトロールの2人なら何かわかるかも。

 

「…何それ」

 

「そんなの知らない。」

 

「「「「「「は!?」」」」」」

 

「タイムパトロール隊でもそんなこと聞いたことないわ。隊長に聞いてみます。」

 

美奈ちゃんはタイム電話を取り出して、電話を掛けた。

 

「あ、リーム隊長!!」

 

美奈ちゃんは一通り喋ると電話を切った。

 

「…やっぱりそんな事例は過去も未来でもどの平行世界にも起きた事がないそうよ。」

 

「…いやいや…やばくない?」

 

「とりあえず、今日はあなた達は何もしないで。」

 

「何で!?」

 

「のっちゃんが!!」

 

「前代未聞の事例なのにあなた達が動くとさらにややこしくなるでしょ!」

 

「それはそうだけど…でも僕は、僕達はのび太君の仲間さ!のび太君が大変なことに巻き込まれて、冷静になれるわけないし!居てもたってもいられるわけがないよ!!」

 

僕は、美奈ちゃんにそう言った。僕が言ってることは特定意思薄弱児童監視指導員としてはダメな事だ。でも、大切な仲間が、親友が、危険な目に遭ってるかもしれないのに落ち着いていられるわけがない。

 

「…そうね。ちょっと私も冷静さを失ってたわ。ごめんなさい。あなた達は自由に調べてからのびくんを助けてあげて。」

 

「美奈ちゃん。」

 

「おお、堅物な美奈が珍しい。」

 

「殴るわよ。私達は本部に戻るわよ。」

 

「はーい。あ、その間に解決したら、電話してね。」

 

「わかったよ。」

 

美奈ちゃんと奈江ちゃんは消えた。本部に行ったんだ。

 

「男を見せたな。」

 

「かっこよかったわよ。」

 

「いやァ…それほどでも。」

 

「そういえばウタ達いなかったわね。」

 

美奈ちゃんと奈江ちゃんは僕達が帰って来た時から部屋に居たから多分、あの2人に置いてかれたんだと思う。とりあえず合流しよう。

 

「本当にあいつにはお祓い行ってもらうか。」

 

「「「「それがいい」」」」

 

「いいとして…あの人なんか険しい顔して歩いてるぞ?」

 

「ん?」

 

和人君が見ている方を見ると30代くらいのおじさんが険しい顔しながら歩いていた。本を見ながら何かつぶやいてる?

 

「天正二年、大蔵井高虎は2万余の軍勢を率い力押しに春日康綱の居城を攻め落とそうとした。数で劣る春日側は野原信之介と野比のび太とその一味が奮戦…」

 

「「「「「!!!」」」」」

 

しんのすけはさっき会った幼稚園児、それにのび太君の名前。それに天正二年は確かにのび太君がいる戦国時代の年号。あの人たちも探してるんだ!

 

「あの!!」

 

「ん?」

 

 

―――――――――

 

俺は、しんのすけがいなくなり探していた。しんのすけはシロが掘った穴を埋めるのをみさえからお願い(半強制)され、埋めていたんだがいなくなったと言われた。俺は仕事が早く終わったから帰って聞かされた時は驚いたもんだ。何せ俺達は行く先々で何かと巻き込まれてるからな。それでいなくなったその穴には手紙があり、そこには天正二年にいると書かれていた。俺はまさか戦国時代にいるんじゃないかと春日町の郷土史を調べて家に入ろうとしたら話しかけられた。その姿はまるで…

 

「青いタヌキ?」

 

「失礼な!ぼ、僕はタヌキじゃなくて猫型ロボット!!」

 

「ろ、ロボット?」

 

…ロボットか。俺は一回ロボットに俺の記憶を植え付けらえて、そのロボットは俺だと思い込んでしんのすけやみさえ、ひまわりと仲良くしていたんだ。ま、そのロボットとは戦いの最中で壊れてしまった。

 

『頼んだぞ。俺』

 

『任せろ。俺』

 

『ロボとーちゃん!!』

 

しんのすけには悲しい思いをさせてしまった。

 

「…お前も鉄拳寺堂勝に作られたロボットなのか?」

 

「誰それ?僕は22世紀から来たロボットだよ!!」

 

「ってそんなのはどうだっていいんだよ!おじさん!のび太の名前知ってるんですか?」

 

「あ、ああ。これに書いてあったんだ。」

 

俺は少年とロボットに手紙を見せる。少年、少女、ロボットはみるみるうちに焦った顔になって行く。何か知ってそうだな。

 

「中入るか?」

 

「いいんですか?」

 

「何か知ってるんだよな!俺も困ってるんだ!息子を探してる!」

 

俺は5人を中に入れる。みさえが驚いていたが構うもんか!

 

「何で一人で行ったのに五人もお客さん呼んでんのよ!!」

 

「こいつら何か知ってるんだ!」

 

「そうなの…ってタヌキ?」

 

「だから僕は猫型ロボット!!」

 

「…ロボット?」

 

みさえは物置を見たロボひろしの残骸があそこに入ってるからだ。みさえにとっても大事なロボットだしな。…嫉妬はしてないぞ。決して!!

