ドラえもん のび太の彼らとの大冒険   作:雷神 テンペスタ

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続けてまいります。


視点のび太、和人、のび太


第65話翼の勇者たち~バードピアとホウ博士とジーグリードの闇~

「はい乾いたよ。」

 

あの後僕達は丁度池に落ちて怪我はしなかった。けど服が濡れてしまったからドラえもんに[瞬間クリーニングドライヤー]で乾かしてもらった。

 

「で?これからどうする?」

 

「ともかくあの3人を探さないと」

 

「しずちゃんわかる?」

 

「わかんない。遠い場所にいるのかも」

 

「そっかぁ。参ったなぁ」

 

まぁ、ここでじっとしてる場合じゃないし、僕達は移動することにしたけどどこに向かえばいいのか…ってあれ?

 

「わ、すごい建物。」

 

「うん、あそこに行ってみる?」

 

「とりあえずは…」

 

僕達は建物に近づく。

 

 

「いい加減にしてくれ!!」

 

「だ、誰か来た!!この中に隠れよう!」

 

「ご、5人も入る?」

 

「早く!」

 

ぎゅうぎゅう詰めにはなったけど、何とか入れた。

 

「ちょ、のっ君動かないで!!」

 

「ご、ごめん」

 

「こんな時までそれ発動するんだ。」

 

「不可抗力です!!」

 

「静かに!!」

 

「人間が侵入したくらいでいちいちわしを呼ぶな!!よっこらしょっと、では家へ戻ってくれるかね。」

 

「はいかしこまりました。…んぁ!?お、重いィィィ…」

 

「全く気が重い。ジークリードは何を考えておるんじゃ。」

 

きっと彼は僕達が乗ってるから重いって言ってるけど、乗って来た人はあの建物の家主を愚痴ってた。ごめんねダチョウさん。計6人分も動かすのしんどいよね。

 

ごろ、ごろごろごろごろ

 

隠れたのはいいけど、この人の家に行くよね。これ、どうしたもんか

 

「どうすんの?」

 

「と、とりあえず止まったらここを出よう。」

 

「さすがに体制がしんどいんだけど。」

 

「我慢して。動かないでね。」

 

「ねェ、僕死んじゃう。」

 

――――――――――

 

 

そして、ダチョウさんは止まった。すごくすごーく時間がかかっていたからもう身体がバキバキになってる。

 

「やぁ、ご苦労さん。今日はもう出かけることはないだろう。」

 

「出よう。」

 

「うん。」

 

「のっちゃんしっかりして。」

 

僕、ずっと同じ体制でバキバキなんだけど、なんて言うと怒るから身体に鞭を打って動かした。

 

「いってェ。」

 

「男の子でしょ」

 

「言った本人がよく言うよ。」

 

「何のことかしら?」

 

「ナンデモナイデス」

 

「中に入ってみよう。情報がつかめるかもしれない。」

 

僕達はあのおじいさんの家に入って行く。普通に考えて不法侵入なわけだけど今はそうは言ってられないし。中に入ると色々なものがあった。

 

「どうやらここは考古学者の家らしい。」

 

「あ、これ、英才君が見せてくれた。」

 

「ホルスの像に似てるわね。」

 

「ということは昔から地球と関係が…。」

 

「「「きゃああああ!!!!」」」

 

ドラえもんが考察していると美夜子さん、万陽奈さん、しずちゃんが叫けんだ。目の前の明かりに人影が見えたからだ。振り向くと

 

「みんなぁ?」

 

「グースケ!?」

 

グースケが立っていた。え!?ここってグースケの家だったの!?

 

「何でここにいるの?」

 

「君を追ってきたんだ。」

 

「ホウホウホウ…これはこれはこれは珍しい。人間の子供たちと…。」

 

ここは鳥人間の世界、きっとおじいちゃんも猫って言ってくれるとドラえもんはポーズを取っていた。

 

「タヌキ君!」

 

ずこおお

 

「あら!?」

 

はいお約束。

 

「僕ドラえもんです。猫型ロボットなんです!」

 

「のび太君に静香さん、美夜子さん、万陽奈さん、みんな、命の恩人です。僕の大親友ホウ博士。本名はホウ、オウなんだ。」

 

「じゃあおうさん?」

 

「下はそうだけど、みんなホウ博士って呼んでるよ。」

 

「ヘェ...」

 

「ホウホウ…グースケ!また勝手に人間世界(ヒューマピア)に出て行ったな!」

 

ホウ博士が怒ってるって事はグースケは時々こっちに来てるんだ。

 

「ごめんなさい。」

 

「それであの3人は?」

 

「あ…おそらくカラス警備隊に…」

 

―――――――――――

 

 

俺達は檻の中にいた。ハァ…予測通り、ぶち込まれたなぁ

 

「もう!こっから出してよぉ!!」

 

「弁明のチャンスもくれないのか!!」

 

「ん?」

 

「だれだ?」

 

スネ夫とジャイアンが騒いでいたらクロウが戻って来た。後ろには…ハゲワシ?

