さらに11月28日に修正しました!
のび太視点で行きます!
ーー2017年12月25日ーー
今日はクリスマス…だけど僕は自分の部屋で引きこもっていた。なんでかって?まぁ、色々あるんだよ。
「のび太!部屋に引き篭もってないで、外へ遊んだらどうなの!」
ママが僕に向かってそう言ってきた。だが、僕は外に行くほど元気はない。この半年碌に外に出ていなかった。だけど、ママは僕のことを思って言ってくれたのだろうと思い外に出ることにした。
「あっ、のびちゃん。テレビで獅子座が1位だったわよ!
何か、出会いと再会があるでしょうですって!」
ママがウキウキしながら、それに目もキラキラしながら、そう言ってきた。いい歳して何でこんな少女のような感じなんだろ?僕はママにこう言った
「ママ、いつから、星座占いに凝ってんの」
「べつにいいじゃない。ラッキーアイテムは、メガネですって!
のびちゃんは、既に持ってるからいいわね!」
「そういう問題?じゃあ、行ってくるね。」
僕はママにそう言ってから家から出た。
「あっ、いってらっしゃい~
やっと、外に出てくれた…
…和人君のことまだ気にしてんのかしら。」
ママがそう言っていた事を知らずに
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外に出ると、案の定寒かった。それに半年も引きこもっていたから少し筋力が落ちていた。まぁ、クリスマスなわけだし。でもまた家に逆走してもママに怒られそうだから、そのまま商店街がある道をポケットに手を入れて歩いていくと、何だか商店街が騒がしかった。僕は少し気になったのでそっちに行ってみてみると、知り合いの女の子の後ろ姿があった。その子は僕に気づいたのか、後ろを振り向き僕の姿を見て驚いた顔をしていた…まぁ半年も引きこもっていたからそうなるんだろうけど。
「…やっと出てきてくれたの?のっちゃん…?」
「…出るつもりはなかったさ…でもママがたまには外にって言われて。しずちゃんも元気そうだね。」
「はぁ…どれだけ心配してたと思ってる?まぁ出てきてくれただけ、いいか。」
少し呆れた様子でそう言われた。彼女の名前は源静香、僕の友達の1人だ。僕はしずちゃんと呼んでいて、彼女からはのっちゃんと呼ばれている。でも、引きこもってから彼女(や他の友人)とは会っていなかったので、今も呼ばれてたとは思いもしなかったけど。僕はとりあえず、しずちゃんにこの人だかりはなんなのか聞いてみた。
「それでこの人だかりはなんなの?クリスマスのタイムバーゲン?」
「あぁ、そうじゃなくて。何か太〇の達人で全部フルコンボをたたき出してる人がいるみたいなんだ。」
「相当なゲーマーだねそりゃ、どんな人なの?」
「前の人達の話を聞いてみるに、うちらと一緒で少年みたいだけど、見てないからわかんないや」
「そっか…前に行ってみる?」
僕はしずちゃんにそう提案した。ちょっとした好奇心ってやつでどんな人か見たくなったのだ。
「人も少なくなってきたしそうしよ!そうと決まれば、行くよ!!」
「いや急に走らないで!?筋力衰えてるからぁぁぁ!?」
しずちゃんは僕の手を引っ張り走り出した。僕は急な事に足の筋力の衰えを訴えたがしずちゃんには聞こえていなかったので、虚しく響くのみだった。
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「えっと~、あっ!あそこあそこ!」
「はぁ…はぁ…しずちゃん早いから…」
しずちゃんが、止まった時には僕は体力と筋力の衰えで息がキレキレだった。これは鍛えないといけないなぁ…
「あっ、ごめん。そんなに体力減ってるとは。」
「僕も痛感してるよ…で?あそこ?」
「そうそう!」
僕がその方へ見ると…
『フルコンボだドン!』
本当にその人はフルコンボを叩き出していた。それも、流れているのは…
『千本桜』
少し前に流行った歌。太鼓の達人の体験者はみんな揃ってこれから始める人が多いらしい。そして次に流れたのは、
『ボクノート』
「…あの曲…よく僕らが歌っていた曲」
その曲が終わり、『フルコンボだドン』とまたもやフルコンボを叩き出した。そしてその人が後ろを向き僕らの方へ振り向いた瞬間、僕は愕然とした。その人の顔は…半年前に失踪した。僕の親友の桐ヶ谷和人の顔に似ていたから…
「…久しぶりだな…のび太…」
