ドラえもん のび太の彼らとの大冒険   作:雷神 テンペスタ

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視点はのび太、第三者です。

この第三者はSAO本編のある人です。


第39話夢幻三剣士〜最終決戦、ユメルミノユウシャ〜

アスミアとジャイトスを救ってから、しずちゃん以外のみんなに2人に紹介したら驚かれた。まぁ、同じ顔したあーちゃんとジャイアンがいれば、そりゃ驚くか。しずちゃんは向こうで1人で敵を薙ぎ倒してるから今はいいかなと。それとさっき何で狼の姿になっていたのかだけど[月光灯]をドラミちゃんから借りたんだ。これで狼の姿になってあの妖怪を騙したんだ。僕が2人を助けに行く間にみんなは妖霊軍と戦っていた。僕達も応戦していた時だった。

 

「手を引け。」

 

声が聞こえ、兵士の後ろにはオドロームが居た。

 

「オドローム!!」

 

「白銀の剣士は、わしがこの手で倒す。」

 

そう言ったオドロームは空に飛んだ。僕、ジャイトス、アスミアはタケコプターを頭につけてそれを追った。キリシアンも行きたがっていたが、ジャイトスにここは任せてくれと言われて、引き下がった。

 

「茶色の剣士、貴族の娘…貴様らには用はない。」

 

「お前になくてもこっちにはあるんだ。」

 

「そうよ。私達は三剣士なんだから。」

 

「…ふん!」

 

するとオドロームがボヤけると、一人また一人とオドロームが増えていった。分身?デマオンみたいな戦法みたいだな。隣にいるシルクが目を閉じて、白銀の剣に導かれるままにまっすぐ進めと言われた。…よし、アスミアとジャイトスに剣を一緒に持ってくれと頼み突っ込んだ。オドロームは杖で僕を拘束しようとしたけど、キリシアンとシズカール(しずちゃんのこの世界の名)がそれを弾き返した。

 

「ち!黒の剣士!…王女がなぜここに!?」

 

「しずちゃんが王女?今はいいか…2人ともどいて!」

 

「「おう(うん)!!」

 

オドロームの言葉に少し驚いたけど、これで妨げるものはない

 

「2人とも行くよ!」

 

僕の言葉にアスミアとジャイトスは頷いて、白銀の剣を3人で持ち勢いに任せてオドロームに向けてスピードを乗せて、突いた。

 

「ぐ…グハァ!?」

 

オドロームは、目が覚める前にやった技が出来なかったのか諸に喰らい赤い炎に包まれて、爆散した。爆風に巻き込まれて、僕、アスミア、ジャイトスはタケコプターが離れてしまった…いや冷静に思ってる場合じゃない!?やばいよ!?

 

『ヒヒーン!!』

 

と思ったらさっき別れたペガサスに僕は助けられていた。ふぅ…良かった…周りを見たらアスミアはシズカールに、ジャイトスはキリシアンに助けられていたーーキリシアンは苦しそうにしていたがーー無事で何よりだった。よく見ると、オドロームの根城だった場所が崩れていた。みんなも上手くに逃げれたらしく、こちらに向って来ていた。それから僕達は、離れた場所に行くやいなや…

 

「ここにいらしたとは思いませんでした。シズカリア王女」

 

シズカール…いやシズカリア王女に向けてアスミアは腰を下げて、かしこまった。

 

「アスミア、私はあなたを助けたかった。白銀の剣士様と来たのは、数少ない従姉の為です。」

 

「…勿体なきお言葉です!」

 

……しずちゃん演技してるのか。それとも頭の中に浮かんでくる言葉があるのか、分からないけど、王女のような振る舞いをしていた。

 

「…さて、白銀の剣士様。それと皆さん。ユミルメの王国へ帰還致しましょう。」

 

…何でそんなにさまになってんの?逆に怖いんだけど。まぁ、ともかく僕達はさっき乗っていた動物達に乗って王国に行くことになった。

 

