あの後僕達の前には、大きな船が現れ、他に居た怪魚族は撤退して行った。僕らはカシバルさんの遺体を持ち帰りは1度宮殿に戻ってきた。最終決戦に向けて、準備をさらに強めるために。
「ソフィアさん。本当にいいの?」
「ええ。その方は他の怪魚族とは違うもの。」
ソフィアさんはカシバルさんの遺体をこの国の墓に入れてくれるそうだった。さっきの戦いを見て、怪魚族にも優しい人はいるとわかったしね…
「…それでのっくんその時雨蒼燕流だっけ?…どういったものなの?」
またさっきの広場に来ていた僕達、美夜子さんは不思議そうに聞いてきた。そういえば時雨蒼燕流は美夜子さん初めて見たっけ。ドラえもんや和人達は知ってるし、師匠にも会ったことがある。まぁだからドラえもんは師匠から時雨金時を預かったわけだしね。時雨蒼燕流である僕の剣術は、直ちゃんや和人が習ってる剣道とは違うんだ。直ちゃん達は普通の剣道でこっちは元は殺しの剣術…普通の剣道からはやはり差ができてしまうわけだ。
「さっきも見た通り。時雨蒼燕流はこの時雨金時を用いて使う流派なんだ。僕の師匠…
そう、僕らが魔法の世界に言った日の朝にパパが読んでいた新聞に師匠の姿を発見した。師匠は昔から野球が大好きな人だったしね。
「知ってる!アメリカのプロリーグで活躍してる人でしょ!?え?どういう事なの!?」
「師匠は、こっちでの表向きではそういう風にしてるんだ。ある組織の所属って事を隠すためのね。」
魔法の世界にあの組織がある事は知らないけど。
「そうなの?その組織ってなんなの?」
美夜子さんはその組織が気になるみたいだなぁ。でも言ってもいいのかぁ。師匠の組織って言ってしまえば裏の世界の家業だし。まぁ、ツナさんが昔のような自警団に変えるって言ってるし…
「のっくん?」
…あ、考えてたら、美夜子さんが不思議そうに見てきた。
「うーんごめんね?こればかりは僕の一存じゃ言えないんだ。」
「あぁ…また何かあるのね?」
「まぁ…その通りだね。…どうやら悠長に話してる場合じゃないみたいだね。」
階段の上を見ると、女王様とメジーナ博士が立っていた。そして手招きをされて僕達は五角形の祭壇がある所に連れてこられた。メジーナ博士は着くなりこう説明した。さっきわかった事があり、人魚の剣には赤い宝石が付いていたと言われている。
「じゃあヴァサゴは…」
「そのヴァサゴという男は、最初から知っていたのでしょう。」
「わざとつかましたって訳か。」
だからあの時偽物とわかっていたのか、でも何でヴァサゴはそんな事を?偽物とわかっているなら、持って帰らずに、壊せばよかったんじゃ…いや愚問だ。そうしなかったのは偽物とわかったブイキンを怒らせて、さらに醜い争いを見られるからと思ったからか。
「あの男は今はいいでしょう。それで他に何がわかったんですか?」
ソフィアさんは、メジーナ博士に聞いた。確かに今はヴァサゴよりメジーナ博士と女王様が何かをした事だね。
「そうでした。かつて、怪魚族が我らの先祖を攻めた時に怪魚族を追っ払ったという伝説の戦士が居た事がわかったのです。その戦士が身につけていた物が姫様のそのティアラです。古文書によるとティアラ、人魚の剣、最後に金色の鎧を身につけられる者は、人魚族の神《マナティア》に選ばれた戦士だけだということです。」
メジーナ博士は古文書を読みながら、さらに続けた。
「神に選ばれた戦士はやがて人魚族の指導者となり、人々を率いて怪魚族に戦いを挑みました。このお方の名を『ソフィア』と言ったそうです!」
…つまり、その伝説の人物は…
「ソフィアさんのご先祖さま?」
