ドラえもん のび太の彼らとの大冒険   作:雷神 テンペスタ

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周辺人物設定、能力設定《師匠、友達編》

荒川瑠奈

 

本作のヒロインの1人。

 

年齢は初登場時は10歳の5年生、現在は11歳の6年生

 

のび太、和人、ジャイアン達の友人であり、情報を集めることが大好きな女の子。

 

本編での登場回数は他のヒロイン達と比べると少なく、現在のところ物語の中心となって行動することはほとんどない。

 

しかし情報収集能力は非常に高く、のび太達が何かを調べたい時などには情報を提供することがある。

 

特に《転校生》や《新しく入ってきた情報》に対して非常に敏感。

 

興味を持った情報があればすぐに調査を始め、その際には周囲から気づかれないほど自分の存在感を薄くして行動することもある。

 

その姿から《忍び》のようだと言われるほど。

 

本人自身も情報を集めることを楽しんでおり、のび太達が知らないことを先に知っている場合もある。

 

ただし何でもかんでも仲間達へ話すわけではなく、必要な情報を必要な時に提供する立ち位置になることが多い。

 

性格は明るく独特な雰囲気を持っている。

 

特に喋り方に大きな特徴があり、語尾がカタカナになることが多い。

 

この喋り方を見れば、元となった人物を知っている者には誰がモデルになっているのか分かるかもしれない。

 

のび太達とは普通に仲が良く、特に情報を必要としている時には頼りにされることもある。

 

本作ではヒロインの1人として扱われているが、現在のところ恋愛面について詳しい描写はほとんどない。

 

また、戦闘能力、特殊能力、師匠などについても現在の本編では詳しく描かれていない。

 

そのため今後本編で新たな設定や人物関係が明らかになった場合に追記。

 

 

藤峰奈江、村原美奈

 

年齢は初登場時は10歳の5年生、現在は11歳の6年生

 

どちらものび太達のクラスメイトであり、本作のサブヒロイン。

 

一見すると普通の小学生として学校生活を送っているが、その正体は未来から現代へ派遣された《タイムパトロール隊員》。

 

2人に与えられている主な任務は、

 

《野比のび太とその周囲の監視》

 

及び、

 

《時間犯罪者として逃げ回っているヴァサゴ・カザルスの動向監視》

 

である。

 

のび太達と同い年であることから、学校生活へ自然に入り込みながら監視を行える人物として2人が派遣された。

 

ただし普段は普通のクラスメイトとしてのび太達と接しており、タイムパトロール隊員であることは秘密にしていた。

 

藤峰奈江

 

年齢は初登場時は10歳の5年生、現在は11歳の6年生

 

のび太達のクラスメイトであり、タイムパトロール隊員。

 

元気で活発な性格をした美少女。

 

非常に運動神経が良く、学年別マラソンでは1位を取るほどの体力を持っている。

 

のび太のことを《のんたん》と呼んでいる。

 

美奈とは対照的に行動力が高く、自分から積極的に動くことが多い。

 

そのため普段は美奈に止められる側になることもある。

 

普段は普通の小学生として学校生活を送っているが、裏では美奈と共にタイムパトロール隊員として活動している。

 

任務のために透明マントなどの未来の道具を使用し、のび太達に気づかれないよう監視を行うこともある。

 

以前、のび太達が裏山へ向かった際にも透明マントを使用して姿を隠しながら監視していた。

 

しかし、実はこの時すでにのび太には存在を見抜かれていた。

 

透明マントによって奈江達の姿そのものは見えていなかったものの、周囲の木などに生じていた僅かな違和感をのび太に発見されていた。

 

さらに、のび太達が遠くへ行ったと思って油断し、透明マントを脱いだところまで見られていた。

 

そのためのび太は、奈江と美奈がタイムパトロール隊員であることを以前から知っていた。

 

しかし本人達にはそのことを言わず、しばらく黙っていた。

 

後に直葉へ付きまとっていた直樹信玄が《転生者》であることが発覚した際には、のび太から奈江へ直接連絡が入っている。

 

そこで初めて奈江は、のび太が自分達の正体を知っていることを知り、

 

「本当にのびたん知ってたんだ。」

 

と驚いていた。

 

のび太から直樹について説明を受けた後は、その身柄を引き取り、タイムパトロール本部へ連行している。

 

村原美奈

 

年齢は初登場時は10歳の5年生、現在は11歳の6年生

 

のび太達のクラスメイトであり、タイムパトロール隊員。

 

奈江とは対照的に大人しく落ち着いた性格をした美少女。

 

ポニーテールとメガネが特徴。

 

学年1位の成績を持っており、勉強面では非常に優秀。

 

のび太のことは普通に《のび太》と呼んでいる。

 

元気で行動力のある奈江のストッパー役となることが多く、2人で行動している際には美奈が冷静な側へ回ることが多い。

 

奈江とは性格こそ対照的だが仲は良く、タイムパトロールの任務でも相棒として行動している。

 

奈江と同じく、普段は普通のクラスメイトとして学校生活を送りながら、裏ではタイムパトロール隊員としての任務を行っている。

 

奈江と共にのび太達を監視していた際、のび太には正体を見抜かれていた。

 

しかし、のび太がそのことを黙っていたため、長い間のび太が自分達の正体を知っていることには気づいていなかった。

 

タイムパトロール隊員として

 

奈江と美奈は、

 

《野比のび太とその周囲の監視》

 

《時間犯罪者ヴァサゴ・カザルスの動向監視》

 

を目的として現代へ派遣されている。

 

『人魚大海戦』では、のび太達との戦いに敗れた10代目ヴァサゴ・カザルスがタイムパトロール隊によって逮捕された。

 

ヴァサゴが捕まったことで、のび太は奈江と美奈の任務がどうなるのか気になり、タイムパトロール隊長へ、

 

《菜江ちゃんや美奈ちゃんはどうなるのか》

 

と尋ねている。

 

それに対して隊長からは、

 

「あの二人はこのままこの時代に残します。」

 

と伝えられた。

 

そのため10代目ヴァサゴ・カザルスが逮捕された後も、奈江と美奈は未来へ帰還せず、そのまま現代へ残ることになった。

 

現在でものび太達のクラスメイトとして学校生活を続けている。

 

ただし、10代目ヴァサゴ逮捕後も2人が現代へ残ることになった詳しい理由については、現在のところ明らかになっていない。

 

また10代目ヴァサゴが逮捕される際、ヴァサゴ本人はのび太とタイムパトロール隊長だけがいる場で、のび太へ《ヴァサゴ・カザルス》についてある情報を伝えている。

 

しかし、その話を奈江と美奈は聞いていない。

 

