ウタ
本作のヒロインの1人。
《世界の歌姫》という異名を持つ少女。
猿山琉歩李、通称《ルフィ》の幼馴染。
さらに令和時代の天皇である《秋篠宮鈴斬》、通称《シャンクス》の実の娘でもある。
『FILM RED』時点のおよそ2年前からYouTubeを通じて世界中へ歌を届けており、その圧倒的な歌唱力と魅力によって世界規模の人気を獲得している。
幼少期は皇居で暮らしていたが、約12年前に起きたある事件によって父親である鈴斬と離れ離れとなり、その後は《エレジア島》で生活していた。
明るく自由奔放で負けず嫌い。
一方で非常に繊細な部分も持ち、他人の苦しみを無視することができない。
世界中から寄せられる苦しみや悲しみの声を真正面から受け止め続けた結果、自分1人で世界そのものを救おうとするほど追い詰められ、『FILM RED』では《NEW GENESIS》を実行することとなった。
現在は事件を生き延び、自分がしたことと向き合いながら、のび太達の仲間として新しい人生を歩んでいる。
容姿
バイオレット色の瞳を持つ美少女。
スタイルが良く、特に美脚が目を引く。
髪は右側が鮮やかな《ポピーレッド》、左側が淡い《ピンクホワイト》のツートンカラー。
染色ではなく、どちらも地毛。
髪型も非常に特徴的。
ツインテールを頭上で《うさみみ》のようなリング状にまとめ、ヘッドセットのバンド部分で固定している。
さらに肩から胸へ下ろした髪の先端を、それぞれシズク型のリング状に結んでいる。
左側の前髪は長く、普段は片目が隠れている。
動きによって隠れている目が見えることもある。
感情に連動する髪
頭上にある《うさみみ》のような髪は、ウタ本人の感情に合わせて動く。
テンションが上がれば立ち上がる。
悲しくなれば垂れる。
興奮すれば台詞や身体の動きに合わせるように揺れる。
そのためウタは、表情だけではなく髪にも感情が非常に現れやすい。
性格
明るく自由奔放。
負けず嫌いで、自分が決めたことには一直線に突き進むタイプ。
興味を持ったことへ勢いのまま飛び込んだり、周囲を置いて自分だけ先へ進んだりすることも多い。
幼馴染であるルフィとは幼い頃から張り合っていたため、性格にもかなり似た部分がある。
平行世界の《やり直しウタ》向こうのルフィと同じ感じなため、行動してから時間制限を思い出すなどルフィそっくりな行動を取っており、《心の闇ウタ》から、
「そこホントにルフィと似てるよね。」
と言われている。
やり直しウタ本人はルフィと同じ扱いをされることには少々複雑な反応を見せるものの、根本的な部分ではよく似た2人。
一方で、非常に繊細。
他人の苦しみを《他人の問題》として切り離すことが苦手で、
《自分が何とかしなければならない》
と抱え込みやすい。
その性格が極端な方向へ進んだ結果、『FILM RED』では、
《自分が新時代を作れば全員を幸せにできる》
という考えへ追い込まれていった。
ウタの危うさは、
《優しいからこそ、抱え込みすぎる》
ことにある。
世界の歌姫
『FILM RED』のおよそ2年前からYouTubeを通じて歌を配信。
圧倒的な歌唱力と魅力によって瞬く間に世界的な人気を獲得し、《世界の歌姫》と呼ばれるほどの存在となった。
ウタ本人も、自分の歌によって誰かを楽しませたり、幸せにしたりできることを心から喜んでいた。
しかし人気が高まるにつれ、ウタの元には喜びの声だけではなく、
《苦しい》
《助けてほしい》
《こんな世界から逃げたい》
《幸せになりたい》
といった悲痛な声まで大量に届くようになる。
ウタはそれらを無視することができなかった。
やがて現在の世界そのものを《腐った時代》だと考えるようになり、
《自分の歌で全員を幸せにする》
という思いが危険な方向へ進んでいく。
それが《NEW GENESIS》へと繋がった。
歌
《世界の歌姫》と呼ばれるほど、圧倒的な歌唱力を持つ。
ウタにとって歌は単なる仕事ではない。
自分自身を表現するもの。
人々を楽しませるもの。
誰かを救うためのもの。
そして《ウタウタの実》を使用するためにも重要なもの。
歌によって多くの人を救った一方で、世界中の人々と繋がったからこそ、彼らの苦しみまで知ることになった。
つまりウタにとって歌は、
《多くの人を救ったもの》
であると同時に、
《NEW GENESISへ向かうきっかけ》
にもなった。
事件後も歌そのものを捨てたわけではない。
現在でも歌はウタにとって最も大切なものの1つ。
ウタの歌
《世界の歌姫》ウタが歌う楽曲。
ウタは『FILM RED』のおよそ2年前からYouTubeを通じて世界中へ歌を配信しており、その圧倒的な歌唱力によって世界規模の人気を獲得した。
ウタにとって歌は単なる娯楽や仕事ではない。
自分自身を表現するもの。
誰かを楽しませるもの。
苦しんでいる人を励ますもの。
そして《世界の歌姫》として多くの人々と繋がるためのもの。
一方で、世界中の人々と歌を通して繋がったからこそ、ウタは彼らの苦しみや悲しみまで受け取ることとなった。
そのためウタの楽曲には、明るく力強い曲だけでなく、本人の孤独や葛藤、願いが強く表れているものも多い。
《新時代》
ウタを象徴する代表曲の1つ。
ウタが思い描く、
《誰もが幸せになれる新しい時代》
への願いが強く込められている。
明るく希望に満ちた楽曲である一方、『FILM RED』におけるウタの思想とも強く結びついている。
