視点は、のび太、第三者目線、のび太、穂波(オリキャラ)になります。
玄関で話すよりここで話した方がいいとパパから言われ、僕達はパパの書斎に移動していた。
「ーーーーさて、話の続きをしよう。ある理由により奈緒は戦っている。」
パパはさらに険しい表情になり、不甲斐なさそうにそう言っていた。だから奈緒さんは急いでどこかに行ったんだ。この街の人たちを助ける為に。
「お前の正義感に似てるな。」
「ははは…そういえば僕の姿が見えなかったけど、僕も戦ってるの?」
「……いや違う。のび太は…ッ!!」
どん!!!
「ひぃ!」
パパは怒りを込めて握りしめていた拳を書斎のデスクに叩きつけた。よく見てみるとデスクは少しのヒビが入っていた。
「息子は…ッ!あの馬鹿息子は!我々を裏切り!馬場組を作り、この町を支配した!!」
がっしゃぁぁぁん!!!
さらに叩きつけた拳でデスクは木っ端微塵に砕け散り、粉々になってしまった。…み、見た目に依らずすごい馬鹿力…威圧感もピリピリと感じる。冷や汗がすごい。
「ま、待ってください!小学生が、ヤクザを作ったんですか!」
「…あぁ…説明するのを忘れていたな…」
パパが言うには、この世界は僕達の世界を含めたほかの世界より10年の差があるらしい。これに関して学者はこの世界は他の世界との時間の歪みが存在している。この事はこの世界の人全員が知っているらしい。
「つまりのび太は20歳なのだ。」
「何故のっちゃんはヤクザを作ったんですか?この世界にもうちらもいるんですよね?」
確かにここが平行世界である以上、魔法の世界の美夜子さんを除いた和人やしずちゃん達が居るはずなのに何で堕ちたんだろう?
「…ああ、君達ももちろんいる。しかし馬鹿息子は、君達の友情、僕達家族よりも現馬場組頭首、馬場
「ほほーん」
「あらら」
「「「の(っくん)(び兄)(っちゃん)のくせに生意気。」」」
一斉に僕の方を向かないで!?っていうか女性陣!?何それ!?ジト目でこっちを見ないでもらえる!?僕じゃないから!僕なんだけど、僕じゃないから!?生意気って何!?和人もニヤリ顔にならないで!?
「そして何より馬場組を作った理由は、馬鹿息子が不老不死になる為だ。…奈緒はその事を知らずに嫌気にも兄を助けると言って、戦っている。馬場組の実質の支配者とも知らずにな…ッ!!」
「「「「「…ッ」」」」」
パパは未だに怒りに満ちた表情になっており、粉砕したデスクをさらに踏みつけた。僕達もやるせない気持ちになった。この世界の僕がそんなクズ野郎なんて思いもしなかったし。なんでも驚いた事に馬場も幼馴染の1人らしく、しずちゃん達とも高校に入った時に疎遠になったらしい。何故僕が闇に堕ちたのかはパパも知らないらしい。
「俺やしず達はどうしたんですか?」
「和人君や静香君、武くん、スネ夫君はもちろん戦っている。今は怪我をし、入院中だ…」
それと僕の事は別の世界の人物だと割り切っているから大丈夫だそうだ。
「のび助さん、今は奈緒さん1人で戦っているんですか?」
僕も気になってた。ヤクザを相手に1人で戦うなんて死ににいくようなものだ。
「…いや違う。奈緒は今、もう1人と一緒に戦っている。野比
僕は驚いた。奈緒さんの他に兄妹がいるなんて思わなかった。
「…穂波は君達と同い年なんだ。10歳という小さな身体で馬場組と…ヤクザと戦っている。」
「「「「「な!?」」」」」
「どうして…その子はその歳で戦っているんですか!」
僕たちは武道や剣術に長けているからいいかもしれないけど。…言えた義理じゃないけど。
「奈緒と同じ理由だよ。何より…あの子達は優しいのだ。例え裏切られようともな…」
パパは天を仰いでいた。それは紛れもないあの優しいパパの表情になっていた。この世界のぼくは、何を考えてるんだ?