そのため、そこでヴァサゴからのび太へ伝えられた情報について奈江と美奈が知っているわけではない。

 

のび太との関係

 

当初は監視対象と監視役という関係でもあったが、普段は普通のクラスメイトとして接している。

 

のび太も2人の正体を知った後、それを理由に距離を置くことはなく、正体を知っていることすらしばらく本人達へ黙っていた。

 

現在ではのび太にタイムパトロール隊員であることを知られているため、時間に関係する問題が発生した場合にはのび太から直接連絡を受けることもある。

 

二人はいわゆる、保護者枠になっていて、のび太たちが冒険が終わった後に怒るのが一種の大冒険の終わりと始まりになってる。

 

学校ではこれまでと変わらず、奈江は元気で活発な《のんたん》呼びのクラスメイト、美奈は落ち着いた優等生のクラスメイトとして生活している。

 

 

 

山本武

 

年齢は初登場時は24歳、現在は25歳

 

のび太の剣の師匠。

 

世界的に有名なイタリアンマフィア《ボンゴレファミリー》に所属していた人物であり、ボンゴレ10代目沢田綱吉の親友にして守護者の1人。

 

現在は日本のプロリーグで活躍しているプロ野球選手でもある。

 

非常に明るく大らかな性格をしており、普段は細かいことをあまり気にしない。笑う時には、

 

「ハッハッハ!」

 

と豪快に笑うことが多い。

 

しかし剣を握った時や仲間、弟子に関することでは非常に真剣。

 

戦国時代から受け継がれてきた殺しの剣術《時雨蒼燕流》の9代目継承者であり、父である山本剛からその分派を受け継いでいる。

 

のび太との出会いは、のび太が5歳の頃。

 

当時のび太は自ら山本の道場を訪れ、

 

「強くしてください!」

 

と頼み込んだ。

 

わずか5歳の子供が1人で自分の元へやって来たことには山本も驚いており、後に当時のランボを思い出したと語っている。

 

それ以来、のび太を自分の弟子として育て、時雨蒼燕流を教えてきた。

 

のび太が和人の失踪をきっかけに精神的に追い詰められていた時期には、約半年間道場へ来ることができなくなっていた。

 

しかし山本はそれを責めることはなく、

 

「和人が居なくなってたんだ。挫折くらい誰だってあるもんなのな。」

 

と受け入れている。

 

また時雨蒼燕流が元々《殺しの剣術》であることから、のび太本人が剣の道を辞めることについても否定しておらず、

 

「やめたっていいんだ。」

 

と伝えていた。

 

それでものび太が、今後またヴァサゴのような人物が現れた時に大切な人達を守るため剣を続けることを選んだことで、山本もその意思を認めている。

 

山本自身はボンゴレへ所属してから、仲間を守るために剣を振るう一方で汚れ仕事にも関わってきた。

 

そのためヴァサゴとの戦いで人の死を目の当たりにし、相手へ強い憎しみを抱きながらも殺さず生け捕りにしたのび太に対して、

 

「だけどお前は殺さずにそいつを生け捕りにした。…俺とは違ってな」

 

と語っている。

 

のび太が自分と全く同じ剣士になるのではなく、時雨蒼燕流を自分なりの形で受け継いでいくことを認めている。

 

ボンゴレ解体

 

『人魚大海戦』の頃、ボンゴレ10代目である沢田綱吉によってボンゴレファミリーは解体された。

 

沢田綱吉は以前からボンゴレが積み重ねてきた負の歴史を嫌っており、最終的に自らの手で組織を終わらせることを選んだ。

 

解体後、ツナと獄寺隼人はイタリアへ残り、解体に反対する残党の処理を行っている。

 

ヴァリアーはミルフィオーレファミリーへ入り、白蘭直属ではなくユニの直属となった。

 

山本は元々、

 

《仲間達を守るため》

 

に剣の道へ入った人物。

 

そのためボンゴレがなくなれば剣術から退くつもりでいた。

 

のび太へ時雨蒼燕流の多くの型を教えていたのも、自分が剣を置いた後も時雨蒼燕流を残すためという意味があった。

 

ボンゴレ解体後は剣士として第一線に立つことから離れ、プロ野球選手としての活動を続けながら、残された時雨蒼燕流をのび太へ伝えていくことを選んでいる。

 

時雨金時

 

山本武が使用していた時雨蒼燕流の刀。

 

普段は木刀の姿をしている。

 

当初、のび太は必要な時に山本から時雨金時を借りて使用していた。

 

しかし2018年8月21日、『人魚大海戦』終了後にのび太が時雨金時を返すため並盛町を訪れた際、山本から、

 

「いや、もうそいつは返さなくていいぞ?」

 

と告げられる。

 

ボンゴレが解体されたこと、自分が剣の道から退くことを考えていることを説明した上で、時雨金時を正式にのび太へ授けた。

 

これによって山本武からのび太へ時雨蒼燕流が正式に継承され、のび太は《時雨蒼燕流10代目》となった。

 

弟子を取ってさらに時雨蒼燕流を未来へ残すかどうかについては、山本から強制されておらず、のび太自身へ委ねられている。

 

時雨蒼燕流

 

山本武は時雨蒼燕流9代目。

 

父・山本剛から分派の1つを継承している。

 

山本自身も継承者として新しい型を生み出しており、《九の型・うつし雨》などは山本が実戦の中で開発したもの。

 

のび太にも時雨蒼燕流を教え、現在ではその後を継いだ10代目として認めている。

 

のび太もまた山本から教わった型を使用するだけでなく、実戦の中で独自の型を次々と生み出している。

 

最初に開発した《十三の型・暴風雨》をはじめ、10代目独自の型が増えている。

 

山本自身も、のび太が生み出す新しい時雨蒼燕流を否定しておらず、時雨蒼燕流が時代と継承者によって変化し続ける剣であることを理解している。

 

守式奥義村ノ時雨(むらのしぐれ)

 

時雨蒼燕流の守式奥義。

 

2018年8月21日、山本はのび太へ《村ノ時雨》を実演している。

 

本来ならこの時に正式に教えるつもりだったが、実際に奥義を見せた後、現在ののび太の身体では負担が大きすぎると判断。

 

のび太自身も、

 

「…何かキツそう。」

 

と感じており、山本から、

 

「…やっぱお前がもう少し成長してからでいいか。」

 

と言われたことで習得を延期した。

 

最終奥義凍てつきの雨(いてつきのあめ)

 

時雨蒼燕流の最終奥義。

 

《村ノ時雨》と同じく、2018年8月21日に山本がのび太へ実演している。

 

