のび太の家出の理由が考えつかなかったですがこれだってものが出ました
視点はのび太です。
――2019年6月19日――
「腰を低くし、構えろ。」
「はい。」
戦国時代から帰ってきて、5日が過ぎた。今日は又兵衛さんに剣の稽古をしてもらっていた。又兵衛さんも5日も生活すればちょっとは慣れてきてるみたい。あ、それと帰って来た時に、ウタ達からすごく怒っていた
『みんなもいなくなるし、何が何だかわかんなかったんだから!!』
『次にいなくなったらいなくなるって言ってからいなくなってださい!!』
『んな無茶な。』
『『反省して?』』
『はい…』
『そうだよ。のび太君』
『のび太様だけではありません!!皆様もです!!』
『『『『『あ、はい…』』』』』
僕だけじゃなく、美夜子さん、ドラえもん、和人、しずちゃん、直ちゃんもウタ、万陽奈さんに怒られた。ジャイアンとスネ夫からもちょっとした注意を受けたしね、その後は又兵衛さんを紹介したら、まぁ、呆れられたね。やっぱり巻き込まれてたって顔になってた。
「よし、それまで!コツはつかんだようだな。」
「又兵衛さんのおかげで!」
「それは何よりじゃ。俺もうれしいぞ。」
又兵衛さんはもう一人の師匠と言っても過言じゃないくらい色々と教えてもらってる。
「んじゃ、今日は帰りますね。」
「おう、和人、直葉にも声を掛けろよ。」
「はーい」
んで、又兵衛さんが居候してるのは和人の家になった。僕の家はドラえもん、美夜子さん、万陽奈さん、ソフィアさんが住んでるから、野原一家の家にはみさえさんの妹が時々泊まりに来るからダメだった。近場かつ道場がある桐ヶ谷家に住むことになった翠さんは驚いていたけど。
『話を聞かせてもらっていいかしら!?』
でも、興奮した面持ちで又兵衛さんに聞いていた。翠さんはゲーム好きで中でも侍系は最も好んでいたそう。特に戦国バサラ、戦国無双はドはまりしてたとか。
「僕帰るねぇ…ってどうしたのさ?この荷物?」
僕が和人の部屋に入ると、そこには着替えやちょっとしたゲームが纏められていた。
「家出?」
「…は?」
今なんて言った?は?家出?IEDE?家を出ていくと書いて家出♪じゃなくて…
「何考えてんの?」
「まぁ、色々といやになった。」
「何急に怖いんだけど。」
「だからお前の家に泊めろ。」
「うん、それ家出と言うより友達の家に泊まりに行くだけ!?」
それに謎の命令口調は何!?何この人頭でも打ったの?
「止めてくれるなよ。止めても無駄だからな。」
「いや、急な奇行に戸惑ってるんだけど?」
「ハハハ!では参ろうか!」
「ねぇそのテンションいつまで続けるつもり!?聞けってのこら!?」
と和人に引っ張られながら僕は自分の家に帰るのであった。これは家で話をするしかないな。
――――――――
「で?何があったの?さっきのテンションだったらぶっ飛ばすからね。」
「悪かったって。現実逃避したかっただけだ。」
「いいから。」
「へいへい。」
和人が話したのは銀さんから剣の課題や宿題を大量に出されてしまったんだとか。銀さんは頭もいいから剣の修行と一緒に家庭教師も兼任している。普段の立ち振る舞いはちゃらんぽらんだけど、スタイルもいいから結構モテるらしい。
「見た目だけはいいんだ、師匠は。」
「そんな事言ったらさらに増えるよ?」
そんな銀さんの好きな相手は和人らしい。しずちゃんから聞いた。まぁ年齢的にはアウトだけど、銀さんの年齢はルフィさん達と大差ないから驚きだよ。
「だからここに逃げてきたんだよ。」
「ここに来ても鬼が二人ほどいるのをお忘れで?」
「あの2人の方が優しいまであるね。うちの師匠は羽根がない天使と一緒だ。」
どこかで聞いたことがあるフレーズ。まぁ、いいんだけど、でもここに居てもなァ。どうせ見つかって、銀さんに家に戻されそうだけど。
「まぁ、別にいいけど。」
「さすがは親友だぜ!そこにしびれる憧れるゥ!」
「そのテンションを持続し続けたら叩き出すからね。」
「お前も厳しいじゃねぇか。」
「そのテンションがウザいだけだよHAHAHA」
「へいへい。」
―――――――――
「別に怒りはしないけど、ちゃんとしなさいよ?」
「そうですよ?和人様は頭がいいのですから」
「理由がお兄ちゃんらしいというか。」
美夜子さんと万陽奈さんが帰ってきて、和人がいる経緯を話すとあっさり許してくれた。あと直ちゃんも泊まりに来た。美夜子さんが普通にママみたいな事言ってるけど。
「のっ君?」
「ナンデモナイデス、そういえば下でドラえもんうるさいけどどうしたの?」
美夜子さん達が入ってくる前から下の部屋でドラえもんが叫んでいた。
「パパさんと帰って来たんだけど、その時ハムスターを預かったって、下の部屋で面倒見るみたい」
「そういう事。」
ハムスターはネズミと同じ齧歯類だから、怖がってるんだ。人間の先祖にもあんなに怯えてたからそりゃそうなるか。美夜子さんがネズミになった時なんてもう…
「のっくーん?」
「ゴメンナサイ…って怒られるようなこと言って無い!?」
「ノリよ。」
「ノリだけで圧を与えないでよ!?」
バターン!!