 

ーーーーーーー

 

「そなたが白銀の剣士か!オドロームを倒し。世界を救ってくれてありがとう!」

 

城に着いて、少し休んでから王様がいる玉座に向かったそして…目の前にいるのは、王様…なんだけど。

 

「先生に似てるな。」

 

「ドラえもんに配役決めてもらってたけど、まさか先生を王様にするとはね。」

 

「ははは…誰でもいいって言ったからさ〜」

 

ドラえもんは、苦笑いをしながらそう言っていた。まさか王様が先生になるとは思ってなかった。

 

「えぇと、調査によるとオドロームによって、滅ぼされた都市が次々と何事もなかったかのように蘇っています。殺された人間も、同様に。」

 

王様の横にいる口髭を生やした側近さんがそう言った。シルクが言っていた事は本当だったらしい。あっ、シルクは何か急用ができたらしい。あの世界で会いましょうって言われたけどどの世界なんだろう?

 

「アスミア…君もよくやってくれた。君のご両親も何事もなくいるそうだ。ミヤルトとアスタルテに早く会いに行ってあげなさい。」

 

「……はい!!」

 

アスミアは涙を流しながら、そう言った。復讐をさせなくて本当に良かったと思ってる。

 

「それからジャイトスくん。君は私の護衛隊長に任命する事になった。」

 

「…いいんですか?」

 

ジャイトスは、突然の事で驚いていた。いや僕達も結構驚いている。

 

「君の活躍はシズカリアから聞いておる。白銀の剣士、アスミアと共にオドロームを倒したとね。腕っ節も強いと聞くし。君を護衛隊長にするのは妥当だと思ったのだ。」

 

「……寛大な決定をありがとうございます!私はあなたを守ります。」

 

ジャイトスは、膝まづいて王様にそう言った。君の騎士精神ならちゃんと出来ると思うよ。ジャイトス。ジャイトスはそのまま外に向かって行った。護衛隊長になるにあたって、さらに勉強するみたいだ。

 

「白銀の剣士よ。再度礼を言う。この国を助けてくれてありがとう。」

 

王様は僕に向けてそう言った。

 

「ものは相談なんだが、うちの娘と結婚」

 

「しませんよ。僕はこの国を助けたかった。それだけですし。僕…いや僕達はこの世界の人間じゃないんです。」

 

「ど、どういう事かね?」

 

「え?どういう事なの?」

 

王様、アスミアに僕らの正体を話した。王様とアスミアは最初は嘘と思ってる感じだったけど、話が終わった後には、信じてくれていた。

 

「君達も私の娘も目覚めの国の住人なのか。それならいたしかないな。…娘はどうなるのだ?」

 

王様はしずちゃんの方を見ながら、質問してきた。

 

「大丈夫です。しずちゃんは今は、憑依状態なのでしずちゃんが向こうに帰るとシズカリア王女の意識は元に戻ります。シズカリア王女は眠ってる状態と思ってください。」

 

王様の疑問にドラモンが答えた。現実の人間がこの国入れる理由ってそれだったの?僕らも初耳だったんだけど、まぁ、ドラえもんの道具の肝心な所を端折るのは、今に始まったことじゃないし、その辺の事情は特に問題なかった。

 

「それなら安心だ。」

 

王様は、ホッと一息ついた。それから僕達は、式典に招待された。…これで3回目になる。この人集りを見るのは…。それから式典は終わった。部屋に戻るために女性陣後ろに男性陣は前を歩いていて僕、ドラえもん、アスミアはその間を歩いていた。

 

「ふぅ…じゃあ帰ろうか」

 

歩いていたらドラえもんが、そう言った。アスミアは少し寂しそうな顔をしていた。

 

「帰っちゃうの?」

 

「まぁね。アスミアも親御さんに早く会いに行ってあげなよ。」

 

「…うん。でも少し待って、ノビタニヤン」

 

「どうし…」

 

僕の言葉はそこで途切れた。唇に柔らかいものが押し付けられた。それはアスミアが僕にキスをしていると言うことになる。口の中に舌も入れられた。所謂Dキスというものだ。…ってだから冷静に言うんじゃなくて!?

