ドラえもん のび太の彼らとの大冒険   作:雷神 テンペスタ

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ドラえもんでトラウマな劇場版、大長編(ラビリンスも)と言われてる。夢幻三剣士編に突入します!
3剣士役ですが、のび太、和人、明日奈の3人になります。まだ劇中夏休みなので学校部分はカットします。ジャイアンは最初の方に出るだけで出ません。今回もこうなりました。直葉、スネ夫、美夜子さんの3人は今回はおやすみです。出てはきますが。しずちゃんはもちろん出てきます。お姫様役として。それと今回、明日奈の家の事情もピックアップしていきます。某妖精王もちゃんと会話内ですが出てきます。まだ本編には出しませんが。また長くなりそうです。あと…前半中盤は久々のギャグ回になります。人魚大海戦後編からちょっとシリアスっぽかったので…明日奈がある事で暴走します。


視点はのび太、明日奈、和人、のび太です。


第32話夢幻三剣士〜夢の世界〜

ーー2018年8月25日ーー

 

ソフィアさんとの一時の別れ、直樹くんの直ちゃん連れ出し事件から4日たった8月25日。夏休みも終わりに近づいていて僕は夢を見ていた。ドラえもんが来た日に見た夢じゃなくて、紅い月が目の前にある…囚われの身になったある人たちを救うためにというちょっとどこかで体験したようなそんな夢。僕の他にいるのはジャイアンとスネ夫、ドラえもんの3人。他のメンバーはいないみたいだった。

 

「帰ろう!元々無理な冒険だったんだよ!帰ろう!」

 

「はぁ…僕は反対だね。そんなに簡単には引き下がれないよ。」

 

僕は強気で2人に言ったが、ジャイアンとスネ夫は少し怒った表情でこちらを振り向いた。

 

「なにぃ?」

 

「のび太のくせに生意気だぞ!」

 

「俺たち4人で何ができるっつーんだ!」

 

ジャイアンは僕にそう言った。ジャイアンの性格は魔法の世界の性格と一緒である。毎度ながら、よくこんな夢見るもんだよ。僕は立ち上がって、ジャイアンとスネ夫に言った。

 

「僕達に何ができるかと言う前に、僕達は何をすべきか…それを考えるべきだよ!」

 

「のび太にしちゃ気の利いたセリフだ」

 

僕は2人にさらに強気で言った。ジャイアンとスネ夫は僕の凄みに驚いてる。まぁ…夢の中ジャイアン達の僕のイメージは弱い泣き虫だろうしね。だから今のセリフも言われるんだ。僕はそれを気にせずに、さらに語った。

 

「君達、この深〜い霧の底に常闇ノ城がある。しずちゃんとあーちゃんは、そこで僕達の助けを待っているんだ!」

 

そう、この冒険は常闇ノ城からしずちゃんとあーちゃんを取り返す為の冒険、だから弱気になっちゃいけないんだ。…ありふれた設定だけどね。意外と楽しいよ夢があるし…夢だけど。

 

「のび太様!」

 

「ん?どうした。ドラえもん。」

 

ドラえもんは何かに気づいた様子で下を見ていた。僕も下を見ると松明がゆらゆら揺れていた。おそらく、しずちゃんとあーちゃんを拐った魔王の軍団だろう。

 

「あんな大軍とどうやって戦うっつーんだ!」

 

ジャイアンはそう言いながら、スネ夫と奥に行ってから蹲っていた。はぁ…仕方がない。

 

「ドラえもん。」

 

「は!のび太様!」

 

僕は怯えてるジャイアンがこっちを見てないかを確認してから、変身をした…よくある変身物のになる夢。我ながら、すごい夢を見るもんだ。変身した姿は仮面ライダービルド。謎の正義の味方(ヒーロー)…という設定だ。ドラえもんはドライオンというそのビルドの相棒のドラゴンになってる。見た目は耳があってドラゴン特有の体格だけど、何故か小さいまま、何か哀れなり。

 

「はぁあああ!?謎のヒーロー仮面ライダービルドが」

 

「「どうしてここに!」」

 

「LOVE&Peaceのためっしょ!勝利の法則は決まった!」

 

ビルド見た事あるけど、桐生戦兎、佐藤太郎が混じってるような言い方になってる。僕はそう思いながらも、下を見ていた。魔王軍はどんどん近づいている。幸いな事にビルドも剣を使う…夢の中なら五月雨の舞ができるかも!よし!行くか!!

 

のび太

 

と思ったら、ノイズがかった和人の声が聞こえた…ってもうお目覚め!?まだあーちゃんとしずちゃんの姿すら見てないけど!?

