今回、ワンピースの空島編の宴のシーンを引用しています。あのくだり好きなんですよ!
ではでは佳境迎えます太陽王伝説編!お楽しみください!!
視点はのび太です。
――2019年5月13日――
「早く行こうぜ!!」
「師匠本当にうるさい」
今日も今日とて元気なルフィさん、昨日マヤナ国で食べたご飯がそれはもううまかったらしいから、楽しみにしてたみたい。しずちゃんに諌められてたけど。
「今日は、師匠に勝つ!」
「ウソップさんも気合入ってますね」
「ああ!これでみんなに追いつけるしな!おめぇも昨日の今日で疲れてないのか?」
「すこし、疲れてますけど、今までの戦いよりは大丈夫です。」
「お前、小6が言う言葉じゃねぇぞそれ。」
自分で言ってもそう感じます。慣れって怖い。ウソップさんと話しながらドアをくぐると、ティオの姿がなかった。あれ?どこでもドアはティオの部屋に直通だから珍しく朝からいないのかな?
「王子様?王子様ぁ。」
「「「王子様!!」」」
すると、部屋の向こうにいたイシュマルさん、カカオ、モカが僕を見てそう言った。
「…しまったカツラ忘れた。」
頭に手を当てて、長い毛のカツラを忘れたことに気づいた。うっかりしてた!!
「てっきりクク様をお助けに行かれたのかと思いました!!」
「ミナモ様が言いつけを守られたのですね!!」
「「え?」」
ククちゃんの名前が出たから反応した。イシュマルさんは父親だからなおさら
「何があったのだ?」
「夕べ、クク様がレディナに攫われたのです。」
「「えぇ!?」」
どういう事!?攫われた!?それもレディナに!?だからティオはいなかったんだ。でもモカの言い方だとティオはミナモさんに行くなと言われてた感じだ。
「王子一体何事が!!」
どうする!?このまま話す?でも今これを話すとティオがいない事がバレちゃうと、入れ替わりの件も話さなくちゃいけないから時間がかかる、ティオは十中八九ククちゃんを助けに行ってると思うから行かないとレディナに何されるかわからない。
「イシュマル。」
するとミナモさんの声が聞こえた。
「姫」
「彼は、お兄様ではありません。」
「お、王子様じゃない!?」
「その説明はまた後で。今はあの2人です。」
ミナモさん曰く、ティオは真っ先に部屋から出ていき、装備をしてから出たらしい。
「…私も追いかけるつもりでした。…ですがお兄様一人で行くのはあの年増の思うつぼ、ですので皆さんを…しかし、お兄様は、行ってしまっていました。私がもっと強く言っていれば、お兄様は……」
手で顔を覆い隠して、泣くミナモさん責任を感じているんだろう。目の前でククを攫われ、ティオを一人で行かせたことに…、その姿を見て、僕は覚悟を決めた。
「…ミナモさん。安心して、ティオもククちゃんも僕達が助けるから。」
「私も、一緒に行きます!」
「ミナモさん…、気持ちはわかる、でもね。君までこの国を離れると国民やお母さんが悲しむ。」
「ですが…!!」
「ミナモ、のっ君の言う通りよ。安心しなさい。あのバカ王子は私がひっぱ叩いて戻してくるから!」
「美夜子様…。ふふ」
美夜子さんの言葉に少し気が楽になったのか、立ち上がった
「わかりました。お見苦しい所をお見せしてすみません。これを…」
ミナモさんの手にはククの作った首飾りだった。あれ?前持った時と何か違う。色は変わってないのに。
「これに、魔力を込めました。如何なる時これに強く思いをかけてください。」
「おまじない?」
「そういう事にしてください。イシュマル、皆さんの案内お願いします。」
「お任せよ。」
「ドラえもん僕のこの格好どうにかして。」
今はのび子の恰好だから全く閉まらないし、あの格好の方がいいしね。
「のび子のままでもいいじゃねぇか~?」
「絶対面白がってるでしょ。ルフィさん。」
「そんな事でねぇぞ~」
「OK、行くよ~!」
僕は王子様の恰好に変わった、これで準備はOK。
「ポッ、ポッ、ポポ~ッ!!」
すると、ポポルが僕の方に走ってきた。きっとついていきたいんだろうな。
「ミナモさん、ポポル連れていきますね。」
「私はダメで、ポポルはいいのですね。」
「そ、それは…」
「ふふ、冗談です。ポポル、お兄様を頼みましたよ。」
「ポポ!!」
そして僕達は、タケコプターを付けてからティオの後を追った、ちなみに、タケコプター初心者のイシュマルさんは、和人とドラえもんが持ってあげた。ルフィさんとウソップさんは、前に飛んだことあるから慣れてるんだ。
―――――――――――
白骨の森の近くまで来たら、辺りは雷がなるほど荒れていた。ドラえもんがその雷で電池がなくなるから降りることになった。またあのグルグルに反りたくないしね。
「とりあえず、ここから歩こう。」
「イシュマルさん、まだ遠いですか?」
「そうだな…ここは白骨の森の中盤だ。」
「そうですか。みんな!しばらく歩くよ。」
「ポ?ポポ!」
「ポポル!どうした!」
急にポポルが走りだした。ポポルは耳がいいから、何かに気づいたんだ!!もしかしたら、ティオがいるかもしれない!!
