しずちゃんがいる時点で、ネコジャラは逃げられません。
視点はのび太、イチ
「どういうこと!?」
「目を離したすきに、いつの間にか!」
「ドラえもんっていつもそうだよね。」
【話してねぇで、急げ!!】
僕とイチ、九喇嘛は走りながら、ドラえもんから聞きながら事情を聴いていた、見聞色に長けてるしずちゃんを掻い潜るとかどういうことなの!?
「どこにいるかもわからないのに何で行先はわかるんだよ!」
「そんなのどうでもいいから。早く!!」
いやそこが一番気になるところなんだけど!?この先って…イチたちと一緒にいた場所?
「ここにネコジャラが?」
「うん。」
「さっきどうでもいいとか言ってなかった?ていうか急に冷静にならないで怖い。」
「いいから入るよ。」
「何が…」
パーン!パーン!パーン!
「のびちゃん、誕生日おめでとう」
スサノオ状態のあーちゃんがそこにいた。さっきのって、所謂イエレーナ・パカパーン?
「え!?」
「祝えてなかったもの。」
「あ、そういえば…」
「僕が来たの、のび太さんの誕生日の三日後だっけ。」
「じゃあ、私がおもてなしするわ。来てのびちゃん。」
赤らめたあーちゃんが僕を呼ぶ、僕はその声と顔に近づいていく。初恋の子がこんなに可愛いから身体が引き寄せられる…
「…び太くん。」
誰かの声が聞こえるけど、もう少しで…
「のび太君!!」
「…夢か…」
「パパ大丈夫?」
【さっきの隕石とかあったんだ。疲れがたまってたんだろうな。】
「まぁ、それがのび太君らしいけど。」
ドラえもん、イチ、九喇嘛が覗き込んでた。さっきの夢の話をしたらからかわれるのは絶対だから言わないとして。
「ドラえもん、ネコジャラは?」
「え?しずちゃんが捕まえてるけど…」
「そこからかぁ。」
僕はどうやらドラえもんの顔を見た瞬間に疲れがどっと、出て、気絶するように寝てたのか。レディナの戦いの後やバードピアと同じ感じか…夢があれはやばいけど…
【本人には黙っといてやる】
九喇嘛にはバレたけど。
「とりあえず、ウタがバリアで一週間は隕石を止めてるから。」
「…あ、そう…」
上を見ると確かに隕石はバリアに当たって、爆発してる。ドラえもんの上位互換でしょ
「ぶっ殺してやる。」
「もういいよ。それ。」
ーーーーーーーーーーー
「ふーん、私の夢見てたんだぁ。」
「「「「……」」」」
「「……」」
で、速攻でバレた、いや、うん。そうだよね心読み、というかあーちゃん、しずちゃん万陽奈さんにはばっちり心を見れるから…睨まないでもらえますか!?
「初恋は厄介ね。」
「あれは特権だよね。」
「そこは観念しましょう。」
「複雑だけど。」
美夜子さんは、呆れ、しずちゃんは諦め、万陽奈さんは静観、ウタは苦笑い。多種多様な反応されても困るんだけど…
「厄介。」
「シャミーちゃん。頑張るわよ!」
それで犬猫娘二人は、闘志が燃え上がってる。いやうん、もう僕、四面楚歌ならぬ6面楚歌?
