後、ワンピースのキャラも二人出てきます。
視点はドラえもん、のび太
――2019年5月12日――
「じゃ、また夕方ね」
「ドラちゃんもミナモちゃんも大変でしょうけど。」
「……うん」
「…頑張ります。」
僕はひどく憂鬱な気分でのび太君と美夜子さんを見送った。はぁ…昨日散々やらかしたティオとまた会うのは嫌だった。正直もう終わればいいのにって思ってる。
「お兄様は?」
「あれ?」
ミナモさんの声でティオがいないことに気づいた。急いで外を見ると走ってるティオがいた。なにをやるつもりなんだよ!僕は急いであと追ったら、なぜかすぐそこで仁王立ちをしていた。何してんの?
「……」
ぶっぶ―――!!
ってトラックがまた来てる!そりゃそうだよ。ていうかほんとに何考えてんの!?
「そんなとこに突っ立てたらあぶないだろ!!」
「す、す、すみません!!全く無茶苦茶やるんだから!!」
僕は急いで、彼を歩かせた。
「見たかドラモン!私の勝利だ!」
ティオはドヤ顔でそう言った。誰がドラモンだ!!それに何の勝負をしてたんだよ!トラックの運転手さんからしすっごく迷惑だよ!!
「…のび太。」
「あ?誰だ。貴様」
「…か、和人君?それにしずちゃんも?」
和人君がしずちゃんと一緒に立っていた。か、和人君はきっと昨日の事を聞いたんだろう。直ちゃんがいないってことは和人君が止めたんだろう。…言うまでもなく、和人君はもちろんしずちゃんも不機嫌なオーラを漂わせている。
「お前…しずとスグにひどいことをしたんだってな。」
「ふん、そいつは王子である私にくだらない物を見せるからだ。」
「…しずの言う通りだな。お前誰なんだ?のび太をどこへやった。」
和人君は、ティオに向けて殺気と睨みを同時に浴びせた。でもティオは物ともせず平気な顔をしてる、性格はあれだけど、実力は本物だし。ミナモさんが言うにはこういった類のものは見慣れてるらしいから、歴戦の和人君の睨みも効かないか。
「お前になぞ、言うつもりはない」
「……お前もか?ドラえもん。」
「ご、ごめん。和人君。」
「…はぁ…どうやら、ドラえもんも何か噛んでるんだな?」
や、やっぱり鋭い…。そりゃのび太君の付き合いは和人君の方が上だし。しずちゃんも、昨日のあれでティオがのび太君じゃないって気づいてる。しずちゃんの場合は恋する乙女の勘でも入ってるだろうけど…入れ替わりの件…二人に言うべきだったかな。
「何か「待って和君。うちがやる。」しず?」
「…とりあえず、あんた。空き地に来なさい」
「女の…」
シュン!!
ティオが何かを言う前に、しずちゃんが蹴りを顔ギリギリの寸止めでやった。さ、流石…あっ、ちなみにしずちゃんは短パンだからパンツは見えてない。え?惜しいとか思ってるって、そ、そんなことないよ。
「いいから来いっつってんの」
ドスの効いた声でしずちゃんはティオに向けてそう告げた。……僕が思ってる以上に彼女はブチギレてるって事だよね。
「…ふん、いいだろう。」
ティオはそれを見て、しずちゃんを実力者だとわかったみたいで不敵な笑みで答えた。えぇ…どうなっちゃうわけぇ。
――――――