非常に身体への負担が大きく、成長途中である現在ののび太が使用すれば身体を壊す危険性がある。

 

元々この2つの奥義については沢田綱吉から、

 

《まだ成長期であるのび太の身体を痛めつけたくない》

 

という理由で教えることを止められていた。

 

山本自身も実際にのび太へ見せたことで、今すぐ習得させるべきではないと判断している。

 

現在の予定では、のび太の身体が十分に成長する約3年後、2021年頃に《村ノ時雨》と《凍てつきの雨》を正式に教えるつもりでいる。

 

のび太との関係

 

山本にとってのび太は、単なる時雨蒼燕流の後継者ではなく大切な弟子。

 

のび太自身も山本を非常に慕っている。

 

2018年8月21日に時雨金時を正式に譲り受けた際、山本から頭を撫でられたのび太は、

 

《僕はこの手が大好きだ。》

 

と思っている。

 

山本の手は野球を続け、仲間を守るために剣を振るってきた手であり、のび太にとって強い憧れを持つ師匠の手でもある。

 

一方の山本も、

 

「10年後の俺はお前を見つけられなかったみたいだけどな?俺はお前を見つけて良かったと思ってる。」

 

とのび太へ伝えている。

 

それに対してのび太も、

 

「僕も師匠に押しかけて良かったと思ってるよ!」

 

と返しており、師弟関係は非常に良好。

 

ボンゴレ解体によって山本自身が剣士として戦い続ける理由はなくなったが、のび太へ時雨蒼燕流の全てを伝えるまでは師匠として剣に関わり続ける。

 

野球については日本のプロリーグで活動を続ける予定。

 

メジャーリーグからも誘いを受けるほどの実力を持つが、現時点では誘いを断り、日本へ残るつもりでいる。

 

のび太は自分の修行のために山本がメジャーへの挑戦を諦めるのではないかと気にしていたが、山本本人から、

 

「気にすんな!お前が気落ちする必要はねぇって。」

 

と言われている。

 

オフの日にはのび太へ、

 

「時折こっち来いよ。offん時はだいたい暇だしな。」

 

と伝えるなど、ボンゴレ解体後も師弟としての交流は続いている。

 

そして、のび太が連れてきた戦国時代の又兵衛とは『日本誕生』が始まる2日前に紹介された。戦国武将である又兵衛からは、天然だが戦いは本気、そして仲間を守るために刀を握ったと知り、兄弟の盃を交わした。

 

 

 

猿山琉歩李(さるやまるふい)

 

通称《ルフィ》。

 

年齢は初登場時は17歳の高校2年生、現在は18歳の高校三年生

 

静香の武術の師匠。『ドラビアンナイト』時にのび太たちの覇気師匠にもなり、子供組の全員の共通の師匠になっている。

 

高校生でありながら道場の師範代を務めている武術の達人。

 

基本的にバカで、無邪気な子供がそのまま大きくなったような非常に明るく自由奔放な性格をしている。

 

面白そうなことや冒険が大好きで、興味を持ったものにはすぐ首を突っ込もうとする。

 

静香からのび太達が経験してきた様々な冒険について聞かされており、その度に、

 

「俺もついて行きてぇ!」

 

と目を輝かせていた。

 

しかし静香からは長い間、冒険への同行を止められていた。

 

静香曰く、

 

《師匠が行ったら全部解決する》

 

とのこと。

 

さらにルフィ本人が、

 

「殴れば、万事解決だろ?」

 

と言うほど力による解決を選びがちなこともあり、

 

「師匠が行ったら、すぐに力でねじ伏せようとするじゃん」

 

という理由でも却下されていた。

 

ただし、普段の言動が単純だからといって戦闘中まで何も考えていないわけではない。

 

武術や戦闘については非常に真摯で、相手の実力、動き、気配などを瞬時に判断できる。

 

本人も数多くの武術や戦闘技術を身につけており、実力は非常に高い。

 

また、普段は《殴れば万事解決》と言っているものの、本当に大切な相手に対してまで無条件に拳を振るうわけではない。

 

『FILM RED』では自分が本気で戦える状況でありながら、ウタへ攻撃を当てることを拒み、最後まで説得することを選んでいる。

 

そのため豪快かつ単純に見えて、本人なりに《拳を振るっていい相手》と《拳を振るうべきではない相手》を判断している。

 

静香との関係

 

静香の武術の師匠であり、静香にとって非常に大切な人物の1人。

 

静香からは師匠として尊敬され、好かれている。

 

ただし普段の扱いはかなり雑。

 

静香から、

 

「師匠、邪魔だからどいて。」

 

「師匠邪魔するなら、どっか行って。」

 

などと普通に言われることもある。

 

ルフィはその度に、

 

「何だよ~」

 

「何だよぉ…」

 

と不満そうにするものの、本気で怒ることはない。

 

静香がルフィを嫌っているからこのような扱いになっているわけではなく、むしろ師弟として非常に距離が近く、遠慮する必要がないほど仲が良いため。

 

ルフィ自身も静香を大切な弟子として思っている。

 

静香がのび太達との冒険から帰ってくると、その話を聞くことを楽しみにしている。

 

普段は師匠らしくない姿を見せることも多いが、武術の修行となれば真剣。

 

静香の長所や実力についてもしっかり把握しており、本人の才能を高く評価している。

 

静香が他の人物から技術を教わることについても特に反対しておらず、麦わらの一味をはじめとした様々な実力者から稽古をつけてもらうことも認めている。

 

静香自身もルフィだけではなく、麦わらの一味を大切な仲間として好いている。

 

御無龍拳(ごむりゅうけん)

 

ルフィが使用する武術。

 

ルフィは幼い頃に《変な味のする実》を食べたことで、身体がゴムのように伸び縮みする特殊な体質となっている。

 

その特殊な身体能力を利用して戦う武術が《御無龍拳》。

 

腕や脚を伸ばした攻撃など、普通の人間では不可能な動きを戦闘へ取り入れている。

 

静香もルフィから様々な武術を教わっているが、ルフィと同じゴムのような体質を持っているわけではないため、御無龍拳をそのまま使用するわけではない。

 

ルフィ自身はこの特殊な身体と高い身体能力、武術、覇気を組み合わせて戦う。

 

現在でも本人はゴムの身体を活かした様々な技を使用している。

 

ギア2

 

ルフィが使用する強化形態の1つ。

 

身体能力と速度を大幅に引き上げ、高速戦闘を可能とする。

 

使用時には身体から蒸気が発生する。

 

『FILM RED』でも使用しており、通常時以上の速度で行動している。

 

現在ではギア2の状態で高度な見聞色の覇気を同時に使用することもできる。

 