【バカな事やバカ言ってねェで行くぞ…シャミー母上、ちーはは。】
ohmygod…クロニーング認識て確定しちゃったよ…
【俺をお前の好きなやつ判定機に使うな。】
「そういうものだって、行ったの九喇嘛よ」
【行くぞ】
ーーーーーーーーー
「まいりました、ごめんなさい。」
隕石はバリアで止めてるから、王国のみんなは、避難する準備ができる。ネコジャラは捕まってから壊れたロボットのようにずっとこれを言ってるけど。
「私も殴りたかったわ。」
「もう壊れたから壊さないでください。」
「ごめん…人間めェ!!」
「ちょっと黙ってろ。」
ネコジャラが襲ってきたけど、ルフィさんが覇王色で意識を刈り取った。まだ諦めてなかったんだ。油断も隙もありゃしない。
「絶対今の再起動はのび太君の言葉でしょ」
「こりゃ失敬」
まぁ、もう一回シャットダウンしたし、起きるとしても一週間は過ぎた後だろうね。ルフィさん、ありったけの覇王色を放ってたから。
「師匠は加減を知らないし。」
「?????」
「さすがは師匠だってばよ!」
「ナルト、そこを尊敬しない。」
「わかってばよぉ…」
この二人、本当に戦うときは頭が回るのに…ルフィさんはともかく火影になったナルトがここまで、出会って一か月で似た者師弟になってるなんて…実に面白い。
「人間?兄は確かに人間嫌いだけど…人間いないでしょ?」
「あ…そうだった。」
バードピアの時は[バードキャップ]で鳥人間になってたからあの時と同じで今、僕ら犬猫人間になってたから、シャミーさんに言わないと。
「ごめん、僕ら、人間なんだ。」
[ワンニャンつけ耳ごっこ]を外しながら言うと、シャミーさんはやっぱり驚いていた。
「…神様?」
「え?」
シャミーさんは、口を押えながら僕の名前を呼んだけど…どういうこと?
「か、神様…!!」
「うえ!?」
そして抱き着いてきた!?え!?神様!?どういうこと!?いやまず抱き着いてきてるのにも驚いてるけど神様って何!?
「いつ、のび太。神になったんだぁ?」
「ルフィさんが言うとややこしい!!」
「???????」
「シャミーちゃん、一回落ち着いて、のび太君が死んじゃう。いろんな意味で。」
「「「「「……」」」」」
神様×3、魔法少女(劇最強)、歌姫が笑顔でこっちを見てる!?やめて笑顔なのが怖い!?
「ズブぅぅぅぅぅぅぅ!!」
「呼んだかぁ?ってなんだこの状況。お、ハチ記憶戻ったんだな」
「パパが大変になっちゃった。」
「お前が説明しろよ。面白がんな。」
「いやぁ、これはこれで面白いじゃん。」
「ねぇ、創造主二人が和やかに話し込まないで!?シャレになってないから!?あの五人からも消し炭にされるから!!」
「すまん、おじき。シャミー。おれたちの神様が困ってる。離れろ。」
「…しかしズブ様!!この方はあなた方を救い!!あなた方を導いた神様ですよ!?」
「それはわかるが。その神様が困ってる。」
「はい…」
と、シャミーさんは落ち着きを取り戻して、離れた。ってことは、あの5人が笑顔なのは、それを知ったから?慈悲深さすごいな、あの五人。
「すまねぇな。おじき、お前も謝れ、剣王。」
「はーい、ごめんねェ。パパ、この王国は野比のび太は神様扱いになってるんだ。」
「それを早く言ってよ…死ぬかと思った。」
無言で笑顔になられるの怖いんだからね。心読みの特権が二人から、五人に変わんないでよ…ってこのツッコみ、それが判明した時に言ったんだけど。
「別に、怒るほどじゃないし。」
「ええ、神様♪」
「のっちゃんが…神様ぁ…くくく」
「どこの国でもそういう対象になりますね。」
「導き手としては100点、恋愛及第点。」
ウタさんや、それは昔の過去の古傷がですね。あーちゃんの前で言うのもあれだけど、あれのせいで、臆病なんです…
「……」
「ごめんなさい。…ってしずちゃんはガチの神でしょ」
「くくく…だってぇ」
「笑いすぎ!」
「ししし!のび太神様なんだな!!」
「なんか親近感沸くな、のび太の兄ちゃん。」
二人は二人で、片方は本人認識してない神、片方は六道仙人の息子の生まれ変わりじゃないか!!いやまぁ、ナルトは別に言ってもいいけど、ルフィさんが『ニカ』なのは麦わらの一味全員の総意で教えないことにしたけれども。
「神様。」
「それはやめてください。僕は人間なので。」
「しかし!」
「しかしもおかしもありません。」
「わかりました。のー様!」
「何か、抜け切れてない気がする…」
「まぁいいでしょ」
ってシャミーさんがこれならチーコちゃんやほかの人からもこういう感じなる?
