視点はのび太、シャンクス、のび太です。
――2019年6月7日――
コナン君の事情を聞いてから1日が過ぎた。僕達も黒の組織が出てきたら出張ることになった。組織の連中は今、全く活動してないらしいからどうすることもできないらしい。今日は昨日と同じ3人と運動場で話してる。
「今日は何も起きないといいけど。」
「ねぇ昨日と同じじゃない?言ったでしょそういう事言うと危ないって。」
「おっしゃる通りで。」
「ま、何もないでしょ今日は。」
ウタの言う通り今日は久しぶりに師匠が日本に帰ってくる日だし。久々の師匠の稽古なんだ。何もなくていい。
――――――――――
ま、そんなのは杞憂だった。普通に放課後になった。
「じゃ、僕師匠の家に行ってから帰るって伝えといて。」
「うん。ママさんに伝えとくわ」
教室から出てから学校の下駄箱で美夜子さんにそう伝える。ウタはルフィさんの所に用事があるらしくしずちゃんと一緒にすでに教室から出て行った。僕も学校から出た…その時だった。
ビ、ビビビビ!!!
『日本国皆さん…初めまして。』
突然、ノイズが走って立体映像が現れて何かを映していた、この時代に立体映像?未来人の仕業?この時代であんな技術持ってるのは恐竜人か人魚族くらい…黒の組織?…いや待って、あの立体映像に映ってるのは…ハリ坊!?
「ハリ坊?」
美夜子さんも驚いていた。
「なんだあれ!?」
「フグ?」
「いやフグが喋るわけないじゃん。」
「ハリセンボンじゃない?」
「ハリセンボンも喋らんだろ。」
周りの話を聞くと僕達以外にもあれが見えてるのは明白だし。ハリ坊…こんなに大胆に姿を見せるなんて…人魚族は5000年くらい姿を隠していた。何が起きるんだ?
『まず、僕の名前はハリ坊。ハリセンボンの人魚です』
「人魚だってよ。」
「つっても下半身見せてないから本当か?」
「そんなのウソに決まってんじゃん。」
『ハリ坊!下半身!!』
『ハリ!?そうでした。』
今の声はメジーナ博士?ハリ坊は一歩下がって全身を見せた。そしてそれが本物だという証拠と言わんばかりにそこで泳ぎまくってた。海の中で撮影したのかな。それにこれ、多分収録された奴だ。
「マジで人魚だぜ」
「人魚って空想上の生き物って思ってたフグだけど」
「ハリセンボンって言ってたわよ。」
『きっと皆さまは驚かれていることでしょう。何故急な立体映像なのか。何故急に現れたのか…そして人魚という存在が実在してたのかと。』
僕達は知ってるけど、地上の人達は知らない。人魚伝説を信じてる人も多いだろうけど、それでも都市伝説の範疇…実在してたってのが驚きだろうし。
『あ、ちなみに僕らは何もしません。姿を現したのは去年ある日本国の人達に助けられました。あなた方地上人は大気は汚す、海を汚すをやり尽くしてますし、悪行の限りを尽くしてる野蛮人ではありますが…』
「あんだとあのフグ」
「喧嘩売ってんのか?」
「何もしないやつが言う言葉じゃない!!」
『だいたいソフィア様も…ってブルーベル!?何を!?』
『あなたが喋るとやばい事になるからよ!』
ハリ坊の悪癖出ちゃったよ…言った瞬間にノイズ走ってしばらくお待ちくださいって出ちゃったし。テレビなの?いや絶対にこの役メジーナ博士の方がよかったんじゃない?最初から。
「あの子は相変わらずね。」
「全く…あいつは。」
「和人も居たんだ。」
「今来たところだけどな。教室で見てたんだ。」
和人は呆れた目で立体映像を見ていた。ハリ坊と仲いいのは何気に和人だったしね。
『失礼しました。』
「お、可愛い子が出てきたぞ。」
「ほんとだ。ぷよぷよのセリリみたいな子だ!」
ハリ坊に変わって別の人魚さんが出てきた。淡い青色のロングヘアーにガラス細工のような髪飾りをつけており、白衣を着てるからメジーナ博士の助手さんかな。
『我々は人魚族。5000年前からこの地球の海で暮らしている一族です。先程のハリセンボンはごめんなさい。…我々は敵意は全くございません。ハリ坊が言った通りある日本国の方々に我々は助けれました。』
配慮してるのか僕達の名前は出さないみたい。ただでさえウタの事件の時に目立っちゃってたし。もし名前を言われでもしたらなお目立っちゃう。
『そして、その日本国の天皇様と首相と数日前に相談をして。我々人魚族は日本国と同盟を組むことになりました。』
「「「「は!?」」」」
その言葉に僕達は驚いた。いや多分見てる人全員が驚いてると思う。
『いきなりの事で驚いてるかもしれません。日本国を最初の同盟にしたかったのです。』
鈴斬様、センゴクさんはすでに知ってるって事か。
『人魚が姿を現すかもしれません。どうか…御贔屓に…』
大きくお辞儀をしながら立体映像は終了した。…すごいことになったもんだ。僕達関係だけど、日本自体がこうなるとは…
「何かはあったわね…」
「フラグは立ってたのね。」
「何の話だよ。」
「昼休みにまたのっ君がフラグめいたこと言ったのよ。」
「ああ、なるほどな。」
ねえ。これ僕のせいじゃないよね!?そんな目で僕を見ないで二人とも!?
「…ソフィアさん居そうだよな。」
「ええ、家に居そうよね。」
「ちょっと師匠と会うのやめとこ。」
僕達は急いで家に帰る。師匠には明日にでも謝ろう!!