僕はソフィアさんの顔を見ながら、そう言った。伝説の戦士がソフィアさんのご先祖さまなら何故ブイキン達が姫様を狙ったのか合点がいく、伝説の戦士の子孫だからこそ、姫様…いやソフィアさんは狙われていたんだ。
「それから、どうなったんですか?」
和人がさらに伝説を聞いた。
「…何しろ多勢に無勢、人魚族はどんどん追い詰められ、とうとうアクア星から脱出するしか道は残させれてなかったのです。その際、鎧は怪魚族に奪われ、人魚のの剣は行方不明になったようです。そして…」
メジーナ博士は古文書を閉じて、今はソフィアさんがつけてあるティアラを見た。そうか、もう人魚族にその戦士が残した遺物は、ティアラしか残されてないというわけか…
「そのティアラの力を使えるのは、伝説の戦士…『ソフィア』と同じ名を持つ姫様だけなのです!」
メジーナ博士がそう言った瞬間にティアラが少し煌めいた。何かに反応したという事か?まさか…
「メジーナ博士、もしかして、その3つはそれぞれの呼び掛けに応えるって言われてませんか?」
「おお!そうなのです。のび太君が言った通り、人魚の剣、金色の鎧、ティアラにはさっきも申した通り赤い宝石が埋め込まれていまして、近づくと反応するのです!」
…という事は…人魚の剣は…本当の剣がこの近くにあるって事になる!
「陛下!!」
僕がそう思った瞬間に兵士さんがやってきた。
「怪魚族が進撃を開始致しました!!」
…ヴァサゴのやつ。こちらの様子を見てたのか?でもここに…ん?あれは…
「仕方ありません。反撃の準備を」
「は!」
僕が気づいたものに気を取らていると女王様が兵士にそう言っていた。って!
「ちょっと待って!!」
「どうしたのですか?」
「ここ…盗聴、盗視されています!」
「なんですって!?」
「どういう事なの!」
女王様とソフィアさんは驚愕して僕に詰め寄った。って近い近いって、あれ!?女王様ってこんなキャラだっけ!?ってそんな事考えてる場合じゃないか!
「よっと!」
僕はソフィアさん達の横を通り、目の前にある物を時雨金時で斬った。そう僕が斬ったのは…
「ヴァサゴの黒いボール!?」
ヴァサゴと最初に会った時に、居たあの黒い偵察用のボール。いつからいたのか分からない…けど今は襲撃を受けているのは、きっとこれが流した情報で今がチャンスと思ったに違いない。
「…くそ!」
「のび太!」
僕は脇目も振らずに飛び出した。これ以上あいつの思い通りさせてたまるか!!
ーーーーーーー
のび太君は、一目散に怪魚族がいるであろう所のに走っていった。和人君が呼んでも止まらなかった。…よほどカシバルさんの事が悔しかったんだろう。私も悔しかった。目の前で殺されるなんて思わなかったから。
「のび太さんは、先に行ってしまいましたね。…ソフィア」
おばあ様は、少し心配そうに私を見てきた。
「はい…」
「心配なのはわかっています。彼は強い…わかっているでしょう?……ふぅ。ソフィア。全権をあなたに委ねます。あなたが正しいと思う事をおやりなさい。」
おばあ様はここで、それを言ってきた…
「この戦いの、行方は私にも分かりません。厳しい戦いになるでしょう。それだけに、重い責任をあなた一人で背負うことになります。…許してくださいね。私はこれまであなたに厳しさばかり求めてきました。…でもこれだけは忘れないで。私はあなたを誰よりも愛しています!」
おばあ様、わかっていました。お母様やお父様が亡くなってしまい時期女王に繰上げになった時からおばあ様は私を見ててくれた。だから私は、溢れる涙を止めずにこう言った。
「おばあ様!私もです!!私もおばあ様が大好きです!」
「ソフィア…」
