強いしずちゃんが捕まるか?って思いますが。まぁ奴らもレベルアップします。
視点はのび太、
「うわ…困るなァ。」
「見事に出しゃばってる。」
ジャイアンとスネ夫は絵本の中で出しゃばってジャックを雲の上に上げていた。僕達は見ていただけでここまで出しゃばってないんだ。ドラえもんからも注意されてたし。
「のっちゃーーーん!!」
「しずちゃん?」
「あれ?しずちゃんキャンプって言ってたのに。」
僕は窓から外を見た。しずちゃんがルフィさんと一緒にこっちを見ていた。ルフィさんは少し落ち込んでた。
「しずちゃん?キャンプじゃなかったの?」
「それが…へへ。1日勘違いしちゃってたんだ!出発は明日だったんだ!」
「静香が今日だって言ってたのに。」
「だからごめんって!だからのっちゃん家に来たんでしょ。」
「ま、いいけどな!つうわけでのび太!なんか面白い事ねぇか?」
「じゃあ、上がっといでよ~!」
とりあえずしずちゃんとルフィさんを中に入れた。でも、靴は一足しかかないんだよね~。あ、ドラえもんのスペアポケットが会ったじゃん。僕は押し入れに行ってスぺポケットで毎度おなじみ[フエルミラー]を出して、靴を4足にした。ウタも行きたいだろうし。
「なんだこれ。」
「これで絵本の世界に入れるんだ!」
「絵本の世界!?面白れェのか?」
「結構迫力すごいよ!そっちの絵本から好きな本を選んで。」
2人ににそう言ったら、2人は早速物色し始めてた。ルフィさんはスネ夫と一緒で絵本をバラバラにしたけど。
「ピノッキオ、これがいい。」
「しずちゃんならこっちだと思ったけど。」
「猿がに合戦?まぁ、バトル系のも好きだけど、ちょっとかわいいものから見たい。」
「静香にしては珍しい。」
「うん」
「2人とも喧嘩売ってるなら買ってあげるけど?」
「冗談だよ~。」
「ま、いいけど。これをどうすんの?」
と冗談はここまでにして、しずちゃんとルフィさんに[入り込み靴]の使い方を教えて、しずちゃん、ウタ、ルフィ、僕の順で思いっきり入った。
「綺麗な星空!」
「やっぱり、映画化された物語なだけあるね。」
「あ、ルフィさんくれぐれも出しゃばらないでくださいね。」
「何でだ?」
「物語に干渉したら変になっちゃいますから。」
「…んー?わかった!」
絶対にわかってないよねこの顔。んで僕達はピノッキオの始まりの町にいる。辺りは暗かった。ゼペットさんとピノッキオがいる家があるはずだから飛びながらその家を探す。
「うおおお!飛んでるぞォ!!」
「師匠うるさい!」
「しずちゃんもね。」
「あ…ハハハ…」
と全部のお家が電気消してるけど一つだけ明かりがついてる家を発見した。あれがゼペットさんの家かな。窓が開いてるからそこから覗くとすでに女神さまが来ていた。
「さあ、ピノッキオ。目をお覚まし。あなたは一人で動けるのよ?」
と言って、光がピノッキオを包み込んだ。座っていたピノッキオは目をぱっちりと開けて、瞼をパチパチさせていた。
「ヤッホー!動けるんだ!ハハッ!もう糸が無くても動けるんだ!」
嬉しそうに動き回るピノッキオあの映画なら、ここでジミニー・クリケットが出てくるけど、絵本ではそこは略称されてるけど。ピノッキオの良心は誰が育てるんだろうね。
「ピノッキオの大冒険の始まりだね!」
「次のページに行こう!」
「行こ行こ!」
僕達はピノッキオの冒険が見たくて少しすっ飛ばして化物のが出てくる場面まで来た。クライマックスに近いこともあり、ピノッキオとゼペットさんは急いで鯨っぽい化け物に追われていた
「ピノッキオ漕ぐんじゃ!力の限り漕ぐんじゃ!!」
「うん!お父さん大丈夫?」
ピノッキオとゼペットさんは一回あの化け物に捕まってしまった。抜け出せたのに食われるわけにはいかないんだ。
「頑張れ!頑張れ!」
「あいつぶっ飛ばしてェのに!!」
「ここは見守って!」
ルフィさんはあの化け物が出た途端に攻撃しようとしたからしずちゃんが必死に止めてた。ウタはウタでそんなルフィを笑ってたけど。
「ここを乗り切れば君は人間になれるんだ!頑張れ!!」
「あれ嵐なんだけど!?」
「は?ピノッキオにこんな場面あった?」
嵐が二人を襲ってしまい、イカダはぶっ壊れてしまった。
「ピノッキオ!!わしゃ!泳げん!!助けてくれ!うっ!ピノッキオ!!」
「おじいさん!私に捕まって!」
「人魚姫!?」
あれは間違いなく人魚姫だ!あの場面って《人魚姫》の嵐!?
