翼の勇者たち編
バードピア
鳥人間達が暮らしている異世界。
バードピアの住人達は、人間達が暮らす世界を《
バードピアでは、ヒューマピアに生息する鳥達の監視や保護も行われている。
鳥人間は人間とは寿命が大きく異なり、およそ人間の3倍ほどの寿命を持つ。
そのため人間とは時間に対する感覚や世代交代の速度にも大きな違いが存在する。
のび太達はこの世界で、グースケをはじめとした様々な鳥人達と出会うことになる。
劇場版では名字はなかったが、この大冒険では名字付き。Dも存在している。
ハルキニア・グースケ、本名はバンライ・Ⅾ・グースケ
バードピアに暮らす鳥人の少年。
ある出来事によってヒューマピアへ迷い込み、のび太達と出会った。
本来鳥人であるため自分自身の翼で空を飛ぶことができるはずだが、グースケは長い間、自分の翼で飛ぶことができなかった。
その原因は、生まれた直後に経験した事故にある。
過去
誕生直後、卵を入れられていた籠から空中へ転落。
この出来事が強烈なトラウマとなり、それ以降、自分の翼で空を飛ぶことを恐れるようになった。
そのためグースケは、
《自分自身の翼で飛ぶ》
のではなく、自分で作った人力飛行機《スノーグース号》によって空へ挑んでいる。
飛ぶことそのものを諦めたわけではなく、
《翼では飛べないなら、自分で飛ぶ方法を作る》
という形で空への憧れを持ち続けていた。
スノーグース号
グースケが自作した人力飛行機。
自分の翼で飛ぶことができないグースケにとって、空へ飛び立つための大切な存在。
単なる乗り物ではなく、グースケ自身の空への憧れと努力が詰まった機体でもある。
イカロスレース
バードピアで開催される《イカロスレース》へスノーグース号で参加。
自分自身の翼ではなく、自作の飛行機によってレースへ挑んだ。
結果としてレースそのものでは優勝。
しかし策略によって失格扱いとなり、正式な優勝者として認められることはなかった。
イカロスとの関係
伝説の勇者《イカロス》は、実はグースケの実の父親。
しかしグースケは誕生直後の事故によって生き別れとなっているため、その事実を知らない。
現在の両親はグースケの育ての親。
空中へ転落した際、グースケは偶然イカロスの羽を掴み取っている。
本人はその羽が実の父親のものだとは知らないものの、自分の出生へ繋がる唯一の手掛かりでもあるため、大切に持っている。
初飛行
最終的には、父親であることを知らないままイカロスから励まされる。
さらに、
《のび太を助けたい》
という強い思いが、長年抱えていた空への恐怖を上回った。
その結果――
初めて自分自身の翼で空を飛んだ。
トラウマそのものが最初から存在しなかったことになったのではなく、大切な仲間を助けるために恐怖を乗り越えた。
グースケにとって大きな成長となった出来事。
フィオーレ・ミルク
本作のヒロインの1人。
グースケの幼馴染である鳥人の少女。
面倒見が良く、少々おせっかい。
長年グースケのことを気にかけており、自分の翼で飛べないグースケのことも大切に思っている。
ミルクにとってグースケは幼馴染であり、弟のような存在。グースケから見てもミルクは頼れる姉貴分であり、恋愛感情はない。
そのためミルクがのび太へ恋をしたことについても嫉妬するどころか、むしろ『ついにミルクちゃんにも春が来た!』と喜び、彼女の恋を応援している。
その後ものび太への好意を持ち続ける。
イカロスレース
グースケと共にイカロスレースへ参加。
しかしレース中に蜘蛛の巣へ捕まり、羽が絡まってしまう。
その影響で正常に飛行することができなくなり、自らレースを辞退した。
グースケの飛行
長年、自分の翼で飛ぶことができなかったグースケのことを近くで見てきた。
そのため、最後にグースケが自分自身の翼で飛んでいる姿を見た際には非常に驚いている。
告白
種族の違いについても理解している。
自分は鳥人。
のび太は人間。
それでも気持ちを諦めることはなく、
《人間であってものび太が好き》
という自分の気持ちを、のび太本人へ直接告白している。
そのため『翼の勇者たち』で新たに加わったヒロインの1人となった。
バンライ・Ⅾ・イカロス
バードピアで《伝説の勇者》と呼ばれている鳥人。
イヌワシの鳥人であり、一般的な鳥人のおよそ2倍にもなる巨体を持つ。
ただし外見だけを見ると、イヌワシよりもハクトウワシに近い印象を持つ。
圧倒的な実力を誇り、バードピアでは生ける伝説として知られている。
そしてグースケの実の父親でもある。
渡り鳥パトロール隊
かつて《渡り鳥パトロール隊》に所属していた。
当時の同期の1人が《ジーグリード》。
2人は共に任務へ当たっていたが、およそ50年前に事件が発生する。
ジーグリードが人間によって翼を撃たれ、その後人体改造まで施されてしまった。
50年前の事件
イカロスは、ジーグリードが酷い目に遭ったことを自分の責任だと思い込んだ。
自責の念から仲間達の元を離れ、《監獄島》へ自ら閉じこもるようになる。
その後長い間、表舞台から姿を消していた。
グースケの事故
約10年前、一度監獄島から外へ出た。
しかし、その際に実の息子であるグースケを事故によって落としてしまう。