その人は、そう言ってきた…ということは…やっぱり…
「………和人?」
「か、和君!?」
「ごめんな…半年も待たせて。しずも。黙ってどっかに行ったりして…ここじゃ目立つから、公園にでも行こうぜ…」
和人がそう言ったので公園に着くと、僕は歯切れ悪く言う。
「和…ど…」
「ん?」
「どこに!どこに行ってたんだよ!!!」
僕が、そう叫ぶと、和人は俯き、悲しそうな顔で語りだした
「…実はさ。俺の母さんや父さん、スグは実の親や兄妹じゃなかったんだ。」
「な!」
僕は、何言ってるんだ!と言いたかった、でも言えなかった。和人の顔を見て…
「…俺はそれを知って、何だか、訳分からなくなって、人との距離感がわかんなくなって、親やのび太達に黙って逃げたんだ。母さん達に見つかってさ。3ヶ月間、色々と話し込んだんだ。二日前に、ここに戻ってきたんだ。」
僕は、語り終えた和人を見ていた、すごく悲しそうで…でもどこか嬉しそうな顔をしていた…そして和人はもう一度語り出した。
「俺は、この半年のび太やみんなのことも考えていた、黙ってどっかに行ったりしてほんとに…ごめんな…」
和人は、深々と頭を下げた。するとしずちゃんが固く閉ざしていた口を開いた。
「…和くん、のっちゃんはこの半年和くんがいなくなって、学校も行かずにずっと家で塞ぎ込んでたんだよ。」
「…!そ、そうだったのか…」
「今日、うちが商店街でフルコンボたたき出してる人の話を聞いていた時にふと振り向いたら、のっちゃんがいたからびっくりしたんだよ。のっちゃんも苦しんでたんだよ!和くんがいなくなって!」
しずちゃんが、経緯を話したら今度は、和人が話し出した。
「…昨日、この街に引っ越してのび太に会いたかったけど、どんな顔で会いに行けばいいのか分からなくてさ。この半年考えていたんだ、俺はもう逃げたりしない。家族とはもう和解して前と変わらないくらい仲良くなったんだ。それにのび太とはまた親友になりたいと思ったから、あそこで叩いてたんだ。のび太が来ると思って。」
そうだったのか…和人はこの半年で変わったんだ…それに比べて僕は和人がいなくなっただけで、自暴自棄になって、学校へも行かずに塞ぎ込んで何にも変わろうとしなかった、ダメだなぁ僕は。…僕は決めた…変わるんだ。変わらないといけない…
「和人…変わったね、いい意味で。」
「サンキューな…のび太…もう一度俺と親友になってくれないか?」
「そんなの決まってるよ」
ああ、そんなの決まってる…この1年間和人が変わったように、僕も変わるんだ。塞ぎ込んで殻にもった僕はもういない…和人との再会で僕は変われる気がする。そう、僕は和人の…
「親友さ!!」
雷神「はい!ということで、新たにドラえもんとSAOのクロスオーバー小説でございます!」
銀「…お前はまたなのか?」
雷神「前のドラえもんの小説よりこっちの方が、おもろいからねw」
銀「んで?肝心の青だぬきがまだ出てねぇが、また次回なのか?」
雷神「まぁ、そうなるねwプロローグは二回あって今回はオリジナルでは次は未来の国からはるばるとをベースに書いていくよ。」
銀「ほう?SAO要素はいつ出るんだよ。」
雷神「一応考えているのは、のび太の恐竜からカチコチまでの映画を書く予定で、その後にSAO本編になるんだ」
銀「リメイク版のあるやつは、リメイク版で通すのか?」
雷神「そのつもり、リメイク版にするのは、のび太の恐竜、新魔界、新宇宙開拓史、鉄人兵団、大魔境、日本誕生の6つはリメイク版にする」
銀「そう考えたら、21~22話で映画版は終わるんだな?」
雷神「まあね、頑張るよ。このあと設定もやります。」
明日菜がのび太のハーレムに入ります。和人は誰がいいと思いますか。
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原作では苦い思いに終わった。リズベット
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アイドル級のかわいさのシリカ
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やっぱり切ないからサチ
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お前のオリキャラだ!!