それからというもの、ジャイアンとスネ夫が道を外れてトリケラトプスに触ろうとしていたのを止めたり、パキケファロサウルスやアンキロサウルス等を空から見ていて、ボックスから顔を出していたピー助と共に笑ったり、[コンクフード]がなくなってしまい代わりになるソーセージの材料集め等をしていた…材料集めの時にネズミによく似た動物を見てドラえもんが逃げたのは余談だ…そして[キャンピングカプセル]で僕、和人、ドラえもんで1号舎に泊まり、2号舎にジャイアンとスネ夫、3号舎に直ちゃんとしずちゃんで泊まり、その日の冒険は終了して、次の日には、僕が先頭に立って歩いていたが途中で疲れが出てしまい、みんなに迷惑をかけてしまった。
そして夜に和人とピー助と共に海辺に来ていた。
「流石に堪えたみたいだな…ドラえもんの説教に」
「はは…僕が1番しっかりしなきゃって思ったら張り切っちゃって…」
「ピィ」
「張り切りすぎだっての、まだ冒険は始まったばかりだ。今頑張ってももたねーよ。」
「うん…そうだね…」
そんな話をしていると、雲が晴れ月が出てきた
「ん?なんだろうあれ?」
「ん?光ってるのか?行ってみよーぜ!」
「うん!ピー助!」
「ピュイ!」
僕と和人は2人でピー助に乗り、その光っている場所に向かっていた。その場所は月の光の影響でサンゴが光り輝いていた。
「すげぇ…お?のび太!ピー助!あれ見ろよ!!」
「ん?わぁ…」
和人が指さした方を見ると虹が出ていた。
「夜に虹が出てるんだな。神秘的だなぁ…ピー助…」
ピー「ピュイ!」
この日見た、月によって持たされた幻想的で神秘的な光景を僕達は2度と忘れないように誓った、ピー助や僕らの旅はまだまだ続くんだ…と僕はそう思っていた。
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そして次の日、砂漠の上を飛んでいたがドラえもんが[タケコプター]を休ませる為降りると言って、砂漠から歩きだし、そこからジャングルっぽい所で水を飲みに行こうとした時に、ピー助がパラサウロロフスの親子を見ていた。ピー助は何かを思ったみたいだけどわからなかった。そしてジャングルっぽい所を通り抜けようとした時に、僕の足が絡んでしまいみんなを巻き込んで転けてしまった。
「ごめんみんな…」
「気にするこたぁねぇって、そろそろ限界なんかもよ。」
「うーん…あっ!ドラちゃんあれ!」
しずちゃんが、ドラえもんに何かを見つけ指さした。走りの早い恐竜だった。
「ん?しめた!!おーい待って~!あややややや…あたたたたた!!」
ドラえもんはその恐竜を見て、真っ先に走り出した…すごく転がっていたけど…
「あれ?居なくなっちゃった?あっ!」
ドラえもんが着地したその後にもう1度その恐竜が来て、ドラえもんはポケットに手を入れてなにかの道具を出そうとしていた。
「んんーー!それ!」
ドラえもんがそれを投げると7体の恐竜は食べ始めこっちを見た。
「これは[桃太郎印のきびだんご]で動物や恐竜に食べさせると、なつくんだよ!非常食にも適してるんだ!さぁ乗って、オルニトミムスは僕らの友達になったよ!!」
「キョエー!」
ドラえもんがそう言って皆は、自分が乗るオルニトミムスに挨拶をしていた…僕はオルニトミムスに乗り始めたピー助を乗せたのはいいけど…
「キョー!」
「間違えた…」
「のび太…わざとか?」
僕は、オルニトミムスの尻尾の方に間違えて乗ってしまった。それと…わざとじゃないよ和人
「しゅっぱーつ!!」
「え!ちょ、うわぁ!!」
僕が乗り換えようとした瞬間にドラえもんが号令をかけた。わざとか、わざとなのか!!僕はそのまま出発したオルニトミムスの毛にしがみつく事しかできなかった…意外と怖いんだもん。オルニトミムスはジャングルの木を右へ左へとよけながら走っていた。そして大ジャンプして、下の流木に着地…こういう時は着木したと言った方がいいかもしれないが…あともう1度走り出した…着木する時ピー助が落ちそうになったのを持ち上げた。危なかったよほんとに…
「今度はあの火口湖にキャンプしよう!」
ドラえもんがそう言った時にオルニトミムスは火口湖へと向かった。
