今回から上映順ではなくランダムで劇場版を書いていきます!
竜の騎士って若干ホラー入ってますよね。パラレル西遊記やブリキの迷宮よかマシですけど。
視点は、のび太少しスネ夫の後にのび太になります!
【11月22日中編の後半部分を最後のほうに追加】
改めて視点は、のび太、少しスネ夫、のび太、和人、スネ夫の順になります!
ーー2018年8月8日ーー
美夜子さんがこの世界に来てから時間が経ち8月8日の夏休み。今日は僕、和人、ジャイアン、スネ夫の4人でいつもの空き地に来ていた。何で集まっているかと言うと。
「だからさ〜、恐竜は絶滅したからいないんだ」
「どうして、そう言いきれるんだよ。お前はこの地球上を隅々まで見たのか?」
和人がスネ夫にそう言った、僕達が今話しているのは今の時代に恐竜がいるかいないかの話だ。
「それが常識だもん。」
「そうだぞ。のび太、和人流石に今の時代に恐竜はいないんだ。」
「じゃあ、ネッシーの話はどうなるの?あれはどう説明するの?」
僕はスネ夫に聞いた。ネッシーとはイギリスのネス湖に存在すると言われている恐竜の事だ
「それは地球のあちこちで、目撃したって人はいるらしいけど、証拠が見つかったことが無い。何よりもおかしいと思うのはそんなでっかい恐竜が何百体も見つかったら、ピー助の時以上に大騒ぎになるよ。それにそんなのが今まで生きていたとすれば、骨の1本や2本見つかるはずだろ?なのに今見つかってるのはどれもこれも6500万年前の化石ばっかりに限られてるんだぜ?…まぁ恐竜は一匹残らず絶滅したと考えるしかないんじゃない?ドラえもんのタイム風呂敷使って生きていたなんて事はしない事だね!僕はもう帰るよ!」
スネ夫は一通り喋ると満足したのか帰っていた。確かにスネ夫の言うことは理論上合ってる…けど…
「スネ夫はああ言ったけど、諦めるって訳にはいかないよ」
「はぁ…のび太の諦めの悪さは筋金入りだな。」
僕がそう言うとジャイアンが呆れたようにそう言った。そうだよ。僕は諦めが悪いさ。
「俺も手伝うからな。お前が諦めなかったから、ピー助の卵を見つけたんだ。とことん付き合うぞ!」
「ありがとう。和人!ジャイアンまたね!」
「おう!俺は何もできないが頑張れよ〜!」
「「おう!」」
そして僕達は、家に帰り、暑さでごろ寝してるドラえもんに頼んだ…でも…
「また恐竜?…それも生きた?世界中探すのに一体何年かかると思うんだよ!」
ドラえもんは呆れ半分、怒り半分でそう言った。ドラえもんの言い分もわかるけど。それでも僕達は!!
「僕らは一生かかっても構わないよ!」
「ああ!そこまでの覚悟なんだよ!!ドラえもん!生き残りの恐竜を探すまではな!」
「はぁ…[○×占い]〜!」
ドラえもんは唐突にそんな道具を出した。赤い丸と青いばつの至って普通のような道具をなんなのこれ?
「これはどんな質問にもマルかバツで答えてくれるんだ。これは100%信用できる道具だよ。」
「ドラえもんの道具だからなぁ。前に道具貸してもらったけど、全く役にたたなかったじゃないか」
「あれはのび太君の使い方が悪いんだよ!試してみよう。のび太君の今日のテストは0点!」
ぶっぶー!!
ドラえもんがそう言うとバツの方が上がった。確かに今日は0点取らなかったけどさ。でもこれはドラえもんにはまだ話していないから、確かに信用はできそうだね…よし
「…アメリカに恐竜はいる?」
ぶっぶー!!
「じゃあ…マレーシア!」
ぶっぶー!
「アフリカ!」
ぶっぶー
「東京!!」
ぶっぶっぶーー!!!
「はぁ…一つ一つ質問してちゃキリがないよ。たった今この地球上で恐竜が一匹でも存在し生き残っているか!」
ぶっぶーー!!