当初のウタにとって《新時代》とは、単なる理想や夢ではなかった。
現在の世界から苦しみをなくし、
《自分の歌によって全員を幸せにする》
という具体的な目標そのもの。
その思想が最終的にLIVE《NEW GENESIS》へ繋がる。
事件後のウタにとっては、《新時代》という言葉そのものを捨てたわけではない。
ただし以前のように、
《自分1人が全員を新時代へ連れていく》
という意味ではなく、自分自身も現実世界で生きながら新しい未来へ進むという形へ、その意味合いは変化している。
《私は最強》
ウタの自信と力強さを象徴する楽曲。
《世界の歌姫》として世界中から支持されるウタらしい、非常にエネルギッシュな曲。
明るく自由奔放で負けず嫌いなウタの性格とも相性が良い。
一方で、
《自分なら何でもできる》
《自分ならみんなを救える》
という、『FILM RED』当時のウタが抱えていた危うい自己認識とも重なる部分がある。
現在では、かつてのように世界中の全てを1人で背負うための《最強》ではなく、
仲間達と共に歩きながら、自分自身の力を信じるための歌
としても見ることができる。
またこのウタややり直しウタはこの歌を歌うと、《最強の鎧》が常備される。
《逆光》
ウタの激しい感情が強く現れる楽曲。
普段の明るく自由奔放な《世界の歌姫》としての姿とは異なり、内側に抱えている怒りや苦しみ、反発心が表へ出る。
父親である鈴斬との別離。
約12年前の事件。
現在の世界に対する失望。
自分を理解してくれない周囲への苛立ち。
そうしたウタの中に積み重なった感情とも深く結びついている。
ウタという少女が決して、
《いつも明るく笑っているだけの歌姫》
ではないことを象徴する楽曲の1つ。
《ウタカタララバイ》
ウタの自由奔放さと独特な世界観が特に強く現れる楽曲。
非常にテンポが速く、ウタ自身の勢いのある性格とも噛み合っている。
一方で《ウタワールド》を支配するウタの圧倒的な力や、
《自分の作った世界こそが幸せな世界》
という『FILM RED』当時の危うい思想も感じさせる。
明るさ。
楽しさ。
狂気。
支配力。
それらが混ざり合っており、《NEW GENESIS》を実行している最中のウタを象徴する楽曲の1つでもある。
《世界のつづき》
ウタの繊細な部分が強く表れる楽曲。
《新時代》や《私は最強》のような力強さとは異なり、ウタ自身が抱える寂しさや、人との繋がりを求める気持ちが感じられる。
ウタは世界中の人々へ歌を届ける《世界の歌姫》でありながら、長い間エレジア島で生活していた。
父親である鈴斬とも離れ離れ。
幼馴染のルフィとも長期間会っていない。
多くのファンから愛されていた一方で、本人自身には強い孤独も存在していた。
そのためこの歌は、
《世界中と繋がっているのに孤独だったウタ》
という側面を強く感じさせるものとなっている。
《風のゆくえ》
ウタの持つ優しさや、未来へ進もうとする思いが強く表れる楽曲。
他の楽曲と比べても穏やかな雰囲気を持ち、ウタの根本にある、
《誰かを幸せにしたい》
という純粋な願いを感じさせる。
『FILM RED』当時のウタは、その優しさを抱え込みすぎた結果、《NEW GENESIS》という極端な方法へ進んでしまった。
しかし事件後は、自分自身が死んで世界を救おうとするのではなく、
自分も現実世界で生きながら未来へ進む
という道を歩き始めている。
その意味でも、《風のゆくえ》は事件後のウタにも非常に似合う楽曲となっている。
楽曲一覧
現在、ウタを代表する主な楽曲は、
《新時代》
《私は最強》
《逆光》
《ウタカタララバイ》
《世界のつづき》
《風のゆくえ》
の6曲。
それぞれ同じ《ウタの歌》でありながら、
《新時代》――理想と希望。
《私は最強》――自信と力強さ。
《逆光》――怒りと反発。
《ウタカタララバイ》――自由さと危うさ。
《世界のつづき》――孤独と繋がり。
《風のゆくえ》――優しさと未来。
と、異なるウタの側面が強く表れている。
そのため一連の楽曲を通して見ることで、
《世界の歌姫としてのウタ》
だけではなく、
《秋篠宮鈴斬の娘としてのウタ》
《ルフィの幼馴染としてのウタ》
《世界の苦しみを抱え込んだ少女としてのウタ》
《事件後も生き続けることを選んだウタ》
という、彼女の様々な一面を見ることができる。
ウタにとって歌は、力であると同時に人生そのもの。
『FILM RED』で一度は歌によって世界そのものを変えようとした少女は、事件後も歌を捨てず、
今度は自分自身も生きている世界へ歌を届け続けている。
『日本誕生』ではヒカリ族のために《新時代》と《私は最強》を歌唱、ジャイアンとのコンビで、ある歌手の《ルミナス》を歌唱して、ヒカリ族へ祝福した。
ウタウタの実
ウタが持つ特殊な能力。
ウタの歌を聞いた人物の意識を《ウタワールド》へ取り込むことができる。
《ウタワールド》ではウタ本人が圧倒的な支配力を持ち、自分の意思によって世界そのものを自由に作り変えることが可能。
音符の騎士を生み出す。
人間をお菓子やおもちゃのような姿へ変える。
相手を拘束する。
地形や環境そのものを変化させる。
など、現実世界では不可能な現象もウタワールド内では可能となる。
『FILM RED』当時のウタは、この能力だけでも多数の実力者を同時に相手にできるほど高い戦闘能力を持っていた。