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「「「「「「「バイバーイ」」」」」」」
「キョエー!!」
僕らはオルニトミムスと別れ、火口湖にいた。するとオルニトミムスが去った方から巨大な恐竜が姿を表した。
「うわー!!あれあれ!!」
「でけぇ」
「ディプロドクス!!…いや違うなもっとでっかい!あっ!アラモサウルスだーー!!」
スネ夫が、恐竜の名前を興奮した感じでそう叫びながら走っていった。
「スネ夫食われちまうぞ!!」
「ドラちゃん大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。草食でおとなしいから踏み潰されないように気をつけてれば!」
僕は、それを聞いてからもう1度アラモサウルスを見ると既に僕らの頭上にまで歩いていた。アラモサウルスはすごくでかくて、迫力がすごかった。そしてアラモサウルスは火口湖の水を飲み始めた。ひょっとしてここって…
「この子達のお家かな?」
「かもね。ってピー助危ないって!」
僕としずちゃんが話してるうちにピー助がボックスから出て、アラモの下にいたのを止めた。するとアラモサウルスは鼻に水を貯めて、仲間同士掛け合っていた。すると…
「ピィーッ!」ブシューーーーー!!
ピー助に同じ事をされた…僕は少し苦笑いしながら…
「あ、ありがとう…」
とお礼を言った。まぁ、アラモサウルスの真似したんだからね。
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それからというもの、ジャイアンとスネ夫がアラモサウルスを触ったり、静ちゃんと直ちゃんがアラモサウルスの子供と一緒に遊んだりしていた。僕らはというと…
「ピー、ピッ!」
「ありがとな。ピー助!」
「ピー!」
「ピー助は無理じゃない?」
「ピー…」
アラモサウルスの頭の上に乗っていた、ピー助も乗りたがっていたが大きいサイズにしたので無理であったがここはなんだか…
「昼寝にもってこいの場所だ」
「出たよ。のび太の昼寝」
「やれやれ」
2人にそう言われたが、ここはホントにふかふかなんだよ。とそんな時アラモサウルスが起き出して、上へと上がった。
「「「うわ、おっと。」」」
突然の事に僕達3人は同じ事風に言ってしまったけど、いい景色だった…そして、この平穏も終わりを告げる…
『ぎゃ、ああああああああぁぁぁ!!!』
どこからともなく、吠える声が聞こえた。その声を探すと奥にティラノサウルスがおり、こっちめがけて走っていた。アラモサウルスが暴れだし僕達は振り落とされてしまったが間一髪の所でピー助がクッションになってくれて事なきを得て、僕達はジャイアン達がいる方へと走ってから岩陰に隠れた。岩陰に隠れながら見ていたら、ティラノサウルスはアラモサウルスに突進しようとしていた、アラモサウルスは突進するティラノサウルスに尻尾を鞭のようにティラノの体へ打ち付けた。ティラノは一回転してから地面と激突したようだが、全く効いてないようでまたもやアラモの方へと駆け出してから特攻をかけた。
『ギョエエエエエエエエ』
1匹のアラモの尻尾を避けてから、もう別のアラモへと特攻をかけて倒して足をかけたが、さっき攻撃したアラモの尻尾がティラノを攻撃し吹き飛ばした。その後アラモはもう1度尻尾で攻撃したがそのままティラノがくわえて引っ張った。
『プワーーーーン』
そして倒されたアラモが起き上がり仲間を助けようとしたその時にティラノがそれに気づき、そのアラモに向けて牙を剥き出しにして噛み付いた。その時火口湖の水が溢れ出し、しずちゃんと直ちゃんとアラモの子供がいた所に押し寄せて、アラモの赤ちゃんが流れてしまいしずちゃんと直ちゃんが助けようとしていた。だが、ティラノが2人に気づき近づこうとしていた…こうしちゃいられない!
「和!」
「ああ!!」
「俺もい…うお!?」
「ジャイアン行っちゃダメだよ!食べられちゃうよ!」
「僕が行く!2人はピー助と…ってピー助まで行った!?」
「ピー!!」
「ピー助!?もういいや行くぞ!」
「ああ!!ティラノ!やめろ!」
しずちゃんと直ちゃんの前にピー助がおり、その前に僕と和人で守っていたら、ティラノの牙が目前に来た時に…
「あった!!おっりゃ!」
ガキン!!!