グースケは生き残ったものの、その出来事によって生き別れとなった。
イカロス自身も再び大きな罪悪感を抱え、監獄島へ戻ってしまう。
復帰
長い間、過去の出来事を後悔し続けていた。
しかし息子であるグースケや、のび太からの説得を受ける。
特にジーグリードが暴走する中で、
《自分が逃げ続けるのではなく、直接向き合う》
ことを決意。
監獄島から抜け出し、かつての仲間であるジーグリードを説得するため行動を開始した。
事件後
事件が解決した後は、再びバードピアのために働くことを決意。
《渡り鳥パトロール隊隊長》へ就任した。
過去から逃げ続ける生活を終え、仲間達やバードピアを守る側へ戻っている。
イカロスの息子であるグースケもDを持つ
ワラシヲニオニア・ジーグリード
《カラス警備隊》の長官。
50年前はイカロスと同じく《渡り鳥パトロール隊》へ所属していた。
当時のイカロスとは同期。
しかし50年前の事件によって人生が大きく変わった。
人間への憎しみ
任務中、人間によって翼を撃たれた。
さらにその後、
人体改造まで施された。
この凄惨な経験によって、人間そのものへ強烈な憎しみを抱くようになる。
元々仲間だったイカロスとも、事件を境に疎遠となった。
イカロス側もジーグリードの事件について自分を責め続けていたため、2人は50年間まともに向き合うことができなかった。
バビロン隊長
作中で明確に言及されたわけではないものの、《バビロン隊長》はジーグリードの義弟。
2人の間にも長年複雑な関係が存在していた。
フェニキア
人間へ報復するため、かつて封印された怪物《フェニキア》を利用しようとする。
フェニキアを復活させ、人間世界への襲撃戦力として使用する計画を立てた。
しかしフェニキアが進化したことで状況は大きく変化。
ジーグリード自身に埋め込まれていたチップによって操られ、逆にバードピアを破壊するため行動することとなる。
のび太の説得
完全な悪人として倒されたわけではない。
のび太からの説得によって正気を取り戻す。
人間全てが、自分へ酷いことをした人間と同じではないことにも向き合うようになる。
その後はバビロン隊長とも和解。
自分が関わった事件によって燃やされてしまった町から、人々を救助するために行動した。
裁判
事件後は当然、これまでの行動について裁判を受けることになる。
しかしイカロスがジーグリードを弁護。
50年前に受けた被害や人体改造、洗脳など様々な事情が考慮され、
《情状酌量の余地あり》
と判断された。
その後はイカロスの部下として活動。
かつて疎遠となった2人は、再び同じ組織でバードピアを守ることとなった。
フェニキア
バードピアに存在するドラゴンのような巨大怪物。
鳥人達にとって古くからの天敵。
遥か昔、鳥人達を襲っていたため、《鳥野博士》をはじめとした鳥人達によって討伐作戦が行われた。
しかし完全に倒すことはできず、《ララアト山》まで誘導。
大量の雪の下へ生き埋めにすることで封印された。
石板
フェニキアの存在は古代文字で石板へ記録され、現代まで伝えられていた。
その石板を《ホウ博士》が解読。
フェニキアの存在や封印場所が再び知られることとなった。
復活
人間への報復を企てたジーグリードによって封印を解除される。
本来の目的は、
《フェニキアを人間世界への攻撃に利用すること》。
しかしドラえもん達もフェニキアを止めようとする。
進化
ドラえもんは《進化退化放射線源》を使用し、フェニキアを退化させて無力化しようとした。
しかしバビロンが妨害。
その結果、誤ってフェニキアを――
進化させてしまった。
進化したフェニキアは、それまで以上の生命力と耐久力を獲得。
火炎放射によって町や森を焼き払い、
《空気砲》
《ショックガン》
などドラえもんの攻撃すら通用しないほどの怪物となった。
バードピア全体を火の海へ変えるほどの脅威となる。
洗脳
ジーグリードによって操られていたが、その後さらに強い洗脳を受けたことで再び暴走。
しかし進化したことで、単純に戦闘能力が上昇しただけではなかった。
念波によって会話できるようになった。
そのためスモークベルトへ来た際、のび太達はフェニキア本人と直接話すことができた。
和解
フェニキア自身が生まれつき無差別に全てを破壊したい存在だったわけではない。
のび太達との会話によって事情が明らかになり、最終的には和解。
倒して終わりではなく、仲間となる道を選んだ。
事件後
事件後はジーグリードと共にイカロスの部下となる。
また、のび太達が使用した《スモールライト》によって身体を小さくされた際、その姿を気に入った。
そのため現在も――
戦闘力はそのままで、身体だけ小さい。
という状態で生活している。
巨大怪獣級の能力を保持したまま、見た目だけコンパクトになっている。
雷神「更新完了」
銀「次は日本誕生までだな」
雷神「そうそう!」
銀「なんで、ここにもⅮの意思が?」
雷神「単純にあの世界と綿密。意味を知ってるものはいないけど、昔は『あの戦い』に参戦してた」
銀「裏情報が過ぎる。いや、まぁ一億年前ならそれもありえ…るわけねェだろうがアホンダラァァァァ」