目暮警部や黒の組織がちょこっと出たから出るだろうなと思ってた方もいるかもしれません。ちなみに小1ではないです。ちょっとカオス回になるので。まず言っときます。美夜子さんがブチギレマス…
視点はのび太、コナン、のび太です
――2019年6月6日――
ウタが学校に来てから2日が経ち僕達は変わらず平和な日々を過ごしていた。何も事件に遭遇しないのはいいことだね~。こんな日がずっと続けばいいのに。
「そう言うとフラグになりますよ?」
「そうよ、だいたいあなたがそう思うとそうなるんだから。」
「そうなんだ。」
美夜子さんと万陽奈さんがジト目で言う。ちなみに僕達がいるのは運動場で昼休みなんだ。和人、ジャイアン、スネ夫は野球をしていて、しずちゃんはサッカーを男子としてる。直ちゃんは教室で勉強してるらしい。
「まさか、1週間は何もなかったんだよ?あるわけないじゃない。」
「そんな油断してると大目玉を喰らうわよ。」
「そうです。9代目ヴァサゴの尻尾ですらつかめていないと言うのに。」
「あ…そっか。」
ウタの事件もあって、それの事を忘れてた。平和ボケが一番の厄介さなのは身にしみてわかってるのに。
「とは言っても9代目ヴァサゴが動かない限りは何もしようがないんだよね。」
「今までのヴァサゴ以上に厄介なのは知ってるでしょうが。」
「はい、確かに。」
「ま、遭遇したら私が一発お見舞いしたいね。」
ウタは腕を回しながら意気込んだ。ウタにはヴァサゴとの戦いを話してる。壮絶な戦いをしてたんだって驚いてたけど。
「のび太兄ちゃん!万陽奈姉ちゃん!美夜子姉ちゃん!ウタ!こんにちわ!」
「あ、コナン君。今日は歩美ちゃん達いないの?」
「あっちで静香姉ちゃん達と話してるよ!!」
話しかけてきた子は江戸川コナン君、去年転入してきた子で歳は僕の二個下愛嬌もいいけど、時々演技めいた感じになる不思議な子なんだ。あの有名な毛利小五郎の家で居候してるって話で、最近は小嶋元太君、円谷光彦君、吉田歩美ちゃん、灰原哀ちゃんの5人で少年探偵団っていうシャーロックホームズに出てきた少年探偵団の名前を借りた探偵団を結成してたっけ。
「じゃあ、またね!」
何を言う訳でもなく、ウタをジロジロ見てから走って行った。
「結局。何だったんだろう。」
「なんか私の顔じろじろ見てたけど。」
なんか、あの目は探りをしてる感じだった。
「美夜子さんか万陽奈さん。」
「うるさいくらいに聞こえたわよ。」
「はい、あの子探偵みたいですね。」
美夜子さんはちょっと耳を抑えてた。心の声がそんなに響いてたのかな。
「聞いてみよ!みよちゃん!」
「えぇ!?私!?…有無を言わせてよ!!ま、いいか言いたいことあったし。」
とウタは美夜子さんの手を取って、コナン君の後を追ってった。
「ていうか探偵って?」
「工藤新一って方ご存じですか?」
「なんか一年前くらいに有名な高校生探偵でしょ?」
頭脳明晰で幾つもの事件を推理だけで解決した。と聞いたことはある。まぁ、ちょっと有名な所を自慢げにしてたのを見た事がある。でも最近は姿を現してない。表舞台から姿を消した状態だ。何でコナン君の話をしてたのに。高校生探偵の話を?まさか…
「ま、そのまさかです。」
「そんな事…まぁあるか。」
美夜子さん、ウタが小さくなってるからそんな事実はあるから別に驚きはしないけど…
「あの2人行かせて大丈夫だった?」
「ではないので追いかけましょう。美夜子様が危険です。」
「だね。って美夜子さんに怒られるよ!?」
「お兄様と同じ波動をあの子から出ていますと言ったらどうです?」
「うん、急ごう。火に油が注がれる!!」
今の話が本当であるのは間違いないなら工藤新一君は少し傲慢な所がある!!美夜子さんが少し、ピリついてたのはそう言う事だったか!!