 

「ぷっは!おいしゅうございました♪」

 

アスミアは、舌なめずりをしながら小悪魔的笑顔で僕の後ろにいる4人に向けてそう言ったように見えた。途端に鋭い殺気と冷気が背中から溢れてきた、振り返りたくない。前にいるスネ夫なんてガタガタ震えてるもん。和人とジャイアン、ドラえもん、ドラミちゃんは呆れている。何かごめん。

 

「私は、あなたの事を愛してる。」

 

「何で僕を…」

 

アスミアは人差し指で僕の口を押さえた。

 

「スミリアにも言ったけど。私を変えてくれた。復讐に囚われていた私の心を救い上げてくれた。…あなたを好きにならないなんておかしいでしょ?」

 

…だから直ちゃんに無自覚天然タラシって言われたのか、アスミアの心を救いたかっただけなのに。…そんなこと言ってしまえば後ろの4人の鬼神に怒られそうだから言わないけど。すると和人がアスミアに声をかけた

 

「アスミア…お前の気持ちはよくわかった。のび太は待たせてる人がこんなにいるくらいの優柔不断な男だが。それでも愛してるのか?」

 

和人が僕を指さしながらそう言った。…いや何も言えないし面目ないです。

 

「流石兄妹ってことかしら…スミリアにも言われたわ。でも諦めるつもりは、毛頭ないわよ。」

 

アスミアは、しっかりとした意志を僕らに伝えた。後ろにいた4人が僕を押しのけて前に立った。殺気噴出していた殺気と冷気はなかった。

 

「アスミアさん!負けないわよ。」

 

「この間も言いましたけど!あたしも!」

 

「そうだよ!うちらだって負けないから!」

 

「私も負けるつもりはないわよ!」

 

4人は、宣戦布告とも取れる事をアスミアに向けてそう言った。アスミアは途端に好戦的な笑みを浮かべて。

 

「望むところよ!」

 

と4人に向けてそう言った。

 

「じゃあ、俺たちは帰るな。」

 

「…ジャイトスによろしく伝えといて」

 

「ええ!またいつかこの世界に来てね!」

 

「じゃあ、リモコンの隠しボタンを押すよ。」

 

「「「「うん!」」」」

 

「「おう!」」

 

「「ええ!」

 

僕達は、アスミアに見送られながら夢での冒険は終わった。薄れ行く意識の中で8代目ヴァサゴであるトリホーがまだどこかで暗躍してるのかと思うと、まだ終わっていない気もすると思いながら目を覚ますのであった。

 

 

ーーーーーーー

 

「博士。データは集まりました。」

 

のび太達の別れたシルクは現実世界のある家に来て、のび太のデータを博士なる者に渡していた。案内人というのは本当であるが。

 

「貴重なデータをありがとう。」

 

「…『アインクラッド』は出来そうですか?」

 

「まだ準備の段階だ。しかし確実に理想は近づいている。」

 

「では、引き続きデータの収集に行きます。《茅場》さん」

 

「うん、頼んだよシルク」

 

その人物の名は茅場晶彦… 量子物理学者、天才的ゲームデザイナーとして知られ、ナーヴギアを開発した人物でもあり。その書斎には結城明日奈、桐ヶ谷和人、ドラえもん、源静香、満月美夜子、桐ヶ谷直葉、骨川スネ夫、剛田武、そして野比のび太と写真とデータがあった。彼はのび太達のこれまでの冒険のデータをシルクを使って、収集しているのだ。

 

「野比のび太君、君の才能は目まぐるしい。…君の剣技なら…」

 

不敵な笑みを浮かべ意味ありげな言葉を発した後に、彼は部屋から出ていった。彼の思惑はなんなのだろうかーーー

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