しかし当時のウタは――
まだ《ウタウタの実の真髄》を知らなかった。
LIVE《NEW GENESIS》
世界中から届く苦しみの声を聞き続けたウタが実行した計画。
ウタ本人にとって《NEW GENESIS》は、
世界征服でも、
大量殺戮でもない。
目的はただ1つ。
《みんなを幸せにすること》。
ウタは現実世界そのものを、人々を苦しめる原因だと考えた。
ならば全員を《ウタワールド》へ連れて行けばいい。
争いもない。
苦痛もない。
欲しいものは何でも手に入る。
全員が永遠に幸せでいられる。
そう考え、《NEW GENESIS》を決行。
その結果――
世界のおよそ7割の人間や動物をウタワールドへ取り込んだ。
さらに最後には、
《自分自身が死ぬ》
ことでウタワールドを永続させようとしていた。
つまりウタ自身も、生き残るつもりで行った計画ではない。
自分自身を含めた全員が永遠に幸せな《新時代》へ行く。
それが当時のウタが信じていた救済だった。
『FILM RED』
《NEW GENESIS》を止めるため、のび太達をはじめ多くの人物が動く。
その中には、
幼馴染である《ルフィ》。
父親である《鈴斬》。
もいた。
しかし当時のウタは精神的に追い詰められており、簡単な説得だけで計画を中止できる状態ではなかった。
ルフィから、
「お前は間違ってる!!」
と言われても、
「それはルフィだよ。」
と否定。
自分こそが《新時代》を作るのだと信じ続けていた。
ルフィとの関係
猿山琉歩李、通称《ルフィ》は幼い頃からの幼馴染。
ウタにとって非常に大切な人物であり、互いに遠慮なく張り合うことのできる関係。
長い間離れて暮らしていたものの、幼い頃に築いた関係そのものが消えたわけではない。
《NEW GENESIS》では対立することとなったが、ルフィは最後までウタ本人へ直接攻撃を当てようとはしなかった。
ウタから、
「何度戦っても私には勝てないよ?」
と言われても、
「まだ決着はついてねェ」
と返している。
音符の騎士など、ウタが生み出した攻撃は破壊しても、ウタ本人を殴ることは拒否。
最後まで、
「お前は間違ってる!!」
と説得する道を選んだ。
ウタにとってもルフィは、単なる《計画を邪魔する敵》ではない。
最後まで大切な幼馴染だった。
現在も昔からの距離感は残っており、互いに遠慮なく接することのできる存在。ルフィの暴走を止められる六人の1人。
鈴斬との関係
令和時代の天皇《秋篠宮鈴斬》、通称《シャンクス》はウタの実の父親。
ウタは約12年前まで皇居で鈴斬と共に生活していた。
しかしある事件によって離れ離れとなり、その後はエレジア島で生活することになる。
そのため鈴斬へは非常に複雑な感情を抱いていた。
父親として大好き。
しかし同時に、
《自分を捨てた》
と思い込み、強い恨みも抱いていた。
そのためウタにとって鈴斬は、
《大好きで嫌いな父親》**
でもある。
父親への愛情が強かったからこそ、別離による傷も非常に深いものとなった。
やり直しウタ
《NEW GENESIS》の最中、誰も予想していなかった人物が本編世界へ現れる。
それは――
もう1人のウタ。
本編世界とは異なる平行世界を生き、一度死亡した後に人生をやり直している存在。
通称《やり直しウタ》。
本編ウタ自身も突然現れた自分と同じ姿の少女を見て、
「誰!?……私!?」
と驚いている。
# ウタVSウタ
やり直しウタが本編世界へ現れるきっかけの1つとなったのが、ルフィの麦わら帽子。
追い詰められていた本編ウタが麦わら帽子を傷つけようとした瞬間、
「ルフィの大事なもんに何してんの。」
とやり直しウタが乱入。
麦わら帽子を守り、本編ウタと対峙した。
本編ウタから見れば、
《自分と全く同じ姿をした、意味の分からないもう1人の自分》。
やり直しウタから見れば、
《かつて自分自身も歩いた失敗への道を進んでいる、別世界の自分》。
やり直しウタは一度死亡した経験があるからこそ、本編ウタへ、
「失敗する。」
とはっきり告げる。
しかし本編ウタは、
「あんたは失敗したみたいだけど私は失敗なんかしない!!」
と拒絶。
同じ《ウタ》同士による戦いとなった。
この時の本編ウタは、戦闘経験・能力への理解ともにやり直しウタに及ばず、かなり翻弄されている。
顕現
《ウタウタの実》が持つ能力の真髄。
ウタウタの実は、単純に《ウタワールド》を作り出すだけの能力ではない。
その真髄へ到達したウタは、
《他者の能力を自分自身へ顕現させる》
ことができる。
技の見た目だけを真似しているわけではない。
対象となる能力そのものを自分自身へ顕現させ、実際にウタ自身の能力として使用する。
顕現によって他者の能力を使用している状態は、
《モード○○》
と呼ばれる。
『FILM RED』時点の顕現
『FILM RED』当時、本編ウタは《顕現》の存在そのものを知らなかった。
そのため、やり直しウタが《モードゴムゴム》を使用した際には、
「何それ……!?」
「そんなの知らない!!」
と驚いている。
それに対し、やり直しウタは、
「ウタウタの実の真骨頂。」
と説明。
この時、本編ウタは初めて、自分が持つ能力にさらに先が存在することを知った。
心の闇ウタ
《やり直しウタ》の中に存在する、《心の闇》あるいは《分身》に近い存在。
やり直しウタ本人には別世界へ顕現できる時間制限があり、『FILM RED』へ現れた当時は約10分が限界だった。