「「「「「間違いなく」」」」」
「って、二人は止めてよ。笑ってないで!!」
「ふふふ、だってぇ、僕がここまでパパ信仰を推し進めたもん。まぁ、ジャーラとかのあほが、パパに恩も知らずに、恨み続けてたって聞いたら…えい。」
己が犯人か…
「ってネコジャラに当たらない!!」
「はーい。」
ーーーーーーーーー
「…ていうか、ハチ。あんたなんか変わったわね。」
チーコが戻ってきた、ダクとブルも一緒に。あ、そうだった。三人には言わないと。
「パパ、ちょっと、こいつらと話してくるね~逃げないでよ~?」
「何を話す気!?」
「内緒♪」
僕らは、いつもの空き地にやってきた。
「ハチ、スミ…お前ら。」
すごく心配そうな顔で僕とズブを見る、ブル。
「ごめんね。騙してたわけじゃないし。お前らと一緒にいたのも楽しかったのは変わんない。でも、僕の正体は1000年前の王。野比イチだ。」
「おれはその側近で相棒の野比ズブ。あのアホの祖先で、知将のズブ。そしてペヤングのズブだ。」
「スミは何か挙動おかしかったから別いいけど。ハチはそんな素振りなかった。」
「最初から説明するね。」
僕は、三人に、パパの事、創世期の頃の事、タイムマシンの事故の事、その衝撃で記憶喪失だったことを話した。
「…確かに騙してたってわけじゃないな。」
「ね?あとダク。お前は喋らないで。」
「お前もかよ!?もういいよそれ!?」
「しず母様のスネ夫さんを調教しまくってたのを見てきたからさ。ダクがその驚きの声を出すの何かさ。」
「知らねえよ!?」
「イチ、ダクは不可抗力で、あいつの声になった。察してやれ。」
「あ、うんそうだね。」
「一回ぶん殴るぞお前ら。…へへ、この感じは確かにハチとスミだ。」
「確認方法、雑じゃない?」
「いつもお前ら、俺をいじってたろ!!」
「「そう?」」
「こいつら…」
「まぁ、気にするな、ダク。こいつらは昔からそうだ。」
「うんうん、まぁいいわ。ハチ、スミ。あんたたちが剣王だろうと、知将でペヤングだろうと私たちはこれからもあんたら生意気なカギどもの幼馴染よ。」
「だな。」
「うん」
「ありがとう。僕たちは永遠に親友さ。」
ーーーーーーーーーー
「それで。お前はどうするチーコ。おれ達はここに残って宇宙に行くつもりだ。」
「そうだよね~。よりにもよって神様のパパに恋しちゃったわけだけど。ぶほ!?」
「一言余計よ。」
いてて、もう。僕たちは一週間後、ダクたちと一緒に宇宙に行く。パパたちにも言うつもり。パパは絶対に僕を連れて行こうとするだろうけど。
「いいのか?のび太様はお前らの。」
「1000年前の約束は果たされたからね。僕はまたワンニャン国の王になる。」
「そうだな、こいつの女房役はおれしか務まらん。」
「どういう意味?」
「お前の暴走で、アースも進化させようとしたよなアホ。」
あー…そうだった。アース…アースロプレウラも一緒に進化させようとしちゃってたんだった。ズブの一言とアースは元気に天寿を全うしたいって言ってくれたから思いとどまったけど。
「ごめん。」
「お前のそれはおじき譲りだ。」
「でへへへ」
「「「惚気てるし」」」
「まぁ、こいつの暴走はおれが止めるし、ダク、ブル、お前らもお願いしたい。」
「任せろ。」
「わかった。」
ブルとダクは決意が固まった…僕を止める役でだけど…まぁそれはいいや。それが一番やりやすいし。
「それで?チーコはどうするの?話し戻すけど。」
「私は…のび太様について行くわ。あんたらがうまくできたか、未来で確認と確信したいし。」
「そうか、よろしく頼む。シャミーもな。」
「のー様って呼んでたよ。あの子。」
「それが燃えるのよ。」
「数学学者のお前が恋をしたら数式で攻略しそうだな。」
「それに…しず母様たちはすっごく手ごわいけど、頑張って。」
「友達がいっぱいできるんならそれでいいわ!」
「「「「さすが姉御」」」」
ごん!ごん!ごん!ごん!