―――――――
「…やっぱりいたのね。ソフィアさん。」
家に帰ったらソフィアさんが普通にくつろいでいた。いるかなぁとは思ってたけど、こんなにゆったりとしてるとは思ってなかった。ママと普通に談笑してたから。
「久しぶりね、のび太君。」
「久しぶり。じゃなくて!女王のあなたが何でここにいるの!?ていうかさっきのは何!?」
「何って言っても。内容はあの立体映像の通りなのよね。」
「のびちゃん、私びっくりしたわよ。まさか、さっきの人魚族を助けたのがのびちゃん達ですって!?私は鼻が高いわ!!」
ママは嬉しそうにぴょんぴょんジャンプしてた。…ま、喜んでくれてるならいいんだけどさ。
「だ、だって心配しちゃうでしょ?」
「ええ、心配よ。あんたが冒険行くのは。」
「…知ってたの!?いつから!?」
「みっちゃんが来た時によ。それにパパが昔から言ってたのよ。あの子はこれから危険な目に遭うかもしれないけど訳も聞かずに優しく見守ってくれって。」
え、パパは逆に知ってたの?今までそんな素振り見せなかったんだけど。何で知ってるの!?
「ドラちゃんが来た時に…あ、そういう事だったのねって思ったわ。」
「ごめん。」
「謝らなくていいわ。これからも冒険はいくんでしょ?頑張りなさい。お義母さんも言ってたでしょ?あなたがやるようにやりなさい。みっちゃんんも和君もね。」
「うん、ありがとママさん。」
「ちなみに俺の親は?」
「翠さんは知らないわ。私達だけよ」
他の親は知らないんだ。それはそれでよかったような…
「ってまさか、ソフィアさんもここに住むの?」
「あ、それは素敵な提案ね。」
「私はいいわよ?」
ママもソフィアさんもノリノリ。あ、余計なこと言った気がする。
「間違いなく余計なことよ。」
「はい。」
「じゃこれからよろしくお願いね。のッちゃん。」
…僕の家に住む居候が4人になった。向かい側の部屋大丈夫かな。万が一危なかったらドラえもんに頼んで家の改築もありか?
「あれ?そう言えばハリ坊は?」
「おいてきた。」
「さっきのあれで?」
「あの子この1年でちょっとは改善したのよ?あんなこと言うのは許されません。」
ま、まぁ、あの一言は国家間の衝突になりえそうだったし。ソフィアさんに一応言ってみようかな。
「最初からハリ坊じゃなくてよかったんじゃ?」
「…あ。」
「え…今気づいたの?」
「本当に改善してたから…ほほほ」
「「「おいおいおいおいおい」」」
僕、和人、美夜子さんは笑ってごまかすソフィアさんにこれでもかとツッコミを入れた。
―――――――
「人魚族か…」
立体映像が消えてからおれは…数日前に来たソフィアを思い出していた。16歳でありながら人魚族の女王になった。おれが16歳の時はまだあんなにしっかりしてなかったぞ。
「何とも言えんな。それに…」
のび太や和人達のおかげで怪魚族という野蛮な一族との戦いで助けられたらしい。去年から準備を進めて数日前にやって来た時は驚いたもんだ。同盟を持ちかけられた時はおれとセンゴクさんは開いた口が閉じなかった。
「まさかその第一号が日本だとはな。のび太は何でもありなのか?」
「それは否定できません。」
彼らのおかげで人魚族たちは心を許してくれた。5000年もの間、全く姿を見せなかった人魚族が…のび太達の行動は日本人として誇らしいよ。
「昨日、そののび太達が例の組織の件も関わると言ってたな。」
「…あの子は頑張りすぎじゃないですかね?」
俺達大人がやるべきことを子供にやらせていい物かと思っている…しかしおれ達は活発には動けない。ウタの時は非常時だったために護衛付きで許された。海外に行くのも手続きがいるしな。
「…公安にもっと頑張れと言っとくか?」
「そんなことしたらゼロに殺されますよ?」
「それもそうか。」
「まぁ、おれ達はおれ達で頑張りましょう。」
「そうだな。」
―――――――――
「え?そうだったの?」
ドラえもんは未来に丁度帰ってきて、立体映像を見てなかったらしい。今帰って来た。和人は家に帰って、美夜子さんとソフィアさんは着替えてる。
「未来って人魚族いなかったっけ?」
「未来は変わるし、いつか現れるんじゃない?」
それはそれで恐いんだけど?急に人魚が出てくるんだよね?それに何も疑わない未来人怖い。
「で、ドラえもんは何してたの?」
「ああ、これ買ってきたんだ。」
「何それ。」
「[絵本入り込み靴]~これを履いて絵本の上に立つと、その絵本の中の世界に入る事が出来るんだ!」
「漫画でも?」
「うん。絵本系ならどれでも。」
お獅子仮面の中に入れるかもしれないな…それに!!シンドバットの冒険が体験できるじゃん!!
「ちょっと貸して。」
「いいよ。」
僕はこれでシンドバットの冒険に早速入り込んだのだった。
雷神「終わり。」
銀「何とも言えん。」
ウタ「そんなに壮大に宣言ってわけじゃいんだ。」
雷神「もうちょい、説明とかで長くしようかと思ったけど。見る側がダレちゃうかなって。」
銀「ま、堅苦しいのを長々やってもそうなるな。」
ウタ「そういう小説でもないしね。シャンクス達が冒険について行くこともあるのかな。」
雷神「それも魅力的だね。」
銀「やばい事になりそうだが。」
雷神「ハハハ…」
銀「それにしてもやっと映画に入るんだな。」
雷神「そうそう!」
銀「アンケートじゃないのにするんだな。」
雷神「アンケートのはもっと溜まってからにしようかなって。」
ウタ「そうなんだ。」
雷神「そそ、では次回もお楽しみに。」