しかし《心の闇ウタ》には同じ制限が存在しない。
そのためやり直しウタ本人が元の世界へ戻った後も、本編世界へ残ることができた。
その後はのび太達のサポートへ回る。
ルフィから本編ウタを数分間止めてほしいと頼まれた際には、
《モードゴムゴム》
を使用。
さらに《ギア2》まで再現して本編ウタを拘束し、ルフィが説得するための時間を作った。
目的は本編ウタを殺したり倒したりすることそのものではない。
《同じ失敗をさせない》
ために行動していた。
事件後
《NEW GENESIS》は最終的に阻止された。
ウタは自分自身が死ぬことで《新時代》を完成させる道ではなく、
《生きたまま、自分が起こした事件と向き合う》
道を歩むことになる。(この時のあとがき劇場でやり直しウタはこの結果を大いに喜んだ。)
ただし世界のおよそ7割を巻き込んだ事件であるため、そのまま完全な自由を与えられたわけではない。
事件後は――
4年間の監視生活。
監視役となったのは、
《野比のび太》
《桐ヶ谷和人》
の2人。
単に拘束して見張るのではなく、現代社会の中で生活しながら、自分が起こした事件、自分の能力、そして自分自身と向き合っていくことになる。
顕現の習得
事件後、本編ウタも《顕現》の習得を開始。
やり直しウタが長い年月をかけて辿り着いた《ウタウタの実の真髄》。
事件当時にはその存在すら知らなかった本編ウタが、使用可能になるまでにかかった期間は――
1週間。
ただし本編ウタは完全なゼロから顕現そのものを発見したわけではない。
やり直しウタが実際に《顕現》を使用する姿を見ており、さらにやり直しウタの記憶を見ることで、顕現という能力に対する理解を深めている。
その後は様々な能力者本人から教えを受けたり、能力を観察したりすることで、自分が使用できる《モード○○》を増やしていった。
現在では、『FILM RED』へ現れた当時のやり直しウタよりも多くの種類を使用可能。
やり直しウタ本人はそれを否定的には捉えていない。
別世界とはいえ、自分が顕現を知るきっかけを与えた《もう1人の自分》がそこからさらに成長していることは許容範囲であり、むしろ鼻が高いと思っている。
現在使用可能な顕現
心読み。
ドラえもんの道具拡張。
ドラえもんの道具の代用
本編ウタが使用可能であることが判明しているモードは8種類。
モードゴムゴム
能力元:猿山琉歩李《ルフィ》
《ゴムゴム》の能力を顕現するモード。
身体をゴムのように伸縮させ、ゴムの性質を利用した戦闘を行うことができる。…疑似的な『ニカ』ということでもある。
習得経緯
本編ウタは元々、幼馴染であるルフィが《ゴムゴム》の能力を使用する姿を何度も見ていた。
さらに『FILM RED』で、やり直しウタが《モードゴムゴム》を使用。
その後、やり直しウタの記憶を見ることで、顕現によって《ゴムゴム》を再現するための理解を深めた。
つまり、
《ルフィ本人を見て得た知識》
と、
《やり直しウタの記憶》
の両方を利用して習得したモード。
本編ウタにとって、《顕現》習得の基礎となった能力でもある。
モードメラメラ
能力元:猿山恵須(エース)
《メラメラ》の能力を顕現するモード。
炎を自在に扱うことが可能。
攻撃範囲や火力に優れ、ウタ本来の能力とは全く異なる戦闘方法を取ることができる。
習得経緯
《スペード班》に所属するエース本人から直接教わって習得。
単純に能力を見て真似したものではなく、能力者本人から指導を受けた顕現の1つ。
モードモクモク
能力元:雲田煙草(スモーカー)
《モクモク》の能力を顕現するモード。
煙に関係する能力を使用することができる。
習得経緯
《スペード班》に所属するスモーカー本人から、エースと同様に直接教わって習得。
《モードメラメラ》と並び、能力者本人から指導を受けて身につけた顕現。
モードピカピカ
能力元:田中守《黄猿》
《ピカピカ》の能力を顕現するモード。
光に関係する能力を使用可能。
高速戦闘や光を利用した攻撃など、他のモードとは大きく異なる性質を持つ。
習得経緯
黄猿本人から教わったわけではない。
ウタが黄猿から能力を――
盗んだ。
他の顕現の多くが本人から教わったり、関係のある人物から理解を深めたりして習得したのに対し、《モードピカピカ》だけは取得経緯がかなり異質。
『FILMRED』時に見た時に、覚えていたため。盗んだ。
モードジキジキ
能力元:浪川喜怒(キッド)
《ジキジキ》の能力を顕現するモード。
磁力に関係する能力を使用することができる。
周囲の金属などを利用し、環境そのものを戦力へ変えることも可能。
習得経緯
本作では麦わらの一味に所属しているキッド本人から直接教わって習得。
能力者本人から指導を受けて身につけた顕現の1つ。
モードハナハナ
能力元:ニコ・ロビン
《ハナハナ》の能力を顕現するモード。
身体の一部などを様々な場所へ咲かせることができる。
戦闘だけでなく、拘束、偵察、補助などにも応用可能。
習得経緯
麦わらの一味であるロビン本人から直接教わって習得。
キッドの《ジキジキ》と同様に、麦わらの一味との関係を通して手に入れた顕現。
モードヒトヒト
《ヒトヒト》の能力を顕現するモード。
現在、本編ウタが使用可能な顕現の1つ。
具体的な能力、能力元、習得経緯、応用方法については、現時点では詳細未整理。