「あっ!!王子様!」
案の定、ティオをみつけたけど、沼にハマっていたから助け出そうと飛びついたら、僕までハマりそうになったけど、ルフィさんが腕を巻き付けて助けてくれた。
「ゴホッゴホッ」
「よかったぁ…」
「…ハァハァ…なぜ来たんだ!!」
王子様は、怒った顔で僕達に怒鳴った。
「何故って、王子様とククを助けるためじゃないか!」
「お前達には関係ない!!」
「関係なくなんかないよ!僕達友達だろ?確かに僕達と王子様じゃ、身分は違うかもしれない、1+1は1よりは大きいよ!」
「のび太…」
僕が言える義理じゃない、夢幻三剣士の時は僕が一人で突っ走っちゃったから、美夜子さんに怒られたし。自己犠牲はなにも生まれない。
「助け合うのは当たり前じゃないか!」
「のび太も大概だがな、友達を見捨てるわけないな。」
「のっちゃんの言う通り!」
「そうそう、友達なんだから。」
「だね」
「お、俺だってそうだぞ!!」
「のび太の言う通りだぞ。ティオ!それに、心配ねぇよ。ここにいる奴でやるんだ。なら絶対大丈夫じゃねぇか!」
ルフィさんは、ニカっと太陽みたいな笑顔でそう言った。あれ?美夜子さんが黙ってるけど、どうしたんだろう?美夜子さんの方を見ると、怒った顔だった、そしてその顔のまま、ティオに近づく。
「バカ王子。」
ドスの効いた声でティオを呼んだ。
「…なんだ。」
「ミナモちゃんが泣いてた。」
「…。」
「事が終わったら覚悟しておきなさいよ。ティオ。一発殴るから」
「…相変わらず可愛げのない女だな。」
「あなたに言われたくないわ。」
いつもの喧嘩だけど、棘がなくなった会話に関係が改善できてるって事かな
「王子様これ以上の味方はおりませんぞ。」
「わかったよ。みんな。」
「王子様」
「いいんだよ。ティオで友達なんだから。」
ティオは、微笑んだ顔で名前呼びを許してくれた……そう言えばソフィアさんの時はずっと名前呼びだったけど、大丈夫だったのかな…ってもう今更かな?
「でもよぉ。二人並ぶとややこしいな!にしし!」
「本当にね。」
「「「「「「「「「はははは!!」」」」」」」
「じゃあ、行こ!ティオ!」
「「「「「「「「「おおっ!!」」」」」」」」」
―――――――――
白骨の森の後にある谷に僕らは来ていた。イシュマルさん曰くこの谷を進むと湖があり、その対岸に闇の神殿があると聞いているらしい。
「この谷、白亜紀の時のに似てるね。」
「ケツァルコアトルが居たらやばいよな。」
「冗談でもそれ言わないでよぉ。」
「さすがに恐竜とかはいないだろうけど、落ちたら大変だから、みんな気を付けて。」
そして、歩いていくと行き止まりになっていた。タケコプターは電池がやばいってドラえもん言ってたから。
「どうする」
「この崖は…」
「ごちゃぎちゃ言う前に登ろうぜ!」
「ルフィ!待てよ!ってなんだ!?」
ルフィさんはそのままよじ登ろうとしていたのを、ウソップさんが止めていたら、白い紐みたいなのをルフィさんが持っていた。
《シャー!!》
「白蛇!?」
「それも一匹や二匹じゃない!?」
気づけば、辺り一面白蛇に囲まれていた、や、やばい!!四面楚歌とはこのことだよ!!