おばあ様は私を優しく包み込んで抱き締めてくれた。
ーーーーーーー
「お兄ちゃん…私大好きよ!」
「ぐす!僕もだよ。ドラミ!」
ソフィアさんと女王様のに感動していた俺は横の兄妹がそう言っていたのが聞こえた。
「お兄ちゃんも大好きだからね?」
横にいるスグが、俺にそう言った。スグと俺の関係は前も言った通り俺達は少し血は繋がっているが本当の兄妹じゃない。本当の関係はいとこ同士だ…でも俺達はもうそんな事関係なく普通の兄妹のようになっている。だから。
「…わかってるよ。」
少し照れくさいってのもあるが、ぶっきらぼうにそう言っていしまった
「「ナーンてね!冗談だよ?」」
「「ズコー!?なんだよそれは!!」」
「「ふふ!!」」
示し合わせてかのように妹二人は笑っていた。くそぉ、兄の威厳ってのがァ
「やっぱり、和くんは直ちゃんに弱いよね〜」
「それを今言わないでくれ…美夜子さん」
「…ふふ…さぁ。みんな先に行ったのび太君が心配だから行きましょう。」
ソフィアさんはこの光景を見て、笑っていた。真剣な表情に戻り、そう言った。確かにこんなことしてる間にもあいつは何しでかすか、わかったもんじゃないしな。ソフィアさんの指揮の下俺達はヴァサゴ率いる怪魚族へ反撃を開始した。
ーーーーーーー
僕は、人魚モードになってから海へ飛び込み、敵の大軍をすり抜けながら、ヴァサゴがどこにいるのか探していた。しかし…
「どこにもいない?」
いくら探してもやつの姿は見えなかった。一体どこに行ったんだ?
「小僧!」
「ん?」
「さっきはよくも無視してくれたな!」
いやあんたのこと見たことない…ってあぁ…大軍に入った時に何か話しかけてきたな。ヴァサゴを探してそれどころじゃなかったし。
「俺の剣のサビにしてくれるわ!!」
おじさんは、剣を振り上げ、僕に刺した。けど僕は“消えた”
「何!?ぐは!?」
「《時雨蒼燕流“攻式”九の型》うつし雨」
これも時雨蒼燕流の攻式で師匠がツナさんや他のみんなを守る為に開発した型である。巻き上げた水に自らの姿を映すことによって相手の注意を引き、その隙を突く技…ふぅ…これって意外と疲れるからなぁ。っておじさんに気を取られてる場合じゃないな。
「こうしてる間にもあいつは…!?」
僕は何かの気配を感じそれを避けた。すると目の前にはカシバルさんを射抜いた凶弾である。光の矢が刺さっていた。これを来た方を見ると…
「ヴァサゴ」
「やぁやぁ!来ると思っていたよ。…のび太君?」
僕が探していた人物である。ヴァサゴ・カザルスが不敵な笑みを浮かべて、こちらを見ていた…。どこまでも余裕綽々な顔してやがる…
「いやぁ…あれは実に滑稽だったなぁ。カシバルの最期」
その言葉を聞き時雨金時を持ち、やつの懐に入ったが避けられた。でも僕はさらに詰め寄りながらこう言った
「《時雨蒼燕流“攻式”一の型》車軸の雨!」
「おいおい、いきなり攻撃とは、君らしくもないな。」
「黙れよ。」
「おぉ。こわッ。俺も本気出すか」
そう言ってヴァサゴは懐から刀を出てきた。こいつも剣術をしていたのか。どこから出したんだよ。
「知ってるかい。のび太君…飛天御剣流の名を!」
飛天御剣流…それは幕末の剣士…緋村剣心が使っていた流派だ。この流派の良さは剣の速さ、身のこなしの速さ、相手の動きの先を読む速さという三つの速さを最大限に生かし、最小の動きで複数の相手を一瞬で仕留めることを極意とし、一対多数の戦いを得意とする実戦本位の時雨蒼燕流とまた違った殺人剣で、緋村剣心が亡くなって、継承者がいなくなり、飛天御剣流は廃れていったと師匠からは聞いていた…筈なのに!