そのため、本編で明らかになった内容に応じて追記。
モードグラグラ
能力元:ニューゲート・エドワード《白ひげ》
《グラグラ》の能力を顕現するモード。
強力な振動を発生させることができる。
現在ウタが使用可能な顕現の中でも、特に高い破壊力を持つ能力の1つ。
扱いを誤れば周囲へ与える被害も非常に大きい。
習得経緯
父親である鈴斬《シャンクス》を経由してニューゲート・エドワードと知り合った。
その後――
ニューゲート本人から直々に教わって習得。
能力の規模を考えても、非常に貴重な直接指導によって得た顕現。
現在の顕現一覧
現在、本編ウタが使用可能であることが確認されているのは、
《モードゴムゴム》
《モードメラメラ》
《モードモクモク》
《モードピカピカ》
《モードジキジキ》
《モードハナハナ》
《モードヒトヒト》
《モードグラグラ》
の8種類。
現時点で取得していない能力
オペオペ
ローの能力。
ウタはローとも関わっているが、**《オペオペ》の能力はもらっていない。**
そのため現在の顕現一覧には含まれない。
ウタは出会った能力者全員の能力を自動的にコピーしているわけではない。
実際に取得・習得した能力だけが《モード○○》として使用可能となる。
この点は《顕現》を扱う上で重要。
今後取得する可能性のある顕現
モードバラバラ
《バラバラ》の能力を顕現することになる可能性があるモード。
能力元となる人物は《バギー》。
ただし――
現時点の本編ウタはまだ取得していない。
バギー自身も今後本編へ登場する可能性はあるものの、具体的にどのような形で登場するのかは未定。
そのため《モードバラバラ》についても未来の候補に留まり、現在使用可能な能力としては扱わない。
モードヒエヒエ
『FILMRED』時に現場に松田九斬はいたが、黄猿の印象が強すぎたり、そんなにかかわってないため、未取得
モードズシズシ
『FILMRED』時に直接会ってはいるが、どんな能力は知らないため未取得。
顕現の習得方法
本編ウタの《顕現》は、全て同じ方法で習得しているわけではない。
現在判明しているだけでも、
ルフィを見る+やり直しウタの記憶から学ぶ。
能力者本人から直接教わる
父親を経由して能力者本人から指導を受ける。
本人から盗む。
など、様々な取得経路が存在する。
そのため《顕現》は、
《一度見れば自動的に全てコピーできる能力》
ではない。
ウタ自身が対象となる能力への理解を深め、顕現として使える状態へ持っていく必要がある。
だからこそ、ウタが取得している能力の一覧は、そのまま、
ウタがこれまで誰と出会い、誰から学んできたか
という人間関係の記録にもなっている。
戦闘能力
ウタは純粋な肉弾戦を専門とする人物ではない。
しかし《ウタウタの実》によって非常に高い戦闘能力を持つ。
特に《ウタワールド》内では圧倒的。
音符の騎士。
相手の拘束。
対象の変化。
地形や環境そのものの変化。
など、通常の戦闘とはまったく異なる方法で相手を追い詰めることができる。
さらに事件後は《顕現》を習得。
現在では、
伸縮。
炎。
煙。
光。
磁力。
身体の展開。
ヒトヒト。
強力な振動。
と、1人でありながら全く異なる性質を持つ能力を使い分ける。
そのため『FILM RED』当時と現在では、単純な戦闘力だけでなく対応力そのものが大きく上昇している。
やり直しウタとの現在の関係
《やり直しウタ》は別の平行世界を生きる自分自身。
そのため同一人物ではないものの、性格や大切にしている人物などには多くの共通点がある。
『FILM RED』では敵対する形で出会い、本編ウタはやり直しウタにかなり翻弄された。
しかし同時に、やり直しウタとの遭遇が、
《顕現》
というウタウタの実の真髄を知るきっかけにもなっている。
現在では本編ウタ自身も顕現を習得し、使用可能な《モード○○》の種類については、『FILM RED』へ現れた当時のやり直しウタを上回っている。
やり直しウタ本人はそれを否定的には捉えていない。
自分が顕現を知るきっかけを与えた別世界のウタが、その後さらに能力を発展させたことについては、
《別世界の私、やるじゃん》
という感覚に近く、むしろ鼻が高いと思っている。
のび太との関係
『FILM RED』を通して深く関わるようになった人物。
のび太は《NEW GENESIS》でウタが行ったことそのものを肯定してはいない。
しかし、
《危険な能力を持った敵》
《世界を巻き込んだ犯罪者》
という部分だけでウタ本人を判断することもしなかった。
なぜそこまで追い詰められたのか。
何を望んでいたのか。
何を救いたかったのか。
最後まで本人と向き合った上で事件を止める側となった。
事件後には和人と共に、4年間にわたるウタの監視役となっている。
そのため『FILM RED』で出会って終わった関係ではなく、その後も長期間一緒に過ごすことになる。
現在ではウタにとって大切な仲間の1人。
また物語を通して関係を深めていく相手でもあり、ウタ自身も本作のヒロインの1人となっている。
和人との関係
『FILM RED』事件後、のび太と共にウタの監視役となった人物。
4年間にわたってウタを監視するため、事件後は長期間関わる人物の1人となる。
単に拘束して見張るのではなく、ウタが現代社会の中で生活しながら事件後の人生を歩んでいくための監視役でもある。
詳しい関係については、その後の本編で描写された内容に応じて随時追記。