実戦ではギア2の状態で《雷鳴八卦》を見切り、その攻撃を受け流している。

 

ゴムゴムのJET銃(ゴムゴムのジェットピストル)

 

ギア2の状態から繰り出す高速の拳。

 

通常時を大きく上回る速度で攻撃を叩き込む。

 

ゴムゴムの風船

 

身体を大きく膨らませる技。

 

実戦では《金剛鏑》に対して使用している。

 

ギア4

 

ルフィが使用する強化形態の1つ。

 

筋肉へ空気を入れながら武装色の覇気を纏うことで、身体能力を大幅に強化する。

 

『ドラビアンナイト』ではのび太達へ武装色の覇気を説明した際、

 

「あれは筋肉に空気を入れながら覇気を纏ってんだ!」

 

と自ら説明している。

 

ギア2とは異なる形で、ルフィのゴムの身体と覇気を組み合わせた戦闘方法となっている。

 

魚人空手

 

ルフィが扱う武術の1つ。

 

御無龍拳だけではなく、魚人空手をはじめとした複数の武術を心得ている。

 

全体的な戦闘スタイルは空手に近いが、水中でも威力が減衰せず、技によっては水中で使用することでむしろ威力が増す場合もある。

 

静香にも魚人空手を教えている。

 

静香の修行ではジンベエの技について教えることもあり、近接戦闘を中心として様々な技術を伝えている。なお本人は金づち。

 

覇気

 

ルフィは《覇気》を非常に高いレベルで扱うことができる。

 

覇気には、

 

《覇王色の覇気》

 

《見聞色の覇気》

 

《武装色の覇気》

 

の3種類が存在し、ルフィはいずれも使用可能。

 

さらに現在では、それぞれの覇気について通常よりも高度な技術を習得している。

 

覇王色の覇気

 

生まれ持った者のみが使用できる特殊な覇気。

 

ルフィは通常の覇王色だけではなく、覇王色を自身の攻撃へ《纏う》技術まで習得している。

 

単純に周囲を威圧するだけではなく、自身の攻撃へ覇王色を乗せることで戦闘能力をさらに引き上げることができる。

 

見聞色の覇気

 

相手の気配や感情などを強く感じ取る覇気。

 

生物が発する《心の声》を感じ取ることもできる。

 

《見る》《聞く》というのはあくまで感覚的に相手を把握する方法の1つであり、通常の視覚や聴覚だけに頼った能力ではない。

 

ルフィは通常の見聞色だけではなく、《見聞色の上の段階》まで習得している。

 

戦闘中でも高速の攻撃を感知し、回避や受け流しへ繋げることが可能。

 

ギア2の状態で繰り出された《雷鳴八卦》を見切り、そのまま受け流すほどの実力を持つ。

 

『太陽王伝説』では、のび太と全く同じ姿をしていたティオを見ただけで、

 

「あいつはのび太じゃねぇぞ?多分違う奴だ。」

 

と早い段階で見抜いている。

 

武装色の覇気

 

身体へ覇気を纏い、攻撃力や防御力を高める力。

 

使用時には拳などを黒く硬化させることもできる。

 

『ドラビアンナイト』ではのび太達へ覇気を説明する際、自ら拳を黒く変化させ、

 

「これが武装色だな。」

 

と実演している。

 

現在では通常の武装色だけではなく、その上位技術である《流桜》も習得済み。

 

ギア4でも武装色を使用しており、ゴムの身体と覇気を同時に利用して戦っている。

 

レイリーとの修行

 

ルフィ自身も覇気について師匠から教わっている。

 

その人物が《レイリー》。

 

ルフィはレイリーから覇気について修行を受けており、その経験を弟子である静香やのび太達への指導にも利用している。

 

『ドラビアンナイト』ではのび太達へ見聞色を教える際、自分がレイリーから受けた方法を参考にして《目隠し》を使用した修行を行った。

 

視覚に頼ることのできない状態で攻撃へ対応し、相手の気配や感情を感じ取ることで見聞色を身につける方法。

 

ルフィ曰く、

 

《追い込んで追い込んで追い込んでいく》

 

修行。

 

のび太達も変わりばんこで目隠しをしながら修行を行っている。

 

ドラえもんも覇気に興味を示し、自分のようなロボットでも使用できるのか質問している。

 

ルフィ本人にもロボットが覇気を扱えるのかは分からなかったが、

 

「見聞色くらいならできんじゃねェか?」

 

と答えている。

 

静香への覇気の指導

 

ルフィは弟子である静香にも覇気を教えている。

 

特に静香の見聞色については非常に高く評価している。

 

『太陽王伝説』で静香とティオが決闘した際、ウソップから静香の見聞色について聞かれ、

 

「あいつはお前と違ってジンベエ並みだ!」

 

と答えている。

 

ウソップから、

 

「七武海並みってとんだバケモンだなおい。」

 

と言われるほど、静香の才能を認めている。

 

その後も静香へ覇気の修行を続けており、静香自身も見聞色、武装色、覇王色を扱えるようになっている。

 

麦わらの一味

 

ルフィには《麦わらの一味》と呼ばれる大切な仲間達がいる。

 

一味の面々とは強い信頼関係で結ばれている。

 

静香もルフィを通じて麦わらの一味と交流するようになり、現在では彼らのことを大切な仲間として好いている。

 

またルフィだけではなく、一味やその周囲の人物から静香が稽古をつけてもらうこともある。ちなみにのび太たちも麦わらの一味になった『FILMRED』からだが。

 

『太陽王伝説』ではウソップと共に登場。

 

静香とティオの決闘を見守っている。

 

静香が戦闘中に《剃》を使用した際、ウソップから、

 

「ルフィあれ教えたのか?」

 

と聞かれると、

 

「いんや、サンジじゃねぇの。」

 

と答えている。

 

その後コビーの可能性も挙げており、静香が自分以外の人物から様々な技術を学んでいることも把握している。

 

荒川美弥、麗美七海

 

ルフィの幼馴染。

 

荒川美弥は通称《ビビ》。

 

麗美七海は通称《ナミ》。

 

2人ともルフィとは幼い頃からの付き合いがあり、自由奔放なルフィの暴走を止めることのできる人物達。

 

静香からは《ビビ姉》《ナミ姉》と呼ばれている。

 

静香自身も2人を好いている。

 

ルフィは2人が本気で怒った時をかなり恐れており、静香から、

 

「そんな事言うとビビ姉とナミ姉に言いつけるよ?」

 

と言われた際には、

 

「げぇ!それはやめてくれよ!あいつら怒るとこえーんだからよぉ!」

 

と本気で嫌がっている。

 

『太陽王伝説』でマヤナ国へ同行する際にも、静香から、

 

