ドラえもん のび太の彼らとの大冒険   作:雷神 テンペスタ

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オリジナル回が続きます。

前半の大まかな流れは美夜子さんの化学の世界の私生活と同じです。二番煎じならぬ三番煎じ…同じにならないようにしないと。



視点はウタ、のび太です。


第84話~ウタの日常と悪魔の実の上のステージ~

――2019年6月3日――

 

「ほんじゃ、ウタわかってるよね?特訓したようにやればいいからね。」

 

1週間の地獄の特訓がやっと終わった。…10年分を一気に教え込まれたから身体ががったがた。

 

『おかげで私とも出会えたからいいじゃん。』

 

それはそうだけど、あ、この子は私の心の闇(ウタ)、この世界における私の心の闇。出会いは最悪だったけど、だってシャンクスを許すなとか小学生相手に発情するなとか地雷を見事に踏み抜いてきたから。殴り合ってからこの子も寂しかったと感じたから仲良くなれた

 

「ま、それは私らと一緒だったから懐かしかったなァ」

 

「…もう2度とあんな特訓しない。」

 

結果的に言うと顕現はできるようになった。もう、特訓の時の心の闇(ウタ)の顔と来たら鬼そのものだったんだよ!?

 

「ちょっと無茶させ過ぎたけど、私らと同等になったからよかったでしょ」

 

「もう2度としない。」

 

『BOTと化してる。』

 

「んじゃ、私帰るからのっ君に伝えといて~」

 

「あいさつしなくていいの?」

 

「あ、そう言えば。」

 

「抜けてる。」

 

「ウタに似てるから。」

 

「それは思う存分聞いた。」

 

この1週間は特訓と時折向こうの世界のルフィ達の話を聞いてた。マジで向こうの世界ではルフィ好かれてるんだなって思ってた。いや私もルフィは好きだけど、友人としてしか見てないし。一目ぼれがのびちゃんだった。ってだけ。

 

「さ、行きますか。」

 

「うん」

 

――――――――――

 

「あ、帰るんだ。」

 

鏡の世界から、のびちゃんの部屋に戻って来た。1週間ずっと鏡の世界にいたわけじゃなくて、のびちゃんの家でご飯を食べてた。あ、ちなみに呼び方は変えた。のび太君じゃ、ちょっと距離感があるって私が思ったからこう呼んだら、苦笑いされた。

 

『あーちゃんって子とママにしか呼ばれてないんだ。』

 

なんか、その子には特別な想いがあるって節々に伝わって来た。ドラちゃんが言うには初恋の相手なんだとか…手ごわそう。その子。

 

「ルフィさん達には言わないの?」

 

「ま、でもいつかまた来るしね。それか[平行世界旅行機(パラレルループ)]で来てくれてもいいよ?」

 

「そういう事ね。ってなんで心の闇(ウタ)が[平行世界旅行機(パラレルループ)]を知ってるの!?」

 

「あぁ~ま、ばいばい!」

 

「ちょ!あ、消えちゃった。」

 

のびちゃんは心の闇(ウタ)の言葉に驚いて止めたけど、心の闇(ウタ)は有無を言わさずに帰って行った。

 

「[平行世界旅行機(パラレルループ)]って何?」

 

「平行世界に任意で行ける道具だよ。心の闇(ウタ)は見たこともないのに…」

 

心の闇(ウタ)は時々そういうのがあった。まるでのびちゃん達の冒険を今まで見てきたかのように言ってたし。

 

「あらウタちゃん。帰ってきてたのね。丁度いいわ。」

 

ママさんが上がって来た。私がやって来た時は驚いていた。ママさんもパパさんも私の世界(ウタワールド)に閉じ込めてて、私のファンだったらしい。驚いてからママさんから私を怒った。大人の男の人に囲まれて育った私にとっては大人の女性から怒られるのは初めてだった。

 

「はい!ママ様!」

 