「僕は家出する!!」
扉が開いたと思ったらドラえもんが叫んだ。いやまた家出かい。
「会わないようにすればいいじゃん。」
「あんなのが家にいると思ったらゾッとする!!」
「ええ…」
「ただいまぁ!ってどうしたのドラちゃ?」
ウタが帰ってきた。ドラえもんの苦痛な顔を見て心配そうに見ていた。ウタにハムスターの事を話した。
「ハムスターに怯えなくても本当にドラちゃんってネズミ苦手だよね~」
「この際地球破壊爆弾で地球諸共…」
「「「「「「やめて!?」」」」」」
シャレになんないことを言い出したよ、この猫!?取り出そうとしてるドラえもんを必死に取り押さえる。みんなで。
「のっちゃーーん」
「「のび太―――!」」
「こんな時に!?どうしたの!?今忙しいんだけど!?」
「「「家出してきた」」」
「もういいよそれ!?」
何!?今は家出が流行ってるの!?どんなブームだよそれ!いや確かにいやになって家出したいときもあるけどさ!?
「とりあえず上がって!!ってドラえもんやめて!?本当に!!」
―――――――――
ドラえもんも冷静になって、いつもの空き地に来た。あんな大勢で部屋に居てもうるさいし、ママの怒りゲージが溜まる。僕、美夜子さん、万陽奈さん、ウタ、直ちゃんは家出するわけじゃないけど。
「で?3人は何で?」
「何か師匠が見聞色の上の段階を踏む修行とかピアノのお稽古が厳しくなったりとか、バイオリンが下手だとか言われて。」
「ほうほう」
「俺はこき使われて。」
「ほうほう」
「僕はおフランス語、イタリア語、英語、中国語、ロシア語の5か国語を一気に覚えろだって!うええええん!!」
「それは頭が痛い」
「というわけで一緒に家出しよう!」
「過程をふっ飛ばさないで!?僕らは家出するつもりないからね!?」
「まぁまぁいいじゃん!のび太達も付き合え!」
「そうだぞ。」
「そうだそうだ!付き合え!!この際5人も来て!!」
「そうだよのび太君、美夜子さん、万陽奈さん、ウタ、直ちゃん。」
「のっちゃんたちも家出したいでしょ!?」
「僕達は」
ドン!!!ばきゃ!!
僕が言おうとしたらしずちゃんが神成さん家の壁をぶっ叩いてぶっ壊した。ドラえもんがそそくさと[タイム風呂敷]で直してたけど。
「したいでしょ?」
「「「「「します。」」」」」
こうして僕達は、家出を半強制的にするのであった。巻き込まれた体質云々前にこれに関してはもう、この5人(しずちゃん、ドラえもん、和人、ジャイアン、スネ夫)のせいだよねこれ。
雷神「はい終わり。」
銀「また銀子の話が出て来て俺の羞恥心が。」
雷神「ま、この世界の銀さんはヅラと銀さん、銀子を混ぜたような人だしね。関係ない。」
銀「それでも複雑だよ!?ていうかさらっと銀子が女子高生と言うのが判明したんだが。万事屋なんだよな?」
雷神「女子高生兼万事屋店主(2代目)」
銀「後付けにしてはやばいよな。」
雷神「だって、銀さんの年齢にしちゃうと…三十路で16歳をってなるじゃん?」
銀「きついな。ならそっちでも…複雑な事には変わらんが。」
雷神「へへ」
銀「それに行くの強引すぎねぇか?」
雷神「この世界ののび太は怒られないからね。時々0点取るくらいだし。家出する理由がもう全く見つからんかった。」
銀「最終的に強引作戦だと。」
雷神「そそ」
銀「どうなることやら」
雷神「では次回もお楽しみに!」
アッパレ戦国大合戦の次は同率だった、日本誕生です。その次はどれがいいですか?
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