「約束守らなかったら、ビビ姉とナミ姉に言うからね。」

 

と釘を刺された瞬間、それまでの勢いを失っている。

 

のび太達との冒険

 

当初は静香からのび太達の冒険について話を聞く側だった。

 

本人は何度も同行したがっていたものの、実力が高すぎることや何でも力で解決しようとする性格から、静香によって止められていた。

 

しかし物語が進むにつれて、ルフィ自身ものび太達の冒険へ直接関わるようになる。

 

太陽王伝説

 

『太陽王伝説』ではウソップと共に、静香とティオの決闘へ居合わせた。

 

戦いへ勝手に割り込むことはせず、静香本人の戦いとして見守っている。

 

その後、のび太とティオ、美夜子とミナモが入れ替わっている事情を知ったことでマヤナ国に興味を持ち、

 

「俺もマヤナに行くからな!」

 

と当然のように同行を希望した。

 

静香からは、

 

「師匠が言ったら、何にでも興味示すからダメ!」

 

と一度拒否されている。

 

しかし、

 

「大人しくするからよ!」

 

と約束したことで最終的に同行を許可された。

 

その際には静香から、約束を破ったらビビとナミへ言いつけると念押しされている。

 

ドラビアンナイト

 

『ドラビアンナイト』にも同行。

 

現地では《サイ》という偽名を使用している。

 

この冒険では戦闘だけではなく、のび太達へ覇気について直接教えている。

 

覇王色、見聞色、武装色の3種類について説明し、武装色を実演。

 

さらに見聞色については、自分がレイリーから受けた修行を参考にして実際にのび太達へ修行を行っている。

 

そのためこの頃には、単に静香だけの師匠ではなく、必要に応じてのび太達にも戦闘技術を教える存在となっている。

 

FILM RED

 

『FILM RED』にも登場。

 

この冒険ではルフィ本人にとって大切な人物が事件の中心となったこともあり、普段とは異なる一面を見せている。

 

敵対する形になった相手から攻撃されても、本人へ自分の攻撃を当てることを拒否。

 

音符の騎士など、自分へ向けられた攻撃そのものは拳で撃ち消しながら、最後まで相手を説得することを選んでいる。

 

普段は《殴れば万事解決》と言うような人物でありながら、大切な相手に対しては力だけで問題を解決しようとはしないことが描か

 

れている。

この頃にはのび太達とも直接交流する仲間となっており、《静香から冒険の話を聞くだけの師匠》だった初期とは立場も大きく変化している。

 

なお、この編におけるウタや鈴斬などの詳細については《FILM RED編》で記載。

 

現在の実力

 

現在のルフィは非常に高い戦闘能力を持つ。

 

ゴムのような特殊な身体。

 

御無龍拳。

 

魚人空手。

 

ギア2。

 

ギア3

 

ギア4。

 

そして3種類全ての覇気を組み合わせて戦う。

 

さらに覇気については、

 

《覇王色を纏う》

 

《見聞色の上の段階》

 

《流桜》

 

まで習得済み。

 

実戦ではギア2の状態で《雷鳴八卦》を見切って受け流し、《金剛鏑》に対して《ゴムゴムの風船》で対応するなど、高火力の攻撃にも真正面から力だけで対抗するのではなく、状況に応じて技を使い分けている。

 

その実力は対戦相手から、

 

《ワノ国時点のルフィと同等、あるいはそれ以上》

 

と評価されるほど。

 

静香がかつて、

 

《師匠が冒険について来たら全部解決する》

 

としてルフィの同行を止めていたのも、単なる冗談ではないほどの実力を持っている。

 

一方で現在は、圧倒的な実力があるからといって何でも自分1人で解決しようとするわけではない。

 

静香とティオの決闘では弟子の戦いへ割り込まず見守り、『FILM RED』では大切な相手へ拳を当てず説得を選ぶなど、相手や状況によって自分がどう動くべきかを判断している。

 

普段の自由奔放で単純な性格は変わっていないが、武術家として、静香の師匠として、そしてのび太達の仲間として非常に頼りになる人物である。

 

坂田銀子

 

年齢は初登場時18歳の高校三年生

 

容姿は銀髪ロング、稽古中は雑に結んでる

 

スタイルはナミ並。

 

桐ヶ谷和人の剣の師匠。

 

現役の女子高生でありながら、東京都・歌舞伎町で何でも屋《万事屋》を営んでいる人物。

 

現在の《万事屋2代目》。

 

剣術《銀ノ魂(しろがねのたましい)流》の達人であり、かの有名な《金太郎》こと坂田金時の子孫でもある。

 

和人とは幼い頃からの師弟関係にあり、和人からは《師匠》と呼ばれている。

 

見た目は美人だが、普段から死んだ魚のような目をしている。

 

和人からも、

 

《見た目は美人だが、如何せん目が死んだ魚のようになっているせいか。貰い手が現れないそうだ。》

 

と地の文で紹介されたことがある。

 

すると銀子は即座に和人を叩き、

 

「人の紹介に余計な事を挟むな!」

 

と反応。

 

和人から、

 

「まず地の文字反応するな!!」

 

とツッコまれている。

 

性格

 

普段はかなりだらしなく、面倒くさがり。

 

口も悪く、師匠だからといって常に威厳のある態度を取っているわけではない。

 

和人に対しても遠慮がなく、普通に口喧嘩をしたり理不尽なことを言ったりする。

 

性格としては《坂田銀時》《坂田銀子》《桂小太郎》を混ぜたような人物。

 

銀時や銀子のだらしなさ、口の悪さ、普段の適当さを持ちながら、桂のように妙な部分で真面目になったり、本人だけが至って真剣なのに周囲から見ると完全にボケになっていたりする。

 

そのため普段の銀子と和人のやり取りは、師弟というより家族や悪友のようになることも多い。

 

一方で《やる時はやる》。

 

普段どれだけふざけていても、本当に大切な場面では一切ふざけない。

 

特に剣や仲間、弟子である和人に関することでは非常に真剣。

 

和人の剣技だけを見るのではなく、本人の精神状態や迷いまで見抜くことができる。

 

必要であれば予定していた修行内容すら途中で放り投げ、和人本人の問題を先に解決しようとする。

 

ただし修行中でも銀子らしい理不尽さが消えるわけではない。

 

万事屋

 

銀子は東京都・歌舞伎町に存在する何でも屋《万事屋》を営んでいる。

 

現在の《万事屋2代目》。

 

現役の女子高生であるため、普段は学校へ通いながら万事屋の仕事も行っている。

 

文字通り様々な依頼を引き受ける何でも屋であり、銀子自身の生活の一部にもなっている。

 