だからこそ私はママさん…いやママ様を尊敬した。純粋に。ママ様って言った時はのびちゃんもみよちゃんもまやちゃんもドラちゃんも心の闇(ウタ)×2も驚いてたっけ。

 

「相変わらず、ママ様って…言いづらくないの?」

 

「なれたらしいよ。」

 

「うわ…」

 

「今日から学校よ。準備してね。あと変身しときなさいよ。」

 

と言ってからママ様は下に戻って行った。ママ様は私の能力を知ってる。懇切丁寧に私を学校へ入れてくれた。先生も私の事情を知ってるからいいんだって。のびちゃん達は冒険の事は隠してるみたい。心配させたくないから。優しい。

 

「1年から5年の勉強も並行してやってたけど…大丈夫なわけないよね。」

 

「あの鬼にはもっと文句言いたかった!!」

 

私が転入するのはのびちゃんのクラスになった。…顕現力で私は身体を小学生にしてから、ランドセルを背負った。のびちゃんにそれを見せる。

 

「似合う?」

 

「違和感半端ない。」

 

「それ言わないでよ。」

 

因みにドラちゃんは今日、ミーちゃんとデートらしい。朝から盛ってるなぁ

 

『あんたに言われたくない。』

 

はーい、そこうるっさい!

 

「で?私達がいる事を忘れないでよ?」

 

「そうですよ。」

 

とここでみよちゃんとまやちゃんはジト目で見てきた。いや、今部屋に入ってきたんじゃん。ま、そんなこと言うとみよちゃんは怒るから言わないけど。

 

「わかってるてェ。ママ様とパパさんには感謝だよね!」

 

「ごまかして。ま、それは一理あるわね。」

 

「はい、私に至っては本当に分かってない状態でここに居させてもらってるので。」

 

みよちゃんとまやちゃんも平行世界の住人でややこしいけど、その世界の過去(万陽奈)未来(美夜子)の関係で先祖(万陽奈)子孫(美夜子)(美夜子)(万陽奈)らしい。それを最初に聞いた時は頭がパンクしそうになってた。

 

「じゃあ、行こうか。」

 

「「「うん(はい)」」」

 

――――――――――

 

学校に行く途中にめっちゃ視線を感じながらも学校についてから職員室に着いた。

 

「し、失礼します!」

 

「おお、ウタ君。おはよう。」

 

「高木先生おはようございます!!」

 

高木栄一郎先生、のびちゃん達の担任でバネバネの実の能力者らしい。この学区は全体的に日本政府と繋がっている。学校の何人かは能力者らしいけど、それは秘密にされてるらしい。のびちゃんも知らなかったって言ってたし。そもそものびちゃんは悪魔の実の事を知ってなかったけど。

 

「うむ、緊張しているか?」

 

「はい、ここへ来るときも見られていましたので。」

 

「あれだけの事をしたんだ。仕方ないな。」

 

「はい。」

 

あの目は私が犯した罪の代償だからね。…クラスメイトになる人からも見られるのはちょっと辛いけど。

 

キーンコーンカーコーン

 

「じゃあ、行こうか。」

 

「はい。」

 

タイミングよくチャイムが鳴った。私と先生は教室に移動する。

 

――――――――

 

私は廊下に立たされて、待つ。

 

「はい、転校生を紹介する。入ってきなさい。」

 

「はい…う、ウタです!!よろしくお願いします!!」

 

と教室はシーンとなった。え…や、やっぱり受け入れられない?のびちゃんとかしずちゃんとかもなんも喋んない。え!?何で

 

「「「「ぃよしゃあああああああああ!!!!」」」」

 

とのびちゃんと和君以外の男子が大声で雄たけびを上げる。

 

「はい静かに!!!」

 

「ほんとうにウタがここに来た!!」

 

「うおおおお!!テンション上がるぜェェェ!!!」

 

「うおおおおおおおお!!」

 

先生の制止を聞かずにバカ盛り上がる男子。う、受け入れられてる?でいいのこれ。

 