 

「この者たちでございます。ジーグリード長官。」

 

「あんたが親玉か?早くここから出してくれ!!」

 

「この凶暴性…正しく人間。」

 

凶暴性?…あのジーグリードって奴は俺達を見た瞬間に恨みを…いやもっと深いな、憎悪だ。今まで出会った人に比べるまでもない純粋な憎悪をおれ達に向けてきた。人間に何かされたのか?

 

「いかがいたしましょう!」

 

「人間ならば裁判にかける必要もあるまい。即刻処刑せよ。」

 

「ウソだろ!?何でそうなるんだよ!!」

 

「そんな勝手なことあるかよ!!」

 

「勝手だと?ほざくな。人間どもの勝手でどれだけの鳥類が迫害されてると思うのだ。」

 

「だからってそれは俺達には関係ないだろ!!」

 

「明日処刑しろ。」

 

そう言い残して、ジーグリードはクロウともなって出て行った。

 

「ウソだろ?」

 

「ママぁ!!!」

 

「おい待ってくれ!!おい!!

 

 

―――――――――――――

 

 

「「「「「バードピア?」」」」」

 

和人達は明日処刑されると聞いて、僕はすぐに向かおうとしたけど、ドラえもんや美夜子さんに止められた、まずはジーグリードやこの世界の事を知ってからだって、そして僕達はホウ博士からこの世界の名前を聞いた。

 

「さよう、ここ、バードピアは人間世界(ヒューマピア)から隔絶されておるが、人間世界(ヒューマピア)とは鳥の道(バードウェイ)と言う超空間で結ばれておる。」

 

なるほど、その一つが裏山の空に繋がってたんだ。

 

「どうして、今までわからなかったんですか?」

 

「入り口は鳥か我々鳥人しかわからないんじゃ。」

 

「それに同じ場所に留まっていないんだ。」

 

だから、こっち側は知らないんだ。地下世界も人魚達と似たような感じか。

 

「で?あの3人どうするの?」

 

「明日助けよ。」

 

「えぇ?」

 

「だって、このまま出歩くとまた追いかけられるよ?」

 

「[盲点星効き目長持ち安心バージョン]は?」

 

「メンテナンスに出しちゃった。」

 

「だからどうしてそう悪いタイミングがあるの?狙ってる?」

 

「そんなわけないでしょ!?う~ん、そうだ!![バードキャップ新型]!」

 

ドラえもんが出したのは鳥の顔を描いた帽子だった。

 

「これを被れば僕達も鳥人間の仲間入りができる。」

 

「は?何て?」

 

それを聞いた僕は聞き返した。

 

「だから僕達も鳥人間の仲間になれる。」

 

うん、聞き間違えじゃなかった。

 

「ねェ昨日は翼を出す道具ないって言ったよね?」

 

「あれはウソだよ。」

 

「はぁ!?何でそんな事を!?」

 

「だって、自分の力でなんとかするって言ったじゃないか。」

 

「…それもそっか。」

 

僕の言葉を聞いて、ドラえもんは出さなかったそりゃ的を得てる…けど!!

 

「それを言ったのは「さあみんな被って!」言葉を被らすなァ!!!」

 

ハァ…まぁ僕が言った事だしいいか、んで僕は鴨さんキャップを被った。しずちゃんは白鳥、美夜子さんはフラミンゴ、万陽奈さんは鷹のキャップを被った。

 

「付与なしで飛べるとは思いませんでした。」

 

「羽根が背中から…ほんとに秘密道具はすごいわ。」

 

「うん。」

 

んでドラえもんは…あれ?