「仕方がない、タケコプターを!!」
「いいの!!」
「いける場所まで飛ぶんだ!!」
ドラえもんから、タケコプターを受け取ると、僕はティオを掴んで崖上に飛んだ。これで何とかなったかな。
「何という術だ。」
「ははは...ってウソップさんは?」
「イシュマルさんを運んでたのを見たけど。あっ!」
「師匠もう少し、もう少しです!」
何とか、イシュマルさんも崖上に着いた、よかったぁ。これで…
ごろ!!どしゃーん!!
「師匠!!」
「うあっ!あああああああっ!!!」
イシュマルさんが乗っていた崖が崩れて、イシュマルさんが崖下に落ちてしまった!!まずい!!
「イシュマル!!」
咄嗟にルフィさんが手を伸ばした。
「と、届かねぇ!!!」
ルフィさんの手は届かず、イシュマルさんは崖下に落ちてしまった。ど、どうしよう!!
「師匠を助けねぇと!!」
「イシュマルはこんな事で死ぬ男じゃない!!信じるんだ!!」
「…すまねぇ。冷静を失ってた。」
2人が話してる間に、白蛇が登ってきた。
「イシュマルの槍はお前が持て、あいつの意思はお前がやるんだ。」
「…おう!…師匠、必ず助けに行くぞ!」
「ゴムゴムのぉ~!ムチ!!」
「はっ!!」
ルフィさんや美夜子さんが登ってきた白蛇を技や魔法で下に落とした。
「きりがねぇ!!」
けど、それでも数が多かったから、2人に攻撃をやめてもらって、僕らは急いで、白蛇から離れる。イシュマルさん!!どうかご無事で!!
―――――――――
相当走った、もうへとへとで走れないくらい、遠くまで来た。ここまでは追ってこないだろう。
「あれだ。あれが闇の神殿だ。」
するとティオが、まっすぐ前を見て、言った。そこを見ると湖を挟んだ向こう側に深い森の奥に石ピラミッド型の神殿が渦々しい雰囲気であった。
「このままいくのか~?」
「いや、もうすぐ日が暮れる夜の森は危険だ。」
「ククはいいの?」
「レディナは明日の正午まではククに手は出さないはずだ。」
「どうしてなの?」
「職の儀式は明日の正午なんだ」
「そっか、じゃあ明日に備えて、今日はここでキャンプを張ろう!」
確かにそれはいいかも!イシュマルさんやククの事は気になるけどね。
「でも、流石に火は起こすなよ。レディナにバレるからな。」
ティオが、忠告とばかりにそう言った。確かに火を起こすとバレるけど。
「なぁウソップ、あんなこと言ってら。」
「まぁ、仕方ない。奴は王子様だ。庶民の事なんかまだわかんねぇよ。それに知らねぇだけだ。」
ルフィさんとウソップさんが真面目な顔で何かを言ってる、いや急にどうしたの?
「は?」
「キャンプと言ったら、キャンプファイアだろうがよ!普通!」
「キャンプの夜はたとえ命朽ち果てようとも、キャンプファイアだけしたいのが人道…」
ははは…わからなくもない。白亜紀の時、確かにキャンプって聞いて心震えてた気もする。ピー助の件でうやむやになってたけど。
「師匠も、ウソ兄もいいかんげんにしてよ!レディナにバレたらククがどうなるかわからないんだよ!!」
「知らん!!」
「はっきり言うな!!そうじゃなくたって、夜の森は危険なんだよ!猛獣や変な動物だっているかもしんないし!!」
「マヤナ怖い、マヤナ怖い」
確かにしずちゃんの言うことももっともだけどね。キャンプファイアに乗り気なのはこの二人だけじゃない。
「はぁ…ドラちゃんも和君も言ってやってよ…って!!」
「組み木はこんなもんか?」
「いい感じのが揃ってたんだ。」
しずちゃんが、言ってる間にドラえもんと和人は真っ先に森の中に走ってから戻ってきて、もう組み木は終わってた。その間10秒。連携早いなおい
「あんたらもやる気満々か!!」
「大丈夫だよ。しずちゃん。獣はむしろ火が…あ」
「ティラノ襲ってきたじゃん!!」
「ははは…ティラノは平気だったかもしれないけどさ。獣は火が苦手なのは共通してるよ!」
って言ってドラえもんが、木に火をつけると後ろに光る目が見えた。ってもう何かいるんだけど!?