「はい男子、死刑。」

 

「うるさい。」

 

「死ね。」

 

と女子からの辛辣なコメント。バカうるさい男子に向けて。

 

「じゃ、…静香君の隣が空いてるな。そこへ。」

 

「は、はい。」

 

先生のスルースキルは最強だと思う。言われた通りに私はしずちゃんの隣に向かってそこに座る。

 

「よっろしくね」

 

「うん」

 

「やけに大人しいじゃん。」

 

「なんか、拍子抜けしちゃって。来る時はすごい目で見られてたし。」

 

「まぁ、去年みっちゃんが来た時も男子は盛り上がってたし。別に気にしてないんじゃない?」

 

「それならいいけど。」

 

「では授業を始める!と言いたい所だが一時間目は悪魔の実について再度教えよう。」

 

私が着席してから先生がそう言った。去年の7月の時期にも教えられたってしずちゃんが言ってたらしいし。

 

「悪魔の実というのは未だに科学では解明しきれていない部分が数多くあるどこから生まれ、どこで育つのかもな。そして、その能力者が死ぬと悪魔の実はまた世界のどこかで復活する。これは去年も話した内容だね。」

 

悪魔の実のメカニズムは食べてる能力者である私達でも分かってない。むしろわかってる人が存在してるのかもわかってないし

 

「それと加えて、悪魔の実には覚醒という上の世界(ステージ)が存在する。」

 

「それ去年言わなかったぞ!先生!」

 

「ウタ君がいるから特別だ。つづけるぞ。」

 

先生が言うには

 

超人(パラミシア)系は周囲の物体、生物に自身の能力の性質を付与して操ることができるようになるンらしい。

 

動物(ゾオン)系は能力の「覚醒フォルム」への変身が可能になり、より驚異的な身体能力と特性を得られ異常な体力(タフ)さと回復力を得られて、動物のより強い特性を得られるんだって。

動物系に他の特殊能力も付与されている場合は、以下のようにその特殊能力も強化される

通常能力で元々持つ特殊能力の性質の強度が増大する

能力の性質に基づいたより効果の高い特殊能力を扱うことも可能になる(幻獣種)

通常能力において元々持つ特殊能力が超人系のような性質を秘めている場合、周囲に特殊能力の性質を付与して操ることができるようになる(幻獣種)

 

自然(ロギア)に関しては特に情報はないみたい。ロギアはそれそのものが珍しい物だからね。

 

「悪魔の実は不思議なものばかりだ。世界には物にそれを食わす技術もあるからな。」

 

先生はなんでそんな事知ってるんだろう。日本警察の所属だったりしない?

 

「先生の話は以上だ。質問はあるか?」

 

「はいはーい!!」

 

「静香君」

 

「去年も思ってたんですけど!どうしてそんな事知ってるんですか!?」

 

「あぁ、ま、僕も悪魔の実の能力者だからね。従弟の刑事に聞いたんだよ。」

 

「そういう事ですか。」

 

「もうないね。では悪魔の実の授業はここまであとはウタ君への質問タイムだ!」

 

いや、いきなり!?先生の一言が決め手となると次々と私に矢継ぎ早に聞いてくる。でも、受け入れられてよかった。

 

 

――――――

 

 

学校も終わり、私はのびちゃん、みよちゃん、まやちゃん、しずちゃん、ジャイアン、スネ夫君、和君、直ちゃんと歩いていた。

 

「ウチのクラスすごいでしょ。」

 

「まさか、6時間目まで続くとは思わなかったけどな。」

 

和君の言う通り、質問コーナーは丸1日続いた。けど楽しかった。

 

「ウタ、楽しめそう?」

 

「うん、私のしたことは許された事じゃないけど。でも楽しめる!!絶対に。」

 

「よかった。」

 

「おれ達も応援してるぜ!」

 

「僕達はウタの味方だよ!」

 

「うん、恋敵ではあるけど。」

 

「それでも仲間です。」

 

「一人で抱え込まないでね。」

 

「私達がいるから。」

 

「うん、ありがとう。みんな。」

 

私はみんなから言われて、活力が増えた気がした。あんな事をしでかした私だけど、みんなは受け入れてくれた。クラスもママ様もパパさんも先生も。シャンクス!ゴードンさん。私頑張るよ!!

