今回はペガ、グリ、ドラコの登場になります。
もう二体は…本編をどうぞ
視点はのび太です。
「あ、やば、寝てた。」
アンプルを配合し終わって、いつの間にか寝てた。五個ある卵の様子は相変わらず動かないか。ふふ、何か、ピー助を思い出すなぁ。あの時は僕+布団、夏の気温で温めてたっけ。
「今思ったら自殺行為だよね、あれ。」
ぴょん!
「あ」
そんな事を考えてたら、一つの卵が動きだした。ええ!?一人でに動くの!?息がよすぎない!?
「ちょっと待って!」
ぴょんぴょん!
意外と早いし、どんな原理で動いてんの!?卵は川の方に向かって転がる
「止まれって!え!?」
落っこちそうになった卵を掴もうとしたらひょいっと飛んだような気がした。ていうか勢い余って僕は川に落っこちちゃったけど。
「ぶは!!ゴホゴホ!卵なのになんて俊敏なんだよ…ってあ…」
ヒュー――ン!!パッカー―――ン!!
光を伴って、卵が孵った。中から出て来たのは馬と鳥のアンプルで配合したちっさなペガサス。その子は生まれたばかりだけど、空中を綺麗に飛んでいた。すごいや…
――――――――――――
パカーン!パカーン!パカーン!パカーン!
振り向くと、残りの四体も生まれだした。
《クー!!》
ワシとライオンのアンプルで作ったグリフィン。元気に僕に向かって飛んできた。
《フアーイ…》
少し眠たそうに起きて飛んでくるのはワニとシカとコウモリのドラゴン
《スー!!》
ありゃ、イメージはクールなのかなと思ってたけど、元気が有り余ってるのかな?シカとウシとウマとオオカミの麒麟
《…》
少し警戒してるのかな…一人だけ普通の子も欲しかったから狐を作ったんだけど…でもやけに尻尾の数が多い…九つ?
「ペガにグリにドラコにキリ、コン、今日から僕がみんなのお母さんだからね!」
《…誰がコンだ。この俺にそんなくだらねぇ名を付けんな。》
「え!?」
コンの方を見たら、気のせいでも何でもなくやっぱり尻尾が九つもある。え!?普通にキツネのアンプルで作ったのに!?これじゃ九尾の妖狐!?
《おれの名は九喇嘛だ。だがまぁ、お前を親父としては認めてやる》
コンは…いや九喇嘛はニヤリとしながら座り直した。九喇嘛からは敵意を感じないからよかった気もする…ん?
「ていうか何で君だけ喋るわけ!?」
《他の連中はお前に合わせてるだけだアホ。》
九喇嘛は他の四人の方を片目で見ながら言った。
《うわ。九喇嘛バラしちゃったよ。もう少し大きくなってから言いたかったのに》
ペガは呆れたように喋った。うわ…本当だ。他の3人も呆れた様子で九喇嘛を見てた。
《ま、敵意はねぇから安心しな。これから頼むぜ。》
「う、うん。」
――――――――――――
「のび太くーん!!」
「あ、ドラえもんだ。とりあえず隠れて!」
《ん?なんだ?ありゃタヌキか?》
「じゃないから、今は君たちを見せるわけにはいかないんだよ。僕も驚いたし。」
絶対ドラえもんはオーバーリアクションで追及してくるし、あと説明するのも今はめんどい。喋れてるし
《わかったぁ…》
《早く外に出してね!》
《あいつがいなくなったら話すことがある。》
《はい》
《狭い」
5人は言われた通りに木陰に隠れて行った。話す事ってなんだろ。
「あ、見つけた!で?何を作ったの?犬?猫?」
「それがつい昼寝しちゃって~」
「こういう時だけ昼寝しちゃうんだからのび太君は~?しずちゃんや美夜子さんに毎回ボコボコにされてるのに」
「痛いとこつくね。」
鍛錬してたって言えばよかった。もう遅いか。寝てたのは本当だし。
「まぁ、いいや、出来たらこれをあげて![万能ペットフードグルメン]!卵から孵ったらこれを食べさせて」
「わかった。」
ドラえもんはそれだけ言うと、タケコプターで飛んで行った。
―――――――――――
《この世界はどうなってんだ?あいつ絡繰り人形だろ。》
九喇嘛は出てくるなり、呟くように言って来た。九喇嘛は生まれたばかりなのに何ていうか大人びてる。それにこの世界ってどういう事?
「この世界?」
《僕達[動物遺伝子アンプルとクローニングエッグ]で生まれてくる動物は記憶と能力が別の世界から引き継がれて生まれてくるんだ。》
ペガも出ててきて、説明をしてくれた。
「そう言う事。」
《ほう?驚かねぇんだな。》
「平行世界の知識があるだけだよ。て言う事はさ、ペガ、グリ、ドラコ、キリにも他に名前あるの?」
《そうだね。僕はペガ、改めアーサーだよ。》
《私はグリ、改め。リンリン》
《ぼくはドラコ、改めカイドウ》
《わたくしはキリ、改めアルセウス》
なかなかにかっこいい名前だった。あれ?僕のネーミングセンス壊滅的!?