恋愛
本作のヒロインの1人であるため、のび太との関係も物語を通して深まっていく。
ただしウタという人物にとって、恋愛だけが物語の中心ではない。
ルフィとの幼馴染としての絆。
鈴斬との親子関係。
世界の歌姫としての立場。
《NEW GENESIS》で起こした事件。
のび太や和人との事件後の生活。
《ウタウタの実》と《顕現》の成長。
それら全てを含めて、事件後も物語へ関わり続けるヒロインとなっている。
事件後の日常
《NEW GENESIS》を起こした頃のウタは、
《自分1人で世界中のみんなを救わなければならない》
という考えに囚われていた。
事件後は、のび太や和人をはじめとした仲間達と生活する中で、少しずつ《誰かと一緒に生きる》日常へ戻っている。
世界の歌姫として歌う。
ルフィと昔と同じように張り合う。
のび太達と冒険する。
女子達と一緒になって騒ぐ。
他の歌手の歌を聞けば、
「いい歌だよね〜」
と素直に楽しむ。
幼馴染であるルフィ本人にはまだ知られない方がいい情報については、
「ルフィには内緒だよ?」
と釘を刺すこともある。
そうした何気ない日常そのものが、かつて《自分の命ごと世界を変えようとしたウタ》からの大きな変化でもある。
現在
現在のウタは、『FILM RED』で《NEW GENESIS》を実行した頃とは大きく変化している。
かつては、
《自分1人で世界中のみんなを救わなければならない》
と思い詰め、そのためなら自分自身が死ぬことすら受け入れていた。
しかし計画は、
ルフィ。
鈴斬。
のび太達。
やり直しウタ。
心の闇ウタ。
そして多くの人物によって止められた。
現在は、
《死んで理想の世界を完成させる》
のではない。
**自分自身もその世界で生きながら、自分がしたことと向き合っている。**
事件後は4年間、のび太と和人の監視下で生活。
その中で人との関係を築き直し、自分の能力についても学び直している。
『FILM RED』当時には存在すら知らなかった《顕現》をわずか1週間で習得。
その後も様々な能力者から直接学んだり、自ら能力を手に入れたりすることで、現在では少なくとも8種類の《モード○○》を使用可能となっている。
しかし、強くなったことだけがウタの成長ではない。
かつては世界中の苦しみを1人で背負い、
《私が新時代を作る》
と突き進んだ。
現在は、
ルフィ。
鈴斬。
のび太。
和人。
そして多くの仲間達との関係を持ちながら生きている。
《世界の歌姫》。
《ルフィの幼馴染》。
《鈴斬の娘》。
《のび太達の仲間》。
《ウタウタの実の真髄である顕現を使いこなす能力者》。
そして――
一度は自分の命ごと世界を変えようとした少女。
現在のウタは、自分自身もその世界の中で生きながら、新しい道を歩み始めている。
鈴斬(シャンクス)
本名《秋篠宮鈴斬》。
通称《シャンクス》。
本作における令和時代の天皇であり、《世界の歌姫》ウタの実の父親。
歴代の天皇の中でも規格外の戦闘能力を持つ人物であり、
《歴代最強の天皇》
と呼ばれている。
天皇として日本に存在しているだけではなく、自身が世界最高峰クラスの戦士でもあるため、
《秋篠宮鈴斬が日本にいる》
という事実そのものが、世界各国へ対する強力な抑止力となっている。
普段は比較的穏やかで大らか。
しかし必要な場面では、天皇として、そして1人の戦士として凄まじい威圧感を放つ。
娘であるウタを非常に大切に思っている。
人物
鈴斬は《令和時代の天皇》という立場にありながら、本人自身も極めて高い戦闘能力を持つ特殊な人物。
普段から権威を振りかざす性格ではなく、比較的穏やかで大らか。
一方で、国家や家族、守るべきものに危険が及ぶ場面では態度が一変する。
その時の威圧感は、単なる立場によるものではない。
長年培った戦闘経験。
剣術。
身体能力。
そして圧倒的な《覇気》。
それらを持つ1人の戦士としての迫力でもある。
本作における鈴斬は、
《天皇》
《世界最高峰クラスの戦士》
《裏世界を知る人物》
そして、
《ウタの父親》
という複数の顔を併せ持つ。
ウタとの関係
《世界の歌姫》ウタの実の父親。
ウタが幼い頃は皇居で共に暮らしていた。
しかし約12年前に発生したある事件によって、父娘は離れ離れとなる。
その後、ウタは《エレジア島》で生活することとなった。
まだ幼かったウタは、その出来事を、
《父親に捨てられた》
と受け止めてしまう。
そのため長い間、鈴斬へ非常に複雑な感情を抱いていた。
父親として大好き。
しかし、自分を捨てた人物だと思っているから嫌い。
その結果、ウタにとって鈴斬は、
《大好きで嫌いな父親》
となっていた。
しかし鈴斬自身は、ウタを嫌って捨てたわけではない。
約12年間離れて暮らしていた間も、娘を大切に思う気持ちは一度も変わっていなかった。
父親として
世界から見れば《歴代最強の天皇》。
戦場では世界最高峰クラスの戦士。
しかしウタに対しては、何よりもまず1人の父親である。
約12年間会えなかったとしても、鈴斬の中でウタが娘であることは変わらない。
『FILM RED』でウタが世界規模の事件を起こした際にも、
《危険人物だから切り捨てる》
という判断をすることはなかった。
計画そのものは止める。
しかし娘自身を見捨てることもしない。
この姿勢は、鈴斬の父親としての根本にある。
ただし、