『ンン…ンーーーー』
「上手くいったぁ!」
ティラノが噛み付く前にドラえもんが間一髪の所で[桃太郎印のきびだんご]をティラノの口の中に投げて事なきを得た。僕達は安心してため息が出た。
「「「「ふぅ…」」」」
「ティラノサウルスはもう友達だよ!一緒に遊んでも平気だよ!じゃあ、皆さんにご挨拶」
『グゥ!』
ドラえもんがそういうとティラノは律儀に挨拶をした…その間抜けヅラはどうにかなんないのかなぁ…
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それからは、ジャイアンとスネ夫にティラノを紹介してから、ご飯の時間になったのでソーセージをピー助にやっていた。ふと、ジャイアンとスネ夫と和人とティラノの方を見ると…
「ほら、お前も食うか?」
「バクッ!」
「ぎゃあああ!?ジャイアン腕が!?」
「ははは、なんちって」
「ジャイアン、うまいな」
「ジャイアン、心臓に悪いよ!?」
「すまんすまん!」
そんな事をやっていた、そして夕方になり火口湖を回るためピー助が先頭に立ち、その後ろをちびアラモと僕らを乗せたティラノが歩いた、その後はキャンピングカプセルを出してもらい寝たのだった。
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次の日、僕らはタケコプターで渓谷を越えようとしていた…けど。
「ん?うお?うわぁぁぁ!?」
僕のタケコプターが変な音をだして身体全体が、ピー助諸共回ってしまった。原因は…
「バッテリーが限界に近いみたいだな…」
「冷静にそう言わないでよ…」
「いっつも、お前がぶr…(;´Д`)おえっ」
スネ夫が僕に何かを言う前に僕と同じように回った。どうやら全部のタケコプターが限界みたいだな。
「早く越えよう。ここままじゃみんなもこうなりかねないから」
「そうだね。みんな行こう!」
急ごうとしていた時に、しずちゃんが突然言い出した。
「ねぇ…何か見えなかった?」
「え?何も見えなかったけど?」
「気のせいかなぁ?」
「ねぇ、岩が白いよ?」
「塩じゃねーの?」
「流石にそれはないと思う…ん?何か見えないか?」
次は和人が何かに気づいたみたいで、そこを見てみると…
「卵だ!」
「沢山ある。ここってさ、鳥の巣じゃない?」
「雀みたいな鳥だといいけど…」
ドラえもんがそう言った瞬間に上を見たら、プテラノドンみたいな翼竜が飛んでいてこちらに向かっていた。
「逃げろ!!全速力!!」
ドラえもんに言われ、僕らは全速力で逃げ出した。途中でスネ夫があの翼竜がケツァルコアトルスという名前だと言っていた。僕らは逃げていたら、ジャイアンがさっきの僕やスネ夫のような状態に陥ってしまい僕はとっさにジャイアンの手を掴み必死に逃げていたが、その後みんな一緒にあの状態になったが、それも構わずに僕達は全速力で飛んだ。すると…
シュッ!ドーン!!ドドドドド!!