「でよ~!あ?静香に、ドラえもん、和人、のび太?何やってんだ~?」
「何か物々しい雰囲気だぞ。静香の奴」
空き地に着くとルフィさんとウソップさんがいた。急に来た僕達に疑問を持ったルフィさん、ウソップさんはしずちゃんの雰囲気にやらている。
「師匠、邪魔だからどいて。」
「何だよ~」
弟子に邪険に扱われてもケロッとしているルフィさん。あの雰囲気のしずちゃんにも物怖じしないのはさすがだけど天然なの。
「何かあったみたいだぞ。あれ」
「何だ?痴話喧嘩かぁ?」
「お前は黙ってろ!?」
相変わらずのルフィさんにウソップさんは鋭いツッコミを入れる。ウソップさんごめんなさい。ルフィさんのボケは僕達じゃさばききれない。
「おい、やらないのか。」
「…師匠邪魔するなら、どっか行って。」
「何だよぉ…」
しずちゃんからの扱いでシュンとなったルフィさんは今度こそ黙った。トボトボと僕達の隣に立った。ウソップさんは……しずちゃんの睨みにビビってるのか、ルフィさんの肩を持って来てた。ウソップさんは世界一のビビりだって、ルフィさんが言ってたっけか。
「…行くよ。」
「来い!」
2人とも様子を窺っている、けど…
「…はぁ!!」
先に動いたのはティオだった、けどしずちゃんは華麗なステップでそれを避けてからティオに向けて回し蹴りを食らわしたけど、片腕でそれを止めたティオはしずちゃんの足の間をスライドで入ってから右ストレートをうち、しずちゃんは左腕受け止めた。
「なかなかやるな。女」
「女って言うな!」
会話をした後にしずちゃんは後方に飛んだ。でもティオは一気に詰め寄って蹴り上げ、しずちゃんは諸に顎に当たってしまった。ま、まずいかな
「女の子相手にエグイな。のび太の奴」
「ウソップあいつはのび太じゃねぇぞ?多分違う奴だ。」
…なんでルフィわかるの!?
「見聞色かよ?」
「お前だって出来んだろ?」
「お前、ゾロ、サンジよりは劣るわ!!静香にも教えてんだよな?」
「まぁな!あいつはお前と違ってジンベエ並みだ!」
「七武海並みってとんだバケモンだなおい。」
何の話をしてるのかわからないけど、ルフィさんは気づいたみたい、あ、しずちゃんが立ち上がった。当たる直前に避けてたみたい。
「…やっぱあんたはのっちゃんじゃない。」
「勝負の時に話か。」
「のっちゃんはこんな荒い戦い方は絶対…しない!!」
そう叫ぶとしずちゃんはいつの間にかティオの後ろに回っていた。そして、しずちゃんはティオの背中を蹴った、ティオも思わぬ攻撃に対処しきれずにぶっ飛んだ。ていうかあの動き前は見せなかったけど、何だったんだろう?
「あいつ、瞬歩使ったぞ?ルフィあれ教えたのか?」
「いんや、サンジじゃねぇの。」
「あいつ、女の子全般に甘いから、強請られたか?」
「コビーの可能性もあるぞ?静香ってリカに似てるしよ」
「あぁ…確かに。」
今のは瞬歩というものだったらしい、最近しずちゃんはルフィさんの周りの人からも稽古をつけてもらってるらしいからね。
「はぁ、はぁ、中々やるな。」
「…ふぅ…あんたもね。嫌いだけど。」
「奇遇だな私もだ。はぁ!」
ティオがそう言うと、2人は殴り合いになった。や、やばい!!