「ガウ!!」
目に傷を負った狼が、群れを成して出てきた。何かを言ってるみたいだけど…
「こんな時こそ![動物語ヘッドホン]~!これを耳に着けると動物の言葉がわかるんだ。」
【さっきからうるせぇんだよ、よそもんが!!とっとと寝やがれバカ野郎!】
「「なんだと~!!」」
ティオとルフィさんが狼にキレた。いや狼相手にキレなくても。
【おめぇら、まさか俺達の縄張りを荒らそうってわけじゃあるめぇな!】
「ドラえもん、これって相手に言葉伝えられるの?」
「聞くことしかできないんだ。」
「伝えられないんじゃ意味ないじゃん!?」
「桃太郎印のきびだんごあげる?」
「そこまでは…」
【ここは俺達の土地だ、てめぇら勝手に煮炊きまでしやがって。】
「別に話してなくても勝手に話が進んでく。」
「狼だしね。」
【この森にある木も草も、みんな俺達のもんだ。】
ごつーん!!
ティオが、槍の持ち手で狼を殴り倒した…
「ってなにしてんのティオ!?」
「この国は私達の物だ!」
「動物相手に張り合わなくても…」
ゔぅ!!
狼たちがうなりだした。きっとボスがやれたから、気が立っちゃったんだ。やばい雰囲気!?どうすんの!?
「ガウ!」
【やめとけ、おめぇらが束でかかっても敵う相手じゃねぇ。兄さん…いや王子。久しぶりだな。】
「…まさか。ドクか?」
まさかの知り合いだったの!?ティオがこの森で迷子になった時にこの狼が助けてくれたらしい。最初は警戒しあってたけど、徐々に打ち解けていったみたいだった。最終的には別れ際に大きくなったらお互いいい王になろうと約束してたみたい。
「お前は、いいボスになったのだな。」
【おうよ、兄弟。お前も追いつけよ。】
「あぁ…」
何か、丸く収まったみたい。
「じゃあ、みんなでやるかキャンプファイア!」
ルフィさんの掛け声で、組み木に火が灯され、僕達は宴並みのキャンプをしたのだった。
―――――――
ドンドットット♪ドンドットット♪ドンドットット♪
どこから持ってきたのか、ウソップさんが太鼓を持っていた、それに意外や意外、狼もすごく踊っている。二足歩行するオオカミは中々にシュールだけどね。
「何これおいしい!!あんたらが作ったジュース?」
しずちゃんは、普通に狼と話していた。和人やドラえもんも踊ってる。僕は踊り疲れたから、少し休んでた。
「すごいことになったな。」
ティオがつかれたのか、僕の隣に座った。
「ティオ?僕はティオとドクとの関係にもびっくりだけど。」
「まさかあの子狼がボスになってたとは思わなかった…話はくぁるがウソップはイシュマルの事が気になるみたいだな。」
ウソップさんは太鼓を鳴らしてはいるけど、やっぱりイシュマルさんの事が気になるのか時々切なそうな顔になってる。
「ウソ兄は、元気にふるまってるけど、のっちゃんみたいにお人よしだからね。」
いつの間にか来ていたしずちゃんがそう言った。って…
「僕みたいにって何?」
「……」
「ごめん、わかってますからそんな顔しないで!?」
「ははは!!お前は本当に面白いな!」
「こんなので笑いを取りたくない!?」
「ふふ、じゃあ戻るね!」
しずちゃんはさっきの狼の元に戻った。しばらく、キャンプファイアを見ていると美夜子さんが歩いてきた。
「バカ王子、のっ君疲れたの?」
「おい、美夜子その呼び方やめろ!!」
「あらごめんなさい?ティ…バカ王子♪」
「おい!?」
「冗談よ、ティオ。二人とも…明日は必ず、ククちゃんを助けましょう。」
「…あぁ必ず。」
「そうだね。」
僕、ティオ、美夜子さんは、燃え盛るキャンプファイアを見ながらそう思うのであった。
雷神「よし終了」
銀「また見事にぶっこんだな。」
雷神「森のキャンプで思いついたのが空島編のだった。」
ハル「逆に違和感がないかも」
銀「本当に次回で終わるのかね。」
雷神「ははは…そこは頑張る。では、皆さん次回もお楽しみに!!」
太陽王伝説の次の映画で迷っています。どれがいいですか?
-
公開順で翼の勇者たち
-
逆公開順で宇宙漂流記
-
パラレルループで仮面ライダーの世界
-
そこは、リトルスターウォーズでしょ。
-
間をとって、パラレル西遊記