視点のび太
僕たちは、三億年前…石炭紀にやってきた。少し、酸素濃度が10%濃いけど…そこはウタの顕現で、僕たちがいる場所から東西南北で現在の酸素濃度にしてもらった。
「私、ドラちゃんの道具並みにこき使われてない?」
「ドラちゃんがいないからあなたに頼ってるのよ。」
「言い方変えただけに聞こえるけど…?」
「さあ、ここがあなたたちにとっていい場所なはずよ!」
「珍しく、みっちゃんが逃げた。」
「ははは…」
ちなみに酸素濃度を下げてもこの時代の生物、アースロプレウラやメガネウラと言った陸上最大種や川にいたプラティソムやストゥリモンストゥルムと言った淡水勢やその隣にいるディプロカウルス、イスティオステガと言った両生類は無事でいる。
「調整したの?」
「してないよ。イスティオステガ達はともかく、巨大脊椎動物たちは酸素濃度が変わっても生きていけるでしょ。」
「それはない…」
「大丈夫!アースロプレウラ、メガネウラたち、節足動物たちにも顕現でそこは強くしてる。」
「ドラえもん方式で正解出さないでよ」
「こりゃ失敬。」
まぁ、せっかくだから石炭紀を見て渡ろう。石炭紀は人間とは全く関係ない時代ともいえない時代だし、地質学の名前も含めて。
「のっちゃんて、古代生物…好きか、ピーちゃん育てたし。」
「うん!それにYouTubeで今ハマってるゆっくり実況があってさ」
「何?」
「マイクラで、重火器ぶっ放しながら、古代生物達を乱獲してる動画。」
「うん、待って、どういう趣旨の動画?」
「最初は…ってこれは動画自体が二年近くで終わってるから長くなるからやめとこう。」
「はえ?」
「僕たちが、恐竜たちを助けたときあったじゃん?その時みたいな感じだよ…霊夢たちは」
あの動画は二年近くをも要して、先カンブリア時代からその動画の最高地質時代であるジュラ紀までの古代動物たちを捕まえて、現代で巨大な動植物園を作ってた。僕たちはその逆で、先史時代で犬猫たちが楽園になるようにしてる
「今度、見てみなよ!今はその動画剣と魔法の世界で統べようとしてるけど。」
「前シリーズと趣旨が違うのは何で?」
「趣味なんじゃない?」
【俺も見てるが、中の人は生物学者かってくらいの。説明量だったからな。】
「九喇嘛がスマホ…いや、今のっちゃんの家のテレビが四台あるんだった。」
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「おおお!!ディプロカウルスにペデルぺス!」
ペデルぺスはイクチオステガを超える歩行脚を持ってて初期四足動物!デボン両性組と石炭両性組の中間って感じ。
「のっ君、あの子は?」
「あ!プロテロギヌス!さらに発展した四足動物でここまでくるともう人にはならない分岐になってる」
「爬虫類寄りの進化なのね。どれどれ、なんて思ってるかな」
美夜子さんはプロテロギヌスの声を[動物語ヘッドホン]で聞いていた。昨日はあんなこと言ったけど、動物の声は聞こえない美夜子さんが活用してる。
「あ、アンフィバムス」
「カエルっぽくない?」
「に見えるけど、無関係の別物…だけどまぁ、生物家系図広げたら…ヒトよりカエルではあるかなぁ。」
「ヒトと比較されたら、そりゃそうでしょ。」
「わんわん!」
「ニャーゴ」
【イチぃぃ!ズブぅぅ!おれから離れんな!!」
「アンフィバムスは肉食じゃないから大丈夫…でもないか。」
【当たり前だあほ、こいつをズブが食っちまう!】
「あ、それはまずいかも、ズブ、ここにいる生物は食べちゃダメだからね。」
「にゃ?ニャン!」
ズブは一瞬、考えて返事してくれた。眉間にしわを寄せてたけど、今はそれもしてない。いい笑顔で僕にも返事をしてくれる。
「ズブはウチが持ってるね。」
「ゴロニャーゴ♪」
「うん、お願い。しずちゃんには慣れまくってるし。九喇嘛の言う通りも聞いてね」
「ニャン!!」
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「ぐおおおおおお!!!イクチオステガぁ!!めっちゃ可愛い!!」
「のっ君。こいつのせいで人類が大変になったこと忘れてない?」
「それはユースノプテロンに言って。」
「言ってもわかんないでしょ。」
イクチオステガはとてとてと歩いてた。まぁ、この子両性になったことで…ん?待って?