「何故お前が使える!!」
「俺は未来人だぜ?」
…多分ヴァサゴは、タイムマシンで幕末の時代に行き、剣心さんの剣技を盗ったんだろう。姑息なこいつがやりそうな手だ。
「愚問だったか…」
「君の思ってる通りだ。さて…始めようぜ?」
ヴァサゴはそう言った瞬間に抜刀してきた。確か、飛天御剣流は抜刀を主に使ってたと聞いた。僕は落ち着いて、ヴァサゴの刀を受け止めた。こいつの剣にも一応剣士の意思があるようだった。腐っても飛天御剣流の使い手ってわけか、僕は後ろに飛んだ。
「また時雨蒼燕流か?…いいぜ。飛天御剣流の技を見せてやるよ!」
僕が後ろに行ったらヴァサゴはそう言いながら、宙を飛んだ。何が出てくるんだ!
「飛天御剣流!龍槌閃!」
ヴァサゴはそう言った瞬間に刀を僕の方へと突き立ててきた。僕は咄嗟に“守式”二の型うつし雨を使い、体を屈めたら、ヴァサゴは通り過ぎた。その後ドゴーン!!という音ともに、通り過ぎたヴァサゴがいる所に大穴が空いた…やばい、あんなの食らってたら、間違いなく死ぬよ。
「これを避けるのは、君が初めてだ…次はどうだ?ふんっ!!」
ヴァサゴはさらに高速で攻撃してきた。僕は時雨金時で受け止めたが、力が強い。何だこの技!?
「龍巣閃まで君には止められるわけか…」
龍巣閃!?それって師匠から聞いた事がある!確か…急所全部を狙って攻撃するという技だ。何で飛天御剣流は完全に殺しに来るような技ばっかりあるんだよぉ。
「…っていつまでしてくるん…だよ!」
僕が考えてる間にも、ヴァサゴは龍巣閃をやめなかった、真顔でやってくるもんだから、本当にウザかった。
「ふっ!君も、早く技を見せろよ!さっきから受け身ばっかで楽しくねぇよ!」
ヴァサゴは、剣を肩に置き呆れた顔で言ってきた。何かさらにムカついてきた。よし使ってやるよ!僕の作った型でさ!
「《時雨蒼燕流“攻式”十三の型》
この
「…いいなぁ!!のび太ぁ!来いよ!次はおれだ!」
ヴァサゴは攻撃を受けてもなお、そう
「飛天御剣流… 龍翔閃!!」
ヴァサゴが消えた…いや物凄い速さで懐に入ってきた刀は、下にあり。刀を振り上げた。僕は“守式“ 繁吹き雨で回転しながら、それを避けた。危なかったもうちょっと遅く繁吹き雨を出さなかったらやられていた。
「ほう!これも避けたか!!いいね!いいね!!もっと楽しむぜ!俺は飛天御剣流の他にも流派を持ってるんだ!!次も行くぜ。」
ヴァサゴはさらに高揚とした顔になりながら、そう言ってきた…なんかキモいんだけど…っていうかまだ流派を持っている?…剣士が複数の流派に手を出すのはご法度…ってこいつは時空犯罪者だし。そんな事考えてる場合じゃないか。そしてヴァサゴは、さらに刀を2つも出した。…まさか…
「三刀流!かの有名な海賊!ロロノア・ゾロの流派だ!」
もう何だってありなの?ヴァサゴどんだけ暇だったんだよ!ああ。そうだね!こいつは指名手配犯!どの時代にも逃げてたはずだし!カリブの海賊の、技も見ていたんだね!ていうか!何でもかんでもできるって万能型すぎだろ!!
「じゃあ行くぜ?三刀流…鬼斬り!!」
ヴァサゴは、両腕を交差した状態から、突進して斬り付けて来た。僕は見え見えに突進してきたから難なく避けた。ヴァサゴは、壁に激突した。……あいつ冷静無くしてない?