 

「んじゃ、出発しようか。グースケ君。案内してくれる?」

 

「それがスノーグース号は壊れちゃって飛べないんだ。」

 

「んじゃ僕が運ぶよ。しっかり掴まってね?いくよ…うわ!?」

 

ドラえもんは飛べずにこけた、だってドラえもんがかぶったのはペンギン。飛べない鳥を選ぶのはドラえもんらしいというか

 

「大丈夫?ドラえもん。」

 

「うん、今度は…よし」

 

ドラえもんが選んだのは鳩さんキャップだった。まぁ、飛べないよりかはマシか。

 

――――――――――

 

僕達はグースケの案内で牢屋がある崖に来た。見張りはいないみたいだ。

 

「ねえ、処刑ってどんな目に合わされるのさ!」

 

「首吊り。」

 

「ママぁ!!」

 

「こっから出せ!!」

 

「無理無理。」

 

「王手!」

 

結構エグイ処刑方法だった。まずいな。

 

「[沈み玉]ぁ。」

 

ドラえもんはあの2人を沈ませるからグースケに鍵を取るように頼んでいた。そして、見張りの2人は沈み玉で沈んでいく、腰のあたりまで沈んでいた。

 

「行けェ!」

 

「お!?」

 

「なんだ!?」

 

「和人!ジャイアン!」

 

「スネ夫!」

 

「おお、心の友よ!」

 

「お、お前らも来てたのか?」

 

「来てたのか?じゃないよグースケのスノーグース号に乗って何がしたかったのさ!」

 

「俺達は鳥人間の正体を探りたかったんだよ。」

 

和人は沈んだ声でそう言った。もう、和人ってこういうとこあるんだから!

 

「のっ君には言われたくない」

 

「やめてそんな目で僕を見ないで。」

 

「早く、誰か来ないうちに!」

 

「あ、お前は!」

 

「あの飛行機の!」

 

グースケがカギを持って来てくれて、それで牢屋を開けた。これで一安心だよ。んで見張りの2人はドラえもんが[忘れろ草]って道具で記憶を消していた。ま、このくらいしないとね

 

「みんな急ごう!」

 

「「さようなら~元気でな~」」

 

「効力強くない?」

 

「効き目は2週間くらいだよ。」

 

「長いし、エグイ。」

 

――――――――――

 

「もうヤダ、もう帰ろうよ!」

 

そして近くの丘まで僕達はやってきて、スネ夫がそう言ってきた。まぁ、もう3人を解放したし、帰るんだけど…

 

「それが…ここの様子をもっと調べないと。」

 

ドラえもんが言い出した。え?

 

「何で?」

 

「だって気にならない?」

 

「それはそうだけどさ。」

 

「ごめん、僕のせいでみんなに迷惑かけて…」

 

グースケが申し訳なさそうに謝った。その様子を見て僕は切り出す。

 

「ま、急いでるわけないじゃないし」

 

「え!?」

 

「せっかくグースケとも友達になれたんだし、もう少し見て行こう。」

 

「グースケって言うんだ。俺武。俺達にも責任があるし…」

 

「ジャイアン!?」

 

「そうだな。折角来たんだ。勉強していこうぜ!」

 

「和人まで…わかったよぉ。」

 

「ドラえもん、俺達にもさっきの道具出してくれよ!」

 

「もちろん、はい。」

 

ジャイアンはアホウドリ、スネ夫はキツツキ、和人はカラスだった。

 

「俺は複雑なんだが。」

 

カラスのキャップを見て和人は複雑そうにしていた。まぁ、さっきまでカラス警備隊に捕まってたしね。

 

「でも和人は黒ってイメージがあるからいいんじゃない?」

 

「そう言う問題かよ。まぁ、いいか」

 

「お前はキツツキ、スネ夫にぴったし。」

 

「そう言うジャイアンはアホウドリじゃん。」

 

「あ?誰がアホだって?こんにゃろう!」

 

「そういうお約束はいいから早く行くよ!」

 

そして僕達はホウ博士の家にひとまず帰ることになった。ジャイアンはアホウドリだから助走が必要で少し遅めで来た。

 

――――――――――――――

 

ホウ博士の家に着いてからホウ博士に無事に3人を助け出せたと報告した

 

「よかったよかった」

 

んでこの世界の事を和人達にも説明した。

 

「そういう事だったのか。」

 

「でもなんで人間ってだけで死刑されなきゃいけないんです?」

 

「ホウ…それはジーグリード長官は人間を憎んでるからじゃ。憎んでるなんてもんじゃない…憎悪の塊じゃ。」

 

「やっぱりそうなのか。」

 

「どうしたの和人。」

 

和人は思い当たる節があるみたい、なんでも会った時のそのジーグリード長官の目は確かに憎悪の目で和人達をみていたらしい。

 

「なんでなんですか?」

 

「銃で撃たれたからじゃ。」

 

ホウ博士はジークリード長官の過去を教えてくれた。バードピアには渡り鳥パトロール隊という世界の渡り鳥を監視を目的とした組織があるらしい。

 

「鳥たちは特別な能力で迷わず渡ることができる。じゃが中には迷子になってしまう者もおるんじゃ。そんな鳥を正しいコースに導いたり危険から守るの仕事が渡り鳥パトロール隊なんじゃよ。」

