ドラえもん のび太の彼らとの大冒険   作:雷神 テンペスタ

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はい、コビーの成長を確認できますね。

今回でFILMREDも終わりになります。
ウタはどうなるのかを見てください!!



視点はのび太、シャンクス、ウタ、のび太、第三者目線です。


第82話FILMRED~コビーの指揮とシャンクスの記憶と終演~

目を覚ますと魔王はさらなる進化を遂げてた。プレッシャーがさらにやばい事になってる。ルフィさんは…まだ目が覚めてないか。

 

「のっ君。」

 

「うん。ここからが正念場だね。」

 

「ええ。じっくりと話すことも出来たからね。ウタとは。」

 

…別のプレッシャーが美夜子さんから出ていた。こ、これは触らぬ神に祟りなし戦法を使いましょうはい。

 

「さ、さぁ、ウタを助けよう!」

 

「聞こえてる事忘れてない?」

 

「そうだった。」

 

「コビー!指揮を執って!!」

 

ナミさんは雷雲のゼウスを出しながらコビーさんに叫んだ。

 

「はい!防衛陣形!!観客の保護を最優先します!ナミさんとロビンさんは避難の列を作ってください!観客の皆さん!落ち着いて鏡の中へ!」

 

お菓子や魚、おもちゃになった観客が列をなして避難していく、今は水もないから動けるみたい。鏡の中とはブリュレさんの能力がミロワールドっていう世界に繋がっていて、鏡の世界とは別の世界になってるんだ。

 

「ブリュレさんが要です!ブルーノさん達は必ずガードを!フランキーさんとジンベエさん、和人君、スネ夫君、直葉さんは側衛!チョッパーさんとのび太君はルフィさんとゴードンさんを守ってください!僕とヘルメッポさんも側衛に入ります!」

 

コビーさんの指揮力すごい、流石は最年少警視正って事もあるし。1年前に僕達も知らなかったけど、大きな事件も解決したらしいし

 

「ウソップさん、美夜子さん、万陽奈さん、ドラえもんさんは後方からの火力支援と回復支援!ブルックさん、サンジさん、ジャイアンさんは防御中心の前衛!!」

 

そしてローさん、オーブンさん、ゾロさん、しずちゃんは攻撃中心の前衛になった。ゾロさんはウキウキしてた。僕も張り切らないと!

 

「へ、始めるか!」

 

ゾロさんは飛ぶ斬撃で魔王を攻撃する。…飛ぶ斬撃か僕も取得してみたいな

 

「フランキーロケットランチャー!」

 

「ゼウス!ブリーズ…!!テンポ!!」

 

「ROOM!!」

 

ローさんのROOMで魔王を閉じ込めるけどそれを弾き飛ばした。一緒にゾロさんやしずちゃんも。

 

「「「うわ!?」」」

 

「ウタ!私が「ゴードン」心の闇(ウタ)?」

 

心の闇(ウタ)がゴードンさんを制止した。

 

「今、誰が悪いとか言う時間はないからね。」

 

「しかし!!」

 

「ゴードンが私達の能力を恐れてたのは知ってる!けど、そういうのはウタに聞こえなかったら意味がない。」

 

「そうだぜ。おれの親父はよォいっつもおれをほったらかしだった。でもあんたはプリンセス・ウタのそばに居てあげたんだろ!」

 

「国を滅ぼされても誓いを守って!」

 

「立派だぜあんた!」

 

ウソップさんも、サンジさんもお父さんとは色々あったみたいでサンジさんはお姉さんを連れて家を出て、世界一有名なシェフの元に居候したんだとか大胆過ぎる。

 

「そ、だから、ゴードン、ありがとうね。私を育ててくれて。本人からじゃなくてごめんね?」

 

「くっ…うう…何を言う世界は違ってもウタはウタさ。」

 

「だからルフィ。」

 

「…おう、わかった。」

 

「あの子を助けて!!」

 

「当たり前だァァァァ!!来い!のび太!!」

 

「え、う、うん!」

 

「ルフィさん!?」

 

「行かせとけ!もう時間が残ってないんだ!!」

 

ルフィさんはギア4(フォース)に変身して僕を連れて魔王の元に来た。ルフィさんの強烈なパンチはやっぱり通用しなかった。

 

「うおオオオオオ!!!」

 

「おりゃああああ!!!」

 

僕とルフィさんは連発して乱れ打ちしていた。そしたらあれだけ硬かった壁が割れた!上手くいった!?