「二人とも!」
「待て!ドラ!!」
僕が止めようとしたらルフィさんに止められた。
「何で!」
「もうすぐしたら直葉が来るぞ。」
そうしたら、ルフィさんが言うように直ちゃんが空き地に来てから、僕の隣を通り過ぎて二人の間に割って入った。
「やめて!!」
「「!!」」
直ちゃんの声に2人は止まった。
「のび兄、どうしちゃったの!!昨日も変だったし!お兄ちゃんとしず姉がこっそり出て行ったと思えば、喧嘩!?そんなののび兄じゃない!!そんなのび兄、あたし!大っ嫌い!」
直ちゃんは涙を流していた。ティオは何かを思ったのかそれを神妙な顔で見ている。…あと、直ちゃんの涙を見た
「あっ、ちょっとみんな、聞いてよ聞いて!」
僕の声にみんなが振り返ってきた。
「実はこののび太君は…のび太君じゃないんだよぉ」
「「やっぱり」」
「はぁ?」
「え?」
「あっひゃっひゃっひゃ!!」
確信、疑問、笑いと色々な感情が僕に向けて発された。正直居心地が悪いけど、僕は、みんなを家に招いた、ウソップさんは帰りたがってたけど、ルフィさんが無理やり連れてきた。そしたら、ミナモさんが玄関の前で立っていた。きっと千里眼で見ていたんだろうな。
「ごめんね。ミナモさん。」
「いいえ。そこの人が女性相手に本気を出すからです。仕方ありません。」
「私の事を言っているのか?」
「他に誰が?」
「お前最近私に当たりが強いぞ。」
「自分の胸に聞いてみてはどうでしょう。わかりませんと思いますが。」
「み、みっちゃん?」
「何か雰囲気違う?」
「美夜子さんが美夜子さんじゃないみたいだな」
「おい、あの子あんな感じだったか?」
美夜子さんの雰囲気変わり、敬語で毒をティオに向けて言ってるからしずちゃん、和人君、直葉ちゃん、ウソップさんは戸惑っていた。…気持ちはわかるよ。ミナモさんは初日から一から十まで美夜子さんに成りきってたから、美夜子さん本人もびっくりしてたしね。ルフィさんだけは気づいてたのか。何も言わなかった。
「この美夜子さんも、美夜子さんじゃないんだ。」
「「「うっそぉ!?」」」
「おいおい…ここまでそっくりな奴が二人もいんのか?」
ウソップさんが言うのももっともだよね。性格は二人とも真逆みたいなもんだけど…、玄関で話すのはなんだから、家の中に入れた。
「何から話せばいいのか」
「そこは全部だろ?」
「…そうだね。それでいい?二人とも?」
「王子に「はいよろしいです。」……」
ティオがお得意の事を言おうとした途端にミナモさんが遮ってから言った。もうあれには飽き飽きしてた。今度こそ話そうとしたら……
「あれみんな来てたんだ。」
―――――――
「の、のび太か?」
「みよ姉も…」
今日は棒術の稽古をやって、終えてから僕はイシュマルさんに断りを入れてから帰ってきた。ミナモさんから[糸なし糸電話]という道具で連絡が入って、バレたって聞いたから美夜子さんと帰ってきた。美夜子さんは片腕をタイムホールに突っ込んでる、魔術はこの世界に入ると消えちゃうから。
「みっちゃん…のっちゃんもその恰好」
「どう?可愛い?」
美夜子さんは片腕以外でポーズを決めた。
「「とっても!!」」
女子二人には好評みたいだった。…ソフィアさんの時も思ってたけど、王族の恰好って、よく宝石とかが付いてるよね。今更だけど。
「ですってよミナモちゃん。」
「ありがとうございます。」
「ミナモちゃんって言うの?」
「遅れました。私はミナモと言います。この野蛮人はティオと言います」
「「よろしくね!!ミナモちゃん!」」
いや、野蛮人って…それに二人ともあからさまにティオを見ないな。…何かしたんじゃないだろうね。ティオ
「ほんとに見分けがつかないな」
和人が少し苦笑いしながら、僕とティオを見ながら言っていた。ドラえもんもいっていたし。それに今は王子の服を着てるし。そりゃそうなるよね
「…それで?何で俺には黙ってた?」
「和人がアキバに言ったから言えなかったんだよ。ごめんね。」
「…お前がこいつになってる間に、こいつ、しずと決闘したぞ?」
「は?」
よく見るとしずちゃんの服や顔に泥、それに傷があった。
「ドラえもん」
「はい!?」
「説明」