「「「「うごごごごぉ」」」」
「ふん。」
まぁこれで進路は決まった。パパたちのことはチーコなら任せられる。
「それと兄貴!いるのはわかってるぜ!」
「「「え?」」」」
【はは、マジでお前覇気使えんだな。】
「そりゃ、しずかの姉貴の弟分だ!」
【それはお前が好きなだけだ】
「そうえいば、この動物があんたたちの兄貴分なのね。」
「うん、よくしっぽ噛んでた。」
【こいつのわんぱくさは手が焼いた。知ってるか?こいつ、のび太の布団でしっ「それは言わないで恥ずかしい!!」へっ!】
「もう少し詳しく。」
「タグ!?」
「イチの弱点はごふ!?」
「ふん!」
【まぁ、これ以上はこいつの名誉のためにも黙っとく。】
「そんなぁ。」
「懲りろ。」
【まぁ、なんだ。手のかかる弟を持つと…兄貴は心配なんだ、おめェらもコイツにゃ手ェ焼くだろうが…よろしく頼む】
「「わかりました」」
お兄ちゃんは僕の頭に手を乗せながらダクとブルに言った。そういえば会った時からわんぱくだった僕は、お兄ちゃんにずっと止められてたなぁ。パパの稽古の時も…
「お兄ちゃん…」
「兄貴…泣かすんじゃねェよぉ。」
ズブは男泣きしていた。
【ズブはズブで、しず母様大好き猫だったが。まぁ、頭がいいのは昔からだ。こいつは…】
「「え!?」」
お兄ちゃんが…泣いた!?え、ちょ、待って、前世では人間への恨みがあって、ナルトさんと人生を共にした時でさえ、泣かなかったあのお兄ちゃんが!?
【見せもんじゃねぇぞ。】
「いやぁ、驚いた。お兄ちゃんも…いやお兄ちゃんだから泣くよね。」
【ずず!…あの六道のじいさんの時くらいだ。】
「そこは言うんだ。」
【はっはっは!…おれは最初に別れを言いたかった。のび太にはしっかりと伝えてやれ】
「うん、必ず。」
いや待って…九喇嘛のお兄ちゃんが泣いたんだよ?パパに言ったらえげつないほどになりそうなんだけど…一週間後本当に別れられるかなぁ…
雷神「終わり」
銀「おーいおいおいおいおい…」
ウタ「銀さんまで男泣きしてる」
銀「あれぁ、ねぇだろうがよぉ!!あの九喇嘛が、あの恨みの塊の尾獣が、泣いたんだぞぉ!?そりゃ泣くだろうがよぉお。」
ハル「エースの言葉も相まって、さらに兄貴感が増したし。そうかも。」
ウタ「エースは本当にいい言葉を残したよね。」
銀「お前ら、今は九喇嘛が言った言葉だ。原作は黙ってろ。」
ハル「私も感動してるもん。」
ウタ「だって私エースの妹だもん。」
銀「原作じゃなかったわ。お前は身内の言葉で感動したのか。」
ウタ「そりゃ、逆行する前は、知らなかったし。エースの事。」
雷神「いや、ここで暗く成られましても。」
ウタ「あ、そうだった!今のなし!」
雷神「なんか向こうの銀さん達がここは作者の場所じゃねぇって言ってるけど。」
銀「向こうに言っとけ。こっちには席がある。」
ウタ「チャッピー側には出さないだけだもんね。」
ハル「脱線してるからダメだよ!?ちょっと危ないから次回をお楽しみに!!」