《ま、九喇嘛はいいとして、僕達はパパからの名前を貰うよ。全然壊滅的じゃないから大丈夫だよ》
例によって心の中はお見通しになってるんかい!?いやまぁ、喋れてる時点でそうだろうなァとは思ってたけど。
「[動物遺伝子アンプルとクローニングエッグ]ってそんな作用になるなら言ってほしいよ。ドラえもんの奴…」
《こんな作用、企業が秘密にしてるに決まってるだろ。俺達も生まれてきた瞬間にこの情報が流れてきやがったからな。》
そう言う事か、ドラえもんのいつもの癖かと思ってたけどあの道具にそんな秘密が…秘密道具とは良くいったものだよ。
「記憶があるって言ったけど、みんなはどんな感じなの?」
僕が聞くと最初は九喇嘛がおしえてくれた、九喇嘛は前の世界では尾獣っていう忌み嫌われている9体のうちの一匹でその世界では人柱力に封印されてたらしい、九喇嘛はその世界の英雄の中に入ってて、その英雄が天寿を全うしたのを見届けてから、自分は余生を楽しもうと思った瞬間に突如光に飲まれて気づいたらここに居て、情報を叩きこまれたらしい。
「それだけ聞くと何か僕が呼びこんだみたいで悪いことしちゃった?」
《はっはっは!!気にすんな。まぁ、最初は驚きはしたがお前にはあのバカと同じ匂いがする。そんなに気する事はねぇ。》
九喇嘛は豪快に笑って気にしてないようだった。よかった…
《では次はわたくしが》
キリは別の世界ではポケットモンスターっていうモンスターだったらしく。それとその世界の創造主でその世界がよりよくなったのを見届けてから眠りにつこうとしたら九喇嘛同様に光に飲まれたらしい。
「か、神様ぁ!?」
え?何そんな事もこの道具は出来ちゃうの!?何それ!?もともと麒麟自体神様みたいなものだけどさ!?マジもんの神様を呼べちゃうってどういう事!?
《ふふふ、そんなに畏まらなくてもいいです。そんな偉くはないので》
「神様なのに!?」
《色々とあるのですよ。しかし…ふふ、あなたにはあの人と同じ雰囲気を感じます。》
「神様と会ったことある人ってそんなにいないでしょうに」
《わたくしが操られた時に何度も救ってくれたポケモントレーナーが居たんですよ。》
九喇嘛と一緒で縁のある人が居たんだ。ポケットモンスターか…その世界にも行ってみたいなぁ。
《そのような道具があるのであれば次の機会に行ってみてください。いい世界です。》
「うん、そうするよ。あ、改めてよろしくね2人とも」
2人はいい返事で答えてくれた。
《次は僕だよ。》
ペガはこの世界のブリタニア列王史で有名な『アーサー王伝説』アーサー王だった。いや、マジか!?アーサー王が!?
《僕の事はまぁ語らなくてもいいか。》
「知ってる人で逆に安心したと言うかなんというか」
アーサー王伝説は実際に起きた事なのかは物議をかもしてるらしいけど、そこはまぁお偉い学者さん達に任せるか。ちなみに僕はアーサー王の物語も好きだから知ってる。エクスカリバーかっこよくない!?
《じゃあ、次は僕ね~》
ドラコの世界は海賊だったらしい…海賊ゥ?まさか
「ドラコ、悪魔の実って知ってる?」
《え?何で逆に知ってるの!?》
やっぱり、あのウタが居た世界って事か!!え!?マジか
《僕は四皇って言う一番強い海賊だったんだけど…生意気な新世代共に戦争で敗けちまってな、マグマが爆発した瞬間にここにいたんだぁ》
「何か、おっとりしてたのに急に九喇嘛みたいな声になった。ちなみにその新世代って誰なの?」
「…モンキー・Ⅾ・ルフィ」
「…ええええええ!!!???」
急な知り合いの名前に僕は驚いた。僕の知ってるルフィさんとは違うんだろうけど、なかなかの縁な気がする。
《まぁ、別に恨んでないけどね~。ジョイボーイと戦えて楽しかったし~》
「そ、そっか」
《全くこの戦闘馬鹿は…》
「グリはドラコと知り合いなの?」
《私もこいつと一緒の世界の住人さ。》
「あ、そうなんだ。仲良かったの?」
淡々と言ったから逆に清々しいんだけど…こわ!?
「2人だけ同じ世界なんだ」
《そういう事だねェ》
《まぁ、今はそんな気はないから安心しな。》
「わ、わかった。じゃあ、改めて、よろしくね。5人とも」
5人は元気良く返事してくれた。色々な情報で眠くなってきた…僕の意識はここで消えた。
銀「いろんなもんぶっこんだな。」
ウタ「まさか私の世界の四皇2人が転生みたいなことになるなんて。」
雷神「まぁ、あの2人は生死不明だからいいかなって。」
銀「原作もアニメも見てないやつはすっげネタバレになると思うけどな。」
雷神「へへ」
ハル「アルセウスまで…じゃあいつかポケモンの世界に行きそうね。」
雷神「多分ね。」
アッパレ戦国大合戦の次は同率だった、日本誕生です。その次はどれがいいですか?
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