「…どうやら俺は、この戦いに高ぶり冷静を失っていたようだ。」
「全身から、血を流しながら言う事か!?」
「こんなのすぐに治る…」
そう言ったら、ヴァサゴはポケットから何かを出し、それを飲んだ。そしてみるみるうちにヴァサゴの身体は治っていく。何これチートじゃない?
「傷は治っても、体力はもうほぼない。次で最後だ。」
さっきの激突で本当に冷静を取り戻したヴァサゴは、とうとうこの戦いに終止符を打つつもりだ。ヴァサゴは、さっき持っていた2つの刀を捨て、また1本に戻した。つまり、飛天御剣流の奥義をするつもりだ。だから僕も。時雨蒼燕流奥義をするつもりだ。僕とヴァサゴは刀に手をやった
「飛天御剣流奥義…」
「《時雨蒼燕流“攻式奥義”》」
「「
ガキン!!ジュシャ!!
僕とヴァサゴは技を出して交差してから、ヴァサゴの方へとを向いた。しかし…
「くっ!」
僕は肩に傷ができ、僕は膝をついた。肩から血が吹き出た、避けきれなかったか、しかし目の前のヴァサゴは、何も動かなかった。何だ?
「…がは!?」
ヴァサゴは、血を流しながら倒れた。…良かったちゃんと…うま…く…いった…僕の意識はそこで途絶えた。
ーーーーーーー
「のび太!どこだ!」
俺は、のび太を探していた。…さっきの出来事は本当に信じられなかった。俺はのび太を探していた。あいつはきっとヴァサゴを倒したはずだ。何でそんなに信頼してるかって?親友の俺が信じなくてどうするんだよ!
「あいつ、どこまで…ん?」
俺は探していると、1人のおっさんが浮いていた。おっさんには切り傷があった。この切り方は…
「時雨金時…?…おっさんはまだ生きてるか…」
時雨蒼燕流は殺し剣術…しかし武さんやその親父さんは、それを変えていた。のび太も人を殺す事には嫌悪してるしな。
「このおっさんの奥を見ればあいつはいるのか?」
俺は、更に奥へと、突き進む。するとそこには血だらけになり、気絶してるヴァサゴと肩を負傷し、これまた気絶しているのび太がいた。やっぱり倒したのか。
「それにしても、相当な戦闘だったみたいだな。」
俺はすぐにドラえもんに連絡をした。ドラえもんはすぐに行くと言った瞬間にどこでもドアがでてきた。ってびっくりするなおい!?
「和人くん!!…ってどうしたの?」
「ドラちゃんが、電話出た瞬間にどこまでドアで来たから引いてるんでしょ」
「あっ、ごめんごめん!」
俺の思っている事を横にいるスグが言ってくれた。さすがは俺の妹だな。ドラえもんは照れてるように、謝ってきたまぁいいけどな。
「ドラえもん、今はのび太の治療を頼む。肩から血が溢れてる。ここは海水だ。傷に障る」
「は!そうだね!とにかく今はヴァサゴも連れて」
「あいつはふんじばっとく?」
「それがいいかもな。逃げられたら、かなわん」
「じゃあ、これで縛ろう。」
ドラえもんは徐にロープを出した。
「どっから…ってポケットか、それも秘密道具なのか?」
「いんや、普通の」
「ズコ…まぁいいか。」
俺達は宮殿のある場所に戻ってきた。ドラえもんはのび太の肩に包帯を巻いていた。
「とりあえず、応急処置はしといたよ。ブイキンは僕達で食い止めてるからのび太君が目を覚ましたら、来てくれ!」
「わかった。気をつけろよ。」
「うん!」
ドラえもんはそれだけ言うと、再びどこまでドアで今も暴れているであろうブイキンの元に戻って行った。くそ。早く目覚めろよ!のび太…早くしないと地球が…
ーーそして…俺達はまだ知らなかった。ヴァサゴ・カザルスとの因縁はまだ終わりではなかったと…ーーー