無情にもバツが浮き上がった。…わかってはいたさ。恐竜はいない事なんて、わかりきってたことなんだ…それでもピー助のようにいたらよかったって思ってた。…別れたはずなのにまたピー助に会いたくなってきたなぁ…
「…さっきも言った通りこの占いは100%信用出来る」
「…のび太…どうするよ?」
和人は僕に聞いてきた。どうするもこうするもなぁ。結果として見ればここからは諦めるしかないんだけどなぁ。
「のびちゃん〜!お使い頼むわ!」
考えてる時にママからそう頼まれた。いつもは煩わしい買い物だけど、こんな時はお使いに行って裏山に行こうそうしよう…
「また考えが浮かんだら言うよ。」
「わかった。今日はもう帰るな?」
「うん。バイバイ〜はぁ…」
「僕も一緒に行くよ。」
「ありがとうね〜」
僕はドラえもんと一緒に買い物を済ませて家に帰り、荷物をママに渡してから裏山に行った。
「裏山に行ってどうするの」
「ちょっと沈んだ心を休ませに行くだけだよ。」
「そう」
ドラえもんから心配そうにそれを聞かれた僕は沈んだ心を休ませる為にと言った。それだけ聞くとドラえもんは黙ってついてきてくれた。本当にドラえもんって優しいやつだな。
「あっ。」
「スネ夫?」
歩いているとスネ夫がいた。なんか顔色悪いな。
「僕見てないもの!あれは気のせいだもの!あぁー!!見ていよ!!」
そう言って僕らから逃げるように走り去って行った…
「なにあれ?」
「さあ?また明日奈ちゃんとかに振られたんじゃない?」
「ははは…ありえるかも」
僕とドラえもんはスネ夫の行動に疑問に思ったが別に何も気にせずに裏山に行った。
ーーーーーーーーー
裏山についてから僕とドラえもんは千年杉の下で座っていた。普段ならこの心地いい空気で眠れるんだけど、今日はそんな感じじゃなかった。裏山に来ても心が晴れなかったからだ。夏だから暑いけどね…
「ねぇのび太くん…気分が晴れなかったら秘密基地作ってみない?」
ドラえもんがそう提案してきた。秘密基地かぁ。
「と言っても地下の空洞なんだけどね。」
そう言いながらドラえもんはポケットに手を入れて、道具を出した
「[どこでもホール]〜」
ドラえもんと出したものはなんだかスイッチがいっぱいついてある箱の蓋のようなものだった。
「これは地面にできた空洞を探し出す機械なんだ」
ドラえもんはそう言いながらその道具のスイッチを押していた。ほんとになんでもありだな。22世紀の道具って。
「繋がったよ。世界のどっかの空洞にね!」
「大丈夫?開けてコウモリとか出ない?」
「それはわからないけど、とりあえず開けるよ。」
ドラえもんが蓋を開けると本当に空間が広がっていた。中は真っ暗で何も見えなかった。
「入ってごらんよ」
「それフラグにしか聞こえないんだけど。」
僕はジト目でドラえもんを見るとあの暖かい目が久々出て慌てながらこういった。
「き、気のせいだよ!ほら入って入って!」
僕はドラえもん言われ中に入ったが…
バッシャーン!!
「…ドラえもん?」
「ははは…」
案の定、僕は中に入るとそこには水があり、びしょ濡れになった。ハッックション!
「今度は僕がやるよ。」
「うん…」
僕は少しいじってから、ホールの蓋を開けた
「今度は大丈夫かな?」
「どれどれ…うん大丈夫みたいだよ!」
ドラえもんは顔を突っ込み中を確認してからそう言った。
「結構大きい空洞だよ!なかなかの広さだ!」
ドラえもんはそう言うと中に入って行った。
「ドラえもん大丈夫?」
「うん!あっ!そうだ!みんなも呼んでさ!僕らの秘密基地を作ろうよ!」
ドラえもんはそう提案してきた…確かにこの広さを僕達2人で独占はしない方がいいか
「そうだね。でもこんなに暗いんじゃ」
「大丈夫大丈夫!これがある![ピッカリ苔]〜!これは苔の1種で光を出しながら岩について、どんどん繁殖していくんだ!」
ドラえもんがそう言うと、辺りは明るくなった。急に明るくなったから目が眩んだけど、周りを見ると広かった。
「奥まで続いてるね〜って明日探検しよう。夕方になっちゃうし。」
「それもそうだね。って部屋ってどうするの?」
僕はドラえもんにそう聞いたいやだってさ。広いと言ってもここは岩だらけのでこぼこな感じだし。
「それも明日ね。」