《娘だから何でも教えられる》
わけではない。
天皇という立場で知った情報の中には、たとえウタであっても話すことのできないものが存在する。
父親としての愛情と、天皇として守るべき秘密は別問題として扱っている。
『FILM RED』
『FILM RED』では、ウタがLIVE《NEW GENESIS》を決行したことで事件へ関わる。
当時のウタは世界のおよそ7割の人間や動物を《ウタワールド》へ取り込み、最後には自分自身が死ぬことで、その世界を永続させようとしていた。
当然、鈴斬も娘を止めるために動く。
しかしウタ本人は、鈴斬が自分の元へ来るとは信じていなかった。
「あいつは私を捨てたんだよ。来るわけないでしょ!!」
ウタにとって鈴斬は、自分を置き去りにした父親だったからである。
しかし幼い頃から鈴斬を知るルフィは、それを一貫して否定する。
「シャンクスは来るからな!!」
「娘がこんなことやってんのに!!シャンクスが黙ってるわけねェからな!!」
さらに、
「シャンクスがそんなことするわけねェだろ!!」
と、鈴斬が本心からウタを捨てるような人物ではないと言い切った。
そして実際に――
鈴斬は事件へ駆けつける。
鈴斬本人の存在をウタが感じ取っただけでも、それまで強く固まっていたウタの心が揺さぶられるほどの影響を与えた。
それほど鈴斬は、ウタにとって大きな存在だった。
娘の存在
『FILM RED』以前、
《秋篠宮鈴斬には娘がいる》
という事実は、一般には知られていなかった。
当然、
《世界の歌姫ウタが天皇の実娘である》
ということも公にはされていない。
しかし『FILM RED』事件を通じて、
《世界の歌姫ウタ》
が、
《令和時代の天皇・秋篠宮鈴斬の実の娘》
であることが世界へ知られることとなった。
それまで公表されていなかった天皇の娘の存在が、世界規模の事件をきっかけに表へ出た形となる。
ルフィとの関係
猿山琉歩李、通称《ルフィ》とも以前から深い関係を持つ。
ルフィは鈴斬の人柄を非常に強く信頼している。
『FILM RED』でウタが、
《鈴斬に捨てられた》
と思い込んでいた際にも、ルフィだけは一貫してそれを否定。
「シャンクスがそんなことするわけねェだろ!!」
と言い切っている。
さらに鈴斬が事件について知れば、
《必ずウタのところへ来る》
と確信していた。
これはルフィが単に鈴斬の肩書きや強さを知っているだけではなく、
《鈴斬という人間そのものを信頼している》
ことを示している。
鈴斬にとってもルフィは、単なる《娘の幼馴染》だけでは片づけられない関係を持つ人物である。
戦闘能力
鈴斬最大の特徴の1つ。
天皇でありながら、本人自身が世界最高峰クラスの戦闘能力を持つ。
その実力は、
《原作世界のシャンクス》
《やり直し世界のシャンクス》
と比較しても――
同等。
世界が異なるから弱体化しているわけではない。
本作の鈴斬もまた、《シャンクス》という人物に相応しい圧倒的な戦闘能力を持つ。
身体能力。
剣術。
覇気。
戦闘経験。
全てが最高水準。
本作世界においても、明確に最上位クラスへ位置する人物の1人である。
覇気
非常に高いレベルで《覇気》を扱う。
特に《覇王色の覇気》については圧倒的。
単純に格下の相手を気絶させるだけではなく、世界最高峰クラス同士の戦闘で使用できるほど高度に扱うことが可能。
《覇王色を攻撃へ纏わせる》
技術も使用できる。
さらに、
《見聞色》
《武装色》
についても極めて高い水準にある。
剣術と身体能力に3種類の覇気を組み合わせることで、鈴斬は世界最高峰クラスの戦闘能力を発揮する。
剣術
鈴斬は極めて高い剣術能力を持つ。
単純に剣を振るうだけではなく、自身の身体能力と覇気を剣術へ組み合わせて戦う。
特に強力な覇気を武器へ纏わせた攻撃は凄まじい威力を持つ。
世界最高峰クラスの戦士を相手にしても、正面から戦うことのできる実力者。
《歴代最強の天皇》
鈴斬は歴代天皇の中でも戦闘能力という意味では完全に規格外。
そのため、
**《歴代最強の天皇》**
と呼ばれている。
これは単なる異名ではない。
鈴斬本人の強さが、日本という国家の国際的な立場にまで影響を与えている。
武力による抑止
鈴斬の戦闘能力は、個人の強さだけで完結していない。
令和時代の天皇本人が世界最高峰クラスの戦士であるため、
《日本には秋篠宮鈴斬がいる》
という事実そのものが世界各国への抑止力となる。
日本に対して安易な武力行使や敵対行動を取ろうとすれば、
外交。
政治。
警察。
その他の国家組織。
だけではなく、
《歴代最強の天皇本人》
まで考慮する必要がある。
天皇という立場と、圧倒的な個人武力を同時に持つ非常に特殊な存在である。
ニューゲート・エドワードとの関係
鈴斬は《ニューゲート・エドワード》と以前から面識を持つ。
ニューゲートは本作世界において、
現役の《伝説の日本警察》
の1人。
年齢は60代。
ガープ、ロジャー・D・ゴールと同じく、現在も第一線から退いていない。
鈴斬との関係を通じて、娘であるウタもニューゲートと知り合うこととなった。
そして後にウタは、ニューゲート本人から直接、
《グラグラ》
の能力について教えを受ける。
その結果習得したのが、
《モードグラグラ》
である。
つまり鈴斬は自分で《グラグラ》を教えたわけではないが、
ウタとニューゲートを繋いだ人物。