 

「シャンクス!それにエースもいんのか!?」

 

「え!?じゃあ、来てるの!?鈴斬様が向こうに!?」

 

「ああ!」

 

って言っても時間がなさすぎる!あの手足がどうにかなればいいんだけど!!

 

「ルフィいいいいい!!のび太あああああ!!」

 

「よし、野郎どもォォォ!!気合入れろぉぉ!!」

 

『『『『おう!!』』』』

 

そしてウソップさんの掛け声が聞こえる。こっちは、僕とルフィさんを除くと攻撃するのは15人だ。

 

「トットムジカの手足を止めるぞ!!指示に沿って動いてくれ!まずは右足!!」

 

ゾロさん、しずちゃん、コビーさんが右足を蹴りと斬撃で攻撃する。けどやっぱりまだ、そこにはガードがある…でも数秒してそれも消された。現実でも誰かがやったんだ!そして、ゾロさんがととどめに一撃浴びせたら右足が砕けた。

 

「左腕!!」

 

ヘルメッポさんとジャイアンがジンベエさんの出した水に乗って勢いを増して、3人で左腕を破壊する。

 

「左足!!」

 

「仕方ねェ!ここは貸しにしておいてやる!!」

 

オーブンさんがサンジさんの足に火をつけて、どんどん高度が上がり、蒼い炎になったサンジさんは足蹴りで左足を破壊する。

 

「真ん中!右!!」

 

チョッパーがロビンさんの助けを得て勢いよく蹴った。そしてそれを美夜子さんが魔法でサポートして、チョッパーは勢いづいて、真ん中右を砕き割った。

 

「真ん中左!!」

 

ナミさんのゼウスの雷を纏ったブルックさんが電斬撃をして真ん中左をたたっ斬る。

 

「右腕!」

 

最後はウソップさんの放った球を万陽奈さんが付与(エンチャント)を施してさらにフランキーさんがそれに炎を吹いて加速させる。フェニックスみたいになったそれは残りの右腕を破壊した。

 

「ルフィ!のび太!!今だァァ!!」

 

『「「ウオオオオオ」」』

 

僕とルフィさんは力を込めた、向こうでは鈴斬様とエースさんが攻撃をしてるらしい。

 

ビュー――――ン!!!

 

魔王はそれでもなお僕達に攻撃してくる。しつこい!!けど、ルフィさんの攻撃でそれは弾き飛ばされる。

 

「行くぞ、のび太最大火力だ!!」

 

「はい!!」

 

「「ウオオオオオオオオオオオオ!!!」」

 

渾身の力を僕達は魔王にぶつける。

 

 

―――――――

 

おれは昔の事を思い出していた。20年前のおれはまだまだ皇太子として教えられてた時だ。皇居で勉強に励んでいたら、仲間であり護衛のベックマンとホンゴウがやって来たんだ。赤ん坊を持って来て。

 

『…は?何で赤ちゃん持ってんだ?お前とホンゴウは独身だったろ?』

 

『独身は余計だろうが。…皇居の前に置いてあったんだ。』

 

『は?』

 

どうも親に捨てられたらしい。よくもまぁこんな場所に置けたもんだぜ。

 

『嘘だろおい。誰もみなかったのか?』

 

『夜中に置いてったみたいだ。』

 

『おぎゃああ!!』

 

『ああ!わかった。静かにしろ!』

 

おれは親父や母上から聞いた子守唄と師匠であるロジャーさんとガープさんが歌ってた曲を聴かせた。そうか、おれの時も両親と師匠たちは大変だったんだろうなと思っていた。

 

『ハハハハ!!』

 

『ふ…これも何かの縁か。』

 

だからこそ、おれはウタを救わなきゃならん。おれの身勝手さで小さなウタを置いてきちまったんだ。それにゴードンには感謝しなきゃいけねェ。

 

「エース、行くぞ。」

 

「はいよ!シャンクスと共闘なんざできねェしな!」

 

「ふ、あ、ロジャーさんが話したいって。」

 

「クソ親父の事はいいっての。」

 

「これも何かの縁だろ?」

 

「はいはい。」

 

エースは軽く流す、ま、いつか2人は仲良くしてほしいもんだ。おれとエースは同時に攻撃を開始する。

 

 

――――――――――

 

ルフィさんの身体が白くなった。え!?極限状態になったから!?って別にそれはいい!!また攻撃する。

 

「「「「ウオオオオオオオ!!!!」」」」

 

一瞬、向こう側の鈴斬様とエースさんが見えた気がした、それでも僕達は一撃を魔王にお見舞いすると魔王は叫び声をあげて、消え去った。

 