和人からも、

 

《このご時世に何でも屋をやっている》

 

人物として説明されている。

 

初代万事屋や、銀子が2代目を継ぐことになった詳しい経緯については、本編で明らかになった際に追記。

 

銀ノ魂(しろがねのたましい)

 

銀子が扱う我流の剣術。

 

剣道と似た部分を持っている。

 

銀子自身は非常に高い剣術の腕を持っており、和人へも幼い頃から剣を教えていた。

 

ただし、いきなり特殊な技ばかりを教えるのではなく、通常の剣道を利用して基礎から徹底的に鍛えることもある。

 

和人は本編開始以前、一度剣の道から逃げている。

 

しかし銀子はその際、和人を無理矢理連れ戻すことはしなかった。

 

叱りつけて剣を握らせることもなく、そのまま和人を送り出している。

 

銀子自身は、いつか和人が自分の意思で再び剣を取ることを信じていた。

 

和人との再会

 

『人魚大海戦』終了後。

 

和人はこれまでの冒険を振り返り、戦闘面でのび太に頼ることが多かったことを強く意識するようになった。

 

また、自分が一度失踪したことによってのび太を深く傷つけてしまったことも、和人の心に残り続けていた。

 

そのため、

 

《もうのび太を1人にはしない》

 

《再びのび太と背中を預けながら戦えるようになりたい》

 

という思いから、剣の道へ戻ることを決意する。

 

妹である直葉に教わることも、のび太の師匠である山本武へ頼ることもせず、自分自身の師匠の元へ戻ることを選んだ。

 

和人が銀子へ電話をかけたのは約2年ぶり。

 

電話に出た銀子は、

 

「もしもし?……久々の電話じゃないか?……カズ。」

 

と和人へ声をかけた。

 

それに対して和人は、

 

「……お久しぶりです……“師匠”」

 

と再び指南してほしいことを伝えた。

 

銀子が提示した条件は、

 

《以前より厳しくする》

 

こと。

 

それだけだった。

 

和人もその条件を受け入れ、約2年ぶりに2人の師弟関係が再開した。

 

2019年3月6日

 

剣の道へ戻った和人だったが、『ドラえもんが生まれ変わる日』との8代目ヴァサゴをジャイアンとともに撃破したこと、長いブランクによって以前よりも実力が落ちていた。

 

本人もそれを強く気にしており、自分自身を必要以上に低く評価するようになっていた。

 

修行中、銀子から以前の戦いについて指摘された和人は、

 

「今の俺じゃのび太やスグには敵わないって!」

 

「のび太やスグは俺を買いかぶりすぎてる!」

 

「俺の実力はせいぜい雑魚を倒す事だけだ!」

 

と自分を卑下している。

 

しかし銀子は、この時点ですでに和人の問題が単純な《剣術のブランク》だけではないことを見抜いていた。

 

面だけ取れ

 

この日の修行で銀子が和人へ課した最初の目標は、

 

《銀子から面を1本でも多く取る》

 

こと。

 

しかし和人の太刀筋には迷いがあり、銀子から面を取ることができない。

 

途中で和人が銀子の胴を狙うと、

 

「それは胴だ。私は今日面のみと言ったはずだ馬鹿者!」

 

と注意。

 

その直後、銀子自身は和人の胴へ攻撃している。

 

和人から当然、

 

「いってぇ!!師匠も胴にやったじゃないか!!」

 

と抗議されるが、

 

「私はいい」

 

と即答。

 

完全に理不尽である。

 

和人の恐怖

 

銀子が本当に見抜いていた問題は、和人自身も自覚できていなかった《恐怖》。

 

元々平和な生活を送っていた和人は、のび太達との冒険へ参加するようになったことで、突然命懸けの戦いを経験するようになった。

 

その中で心の奥には、

 

《戦うことへの恐怖》

 

《大切な仲間を失うことへの恐怖》

 

が生まれていた。

 

しかし和人は、親友であるのび太を守るためなら戦わなければならないと思い、その恐怖を押し殺していた。

 

さらに、

 

《戦うことを怖がっている自分自身》

 

まで許せなくなっていた。

 

その感情が長いブランクと重なり、

 

《自分は弱い》

 

《雑魚しか倒せない》

 

という極端な自己評価へ繋がっていた。

 

銀子はそれを見抜いていた。

 

性根から叩き直す

 

和人が自分自身を《雑魚しか倒せない》とまで言ったことで、銀子は予定していた修行を中止。

 

「……はぁ……ちっ、ここまで堕ちてたのか……」

 

と呆れた後、

 

「今日は面だけと言ったがやめだ。……やはり性根から叩き直してやる。」

 

と修行内容を変更した。

 

そして、

 

「もう面とかめんどくさくなった。」

 

と言い放つ。

 

和人から、

 

「おい!?」

 

とツッコまれたが、そのまま実戦的な修行へ移行。

 

銀子は尋常ではない速度で竹刀を振り、和人へ容赦なく攻撃を叩き込んだ。

 

その途中で、

 

「そうやってまた逃げるのか?」

 

「お前は怖いんだ。戦う事が。」

 

「今まで平和に暮らしていたのに。」

 

「剣を交える事がなかったのに。」

 

「本当は怖くても親友の為ならと、恐怖を押し殺して。」

 

「そんな自分も許せなくて。」

 

と、和人が隠していた感情を次々に言葉へしていく。

 

そして最後には、

 

「お前は臆病なやつだよ。私はこんな奴が弟子だとはつくづく恥ずかしい」

 

と、あえて和人を強く挑発した。

 

耐えきれなくなった和人は、

 

「やめろッ!!!!」

 

と怒りを爆発させ、竹刀を持って銀子へ猛攻撃を仕掛けた。

 

銀子はそれに対して攻撃を返すことなく、黙って和人の攻撃を受け続けた。

 

そして最後には竹刀が砕け散った。

 

和人自身も、

 

《竹刀と一緒に、自分の中にあった何かも砕け散った》

 

と感じている。

 

それは《戦うことへの恐怖》と《友を失うことへの恐怖》。

 

銀子は和人が自分の感情を全て吐き出した後、

 

「……お前は弱い。だが……私が強くする。のび太よりもな」

 

と伝えた。

 

和人の弱さを否定するのではなく、

 

《今は弱い》

 

という事実そのものを認めた上で、

 

《なら自分が強くする》

 

と約束した。

 

これによって和人は自分の弱さを受け入れ、

 

《もっと強くなる》

 

《実力を付けて、のび太の隣に立つ》

 

という新たな目標を持つことになる。

 

和人との関係

 

銀子にとって和人は非常に大切な弟子。

 