「なんでイクチオステガがこの時代に?」
「同じ石炭紀でしょ?」
「イクチオステガはデボン紀後期…から初期の子なんだよ。」
「今は?」
「後期。」
「妙ね。」
「実は生きてたとか?だって所詮は人間の主観だし。」
ああ…なるほど、地質学は人間の主観だけで、できてるからデボン紀後期だろうが初期だろうが、今生きてるこの子には関係ないか。歴史ってそんなもんだし。織田信長に今度会えたとしたら、あの事件を前提に考えちゃだめだね。
「情緒」
「え?あ、失敬。イクチオステガは可愛いよ。持って帰っていい?」
「生態系とその子が死ぬ。」
「ブゥ。」
「やってること、ドルマインスタインと同じだからね。」
「それを言われると、絶対やらない。」
「「よろしい」」
「わんわん」
【おい!イチ!そこにはアースロプレウラがいる!!行くなぁ!!】
あ、イチが、アースロプレウラがいる方に向かっていく…いやいや待って!?さすがに巨大ヤスデに近づいたら…
「わん?」
「仲良くなってる…」
「もうイチは何でもありね。」
【はぁ…こいつは大物になるぞ…】
九喇嘛は疲れた半分、呆れ半分、面白うそう半分、情緒がおかしい気がする顔でイチを見ていた。
「アースロプレウラはなんて?」
[動物語ヘッドホン]をしてる美夜子さんに聞いてみた。
「こんな生物初めて見た…仲良くしてくださいだって。」
「この見た目で可愛いこと言ってんの?」
「わん!」
「あ、ごめん。」
アースロプレウラは見るからに落ち込んで、イチが怒った、しずちゃんの言葉通じてる、節足動物ってナニ?
「って気づいたら、イチの周りに動物がたくさん」
「わんわん!」
確かに九喇嘛の言う通りこの子は大物になるかも…
「…イチ、君はここに残りたい?」
「「「は?」」」
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「イチは私たちの家族よ。」
「それにイチはそれ望んでるわけないでしょ!」
「…置いて行かれる身をオビトに言ったときに言ったはずだけどなぁ?」
…まぁ、やっぱり三人には急な話だからこうなるのは百も承知…一か月も家にいたし。ママが珍しく、許した子。日常の中に組み込まれてた。
「でも…ここにはあの子たちもいる。」
「…それはそうだけど。」
「イチは、大物になる。」
【…俺も反対だ。このわんぱく小僧が一人でこの数相手にできると思うか?】
「ズブもいる。」
「にゃ?」
「ズブはうちの家で飼うからダメェ!!」
「ズブには参謀になってほしい。」
「参謀って…いやまぁこの子、全然会議に参加してなくても。考えてることはすごいけど。」
【ズブにとってそれが最善だとは思えん、また逆戻りすんぞ。】
…それを言われちゃうと、確かに人間嫌いに逆戻りした時にそれが他の子までそっちに寄りになっちゃうかも…
「ごめん、ちょっと暴走してた。」
「はぁ…のっ君っていっつもそうよね。一人で突っ走るのは本当に直してほしいわ。他人の突っ走りより、自分のそれを直しなさい。」
マシンガントークで言われた…はい、それはそうです1+1を他の人に言ってる割に僕は…ソフィアさんの時はソフィアさんの国発見できなくて直ちゃんにあたる
「今思うとすーちゃん理不尽。」
「ごもっとも」
ひろしさんの言葉を受けて、覚えたての見聞色フル活用。
「普通に自殺行為。」
数えたらキリがないくらい…そして今回、イチ、ズブの気持ちも考えずに石炭紀に置いてこうとした。うん、バカだった。
「「「間違いなく」」」
【反省しろ、父上ぇ?】
「うん。ていうかナルトは?」
【あのバカはあの山に登ってた。」
「酸素濃度高いのに?」
【俺のチャクラ使ってんじゃねぇの】
普段はアホなのにそういうとこにだけ頭が回るのはルフィさんもそうだけど戦士の特権なの…?