「魔王は寂しかったんだ。一人でずっとエレジアに封印されていて。それを私達は気づいたの。」

 

――――――――――

 

「シャンクス…私。」

 

「もう喋るな!!ホンゴウ!」

 

おれはホンゴウから薬をもらった。この薬はネズキノコの特効薬だ。ホンゴウはネズキノコの研究をしていて、それで出来たんだ。

 

「すぐにこの薬を飲んで寝れば、助かる。」

 

「シャンクス…会いたくなかった。でも…会いたかった!!」

 

「喋るな!!いいから。早く飲むんだ。」

 

バン!!

 

「なぁシャンクス!まだ眠ったままだぞ!」

 

辺りを見ると観客全員が目覚めてなかった。どういう事だ?あいつを消したら心が戻ると踏んだのに。

 

「やめて…戦いはおしまいにして…」

 

ウタの声が聞こえていないのか観客たちは動く、間に合わなかったのか。

 

「ゴホ!!」

 

「ウタ、早く薬を飲め!!」

 

「ふん!!」

 

ウタはおれが持っていた薬を投げ捨てた。薬の入った瓶は割れてしまった。

 

「ウタ。」

 

「歌わなきゃ。みんなを元に戻してあげないと」

 

…ウタの顔は決意に固まっていた。

 

「シャンクス、昔言ってくれたでしょ?私の歌にはみんなを幸せにする力があるって。」

 

ウタはボロボロな状態で立ち上がった。娘の覚悟をおれが見届けなくてどうするんだ。ここには日本の民衆もいるんだ。焦りは時として厄介なもんだな。

 

「私は秋篠宮鈴斬の音楽家…ウタだよ。」

 

「…」

 

おれの娘はちゃんと育っていた。決死の思いでウタは歌おうとしてるんだ。おれは立ち上がり、ウタのそばに行き、支える。ウタは自分の力で瓦礫の上に登って行った。

 

「どうして あの日遊んだ海のにおいは

どうして すぎる季節に消えてしまうの

 

またおんなじ歌を歌うたび

あなたを誘うでしょう

 

信じられる? 信じられる?

あの星あかりを 海の広さを

信じられる? 信じられるかい?

朝を待つ この羽に吹く

追い風の いざなう空を」

 

娘の痛々しい姿を見て、おれはどうしてあんな判断をしたのかと後悔した。おれがあの時、おいていかなければ。こうはならなかった。

 

「どうして かわることなく見えた笑顔は

どうして よせる波に隠れてしまうの

 

またおんなじ歌を歌うたび

あなたを想うでしょう

 

信じてみる 信じてみる

この路の果てで 手を振る君を

 

信じてみる 信じてみるんだ

この歌は 私の歌と

やがて会う 君の呼ぶ声と

 

信じられる? 信じられる?

あの星あかりを 海の広さを

信じてみる 信じられる

夢のつづきで また会いましょう

暁の輝く今日に

 

信じられる? 信じられる?

あの星あかりを 海の広さを

信じられる 信じられる

夢のつづきで 共に生きよう

暁の輝く今日に~~~」

 

ウタは力を振り絞り、歌い続けた。ルフィ達は戻って来た。寝てはいるが

 

―――――――――――

 

「どこ?ここ」

 

「ウタの心の深層部分だよ。先にルフィが来てる。」

 

心の闇(ウタ)に導かれて、僕は歩いていく。

 

「あ!お前らも来てたのか!」

 

「ルフィさん」

 

ルフィさんとウタが話してた。気づいたルフィさんが笑顔でこっちを見る。仲直りはしてるみたいだったよかった。

 

「あ、キミも来てくれたんだ…ああ!!あんた!」

 

「やっほ、ウタ!」

 

ウタが心の闇(ウタ)に気づくと驚いていた。

 

「結局あんたって何者?」

 

「戦ってる時も言ったけど憶えてないか。ま、別に隠す程じゃないし。」

 

心の闇(ウタ)はゴードンさんと同じような事を話した。ウタはみるみるうちに悲しんでた。

 

「ま、この世界にはドラちゃんがいるし。」

 

「ドラえもんの責任重大感半端ないんだけど。ていうかどうやって起こすの?」

 

「私は心の闇だし、顕現使えば普通に向こう行ってたたき起こせば大丈夫」

 

ご、強引だね。

 

「なんかルフィに似てる。」

 

「それ私も言われンのぉ!?」

 

「じゃあ、まぁこれ返すね。ルフィ。」

 

ウタが出したのは麦わら帽子だった。

 

「あれ?いつの間にウタが奪ったはずなのに。」

 

「あれはダミー。こっちが本物。」

 

「なるほどね、そういうのはあるんだ。」

 

「私にとっても大事な帽子。いつかきっとこれが似合う男になるんだぞ。」

 

ドキン!