幼い頃から剣を教え続けてきた。

 

和人が一度剣の道から離れた時にも無理に引き戻さず、いつか自分から戻ってくることを信じていた。

 

そして実際に約2年後、

 

《師匠》

 

と呼んで戻ってきた和人を受け入れている。

 

普段の態度はかなり雑。

 

理不尽な修行を行ったり、口喧嘩をしたり、和人から容赦なくツッコミを入れられたりする。

 

しかし、本当に和人が苦しんでいる時には決して見過ごさない。

 

銀子が鍛えているのは和人の剣だけではない。

 

和人自身が自分の弱さや恐怖から逃げず、それを抱えたままでも前へ進めるようにすることも、師匠である自分の役目だと考えている。

 

恋愛

 

銀子は和人に恋愛感情を抱いている。

 

最初から和人を恋愛対象として見ていたわけではない。

 

幼い頃から弟子として育て、剣を教え、長い時間を共に過ごしていく中で、いつの間にか和人を好きになっていた。

 

現在では完全に和人へ惚れている。

 

ただし性格そのものが変わったわけではないため、普段から分かりやすく乙女のような態度を取るわけではない。

 

いつもの死んだ魚のような目で和人へ接し、普通に悪態をつき、普通に叩き、修行では普通に容赦しない。

 

恋愛感情があるからといって、師匠として和人へ甘くなることもない。

 

むしろ大切な相手だからこそ、和人が間違った方向へ進んでいる時には真正面から叩き直す。

 

現在の和人はまだ幼いため、銀子は自分の気持ちを今すぐ伝えるつもりはない。

 

和人がもっと大きくなってから、自分の気持ちを伝えるつもりでいる。

 

和人本人が銀子から向けられている恋愛感情にどこまで気づいているかは、現在のところ不明。

 

現在

 

現在も女子高生として学校生活を送りながら、歌舞伎町で《万事屋2代目》として仕事を行っている。ルフィ達とも知り合いだが、今のところ、交流の形跡はない。

 

その一方で、剣の道へ戻ってきた和人の師匠として修行を続けている。

 

普段はだらしなく、目は死んでおり、口も悪く、時には地の文にまで反応する。

 

しかし剣を握れば非常に高い実力を持つ剣士。

 

弟子が道を見失えば、その心の奥にある問題まで見抜いて真正面から向き合う師匠。

 

そして本人は表立って言わないものの、弟子である和人のことを誰よりも大切に思っている。

 

沢田綱吉

 

初登場は24歳、現在は25歳

 

山本武の親友であり、世界的に有名なイタリアンマフィア《ボンゴレファミリー》の元10代目。

 

通称《ツナ》。

 

のび太にとっても非常に親しい人物の1人であり、山本武とは違った形でのび太へ様々なことを教えている。

 

特にのび太へ《女性を大切にすること》を教えた人物。

 

のび太が幼い頃から山本の元へ通っていたこともあり、山本だけではなくツナをはじめとしたボンゴレ10代目ファミリーの面々とも交流を持つようになった。

 

ツナ自身ものび太を気にかけており、子供扱いするだけではなく、のび太自身の意思を尊重しながら接している。

 

ボンゴレ10代目

 

かつて世界的に有名なイタリアンマフィア《ボンゴレファミリー》の10代目を務めていた。

 

しかしツナ自身は、ボンゴレが長い歴史の中で積み重ねてきた負の部分を嫌っていた。

 

かつてはボンゴレを、

 

《自分の手で壊す》

 

という意思を示しており、最終的にその言葉通りボンゴレファミリーを解体した。

 

これによって何百年も続いていたボンゴレファミリーは終わりを迎えた。

 

『人魚大海戦』の頃には解体が実行されており、ツナと獄寺はイタリアへ残り、解体に反対する残党を片付けている。

 

ヴァリアーについてはミルフィオーレファミリーへ移り、白蘭直属ではなくユニの直属となった。

 

のび太との関係

 

のび太のことを幼い頃から知っている。

 

山本をはじめとした10代目ファミリーと同様、のび太のことを非常に気にかけている。

 

のび太へ《女性を大切にすること》を教えているのもツナ。

 

のび太自身もツナを信頼しており、ボンゴレについて本人から様々な話を聞いている。

 

時雨蒼燕流についても、山本へ全て任せていたわけではない。

 

山本がのび太へ《守式奥義・村ノ時雨》《最終奥義・凍てつきの雨》を教えることについては、ツナが止めていた。

 

理由は単純にのび太を信用していなかったからではない。

 

当時ののび太はまだ成長途中の子供であり、非常に身体への負担が大きい奥義を使用すれば、成長期の身体そのものを痛める危険があったため。

 

山本からも、

 

「お前には身が持たないってさ。成長期の体を痛めつけたくないそうだ。」

 

と説明されている。

 

そのためツナは、のび太が十分に成長するまで奥義を教えることを待つよう山本へ伝えていた。

 

のび太もその話を聞いた際には、

 

《ツナさんが言いそうな事だなぁ。》

 

と納得している。

 

ボンゴレを解体した後も、山本達との関係そのものがなくなったわけではない。

 

残党処理を終えた後は日本へ戻っている。ちなみに、ツナはのび太には死ぬ気の炎がることを見抜いているが、死ぬ気の炎がマフィアの(オルメタ)なので今は言うつもりはない

 

獄寺隼人

 

初登場時は24歳、現在25歳

 

山本武の親友にして、元ボンゴレ10代目ファミリーの一員。

 

ツナや山本と共に、幼い頃からのび太と交流を持っている。

 

非常に口が悪く粗暴な言動も多いが、根は優しい人物。

 

仲間に対する思いも強い。

 

のび太に対しても普段は素直な態度ばかり見せるわけではないものの、実際にはかなり気にかけている。

 

山本とのび太の師弟関係についても以前から知っている。

 

のび太の回想では、

 

《隼人さんは、よく師匠と僕の事で喧嘩してたっけ。》

 

と語られている。

 

そのため山本とのび太の修行について何かと口を出し、山本と喧嘩になることもあった。

 

ただし、のび太を嫌っているから反対していたわけではなく、根本にはのび太を心配する気持ちがある。

 

『人魚大海戦』の頃にツナがボンゴレファミリーを解体した後は、ツナと共にイタリアへ残留。

 

ボンゴレ解体へ反対する残党の処理を行っている。

 

残党処理が終了した後はツナ達と共に日本へ戻った。現在は、のび太の学校の先生をしてる。先生人気ランキングで二位と聞いたときは、少し落ち込んだ。

 

クローム髑髏(凪)

 

年齢は初登場は23歳、現在は24歳

 