ーーーーーーー
ここは、馬場組本部の頭首の自室である。黒髪の男と金髪の女が座り、話していた。
「……それで?あの世界の僕達が来たわけだね?」
「ええ、来たわ。」
黒髪の男の名前は野比のび太、金髪の女の名前は
「のーくんの妹ちゃんと接触したわよ」
「そう。別に興味無い。何もしてこないうちはいいや、それより
のび太は平行世界ののび太達の興味を失い、明老石の事を聞いた。
「着々と進んでるわ。あと少しで明老石も集まって不老不死の薬ができるわ。」
「ようやく辿り着ける…ふふふ。」
のび太は喜びに満ちた表情で笑った。長年の夢を叶える為にのび太は絵梨奈と共にヤクザになり、この町を支配した。たとえそれが滅びの道になろうとも、たとえそれが自身が闇に堕ちようとも成し遂げたい夢だった。
「ふふふ。永遠の愛をあなたに。」
「僕もだよ。絵梨奈。」
のび太は、絵梨奈を抱きしめながら目を見つめ合い、そのまま口付けを交わした
「もうすぐ手に入る。永遠なる命が!!!」
のび太からは狂気で狂喜な表情をしながらそう叫んだ。
「のび太さん!馬場さん!野比穂波と野比奈緒が襲撃してきやした!!」
扉が開き、男がそう叫んできた。のび太は怒りに満ちた表情になった。
「あの愚妹共…ッ!!」
「…早く追い出しなさい!」
「はい!!」
ーーーーーーー
「穂波さんって今どこに?」
「……今も本部を奈緒と一緒に襲撃してるだろう。」
パパはさらに心苦しそうにそう言っていた。
「のび太どうするよ。」
「言うまでもないでしょ?」
僕にとってこの世界は平行世界だよ。だけど、平行世界の僕がそんな愚行を働いてるのなら、性根叩き直してやる。
「…君達も加勢してくれるのか?」
「もちろんです、僕もこの世界ののび太君にはお灸を据えないとね」
ドラえもんは笑顔でそう言っていた。……のはいいんだけど手に持ってる秘密道具もへったくれもないぶっとい木材を持ってる。スルーした方がいいの?ポケットにそんなの入ってた!?
「もちろん、うちも。」
しずちゃんは、しずちゃんでもうキレてる。そりゃもうキレてるスネ夫が直ちゃんや美夜子さんをナンパしてる時以上に来てちゃってる。
「……」
美夜子さん!?何か言って!?使えないはずの魔法が使えそうな勢いの覇気がすごいから!?
「穂波さんには会ったことないけど、助けるのに理由なんていらないしね?」
直ちゃんの言う通りだよ。会ったこともない子だけど、僕達は助けたい。ソフィアさんや美夜子さん、地下世界の時のようにね!
「行ってくれるのか?」
「もちろん。」
パパにそれだけ言うと僕達は急いで馬場組の本部に行く事にした。一刻も早く戦っているであろう2人に加勢をしに!!
ーーーーー
馬場組の本部の見た目は巨大なビルの前の橋の前に僕達は来ていた。この世界に来た時に見えてはいたけどね。僕達は静かに歩くことにした、倒れてる人が多いから外にはもう居ないだろうけど警戒してた方がいい。橋の向こうは砂煙に覆われており、全く見えない。
「思ったんだけど、穂波さんや奈緒さんってどれで戦ってるのかな?」
直ちゃんが言うことは確かに思う。僕や和人、直ちゃんみたいな剣士なのか、ジャイアンやしずちゃんみたいな武道家なのか、会ってみないと分からない。
ビューン!!!ドカン!!!