 

―――――――――

 

「っていいう夢を見た。」

 

「な訳ないでしょうが。」

 

ウタが長々と今日の事を話してて、変なオチまで言い出した。夢なんかじゃないからね!?現実だし、夢落ちにしてたまるか!!

 

「ていうかこれからどこ行くの?」

 

「ウタに紹介したい人が2人いるんだ。」

 

「は!結婚の挨拶?」

 

「だとしたらもう会ってるしょうが。」

 

ぶれないな。ウタは。

 

「あ、いた。奈江ちゃん、美奈ちゃん。」

 

「藤峰さんと、村原さん!?」

 

来たのはいつもの空き地。そこに奈江ちゃんと美奈ちゃんが立っていた。

 

「やっほ、のびたん。」

 

「のび太君。本当にあなたは巻き込まれ体質よね。」

 

美奈ちゃんは呆れた風にそう言う。安心してよ。僕自身も思ってるから。

 

「2人って何者なの?」

 

「未来の住人でタイムパトロール隊員なんだ。」

 

「…何て?」

 

「平たく言えば未来の警察官」

 

「な、なるほど。」

 

「平たく言いすぎ!!ま、あってるけど。」

 

んで、なんで今日この二人に会ってるかだけど。ウタが僕達と同行するから。2人に報告しとくんだ。前までは報告なしでもよかったんだけど万陽奈さんの件で言う事になった。仕方ないね。

 

「ウタはこれより、特時を許可する。」

 

「はい、これでウタも認可されたわ。」

 

「ありがとう。」

 

「特時って?」

 

「好き勝手に時間を弄っていいって事。」

 

「は~いのび太ん要約しすぎ!!」

 

「ごめん。説明して。」

 

「なんか面倒くさいとか思ってない?」

 

「オモッテルワケナイジャナイデスカ」

 

「シバかれたい?」

 

「ごめんなさい」

 

「と、ウタに説明するね。」

 

奈江ちゃんはウタに特時の事を説明した。

 

「うわ、のびちゃん達ってやっぱりすごい冒険してきたんだ。」

 

「あれを冒険ってだけでは済まされないけど。」

 

「ハハハ…」

 

こうして、ウタも特時を認可された。ちなみにルフィさん達も認可されてる。それはマヤナ国の事件の直後だったけど。

 

「ていうか、ドラえもんが言ってたけどこの事件って未来では知らされてないの?」

 

「うん、タイムパトロール隊は知ってるけどね。」

 

「じゃあ、帰りましょうか。」

 

「うん、今日はありがとうね。」

 

「ウタも明日からよろしくゥ!!」

 

「うん」

 

そして僕達は帰って行くのだった。でも僕達は知らなかった。彼女が動きだすことを…。

 

――――――

 

「さ、行くわよ。ハリ坊。」

 

「ハリ!女王様!!」

 

「のび太君…早く会いたいわ。」

 

 

 




雷神「はい終わり。」

ウタ「で、結局私まだ居るんだけど。」

雷神「ウタの物語にウタがいないと。」

銀「それはいいが、最後のは誰だ?いやハリ坊って言ってる時点でわかるが。」

雷神「銀さんが思ってる通りの人だよ」

ウタ「気になる。って事は次回もオリジナル?」

雷神「そそ、本当は今回に持ってきたかったけど。長くなるから却下した。」

銀「何を企んでいるのやら。」

雷神「この物語の核を刺激する話さね。」

銀「そうかい。で、それはいつから思ってた。」

雷神「じゃ、次回もお楽しみに。」

銀「にばんせんじなn
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