 

「のび太くん。そろそろ戻らないと和人くんに叱られるよ。」

 

ドラえもんは急に素に戻ったのか立ち上がって、そう言ってきた何この夢!?…まぁ仕方がないか…途中までだけど起きるしか。僕はそう思って、夢から覚めるのであった。

 

 

ーーーーーーー

 

「ーーーーーっていう夢を見た」

 

「何故にビルドだ?」

 

「してる間に寝ないでよ。のびちゃん?まぁ、私を救ってくれる夢だったならいいけど。」

 

「おい。」

 

「面目ない。」

 

目が覚めたら、あーちゃんと和人に少し怒られた。あとあーちゃん夢では、しずちゃんもいたからね?あーちゃんは昨日親戚の家から帰って来て、いなかった間に起きたソフィアさんの事や人魚の事を話した。まぁその時美夜子さんはあの事も話したから…

 

『私がいない間にのびちゃんはそんな事してたんだぁ』

 

と目が笑ってない笑顔を出しながら言ってきた。その時は死ぬかと思ったし、怖かった。もし、あーちゃんにソフィアさんをあわせたら…美夜子さんの時以上に凄いことになりそう…それで今日2人がいるのはあと少しで終わる宿題をやるためだ。だからそれをやらずに寝た僕を少し怒ったわけ。まぁ宿題ほっぽいて、僕の悪癖がでたせいだから、受け止めたけどね。あと他のみんなは用事があるみたいでいない。ドラえもんはちゃんといるよ?

 

「夢の続きが見たいよ。」

 

「まぁ、夢は夢だしな?」

 

「のび太くん。現実を見ないとダメだよ〜」

 

「そうよ?」

 

「わかってるって〜」

 

3人から言われたので僕は宿題に集中して、残りの宿題も終わらせてから部屋で寛いでいた。今は夜10時、今日も和人とあーちゃんは泊まり、直ちゃんと美夜子さんは和人の家で2人で寝たいと言って向こうにいる。ふとやっぱりさっきの夢の続きが見たくなってしまい。横で漫画を読んでいるドラえもんに声をかけた。

 

「ねぇ…ドラえもん?夢の続きを見る機械はない?」

 

「のびちゃん!?全然わかってないじゃない!」

 

「宿題も終わったからいいじゃない〜」

 

「たっく…はぁ…まぁいいわ。」

 

あーちゃんは、諦めたように机に向かった。あーちゃんは前に言ったように私立の中学入る予定だから、僕らの何倍も勉強をしなくちゃいけない。

 

「やったね。で?ドラえもんある?そんな道具?」

 

「夢の続きが見られる道具はないけど。カセットを入れるだけで、色んな夢を見られる道具ならあるよ?」

 

「それ出して!!」

 

僕はドラえもんに聞いたその道具が早く見たくて、急かすように言った。

 

「わかった。わかったよ![気ままに夢見る機]セット〜!」

 

ドラえもんが出したのはテレビが着いた大きな機械とカセットがいっぱいある物だった

 

「なぁ。ドラえもんそれって、VRの?」

 

「そうそう!前は持ってなかったけど。一昨日買ったんだ!」

 

じゃあこれも、茅場晶彦のVR技術が発達した後の機械って事か…何かナーヴギアより大きくなったね。まぁナーヴギアはまだ専用のソフトが開発中だし、今はナーヴギアのスキャン機能を用いて仮想空間で実物と限りなく近いアバターを生成し衣装の着せ替えを行うソフトなどが販売されているしね。ドラえもんが出したこれはナーヴギアの上位互換か。もっと小さくすればよかったのに。

 

「一体どんな夢なのかしら?」

 

「あれ?勉強は?」

 

「休憩。」

 

横を見たらあーちゃんがいた。勉強は一時中断かな?…僕らが騒いでるから集中もできないか、こりゃ失敬。

 

「まぁ、とにかくこの中から選んで!」

 

僕はドラえもんに言われ、カセットを見ていた。どれもこれも面白そうなのがいっぱいで。僕としては、時雨蒼燕流の五月雨の舞が使えそうなものがないかを探していた。ふと目に映ったのは…

 

「ジュラシックプラネット?」

 

「それってジュラシックぱー「それ以上は言っちゃダメだよ!」

 

「それはいいとして、これ面白そうだね」

 

「予告編があるけど見る?」

 

「「「見る!」」」

 

ドラえもんはそのジュラシックプラネットのカセットを夢みる機の中に入れてから、スイッチを押した。映像では、鬼才スピルバーガー監督と書いていた。…例のあの人の子孫かな?ジュラシックプラネットのあらすじはこうだ。まず、少年たちの乗ったボートが小惑星にぶつかった。…って待って!