そんな音が聞こえ、コアトルが撃たれバラバラになり落ちていった。そしてよく見ると乗り物がコアトルを撃ち殺していた。僕達は立ち止まって、その光景を見ることしかできなかった…
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕達は陸に降りて見てみたら、さっきの乗り物を運転していた人物はあの黒マスクだった。
「ふふふっ…また会えたねのび太くん」
「こんな所まで追いかけてくるなんて!!」
「ピー助は渡さないぞ!」
「そうだ!!」
「ピュイ?」
僕達がそう言ったらピー助が顔を出したので僕は…
「こら!出ちゃダメ!」
と言いながら、ピー助が入っているはこの蓋を閉じた。
「アッハッハッハッハッ!!これはこれは…先に言われてしまったね。少なくとも今日のところは命の恩人だよ?にっこり笑って歓迎して欲しいな。」
黒マスクの男がそう言ったら…
「あっ、はい、歓迎します!」
「「バカ野郎!!!」」
スネ「ぐへッ!?」
スネ夫がそんな事を言っていたから、しずちゃんと和人が思いっきり殴り飛ばし、スネ夫は吹っ飛んだ。天国でもちゃんと生きれよスネ夫よ…
「死んでないから!?」
心の中を読まれてたのかな。それは置いといて黒マスクが話し出した。
「もちろん、察しの通り我々の狙いはピー助君…前にも言ったとおり私は数多くの恐竜を見てきたがあれほど人に慣れているのは、初めてだよ。」
こいつ…一体何が目的なんだよ…
「わかったぞ!お前達は!恐竜ハンターだな!!」
「ははは、[タイムマシン]を操るだけあるな…たぬき型ロボットくん」
「誰がたぬきだ!!!」
「「恐竜ハンターってなんだ?」」
ドラえもんが聞いたことない事を行っていたので僕と和人がその言葉を復唱し聞いた。
「中生代にいる恐竜や珍しい生き物を殺したり、捕まえたりして金持ちに売るんだ!でもそれは、航時法という法律で禁止されているんだ。歴史を狂わす恐れがあるからね!地球環境への干渉、生態系、特に進化に対する影響で原生生物の原種。例えば人類の先祖だって、この時代、哺乳類型爬虫類として生きているんだ!それを死滅させたらどうなると思う!?僕達や君たち、そしてあんたも!居ないことになるんだ!!」
ドラえもんがこの世界で何をしたらどうなるかをこの男達に喋ったけど…黒マスクの男は笑いだし。
「ははは!この世界には恐竜がたくさんいるんだッ…100頭、200頭狩ったってどうってこたぁない。」
「ひ、ひどい。」
「フッ、まぁ、結論は急がない事だ。子供だけの冒険旅行もさぞかし大変だろ?これは私たちのささやかなプレゼントだ。それと前にも言ったとおり、相当な代金を払うよ?そのうえ我々のタイムマシンで君達を日本まで送ってやろうじゃないか。今夜みんなでゆっくり相談しなさい。アディオス…」
そう言って黒マスクの男は去って行こうとした、だが
「待て。恐竜ハンター…」
「ん?何だいのび太くん」
「僕はピー助を絶対に渡さない。僕達は何が何でもピー助を守り続ける。これだけは覚えておけよ。」
「クックックッ…覚えておこう。ではな…」
僕がそう言うと黒マスクの男は、今度こそ去って行った。スネ夫が悲しそうな顔で黒マスクの男のタイムマシンを見ているのを知らずに…
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
夜になり、僕達はキャンプをしていた…すると…
「…僕は、僕は、もう絶対に嫌だからね!!冒険なんてもうたくさんさ!!ピー助が欲しいって言うなら、渡しちゃおうよ!今すぐ日本へ送り返してもらおうよ!!」
スネ夫は今までの鬱憤を撒き散らすようにそう言っていた。
「なに?さっきの事、真に受けるの?うちはあの男信用出来ない!それにそれじゃピーちゃんがかわいそうじゃん!」
「そうだよ!ピーちゃんを売れとか言ってる連中だよ?信用出来ない。」
「取って食われるわけじゃないだろ?金持ちのペットになってプールで買われるんだろ?いいじゃんそれで!」
「それが、ピー助にとって幸せだと思うのか!?いきなり知らない奴が周りに居るんだ!それはピー助にとっては恐怖なんだぞ!そうならない為に日本へ帰ってるんだ!」
「違う!ただ日本へ帰るために頑張ってるんだ!」
スネ夫がそんなに的外れな事を言ったから僕はすかさず言った。
「スネ夫!僕らが帰るのとピー助を送り返すのは同じことだよ!だから日本に行ってるんだ!」
「違う!全然違うよ!!」
「同じだよ!なぁ、ドラえもん!」
僕は、ドラえもんに聞いてみたが、ドラえもんは浮かない顔をしていた。
「…そうなんだけどね、みんなに知らせておかないといけないことがあるんだ。タケコプターがさっきの高速連続運転でもう使い物にならなくなっているんだ…」