――――――――――
「どうだった?」
「ああ、やっぱりウタだったよ。一週間も姿を見せなかった。」
ここは体育館の裏の広場だ。そして俺の名前は江戸川コナン。探偵さ。…だが俺の正体は高校生探偵、工藤新一。幼馴染で同級生の毛利蘭と遊園地へ遊びに行って黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。取引を見るのに夢中になっていた俺は、背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった。俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら…
体が縮んでしまっていた。工藤新一が生きているとやつらにバレたら、また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。阿笠博士の助言で正体を隠すことにした俺は、
蘭に名前を聞かれて、とっさに
『江戸川コナン』
と名乗り、やつらの情報をつかむ為に、父親が探偵をやっている蘭の家に転がり込んだんだ。ウタはあの事件の後に忽然と姿を消した。あの伝説の警察官の孫である
「しかし、なんでウタがここに。灰原。お前わかるか?ウタは確か、20歳だったはずだよな。何で子供の姿になってんだ?」
「わからないわよ。私でさえ状況が把握しきれてないわ。」
彼女の名前は灰原哀。本名は宮野志保。俺が小さくなった薬を開発した科学者だ。彼女は姉の宮野明美と共に黒の組織に所属していたのだが、奴らに宮野明美を殺されてしまい、その事を反発した事で捕まり投獄された。しかし俺と一緒の薬を飲んだ彼女また小さくなり、俺に助けを求めて阿笠博士の家に転がり込んだんだ。
「のび太が何かを知ってそうなんだよな。」
「そうね。でも、わかってるわよね。私達の正体がバレたら…」
「わかってる。組織の連中が来るんだろ。」
探偵の性なのか怪しい物は怪しんでしまう。確かにウタは犯罪を犯してはいるが、あの様子じゃ、何かの処罰はされたんだろうな。この身体になってもう一年は経過してるのにあの組織の尻尾さえつかんでいないしな。
「あぁ、そう言う事。」
「「え!?」」
噂をすればウタが満月美夜子と一緒に来た。満月美夜子と満月万陽奈も去年と今年に転入してきた姉妹だ。黒の組織の刺客じゃないか俺と灰原はひやひやしたもんだ。ていうかウタがいた言葉はなんだ。
「な、何がそう言う事なの!美夜子姉ちゃん!」
俺は咄嗟に猫を被る。
「急な猫かぶりは危ないわよ…工藤新一君。と宮野志保さんだっけ?」
「「…!?」」
な、何で俺達の正体が!?そんなわけない。美夜子とは全くかかわりがないはずだ!!美夜子はだいたいのび太達と一緒に居るはずだし。俺は元太、光彦、歩美、灰原の五人で少年探偵団の活動をしてる。ほぼ強制だけどな。
「いきなり、話かけてきたと思ったら女の子をジロジロ嘗め回すように見て。どういう神経してるわけ?ていうか、今は年下なんだからさんをつけなさいよ。」
「ぼ、僕何も言ってないよ!?」
な、なんで俺の考えてるのが読まれてるんだ!?そんなはずはない。俺はポーカーフェイスはすごい方だって、父さんが言ってたんだ。
「顔じゃなくて心が駄々洩れだからよ。」
「…!?」
「ちょ、ちょっと待ってよ!みよちゃん、なんかイライラしてるなって思ったら、コナン君の読んでたの!?」
「呼んでるんじゃなくて、この子のがうるさいから否が応でも聞こえちゃうのよ。」
な、何を2人は言ってるんだ?まるで俺の心の声が聞こえてるみたいだ。この美夜子という女には聞こえてるのか?
「だああ!うっさい!!聞こえてるっつってんでしょ!!このクソガキ!!耳が逝かれる!!それとさんをつけなさい!!」
「口が悪いよ!?みよちゃん。」
ウタは美夜子に対して、止めていた。や、やっぱり俺の声が聞こえてるのか?読唇術?いや俺は唇を動かしてない。読心術の方が的を得ているかもしれないな。
「ねぇ。ウタ、このガキ燃やしていい?」
「ダメに決まってんでしょ!?ちょっとは抑えようか!?ていうか君さ!考えてないで普通に喋ってくれない!?みよちゃんあんたを燃やすよ!?」
「燃やすってなんだよォ。どうやって人体発火現象が…」
バシュッ!!ボ!!
と俺の隣を何かが通った。後ろを振り返ると木が燃えてた。え?