 

「何で登場人物の顔がないわけ?」

 

「あぁー。配役は見る人が好きに決めるんだよ。このキャスティングボタンで押しながら顔を思い浮かべるんだよ。」

 

「もはやなんでもありか…顔は俺、のび太、明日奈がいいんじゃないか?」

 

和人は、安易にそう言ったけど、これは少年たちの冒険だし。女の子であるあーちゃんの顔にするのは気が引ける。ていうか、それ聞いた瞬間に隣から冷気が出始めたんだけど…言わなくてもわかるだろうけど、あーちゃんがご立腹になった。

 

「和人君は私が男とでも言いたいのかな?」

 

「…じょ、冗談だって!明日奈じゃなくて、スネ夫でい、いいだろう!?」

 

和人は冷気を帯びたあーちゃんの笑顔にたじろいてからそう言った。最初から言わなければ良かったのに…そんなこんなでジュラシックプラネットの予告編を僕、和人、スネ夫の顔で見始めた。さっきの続きで、少年たちのボートは名もない惑星に不時着した。そこに待ち受けていたのは恐竜達だった…息つくまもない冒険に次ぐ冒険…という内容だった。面白そうではある…。けど、これは実体験しちゃってるからなぁ。あーちゃんは来る前だったから知らないだろうけど。何か僕の思い描いた夢とは違うなぁ。

 

「他にない?姫様を助けるのとか。」

 

「のびちゃん、姫の役はもちろん私よね?」

 

僕が言うとすかさずあーちゃんは言ってきた。いやまぁ、あーちゃんしか女の子はここにはいないから、必然的にそうなるけど。でも和人は…

 

「俺はお前の相棒の役ならなんでもいいぞ?」

 

「何で僕が考えてる事わかんの?」

 

「親友だからな。」

 

「はぁ…注文が多いんだから」

 

ドヤ顔で言われると、恥ずかしいんだけど。ドラえもんは僕らの話を聞いて少し不満を漏らしながらも、リクエストに沿った物を探してくれた。何かごめんね。

 

「じゃあ、これは{アトランチス最後の日}、伝説の大陸アトランチスが海底に沈んだ時、主人公とその相棒はお姫様を助け、やがて王国を…」

 

「「それだ!!」」

 

あーちゃんと和人はこれでもかと息の合った掛け声で言った。何でこういう時は息が合うんだよこの2人は…。ってもう布団を敷き始めた。行動早いね!?

 

「予告編見なくていいの?」

 

「「いいよ!早く!」」

 

「だからなんでそんなに息あってんの!?」

 

「あ!待って!このアンテナをおでこにつけて!3人とも同じ夢を見られるから!」

 

ドラえもんが渡してきたのは、赤いボタンみたいな物だった。僕達は言われた通りにおでこにつけた。これは夢電波をキャッチするらしい。

 

「はぁ…まぁとりあえず寝るか…」

 

「早く寝ようぜ!」

 

「うんうん!」

 

僕は急かされるように、布団に入った。2人はそそくさと寝た。2人も僕並に寝るのが早いからなぁ。だからもう1回言いたいよ…何でそんなに息の合った連携が取れんの!?ドラえもんに配役はどうするかと聞いてきたから、主人公は僕で姫はあーちゃん、相棒役は和人と言ってあとはドラえもん任せにした。ってこうしないと2人がうるさいしね。今度こそ僕は寝ることにした。




雷神「ふう…終わり。」

銀「何か映画と関係なくね?」

雷神「まぁ学校シーンをカットしたしね。前説でも言ったけど。」

銀「それはそうだがよ…しかしまぁ、『レクト』の話が出るとは思わなかったぜ」

雷神「…原作では最初からあったけど、今作では明日奈が9歳くらいに出来た感じだね。」

明「某妖精王も名前だけだけど、出てきたしね。」

雷神「そうそう、出したら出したで年齢的にもまだ大学入ったばっかだと思うけどね。あと今作の明日奈は原作明日奈よりも早く親の言う事を聞いてない感じになってる。あとお母さんが最初は優しかったけど、原作のお母さんの性格になっていってる感じかな。」

銀「ほうほう…それと和人はものすごくシスコンになってたな。」

雷神「まぁ、そうだね。」

銀「次回は、夢幻三剣士が出てくるんだな?」

雷神「そうなんだよ!今回は、明日奈視点で『レクト』の創設秘話。和人視点で直葉のシスコン度。のび太視点では色々って感じかな。」

銀「次回もどうなるか…気になるな。」

明「うん!では皆様!次回もお楽しみください!」



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