少し話していたら、砂煙の奥から何かが横を通り橋の床にぶち当たった音がなり、そこを振り向いたら傷だらけの奈緒さんが倒れていた。
「はぁ…はぁ…。…!?皆も来てたんね。パパから聞いたん?」
「そうなんです!僕達は助けに来ました!」
「そうなん…」
「な、奈緒さん!」
「しくじっただけやけ。気にせんとって。ふっ!!!」
そう言った後に、奈緒さんはボロボロな状態で走って行った。って落ち着いて言ってる場合じゃない!僕達は走って後を追った。その先には金髪の女性が立っていた。
「…やっぱり来たわね。のび太とその他大勢。」
「こんでもいいのに…!」
「見過ごせるわけないでしょ!あの人は?」
「馬場組の頭首、馬場絵梨奈!兄さんをたぶらかして、闇に落とさせた女!!」
パパが言ってた通り、奈緒さんはこの世界の僕が堕ちた理由が馬場絵梨奈のせいと思い込んでる。この世界の僕が堕ちたのは自分の意思だと知らずに。
「だから言ってるでしょ?のーくんがここを作ったって。私はそれを賛同しただけよ。」
「嘘つかんで!!」
馬場絵梨奈は呆れと哀れ、面倒くさそうな表情で奈緒さんを見ていた。奈緒さんはそこまでして信じてるんだ。この世界の僕の事を…
「はぁ…もういいわ。はっ!!」
馬場は、動き出した。その手には剣を持っており、剣術が得意みたいだ。ってよく見ると奈緒さんも剣を持ってた。奈緒さんは受け止めるが馬場の方が力があるのか若干押されてる。
「ここはいいけ、穂波のとこいってやって!兄さんと戦ってるから!!」
「お前としず、スグで向こうに行け。ここは俺とドラえもんと美夜子さんが残る」
「ちょ!」
「わかった!和人任せたよ!」
「あー!もう!お願いね!」
僕、しずちゃん、直ちゃんは後を任せてビルの中に入った。
ーーーーー
「…のび兄様!目を覚ましてください!!あなたはあの女に誑かされているの
私は、目の前にいるのび兄様にそう言っていた。のび兄様は馬場絵梨奈に誑かされているのです。だから私達姉妹はそんな兄様を目を覚まさせる為にここに来たのです!
「…で?」
「え?」
兄様は心底嫌そうな表情でこちらを見ていた。…どういう事ですか?
「いつまでも勘違いしてるのか知らないけどさ。馬場組を作ったのは僕。」
「で、ですが!」
「はぁ…鬱陶しい。」
その言葉を聞いた私は壁に激突した。
「がは!?」
「心底呆れるよ。君は…だからもう殺すことにするけ。」
その言葉を聞き、私は顔を上げたら以前姉様や和人様に見せてもらった写真の優しそうな兄様の表情ではなく冷酷で冷たい目で私を見ている兄様がそこにいた。これを見た瞬間にのび兄様が言ってる事が本当なのだと私は気づいてしまった。
「愚かなる妹よ。」
これが死の前だと言うのなら、怖い。のび兄様の本性に気付きたくなかった。勘違いのまま死にたかった。父様も知っていたんだ。だから私達を是が非でも止めようとしていた。でも私は止まらなかった。私は話した事もない兄様には会いたかったんだ。
「名も知らぬ妹よ。じゃあね。」
兄様は剣をこちらに向けてきて、振りかぶった瞬間…
「やらせると思う?」
「な!?」
私の目の前に知らない剣が兄様の剣を止めていた。その剣を持っている人を見たら私は驚愕しました。その顔は…
のび兄様にそっくりだったから。
銀「なんとも言えん展開だな。」
雷「自分もびっくりしてる。」
銀「行き当たりばったりすぎるだろ。」
雷「ははは…では次回もお楽しみ!」
ユウキは…
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のび太ハーレム入りの生存ルート
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キリトハーレム入りの生存ルート
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原作通り。