 

やばい、無意識にときめいた。

 

「あ、あと、のび太君。」

 

「は、はい!!」

 

「覚悟しなさいよ。」

 

ウタはすっごく綺麗な笑顔でそう言った。あ、僕戻ったらやばいかも。

 

「ふふ」

 

「こっちのウタより大たーんあの子もああいう風にすりゃあいいのに」

 

これで僕の意識は消えた。

 

―――――――――――

 

「てなわけで私が来たぁ!」

 

「…」

 

「「「「…」」」

 

「あら?ノリがちょっち違った?」

 

心の闇(ウタ)は宣言通りにこっちに来た。でも変なノリ出来たから私反応に遅れて、シャンクスとみんなは私が目の前に現れればそうなる

 

「お、お前、ウタか?」

 

「あ、そっか。また説明しなくちゃ。」

 

心の闇(ウタ)はまた私に話したように平行世界の事を話した。全員驚いていたけど。

 

「じゃあ、このままじゃウタ死んじまう!!」

 

「あ、そこは大丈夫。えっとドラちゃんと…いたいた!」

 

のび太君の横で寝てるドラちゃんを見つけるとドラちゃんに近づいて

 

「あ、ネズミ。」

 

「え!?ネズミ!?どこどこどこどこ!?」

 

たたき起こした。言葉でだけど。

 

「ドラちゃん。」

 

「はえ?」

 

心の闇(ウタ)はドラちゃんを呼んだ。ネズミが苦手なんだ。ドラちゃんって。

 

「お医者さんカバン。」

 

「え?あ、ウタ。ひどい状態じゃないか!![お医者さんカバン]~!」

 

ドラちゃんは医者が持ってるような赤十字のの印があるカバンを取り出した。ドラちゃんは、私の身体に聴診器を当てた。

 

「よし、薬を出すから待ってね。」

 

と物の数分で、できあがった。

 

「お、おれの作った薬が…もの数分で…未来の技術レベチすぎんだろ…」

 

ホンゴウさんはめちゃくちゃ落ち込んでた。

 

「さあ、これを飲んで眠れば元気になるよ!」

 

「その前にぃ…ウタを世界を滅ぼそうとした極悪人を渡してもらおうかねェ。」

 

そう言った、黄色い服のおじさんに向けてみんなが各々の武器で威嚇をする。

 

「ほ~う?お前さん方…」

 

「やり合う気か?」

 

「こいつは…おれの娘だ。」

 

シャンクスが語りだす。その言葉を聞いて、嬉しくなった。でもこんなことしなくちゃ、天皇であるシャンクスが来なくて済んだのに。迷惑をかけまくりすぎた。

 

「おれ達の大事な家族だ…それを奪うつもりなら…。」

 

シャンクスからすごいプレッシャー

 

「死ぬ気で来い!!」

 

…覇王色の覇気がインタポールの捜査官に向けて、放たれた。黄色い服の人、紫の服の人、青い服の人以外は気絶した。

 

「捜査官をほとんど持っていくとはねェ…これが赤髪の天皇シャンクスの覇気か。」

 

「やめときやしょう。」

 

「だな。なんだ。おれらは帰る。」

 

青い服の人がそう言うと、黄色い服の人と紫の服の人は倒れた捜査官全員を連れて、エレジアから出て行った。

 

「ファンのみんな、大丈夫かな?」

 

「大丈夫だ、人間はそんなにヤワじゃない。それに新時代は目の前だ。」

 

ルフィやのび太君を見ながらシャンクスはつぶやく。

 

「眠くなってきちゃった。」

 

「薬の効き目が来たんだよ。」

 

「この風はどこから来たのと…問いかけても空は何もいわない。

この歌はどこへたどり着くの。

見つけたいよ自分だけの答え…を…

まだ知らない海の果てへと漕ぎだそう…」

 

私の意識はここでなくなった。

 

 

――――――――――

 

――2019年5月27日未明ーー

 

「は!ここは?」

 

「サニー号の上だよ。」

 

「ドラえもん。ウタは?鈴斬様も?」

 