「何…が起きた?」
「
美夜子の指に火が付いていた。は?何だよあれ。
「は、灰原。俺が見てるのは幻か?」
「いいえ…間違いなく現実よ。」
「素になってるわよ。クソガキ。」
「…もう隠してるわけにはいかないな。そうだ。俺は工藤新一だ。美夜子。お前は何者」
バシュン!!
「はい、もう一回。」
「…美夜子さん。あなたは何者ですか?」
「はいよくできました。ま、なにも「美夜子さん!!」あ、来ちゃった。」
「うわ、派手にやらかしてるし。」
のび太…さんと万陽奈さんが来た。予見でもしてたのかのび太さんはすごく呆れていた。
「このクソガキがあまりにもあのバカ王子に似てたからつい。」
「ついの範疇越えてるからね。」
「はいはい。わかってるわよ。」
「ねぇ、そんなキャラだっけ?」
「ただ単に許せなかっただけよ。」
「…ハァ…コナン君…いや新一さんか。」
のび太さんも俺の正体を!?何でこんなにポンポンとバレてんだ!?バレちまったら黒の組織にバレるかもしれねぇのに!!
「ま、とりあえずこっちの事情も話すからそっちの事情も話してよ。」
「な、なんで。」
「この怖いお姉さんの口撃また喰らいたいの?」
「ふふふふ」
美夜子さんは怖い顔で炎をチラつかせながらこっちを見てきた。これは話さないと消し炭にされる。
「わかった。」
「工藤君!!」
「埒が明かねェだろ。」
「でも、もしこの人達に何かあったら!!」
「何とかはしそうだけどな。」
「…それもそうね。」
俺達は諦めて、四人に事情を話すことにしたのだった
――――――――――
「なるほどね。世界で蠢いてる闇の組織って事だね。」
「ええ、そうなんです。」
「灰原さんも大変だったね。」
「…いいえ、ありがとうございます。」
コナン君と哀ちゃん(なんかそう呼んでいいって)から事情を聞いて僕は哀ちゃんに償いの言葉をかけた。この二人も大変だったんだな…年上であるわけだけど。年齢はルフィさんと同じだし。
「ナチュラルに哀ちゃんを手籠めにした。」
「手が早い。」
「のび太様って人は。」
「コラそこ、こそこそと何言ってんの。」
聞こえるように言ってるのは丸わかり、ほぼ初対面でそんなんになるわけ…あ。
(美夜子、ウタ。初対面で一目ぼれ)
…ま、とりあえずそれは置いとこううん。
「…私はのび太さん達を信用するわ。」
「灰原?…俺もだな。のび太さん達の話にいっさい虚偽の心がなかった。」
コナン君と哀ちゃんは意外とすぐに信頼してくれた。多分言える人がごく少数だったからそう思ったんだろうな。
「味方は阿笠博士だけなの?」
コナン君と哀ちゃんの事情だけを聞いただけだったから味方の方は聞けなかった。
「FBI捜査官と公安の人と俺の親父と母親くらいかな。」
「日本警察知らないの?」
「…黒の組織は誰が入ってるのかわからない組織だから迂闊に教えるとその刑事が殺されちゃう。」
「日本警察なら返り討ちにしそうだけど。」
「確かに鈴斬様のおかげで日本警察の質も上がったけど。黒の組織はその上を行くわ。」
「そんなに!?」
「ええ。この前もFBIの捜査官がナンバー2の作戦によって殺されたの。」
「そんな事件聞いてないけど。」
「ニュースでは謎の変死体で処理されてるの。組織はあとを残さないから。」
「や、厄介な相手だね。」
「だから俺達は徐々に追い込んで壊滅させようとしてるんだ。」
「…そっか」
今の話を聞いて、納得は行く。徐々に追い込ませれば組織は壊滅は出来そう。でもボスの正体は…烏丸蓮耶…50年前に突然亡くなったとされる大富豪らしい。
「50年前ねぇ…」
ジークリード長官が撃ち抜かれた事件も丁度そのころ。でも9代目ヴァサゴは23世紀の科学者だって判明してるし…関係ないといいけど。
「厄介さを見ればそれと同じよね。」
「やだよ?黒の組織のボスが9代目ヴァサゴなんて。地獄じゃんそれにFBI捜査官が殺された事件もナンバー2みたいだし。別であってほしい。」
「ヴァサゴが二人って言う可能性もあるわよ?」
「ねぇもうそれ言い出したらキリがないんだけど!?」
そんなんだったら9代目と一緒に相手しなくちゃジャン!!