父親の人脈が、ウタの《顕現》習得へ直接繋がった例の1つとなっている。
原作シャンクスとの違い
原作世界のシャンクスとは、世界そのものが異なる。
最大の違いは社会的な立場。
原作世界では海賊として生きているのに対し、本作の鈴斬は、
《令和時代の天皇》。
そのため歩んできた人生や社会的役割には大きな違いが存在する。
しかし戦闘能力については原作シャンクスと同等。
また人物としての根本的な部分にも共通点があり、それはルフィとの関係などにも表れている。
ただし、原作シャンクスが抱えている出自や正体に関する様々な謎を、そのまま本作の鈴斬も共有しているわけではない。
やり直しシャンクスとの違い
《やり直しウタ》が存在する平行世界にも、別のシャンクスが存在している。
当然ながら、本編世界の鈴斬とは別の人物。
それぞれ異なる世界で、異なる人生を歩んできた存在である。
戦闘能力については、
《原作シャンクス》
《やり直しシャンクス》
《鈴斬》
の3人に大きな差はなく、
同等クラス。
ただし抱えている事情や秘密には違いが存在する。
本編世界の鈴斬については、
《本人の正体そのものに巨大な秘密がある》
というタイプの設定ではない。
鈴斬が秋篠宮鈴斬であること。
令和時代の天皇であること。
ウタの父親であること。
ルフィと深い関係を持つこと。
それらは別の正体を隠すための偽装ではなく、そのまま鈴斬という人物の事実である。
鈴斬自身の秘密
鈴斬には、
《実は全く別の人物だった》
《正体を知ると世界観そのものがひっくり返る》
といった、本人の存在そのものに関する巨大な秘密は特にない。
しかし――
《本人に秘密がない》ことと、
《鈴斬が何も秘密にしていない》ことは別。
天皇という立場ゆえに、鈴斬は一般人では知ることのできない情報を大量に把握している。
裏世界
鈴斬は世界の表側だけでなく、
《裏世界》
についても多くの事情を知っている。
その中には一般社会へ公表することのできない情報も存在する。
さらに――
実の娘であるウタにすら話せない情報もある。
これはウタを信用していないからではない。
鈴斬自身の正体を隠すためでもない。
単純に、
《その情報自体が、天皇として守らなければならないものだから》
である。
そのため、ウタとの親子関係が改善したとしても、鈴斬が知る裏世界の全てを娘へ明かすことはできない。
父親と天皇の境界
鈴斬はウタを深く愛している。
しかし、
《娘を愛しているから国家機密まで全部話す》
ような人物ではない。
ウタに話せること。
ウタにも話せないこと。
その線引きは行う。
父親としての鈴斬と、
天皇としての鈴斬。
この2つの立場は矛盾せず両立している。
ウタからすれば、
「シャンクス、まだ何か隠してるでしょ?」
となることもある。
しかしそれは、かつてウタが抱えていた、
《自分を捨てた》
という問題とは別。
現在の父娘関係が改善していても、
《親子であること》と《国家の秘密を共有できること》は同義ではない。
ウタの成長について
『FILM RED』当時のウタは、自分が持つ《ウタウタの実》の真髄である《顕現》すら知らなかった。
事件後、ウタは能力について学び直し、多くの人物から教えを受けて成長している。
その中には、鈴斬自身の人脈も関係している。
特に、
現役の伝説の日本警察・ニューゲート・エドワード
との出会いは鈴斬経由。
ニューゲート本人から直接教わった結果、ウタは《モードグラグラ》を習得した。
鈴斬自身も、現在のウタがただ守られるだけの少女ではなく、自分自身の力で成長を続けていることを理解している。
それでも父親である以上、娘を心配する気持ちまでなくなるわけではない。
ウタがどれだけ強くなっても、
鈴斬にとってウタは自分の娘である。
現在
現在も令和時代の天皇として日本に存在している。
歴代の天皇の中でも規格外の戦闘能力を持つため、
《歴代最強の天皇》
として知られる。
その圧倒的な実力は、日本に対する世界各国の行動を牽制する強力な抑止力の1つとなっている。
日本国内には、
首相《センゴク》。
現・警視庁最高責任者《猿山龍(ドラゴン)》。
さらに60代にして現在も現役である、
《ガープ》
《ロジャー・D・ゴール》
《ニューゲート・エドワード》
という3人の《伝説の日本警察》も存在する。
鈴斬自身の戦闘能力は、
《原作シャンクス》
《やり直しシャンクス》
と同等クラス。
一方で、本人の正体そのものに巨大な秘密が隠されているわけではない。
しかし天皇として《裏世界》の事情まで把握しており、その情報の中には、実の娘であるウタにすら明かすことのできないものも存在する。
世界から見れば――
《歴代最強の天皇》。
戦場では――
《世界最高峰クラスの戦士》。
国家の立場では――
《世界各国への強力な抑止力》。
裏世界では――
《表には出せない事情まで知る人物》。
そしてウタにとっては――
《約12年間離れていても、ずっと自分を大切に思い続けていた父親》。
それら全てを併せ持つ人物が、本作世界の、
《秋篠宮鈴斬/シャンクス》
ちなみに、日本神話のアマテラスと会った時は普通にびっくりしていた。
銀「ウタの設定も更新したか。」
ウタ「うんうん!やっぱりウタはこうでなくちゃ!」
雷神「やり直しウタが普通に師匠枠という特殊。」
ウタ「私が教えたわけじゃないけど。」
銀「ここでも心の闇酷使問題を言う気か?」
ウタ「言いません」