目が覚めるとドラえもんが立ってた。辺りは明るくなってた。フランキーさんもジンベエさんも目が覚めてたみたいで出航はしたみたいだった。僕はドラえもんに2人の事を聞いた。

 

「鈴斬様は先に帰ったよ。ウタは…」

 

「ん?」

 

「そこ。」

 

「え?あ、なんだここで寝てたんだ。」

 

ウタはルフィさんと一緒に気持ちよさそうに眠っていた。でも…

 

「でもいいの?鈴斬様の所に置いておかないで。」

 

「シャンクスが言ったんだよ。今はお前らと一緒に居させてやってくれって。」

 

ドラえもんが言う前に心の闇(ウタ)が応えてくれた。そっか、他のみんなもドラえもんが運んだみたいで、みんな眠ってる。あんな事件の後だしね。それにウタはもう大丈夫そうだし。

 

「ま、幸せそうに眠ってるからいいか。」

 

「あ、私とうぶんの間はこっちにいるから」

 

「戻んなくていいの?」

 

「ま、こっちのウタは大丈夫だろうし。1週間したら帰る。」

 

「そっか…」

 

「あ、ウタの最後の歌聞く?」

 

「うん、聞かせて。どんな題名なの?」

 

「これが私達の最初の歌…『風のゆくえ』」

 

心の闇(ウタ)は持っていたカセットのスイッチを入れると優しい音楽が流れる

 

 

『この風は どこからきたのと

問いかけても 空は何も言わない

 

この歌は どこへ辿り着くの

見つけたいよ 自分だけの答えを

まだ知らない海の果てへと 漕ぎ出そう

 

ただひとつの夢 決して譲れない

心に帆を揚げて 願いのまま進め

いつだって あなたへ 届くように 歌うわ

大海原を駆ける 新しい風になれ

 

それぞれに 幸せを目指し

傷ついても それでも 手を伸ばすよ

 

悲しみも強さに変わるなら

荒れ狂う嵐も越えていけるはず

信じるその旅の果てで また 会いたい

 

目覚めたまま見る夢 決して醒めはしない

水平線の彼方 その影に手を振るよ

いつまでも あなたへ 届くように 歌うわ

大きく広げた帆が 纏う 青い風になれ

 

ただひとつの夢 誰も奪えない

私が消え去っても 歌は響き続ける

どこまでも あなたへ 届くように 歌うわ

大海原を駆ける 新しい風になれ』

 

何とも言えない気持ちになった。旅立つ人へ祝福してる。…そんな歌だ。これを8歳の時に作っただなんて、やっぱり音楽の神様に愛されてる。

 

「これからよろしくね。ウタ。」

 

僕は眠っているウタに向けてそう言ったのだった。

 

 

――――――

 

ここはアーガス本社、その一室で茅場晶彦はあるニュースを見ていた。先日の事件世界一の歌姫が起こしたLIVE事件のニュースであった。

 

「ふふ」

 

「何を見てるんです?」

 

近くには夢幻三剣士の時にいた妖精シルクがいる。

 

「これだよ。」

 

「ああ、世界の歌姫事件ですね。確か彼女は天皇様の娘だとか。」

 

「ああ、そうだ。しかし。彼女能力は実に僕の考えているゲームと一緒だな。」

 

「うわ…博士って時々キモいですね。」

 

「君も相変わらず口が悪いね。」

 

「博士が創ったので。」

 

ある計画を企てる茅場晶彦は彼女が起こした事件に共感した。

 

「それにしても彼はやはり面白い。」

 

茅場晶彦はニュースで映った少年。野比のび太を見ながらそう呟いた




雷神「はい、終わり」

ウタ「あああああ!!!もうすごい感慨深いよ!!死ななかったのが!」

雷神「それいっちゃうんだ。」

ウタ「私は死んじゃったし、ルフィに深い傷負わせちゃったけど…それでもやり直しでそれを穴埋めってわけじゃないけど頑張ってる。こっちのウタにも頑張ってほしい。」

雷神「こっちは12年分を取り戻す勢いだからね。」

銀「それにしても、レギュラー化すんのか?ウタは。」

雷神「この際だからもう、いいかなって。」

銀「また読みにくそうになるな。」

雷神「地球交響楽の時は大いに活躍するよ。」

銀「んで最後よ、久々に出てきたな。」

ウタ「あいつ誰?なんか変な事企んでない?」

雷神「まぁ、見てればわかるから。」

銀「そういやよォ。次回からはハルカ戻ってくるのか?」

雷神「まぁ、次回をお楽しみに。」
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