僕は怒りを抑えながら、ドラえもんに聞いた。昨日は何も問題はなかったって言ってたのに…大ありじゃないか。僕はドラえもんに
「…ふーんそう、ドラえもんはそれを黙ってたんだ?」
「そ、それはその、なんといいますか。その…」
「別に隠さなくても、ティオが悪いのに。」
僕はジト目でティオの方を見ると、ティオは目をそらしたバツが悪そうな顔をして。
「……私もやりすぎたと思っている。」
「おや、珍しい。あのお兄様が反省とは。」
「……」
皮肉をミナモさんが言っても、黙ってしまった。…まぁ終わったものに、グダグダ言うつもりはないし。一応反省はしてるみたい。
「しずちゃん風呂入ってきなよ」
「あっ、忘れてた。」
しずちゃんは、今気づいたようで、急いで風呂へと向かった。美夜子さんの服があるからそれ着るだろうね
「ティオは、後で」
「…ああ」
―――――――――
「…という訳だったんだ!」
しずちゃんも、ティオも風呂から上がった後、僕達は和人たちに説明をした。
「…みっちゃんの気持ちわかる。」
「あたしも。」
「でしょ?」
ティオに対する女性陣の評価は著しく下がったみたいだった。言わなくてよかったんだけど、そこは犬猿の仲の美夜子さんがものすごく語ってたから、そうなんだけど、まぁ、事実だけを伝えてたからそこは良かったんだけど
「信じらんねぇ…」
「よくもまぁ、面倒ごとを起こすよな。」
「すっげすっげぇ!おまえらすげぇ!」
ウソップさんは、驚きのあまり開いた口がふさがらない様子だった。まぁ、こんな事ってドラえもんがいてこそ起きることだしね。普通はこんなに事件は起きない…あっ、師匠を含めた旧ボンゴレは11年前に
「なぁ、ドラえもん俺らもいかないか?」
「それはぁ…」
「それはいいですね!行きましょう!」
「王子様はいいのか?」
「うん、静香には悪いことをした。招待しよう。」
ティオはさすがにやりすぎたって反省したみたい。まぁ態度はあいかわらずだけどね。急にしおらしくされても困るけど。
「どこまでも上からね」
「お前はうるさいぞ。美夜子。」
「あんたに名前呼ばれたくないんだけど。」
「本当にお前は減らず口を」
「あんたの方がしゃべらなくていいんじゃない?」
「私は王子だぞ。」
「何が王子よ。バカ王子じゃない」
「本当に可愛げのない女だ」
「優しくない男ねあんたは!」
「「ふん!!」」
「うわ、すご」
しずちゃんは、2人の口喧嘩に圧倒されていた。しずちゃんは物理で喧嘩したからね、ははは…この二人いつかは仲良くなってほしい物だよ。
「俺もマヤナに行くからな!」
「師匠が言ったら、何にでも興味示すからダメ!」
「ケチ!…大人しくするからよ!」
「…じゃあ約束して、絶対に何も起こさないって」
「おう!」
「約束守らなかったら、ビビ姉とナミ姉に言うからね。」
「…おう」
あからさまに元気をなくしたルフィさん。あの2人の怒る姿見たことあるけど確かにあれは怖い。
「お、俺はマヤナ国に入ってはいけない病なので行かん!」
「何だ、病。レディナの呪いか!」
ウソップさんの嘘にいち早く反応したティオ。
「信じちゃうからね。ウソップさん。」
「何だ嘘か。」
「はい…」
ウソップさんは、しぶしぶ行くことになった。ルフィさんを止められるのは麦わらの一味しかいないからありがたい。ウソップさんには悪いけど。
「ちょっと待って、そのままの恰好じゃまずい。マヤナの服に着替えよう。[着せ替えカメラ]~!」
「せっかく、着替えたのに!?」
「あ、ごめんね。」
こうして僕達は、マヤナの服に着替えてマヤナ国に僕、和人、しずちゃん、直ちゃん、美夜子さん、ルフィさん、ウソップさんのメンバーで行くのだった。
雷神「よし終わった」
銀「まさかの二人が入ったな」
雷神「いつの間にかこうなった」
銀「行き当たりばったり過ぎるだろ」
雷神「自分でもびっくり、ははは」
銀「最初は違かったんだろ?」
雷神「しずちゃんの戦闘は思いついてたけど書いてるうちにこの二人いたら面白いなってなった感じかな」
銀「次回はどうなる事やら」
雷神「本当に…では次回もお楽しみに」
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