ドラえもんがそう言った瞬間に手に持っていたタケコプターの羽の部分が、しおれるようにシュンっとなった。僕達も持っているタケコプターを見ると同じようなことになっていた。
「ほーら、見ろ!これは否応もないよ!送ってもらうしかないじゃんか!!」
「歩けばいいじゃん!」
「そうしたら、いつか日本に着くよ!!」
「横暴だよ!!ありえない!!」
「横暴だとしても行かなくちゃなんないんだよ!!」
「僕は、行かないね!!」
『やめろ!!!』
僕達が言い争いをしたら、ずっと黙っていたジャイアンが静止した。
「「「…」」」
「なぁ…ジャイアンも言ってやってよ!もうピー助を渡すしかないって!ね?」
スネ夫がそう言った瞬間にジャイアンは持っていたタケコプターを落として僕の方へ向き、こう言った。
「俺は…歩いてもいいぜ。日本まで…」
「ジャイアン…」
「俺が、落ちそうな時、のび太は俺の手離さなかったもんな」
ジャイアンは僕に向かってそう言った…僕は思わず泣きそうになりジャイアンに握手をした。そして、スネ夫が。
「ほ、本気かよ!歩いてなんて帰れるわけないじゃん!うぅうわぁぁぁん」
とうとうスネ夫は泣き出してしまった…ジャイアンはスネ夫の方に向かい話をした。
「スネ夫…しっかりしろよ!これまでの事を思い出せ…お前だって1人でここまで来たんじゃないだろ…みんなここまで支えあった仲間だろ?」
「な、仲間…」
「そうだよ。スネ夫!まぁ、のっちゃんに対する嫌がらせはやめてほしいけどね?」
「すぐに自慢ばっかりするけど、今回ばかりは恐竜うんちくは助かったしね?」
「あぁ…キャンプの時だって、スネ夫が人知れず準備を手伝ってたの知ってるんだぜ?」
「僕達がここまで来れたのも、スネ夫のおかげでもあるんだから、仲間だしね?」
「うん、そうだよ。スネ夫くん困った時、仲間に頼ったりするのが一番なんだよ。君が1番帰りたいってのは知っていたからこそ、あの男の口車に乗せられかけている君をみんなは止めていたんだ。」
「ジャイアン、しずちゃん、直ちゃん、和人、のび太、ドラえもん…」
『ピューーーーーーーイ!』
「「「「「「「…ん?」」」」」」」
スネ夫を説得している時に急にピー助の声が聞こえ、見てみるとピー助が月に向かって鳴いていた。
「ピューーーーーーーイ」
「ピー助!?離れちゃダメだよ!」
僕は急いでピー助の元に向かった。
「ピュイ?ピーーーーー!!」
「ピ、ピー助…?」
「何を見て鳴いてるのかな…?」
しずちゃんが、そう言ったらドラえもんがこう言った。
「あの方向に日本があるんだ…ピー助が卵の時に生んだ親がいる日本が…」
「スネ夫…さっきも言ったが、今はピー助がピンチなんだ。俺たちでピー助を守るんだよ!」
ジャイアンがそう言ってるのを聞きつつ僕は鳴いているピー助を抱き締めていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…のび太…」
ピー助の元に来た数分後にスネ夫から声をかけられた。
「僕…ごめん、ピー助の事を考えずに…」
のび「いやいいさ。」
「僕…怖かったんだ…この誘いを受けなかったらあいつらに目をつけられてなにかされるんじゃないかって…ピー助やジャイアン、のび太の言葉を聞いて決心がついた…仲間が居れば、怖くないって…だから、僕も歩くよ。日本まで…」
スネ夫は泣きながら、顔をぐしゃぐしゃにしながら、そう言っていた…スネ夫だって怖かったんだ、得体の知れない恐竜ハンターを目にして恐怖が生まれたんだ…きっと僕もスネ夫側だったらそうなるかもしれない…でもスネ夫は意を決して僕達と歩く事を決めてくれた。いつも憎たらしくて、自慢ばかりの皮肉屋がこんなにも涙を流して、僕達と歩く事を…
「スネ夫…うん、一緒に日本へ行こう。」
「へっ…スネ夫泣いてんじゃねーよ…」
「ぐず…泣いてないよー!」
これからも、一緒に冒険するんだ。その前に……
「恐竜ハンターへの挑戦だ。」
戦いは、これから始まる。
明日菜がのび太のハーレムに入ります。和人は誰がいいと思いますか。
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原作では苦い思いに終わった。リズベット
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アイドル級のかわいさのシリカ
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やっぱり切ないからサチ
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お前のオリキャラだ!!