 

そんな中ジーグリード長官はパトロール中に心無い人間に翼や腕を撃ち抜かれたらしい。そして、落ちた後に人間に口にはできないような人体実験を色々されてしまったらしい

 

「ひどいわ。」

 

「それ以来人間を憎むようになってしまったんじゃ。ジーグリード長官を撃ち抜き…様々な実験をした者の名は…はてグースケ。何といったかの?」

 

「もう時々ボケるんだから…ヴァサゴ・カザルスでしょ!」

 

「「「「「「「は?何だって!?」」」」」」

 

「どうしたのですか?皆さま」

 

「驚いた!何みんなして。」

 

「ホウホウ」

 

万陽奈さん、グースケ、ホウ博士はいきなり叫んだ僕達を見た。

 

「ごめん、そいつ。知ってる名前なんだ。」

 

「そうなのですか?」

 

「うん、万陽奈さんも初耳だったね。」

 

僕はヴァサゴ・カザルスついてを事細かに3人に説明した。マヤナ国にはいなかったから油断してた。何代目のヴァサゴかは分からないけど…

 

「ふむ、そのような悪魔のような人間がいたのか。」

 

「10代も続いてるって怖いな。」

 

「そんな恐ろしいのと今まで戦ってきたのですね。」

 

あいつらは人間の皮を被った悪魔だからね…そっか、なら長官を悪くは言えないな。

 

「長官が撃ち抜かれたのって何年前なんですか?」

 

「ざっと50年前じゃの。」

 

「え?そんなに前何ですか!?」

 

「我々鳥人間は人間の3倍は生きれるからの。」

 

「うん、僕はみんなと同い年だけど、鳥人間は若い時代が長いんだ!」

 

意外だった。どっかの戦闘民族?って50年前って…いやタイムマシンでやって来た可能性があるか。

 

「話を続けよう。本来地球上の鳥と人間はともに生きなければならん。今そのために何ができるかを考えることじゃ。わしら鳥人も、キミ達人間も、キミ達の話で出てきた、恐竜人や人魚達もな。」

 

「改めてあんな人間を作ってしまってごめんなさい。」

 

「いやいや、キミ達のような人間もいる事はわしも分かっている。グースケを助けてくれてありがとう!」

 

「スノーグース号は博士と一緒に作ったんだ!」

 

「そうなの?」

 

「ああ、いやいやほとんどグースケ一人で作った。わしゃ考古学が専門なんでな。」

 

「道理で古い物ばっかりだと思った。」

 

スネ夫は近くにある石板を触れようとした。

 

「あああああ!それに触ってはいかん!!脅かしてすまん。大昔の石碑でな。崩れやすいんじゃ!」

 

「そうだったんですか。」

 

「さよう、これにはバードピアの運命を変えてるかもしれぬ、言い伝えが刻まれておる。」

 

「去年、トマリギの根元から発掘されたんだ。」

 

そう言ってグースケは外に見える大きな木を指した。あれ、最初に見た時もあったな。てっぺんにいつも雲がかかっている。スモークベルトといって、今までにだもあの中に入った者はいないらしい。

 

「なんか恐竜人の棟みたいだなあれ。」

 

「えぇ?あの上にタイムマシンがあるとか?」

 

「かもしれないな」

 

「まさか」

 

「トマリギは我々鳥人が誕生した時から成長を続けておる。しかしどのくらいの高さなのかがあるのか頂上に何かあるかは誰にもわからん。さ、みんなどこへ泊るんだい?」

 

「あ、そう言えば。」

 

「あの巣箱は?」

 

「あれは、一人用だしねェ」

 

「じゃあ僕ん家においでよ!」

 

「そうするといい、いつ見つかってもおかしくない。その帽子を被ってても安心はできんじゃろう。」

 

「じゃ、そうしよっか。」

 

こうして僕達は、グースケの家で泊まることになった。グースケの家楽しみだなぁ。




雷神「はい、終わり。ちょっと長くなった。」

銀「まさかジークリードの過去にヴァサゴをぶち込むとは。」

雷神「太陽王伝説では出なかったからね。本人は出てこないけど。」

ハル「次の劇場版で出るのね?」

雷神「そそ、では皆さん次回もお楽しみに!」

翼の勇者たちの次はオリジナルストーリーが3話は程なります。どの映画がいいですか

  • 宇宙漂流記
  • スペースヒーローズ
  • 日本誕生
  • 緑の巨人伝
  • わんにゃん時空伝
  • クレヨンしんちゃんとのコラボ
  • カチコチ大冒険
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