 

「まず自己紹介しろよ。」

 

「あ、そうだった。猫型ロボットのドラえもんです!!」

 

「俺は桐ケ谷和人です。」

 

「あたしは妹で直葉です。」

 

「うちは源静香です。」

 

「私は満月美夜子です。」

 

「野原ひろしだ。」

 

「みさえです。」

 

「たったいや!!」

 

「アン!

 

ひまわりもシロも自己紹介をした。まずは俺達から話をしてから、ドラえもん達からの話を聞くことになった。色々と頭が混乱する内容では会ったけどな。

 

「…過去に行けるなんて、漫画かなんかの話だと思ってた。」

 

「…そう…だな。」

 

俺達も大概だが、過去や未来は行ったことがない。平行世界やロボットの概念は経験上知ってはいる。でもそれでも彼らの大冒険は俺達の冒険が霞んでしまうほどだ。

 

「え、待ってよ。しんのすけは戦国時代にいるの!?」

 

「そういう事になりますね。」

 

「でも、タイムマシンじゃそこには行けないんでしょ!?どうやって行くのよ。」

 

「しんのすけくんの手紙では車で来た方がいいと書いてあったので。」

 

車であの穴に行けってのか?それは名案だ。

 

「すぐに行こう。」

 

「は!?」

 

「しんのすけのいない世界に未練なんかあるか!?」

 

「え…?」

 

みさえは俺の言葉に驚いていた。俺はしんのすけのとーちゃんだ。あいつには困っているが…自分の子供だ。あいつにはいろいろと教えてやんないといけないんだ!親は子どもに生き抜けって言うもんだろ。

 

「みさえがいやだったら、俺はこいつら連れて一人で行く。」

 

「…分かったわよ!!私も行くわよ!しんのすけに会えるんなら戦国時代でもどこでも行ってやろうじゃないの!!」

 

みさえの覚悟も決まった事で俺は行動に移す。

 

「とにかく支度だ!家中の役に立ちそうな物かき集めて車に詰み込むんだ!!」

 

「それは大丈夫です。」

 

ドラえもんが俺の案を否定した。

 

「どうしてだ?過去には何もないだろ?」

 

「僕の道具があるので。それにそんなに持って行っても、かさばるだけです。」

 

「な、慣れてるなやっぱ。」

 

「ま、一年半も冒険してりゃな。」

 

「でも、ウタ達どうする?」

 

「急いでいきたいから帰ってから言おうよ。」

 

「…ウタ?ウタってあのウタか?」

 

5月ごろに起こった大量夢遊病事件の首謀者で鈴斬様の娘と言われたウタ。今はどこで何してるのか、死亡説も出てる。

 

「内緒でもないですし、あのウタです。」

 

「え!?あのウタに会えるのォ!?」

 

俺達はウタがあんなことをした背景は知らないがあの悲痛な顔をしていた彼女が悪者じゃないと思っていた。マタ・タミやトッペマ・マペットみたいな過去で傷ついた彼女たちも居たんだしな。

 

「今はしんのすけくんとのび太君です!」

 

「会えないのね。」

 

「とりあえず、車を[スモールライト]で小さくしますね。」

 

そう言って、玄関に向かっていくドラえもん、[スモールライト]?なんだそりゃ。

 

「[スモールライト]~これは」

 

「「「「説明はあと!!」」」」

 

「はい…」

 

女性陣四人にたじたじなドラえもん。わかるぞドラえもん女性には歯向かえんよな。

 

「……。」

 

「何も言ってないからな。」

 

みさえが睨んできた。怖い怖い。っておい!?俺のアンジェリーナが消えたぞ!?

 

「ど、どこにやったんだ!?俺のアンジェリーナ!!」

 

「ここです。」

 

「は?」

 

ドラえもんはミニカーを持っていたが…それは間違いなく俺のアンジェリーナだった。

 

「これは小さくできるライトなんです。」

 

「…だからスモールか。」

 

安直やしないか?未来人のネーミングセンスどうなってんだよ。それに確かにこれだと、かき集めた物を入れても意味ないか。ドラえもんは俺のアンジェリーナをポケットに入れる。

 

「よし、庭に案内するぞ!」

 

「はい。」

 

待ってろよ、しんのすけ!無事でいてくれよ!!




雷神「はい終わり。」

銀「いろんな名言出て来たな。」

雷神「ひろしの言葉ってすっごくグサッと来るんだよね。」

銀「そうだな」

雷神「あ、銀さんの『生きとし生ける、すべての馬鹿どもの事だ―――!』も好きです。」

銀「急にぶっこんでくんな。」

ウタ「私はシャンクスの『ウタ、離れていてもお前は俺の娘だ』だね。」

「「ファザコンなだけじゃん」」

ウタ「うるさい!」

ハル「私は『お前ら人間じゃねぇ!!』かな。」

「「「それはネタだって」」」

ハル「てへ?」

雷神「では次回もお楽しみに!あ、皆さんの好きな名言もコメントしてください!」

「「「サラッとコメ稼ぎ」」」

アッパレ戦国大合戦の次は同率だった、日本誕生です。その次はどれがいいですか?

  • 宇宙漂流記
  • スペースヒーローズ
  • 月面探査記
  • 緑の巨人伝
  • わんにゃん時空伝
  • 南海大冒険
  • カチコチ大冒険
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