山本武の仲間であり、元ボンゴレ10代目ファミリーの一員。

 

本名は《凪》。

 

のび太にとっては《姉貴分》のような存在であり、のび太からは《凪姉》と呼ばれている。

 

のび太が幼い頃から交流を持つ人物の1人。

 

凪自身ものび太を非常に気に入っている。

 

のび太との関係

 

のび太の姉貴分。

 

のび太に好意を抱いており、会う度にのび太へ抱きつくことも多い。

 

本人はその際ののび太の反応を見ることも楽しんでいる。

 

のび太自身も凪を《凪姉》と呼んで慕っており、過去にはよく遊びに連れて行ってもらっている。

 

のび太の回想でも、

 

《凪姉からは、特に気に入られたみたいでよく遊びに連れて行ってくれた。》

 

と語られている。

 

ただし、凪がのび太へ非常に近い距離で接するため、のび太へ恋愛感情を持つ静香や直葉からはかなり警戒されている。

 

特に会う度に抱きつく行動は、2人にとって非常に見過ごしづらい。

 

しかし凪は静香や直葉よりも年上であり、経験でも一枚上手。

 

2人から警戒されていることを理解した上で、何だかんだと出し抜いてのび太との距離を詰めている。

 

そのため、

 

《凪姉がのび太へ抱きつく》

 

 

《静香&直葉が警戒する》

 

という光景が発生することもある。

 

静香、直葉との関係

 

凪はのび太だけでなく、静香や直葉とも以前から面識を持っている。

 

過去に静香と直葉へ会った際には、2人と何かを話していた。

 

しかし、その内容についてのび太が聞いても教えてもらえなかった。

 

そのため、凪と静香、直葉の間で何が話されたのかについては現在のところ不明。

 

のび太への好意があることもあり、恋愛面では静香や直葉から警戒される存在ではあるが、単純に敵対しているわけではない。

 

ボンゴレ解体後

 

ツナによるボンゴレファミリー解体によって、山本達と同様に《ボンゴレ10代目ファミリーの一員》としての立場は終了している。

 

しかしボンゴレという組織がなくなったからといって、ツナ、山本、獄寺をはじめとした仲間達との関係がなくなったわけではない。

 

のび太との姉弟のような関係についても同様であり、現在ものび太にとって《凪姉》であることに変わりはない。

 

ヘスティア

 

5万歳

 

神様の1柱。

 

のび太達が暮らす世界へ《直樹信玄》を送り込んだ張本人であり、のび太が初めて認知した、神の1柱

 

直樹信玄は元々この世界の人間ではなく、いわゆる《転生者》。

 

直葉や明日奈が登場する物語の世界へ行きたいと望んだ直樹の願いを聞き、ヘスティアがのび太達の世界へ送り込んだ。

 

しかし直樹本人は、この世界を自分が知っている物語と同じものだと思い込み、直葉を《自分のヒロイン》として扱おうとするなど問題行動を起こす。

 

最終的には直葉を無理矢理連れて行こうとしたことでのび太と戦闘。

 

敗北した後、自らが転生者であることや、この世界へ来た経緯についてのび太へ話している。

 

その後はのび太から連絡を受けた藤峰奈江によって身柄を確保され、タイムパトロール本部へ連行された。

 

ベル・クラネルとの関係

 

ヘスティアは《ベル・クラネル》に強い好意を抱いている。

 

そして本作では、

 

ベル・クラネルは野比のび太の先祖。

 

そのためヘスティアにとって、のび太は自分が大切に思っていたベルの血を受け継ぐ子孫でもある。

 

直樹信玄をのび太達の世界へ送った理由にも、ベルの子孫であるのび太がその世界に存在していることが関係している。

 

のび太との関係

 

ヘスティアはベルの子孫であるのび太にも少なからず好意を抱いている。

 

ただし《ベルの子孫だからベル本人と全く同じように扱っている》わけではなく、のび太本人についても気にかけている。

 

のび太に何か重大なことが起これば、自らのび太の元へ向かうつもりでいる。

 

現在のところ、のび太とヘスティアの関係について詳しく描写された場面は少なく、今後本編で直接関わることがあれば追記。

 

和人については、

 

《ベル君と声が似ている》

 

と思っている。

 

外見や血筋ではなく、あくまで《声》。

 

そのためベルの子孫であるのび太とは全く別の理由で、和人にもベルを連想している。

 

ただし和人自身がベルの血筋であるという意味ではない。

 

直樹信玄

 

ヘスティアによって、のび太達の世界へ送られた転生者。

 

直樹は直葉や明日奈を好いており、2人が存在する物語の世界へ行くことを望んでいた。

 

その願いによって転生したものの、実際に辿り着いたのは直樹が知っている物語そのものではなく、《大冒険》の世界。

 

そのため直樹が知っている野比のび太と、実際にこの世界で生きているのび太には大きな違いが存在していた。

 

直樹はのび太を、

 

《何もできない》

 

《0点ばかり取る》

 

《ドラえもんに泣きつく》

 

人物だと思い込んでいた。

 

しかし実際ののび太は山本武から時雨蒼燕流を学び、勉強も行い、様々な冒険を経験している。

 

そのため直樹は、

 

《自分が知っているのび太》

 

と、

 

《目の前にいるのび太》

 

の違いに混乱することとなった。

 

最終的には仮面ライダーの力まで使用してのび太へ挑むが敗北。

 

のび太から、

 

「君は一体何者なんだ。」

 

と問い詰められ、

 

「俺は……転生者だ。」

 

と自らの正体を明かした。

 

この出来事によって、のび太も《転生者》という存在が実際に自分達の世界へ入り込んでくることを知ることになった。

 

現在

 

神として現在ものび太達の世界を認識している。

 

ベル・クラネルの子孫であるのび太を気にかけており、必要があれば自ら動くつもりでいる。

 

一方で、自分が送り込んだ直樹信玄が大きな問題を起こしたことも事実。

 

直樹の一件についてヘスティア本人がその後どのように考えているのか、のび太と直接対面した際にどのような関係になるのかについては、現在のところ詳しく描かれていない。

 

今後本編で登場した際に追記。




銀「うごごごぉ」

ウタ「銀子さんに対する失礼。」

雷神「まぁ、それでも自分がヅらと混ぜた女子高生になってるからね」

銀「別に嫌ってはいねぇ!…2代目ってのが気になるが。」

雷神「それも書く。」

明日菜がのび太のハーレムに入ります。和人は誰がいいと思いますか。

  • 原作では苦い思いに終わった。リズベット
  • アイドル級のかわいさのシリカ
  • やっぱり切ないからサチ
  • お前のオリキャラだ!!
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