「…今日の放課後俺んち来るか?黒の組織に殺されたふりをしたFBI捜査官が居るんだ。両親もいるし」
「うん、行く。」
キーンコーンカーンコーン
丁度いいタイミングでチャイムが鳴った。
「和君達も呼ぶ?」
「うん。」
「こ、これ以上巻き込みたくないんだが。」
「「君が来たせいでしょ」」
「おっしゃる通りで…」
「工藤君。無様ね。」
「うっせいやい。お前は来るか?」
「私はパス…て言いたいところだけど、行くわ。」
「そうしてくれ。」
―――――――――
そして放課後、和人、しずちゃん、ジャイアン、直ちゃん、スネ夫、あとついでにドラえもんと工藤家に行くために移動してる。幸いなことにみんなお稽古や修行はないみたいだった。
「なぁ。お前って、何かに関わるよな。」
「僕が一番聞きたいんだけどね」
「僕としてはその組織の事知らないんだけどね。」
じゃあ、いつかその組織は消えてるのか、それとも情報が全く一般に届いてないかのどっちだけど…多分後者だよなぁ。
「もしかしたのび太さんはそういう星の元に生まれたのかもしれませんね。」
「しずちゃん、それブルックさんがウタに言ってた言葉だよね。引用しないで。」
「のっちゃんがゴキブリホイホイみたく厄介事を持ち出すから悪い。」
「…僕が悪いんじゃないやい。」
「そういじめんな。めんどいから」
「扱い雑過ぎる。」
「話してる間に着いたよ。」
そこには言ってた通りの豪邸があった。うわお、流石は世界一の小説家のお家すごいや。そして入ると、そこには糸目でピンクの髪をした男の人が立ってた。この人の名前は赤井秀一って言って、今は沖矢昴って名前で住んでいるらしい。すごい。
「ほう、キミか。坊やが連れてくるって言った時は驚いたよ。」
「…なんかシャンクスの声に似てる。」
「そうなの?」
「普段は地声じゃなく…こっちで話してるからね。」
「うわ、黄色い服の人の声だ。」
「似た人の声が多いね。」
先生と元太君、そして高木刑事なんか声が似てる。
「って僕の事知ってるんですか?」
「ああ、鈴斬様聞いたよ。君とルフィ君でその子を救った事をな。」
FBI捜査官が日本で捜査出来てるのも鈴斬様のおかげらしい。でも
「声…ややこしくなりません?」
「ハハ…時々なるよ。」
「まま、上がりなさい!新ちゃんの味方が増えたのは大助かりよ!」
「ふ、藤峰有紀子さんだよ、のっちゃん。本物の!!」
「しずちゃんって意外と好きだよね。女優さんとか。」
「だってみんなかわいいじゃん!!可愛いは正義だから!!」
「ありがと♪まだ私もいけるわね新ちゃん♪」
「…ノーコメント。」
と家の中に入ると中はもっとすごかった。本がびっしりあるんだもん。流石と言うべきかこんな環境で育ったら平成のシャーロックホームズとか言われるね。今は令和だけど。
「やぁ、みんなくつろいでくれ。」
「工藤優作さんだ。」
「すっげぇ本物だ!!」」
「はい、静かにね。」
ジャイアンとスネ夫は意外と優作さんのファンだったらしい。怪盗バロンは面白いからね。僕も読んだ事あるし。
「それじゃ、話をしようか。」
雷神「終わり。」
銀「…ソフィアじゃなかったのかよ。」
雷神「ええ…その予定だったのですが。コナン関連に切り替わっちゃった。」
ウタ「もともとコナンは出す予定だったの?」
雷神「そっと終わる予定でソフィアさんが出てきて今回は終わろうと思ってた。」
銀「予定が狂っちまったわけだな。」
雷神「そそ、次回か次々回になっちゃうかも。」
銀「オリジナル回が続くな。」
雷神「そうなんだよね。まぁ頑張るけど。」
銀「そうだな。頑張れ。」
ウタ「じゃあ、次回もお楽しみに!」