ドラえもんはそう言うと上に上がって行った。確かに明日にした方がいいか。僕が上につくと、ドラえもんはホールを取ってポケットに入れた。って…
「取っちゃって大丈夫なの?」
「ダイヤルのメモリさえ覚えとけば、どんな所でも大丈夫!」
ドラえもんがそう言ったので大丈夫だってことがわかった。辺りを見ると夕方になっていたから今日はもう帰ることにした
ーーーーーーーーー
家に着くと美夜子さんが玄関の前にいた。言うのを忘れてたけど、美夜子さんは直ちゃんと一緒に、また散歩に出ていた。この世界に来て、散歩が日課になっているようだった。直ちゃんは今日の剣道の稽古は休みで僕も和人も休みだ。
「ただいまぁ、美夜子さんも今帰り?」
「違うわよ〜でも今日は直ちゃんが一緒だったから楽しかったわ!今日はのっ君もドラちゃんと遊んでたのね?」
「まぁそうだね。和人やスネ夫達とも居たけど途中で別れたんだ。」
「そうなんだ!さぁ!中に入りましょ!今日は私が料理の担当なの!できてるから早く入って!」
美夜子さんは僕の家に住んでから、進んで料理を作っていた一週間前くらいからママと美夜子さんが分担して料理しているんだ。僕?僕は食べる専門さ…前に料理を手伝おうとしたけど、ママに怒鳴られたから。美夜子さんの料理はすごく美味しいから、僕もドラえもんもパパも絶賛してるんだ。ママからはこの腕だとすぐにお嫁さんになれるわねと言われていた。美夜子さんは僕の方を見てから顔を赤くしていた。その時はどう反応すればよかったのかわからなかった…ははは。
閑話休題
僕達が家に入ると台所からいい匂いがしていた。美夜子さんが作った料理の香りが鼻を刺激した。それから台所へ向かうと、美味しそうな青椒肉絲がそこにあった。今日は青椒肉絲とレタスサラダかぁ。
「じゃあのび太とドラちゃんも帰ったことだし。食べましょ?」
「パパは?」
「今日遅くなるらしいわ。」
「ふーん」
「ではいただきます!」
「「「いただきます!」」」
ママの号令で僕達はご飯を食べた。美夜子さんが作った青椒肉絲はすごく美味しかった。肉のやわらかさと青椒肉絲特有の味でピーマンの苦味を抑えられ、たけのこの硬さでコリコリとした食感は、口の中がパレードような感じでほっぺが落っこちそうなになるほどであった。って何か美食家みたいだな。
「ふぅ…!ごちそうさまでした!今日も美味かったよ!美夜子さん!」
「ふふ、お粗末さまでした。」
「じゃあまたね!」
僕は部屋に戻ると、今日出されていた宿題をしてから、漫画を読んでいた。ドラえもんもここにいる。すると扉からノックが聞こえた。
「はい!」
「のっくんちょっといい?」
「うん、いいよ」
ちなみに、なぜ美夜子さんが僕や直ちゃん達を愛称で呼んでいるのかと言うといつまでも他人行儀なのはいやらしいので僕を含めた親しい人には愛称で呼んでいるみたいなんだ。
「和くんから聞いたわよ?恐竜を探し出してみせるって言ったんだってね?」
「うん…でもまぁ、それは半分諦めてるよ。ドラえもんの道具で調べたら、居ないってことがわかったしね…」
「それでも割り切ることが出来なくて、外に散歩に出たって感じかな」
「そんな感じかなぁ…魔法の世界にも恐竜いなかったんだよね。」
「残念ながらね…あっちでは恐竜を特別視しなかったから。」
「はぁ…もしもボックスで恐竜の世界に行ってみたいよ…」
僕は少し期待を込めた風にドラえもんを見ながら、そう言ったが。
「今日はもしもボックスメンテに出してるからないよ〜」
そう返された…はぁ…諦めた方がいいのかぁ。いや!でももしかしたらいるかもしれないんだから!諦めないぞ!
「のっくん、まぁ諦めろとは言わないわ。アスにも相談すればいいし。しずちゃんだって乗ってくれるはずよ。私も恐竜には興味あるし。」
美夜子さんもそう言っていくれた。ピー助の時だって諦めなかったから出会えたんだ!ここで諦めたら男が廃るってもんだしね。
「じゃあ…お風呂は私から入るわね!覗いてもいいからね?」
「しません。」
美夜子さんはいたずらっ子のような笑顔でそう言ってから、部屋から出ていった。本当に美夜子さんもあーちゃんも女の子がそんなこと言っちゃいけないだろうに…ってあっ、美夜子さんに秘密基地の事言うの忘れてた。後ででいいか…今は鼻を伸ばしてる青狸をどうにかしないとね?