「師匠も戦うときは頭がいいからね。」
「それは知ってる。」
「わん!」
「ニャン!!」
【…はい?】
「嘘でしょ…?」
イチとズブが何かを決意した目でこちらを見て鳴いた。…聞こえる組の反応からしていやな予感しかない
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【ズブは人間を恨んだりもしねぇし、静香のことが大好きだ。しかし、今ののび太の言葉を聞いて、この時代に残って、他のやつを守りたいそうだ。】
「イチは、パパの言うこともわかるけど、あの子化やこの子たちを守りたい。だから僕がこの子たちの王になる…ですって。」
「ズブぅぅぅぅぅ」
「ゴロニャーゴ♪」
九喇嘛のズブの言葉を聞いたしずちゃんがより抱きしめる。…そこはいい。
「イチ…決めたんだね。自分自身の意思で。」
「わん!」
イチは決意した顔で、鋭く言った。言葉はわからないけどこれは…ティオやソフィアさんと同じ王族の顔、そっか、やっぱりイチは大物になる。
「…わ、わかっだ…」
【の割には泣きべそだが。】
「だっでぇ…!!」
【兄弟が決めたことだ。おれも反論はしねぇ。それにウタ。置いてかれるわけじゃねぇ。自分の意思で残ることを決めた。】
「…まぁそれは、やり直しウタと同じだから…うん、イチ頑張ってね。君はかいぞくおう…じゃなかった、ワンニャン国の王になる男よ!」
「向こうのウタに汚染されてない?」
「何のことかなぁ」
口笛をしながらごまかす、ウタ、こういうところはルフィさんの幼馴染って感じがする。やり直しウタもきっと、イチと同じように自分の意思で向こうのルフィさんと旅について行ったんだと思うし。
「やり直しウタに対する解像度たっか。」
「絶対『下』でうなずかれてる」
「ルフィが好きなのは恥ずかしいみたいだけど。」
「恥ずかしいって?」
「周りに茶化されると眠らされる。」
「あら可愛いじゃない。あなたを翻弄してたあの子が恋愛では奥手なの」
「それ今言う!?」
それはいいとして、僕はイチの、ズブの意思を曲げたりしない。すっっっごく寂しいけど。
【じゃあ最初から言うな。】
失礼しました
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「[進化退化放射線源]!」
僕たちはタイムマシンがある場所に戻った。そして[進化退化放射線源]を出してイチとズブに浴びせた。フェニキアみたいな進化の仕方じゃない方向に調節してある。
「あれは化け物でしょ。」
「あの子もバードピア守ってるし」
「それはそうだけど。」
「なんだってばこれ?」
「これは生物を進化させる道具、退化もするよ。」
【お前使ってみたらどうだ。脳が進化すりゃちったぁましになる。】
「九喇嘛喧嘩売ってのかテメェ!!おれはスーパーエリートになる男だってばよ!!」
【じゃあまず、算数と国語覚えろアホ】
「むきいいいいい」
【退化したか。】
「はーいそこまで!九喇嘛も面白がらなーい」
あの漫才を横目に、イチがまずしたのは、[無料フード製造機]でフードを作った…殺気九喇嘛が言った脳だけ進化は実はイチとズブにしてるから結構的は得てる…ナルトに対するいじりだったけど
「ズブは、さっそく仲間たちに…と思ったら結局しずちゃんのところに行ったのね」
「ゴロニャーゴ♪」
【もう喋れんだろ】
「よくわかったな。兄貴。」
まぁ、やっぱり言語も覚えるよね。それも日本語。日本語は一番覚えるのが楽じゃないって高木先生も言ってたし。
「ズブ、イチを頼んだよ。」
「まかせな。おじき。」
「お、おじき!?そんな感じで呼んでたの!?」
「ああ、おれは確かに俺を捨てた人間を恨んでた人間そのものをな…おじきは同じ目線で話してくれた。感謝してるんだ。」
「そっか…ズブうぅぅぅぅ!!会ったばかりなのにごべーーーん!!」
「気にすんな!あいつらもイチの兄貴も、おれの宝だ!あいつが時代を作る。」
なんか、どこかで見たことあると思ったら、これ、昨日たまたま見てた場地圭介の口調だ。まぁ見るからに眉顔のズブだからあれに影響受けるのは納得する。
「のっ君、眉顔は関係ない。」
「ありゃ?」
「はっはっは!そして静香の姉貴。おれはいつまでもあんたを大事に思う。」
「ズブぅぅぅぅぅぅ…」
「あんたと出会えてよかった!今度来たときは…そうだな、ペヤングを作っといてやる。」
「そこまで影響受けなくても。」
「本当に作りそうなのがまた。」
「まぁ、まぁのび太、ズブの気持ちも汲んでやってよ」
「そうだねって…イチ!?」
【そりゃ喋れんだろ。さっきパパって言ってやがったのに】
「いやまぁ、王になる者だし、僕。でもパパだとは思ってるから。」
「お前は…まぁ、いいや。では各々方…くそうお世話になりんしたぁ」
おお、ズブ、任侠物の映画みたいに言った。
「じゃあ、この世界を頼んだよ。イチ、ズブ」
僕たちはまたいつでも会える。この時代の地理はタイムマシンにインプットしてあるから。再会できるんだ…タイムマシンが壊れたら最悪も最悪だけど。
雷神「終わり」
銀「色々とツッコみたいが…まず美夜子とウタ完全にこっちサイドになってんな」
雷神「もうあきらめた…でウタは何でうずくまってるの?」
ウタ「のび太君に私の最大の弱点知られた。」
「「自覚あったんだ」」
ウタ「あと、なんでのび太君は解像度高いの!?こっち側でもないのに!!」
ハル「普通に、そういう感じって思ったんじゃない?」
雷神「のび太だし。」
銀「普通に便利語として使うなアホ。」
ハル「それと何かのび太君、小学生なのに博識じゃない?」
雷神「まぁ、あの動画見ながら書いてるから…」
銀「お前の能でも脳でもなかったのか」
「「うまい」」
雷神「次回をお楽しみに!!」
「「「逃げた」」」
雷神「また二重投稿になってたので二重部分消しました