「じゃあ…僕が…」
「……行かせるわけないでしょ?」
「じょ、冗談だよ〜の、のび太君〜やだなぁははは…」
あの目になってるから、説得力がまるでないんだけど?美夜子さんが出るまで見張っとくか。そんな事を思いながら、今日は終了した。明日は出校日だから早く寝たいけど。
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次の日、学校が終わり僕は走って家に向かった。和人が何か言ってた気がするけど…
「ただいまぁ!!」
僕は手を洗ってから、部屋に入るとドラえもんが部屋にホールを置いて待っていた。
「この部屋からでも行けるんだね。」
「昨日も言っただろ?こっからでもできるんだ。えっとダイヤルを299のMにっと」
ドラえもんがダイヤルを合わせるとホールからチーンという音がなった、これで昨日の空洞に入れるんだね。
「すごいなぁ。と靴靴っと」
僕はあらかじめ持ってきた靴を持ち、空洞に入った。
「すっかりピッカリ苔が繁殖してる!」
「洞窟とは思えないくらい明るいね。それで部屋はどうするの?」
僕は昨日スルーされた部屋の事を聞いた。多分なんかの道具を使うんだろうけど。
「これを使うんだよ![インスタントルームセットお湯付き]〜!これはどんな所にも空間や部屋を作れるんだ!大きさはマッチ箱から大都市まであるよ!それでこれが一人分の部屋の粒!」
「ちっさいね?」
「この粒の大きさはみんな同じだよ。これをあそこの穴の中にそしてこの湯を流すと」
お湯を流した瞬間に緑色の扉が出てきた。僕はその扉を開けるとその中には家具付きの部屋がそこにあった。すごいなぁ。ベッドがある…よし寝るか…ってそれはまずいか
「みんなを呼ぶ?」
「うーん、直ちゃんは剣道だし。和人はゲームをしてるし。しずちゃんは武術の稽古。あーちゃんはピアノ稽古…美夜子さんとジャイアンとスネ夫呼ぶか。」
「美夜子さんはまだ帰って来てないから、ジャイアンとスネ夫を呼びに行こう。」
「そうだね。」
「この際空き地にホール持っていこう。ジャイアンとスネ夫はそこにいるはずだから。」
僕達はそう思いながら、ホールから出たら美夜子さんがちょうど帰ってきた。ちょうど良かった。
「へぇ、でも恐竜の事は?」
「恐竜の事は諦めないよ!それにもしかしたら、その空洞にいるかもしれないしね?」
僕は昨日からそれも頭に入れていたあの空洞なら恐竜がいる可能性があるからね。美夜子さんと話してるうちに空き地に着いた。ジャイアンとスネ夫は駄弁っていた。スネ夫は昨日から様子がおかしいな。僕はジャイアンとスネ夫に秘密基地の事を話した。
「へぇ、秘密基地か面白いな。」
「だろ!和人達にはまた後で言うつもりなんだ!」
「僕もいいよ…はぁ…」
ドラえもんはホールを空き地の地面に置いた。それからみんなでホールの中に入った。
「うおー…広いなここは〜」
「そのうち探検してみようよ。」
「そうだな」
美夜子さんとジャイアンはドラえもんが用意した部屋の中を覗いていたけど。
「よくそんなに騒いでいられるね。もっと静かにいたいのに…」
「なにあれ?」
「あいつ、ノゼノーゼらしいんだ」
「「「ノゼローゼ?」」」
きっとノイローゼって言いたかったんだろうけど、ジャイアンって時々馬鹿な時があるよね。するとスネ夫を見るといつの間にかいなかった。…何もないといいけど
雷神「ふぅ…かけたかけた…」
銀「ほんとランダムだな。それも竜の騎士とはな」
雷神「まぁね。竜の騎士はpixiv大百科で調べた時ピー助のこと書いてたから、これだ!って思って」
銀「まぁそれはいいがよ…後半から全く映画と関係ない話じゃねぇか!?」
雷神「ははは…何か書いていたら、いつの間にかあんな方向に…」
銀「お前の頭のプロットどうなってんの?」
雷神「残念ながらもう思いついた事を書いてるから、プロットなんてものはないのだよ!」
銀「いばんな!次もそうなのかよ!」
雷神「多分…」
銀「はぁ…まぁいいかぁ。じゃあ、読者の皆様次回もお楽しみに!」
雷神「銀さんが言うのね」