「うっそん」
「次のページに行ってみよう!」
「何が起こってんだ?」
「いやな予感がする。」
次のページで見たものは人魚姫がゼペットさんを助けてしまって、困っている場面になっていた。いや、間違いなくこれ《ピノッキオ》と《人魚姫》が混ざった世界になってる何でェ!?
「ねぇどういう事!?人魚姫困って帰っちゃったよ!?」
「ついてってみよ?」
僕達はついて行くことにした。[入り込み靴]での世界の海は僕達には関係なく入れる。海に嫌われてるルフィさんとウタも問題なく…
「溺れる!?」
「あぎゃじゅば!?」
「いや、悪魔の実は例外ないの!?」
仕方なく僕としずちゃんで後を追っていくと…
「あれって…竜宮城?」
「いやいやいやいやいや…」
そこには竜宮城がキラキラして登場した。海から出てルフィさんとウタと合流してから、次のページに行くと…
「お婆さん、これを白雪姫に。」
「いやいやここにはそんな娘居ないんじゃ。お婆さん。」
「そんなはずはない。」
「《白雪姫》と《ヘンゼルとグレーテル》が混じってる。」
女王様その人ほんとに関係ないですよ、次のページに行くと《一寸法師》と《親指姫》が奇跡のご対面をしていた。いや日本昔話とアンデルセン童話が混ざってるのは違和感ありまくりなんだけど。竜宮城もそうだけどさ。次のページに行く。
「ラ…ランプのお化けじゃあああ!!」
「ランプのお化けじゃ!怖いよ!!」
「お化け怖いよォ!!」
《舌切り雀》と《アラジンと魔法のランプ》…そして《お化けのQ太郎》が混じった世界だった。いやQ太郎て世界観がもうめちゃくちゃすぎるけど面白い。
「何だい!お化けはそっちだろうに!」
「デタラメもここまでくると面白いね。」
「そう?せっかくの世界観が壊れた。うち帰る。」
意外と面白かったけどしずちゃん的にはアウトだったみたいで帰って行った。
「2人はどうする?」
「いとく」
「おれも!面白れェじゃん!」
僕達はちょっといとくことにした。
―――――
「のび太君!!!」
帰ってきたら、ドラえもんがめちゃくちゃ怒って来た。ってよく見たら絵本がバラバラの状態で積み重なってたし、靴がおきっぱになってた。ジャイアンとスネ夫も帰ってたんだ。
「もう!勝手にスペアポケットを使わないでよ!!ていうか道具を放置して誰かが持って行ったらどうするんだよ!!」
「あ、うん…ごめん。」
「もう!だいたい君はね!!」
ドラえもんは今までのストレスの分もあるのか長々と絞られた。
「まぁまぁ、ドラちゃん。反省したみたいだし。」
「まいった…参った。」
「あ、そう?わかってくれたなら今日は、もうやめとこう。」
「ありがとう…ドラえもん。」
久々にこってり絞られて反省した。ルフィさんには終始爆笑されてたけど。
――――――
――2019年6月10日――
「うーん…」
「何を唸ってるの?」
次の日、ドラえもんが[入り込み靴]を出して、唸ってた。僕は梅雨のしけしけの暑さでアイスを食べながらドラえもんに聞いた。
「のび太君、[入り込み靴]は[フエルミラー]でルフィさん、しずちゃん、ウタの分を出したんだよね?のび太君のを合わせて6人なんだよね?」
「6人?うん、6人だよ?それがどうかしたの?」
「それなのに、ここにあるのは5足しかないんだよ!」
「え!?と言う事は!?」
「誰かが絵本の世界から帰ってきてないって事!」
「まさか!!みんな帰ったはずだよ!?」
ジャイアンとスネ夫からは夜に勝手に帰ってごめんって言う電話があったし。しずちゃんはきっとキャンプに行ってる。ルフィさんは置いてかれたと言ってたけど。
「とりあえず、全部絵本を調べてみようよ!」
「絵本?これ全部?」
「もちろん、美夜子さんとソフィアさん…はいないからウタ、万陽奈さんに手伝ってもらおう!」
そんなわけで、四人で絵本を見てから探していた。…待って。
「ねぇ本人に直接会ってみない?」
「…僕は探すよ、絵本の世界に居たら危ないし。」
「これで何か見つかるかもしんないし。」
「私達も。」
「ま、でも行ってくる。」
僕はタケコプターを頭につけて、しずちゃん、ジャイアン、スネ夫の家に行く、だいたいドラえもんは心配しすぎるんだよ。だから頭に一本も毛がないんだよきっと。
「あら、スネちゃまはいませんでございますのよ。」
「行方不明なんですか?」
地下世界の時みたいに行方不明になったのかと思った…けど
「いいえ、今しがた武道の練習を武坊ちゃまとやってらっしゃいますのよ。ドッコラショっと。」
「よかったぁ。」
僕は武道場を見て、2人がいるのを確認してからしずちゃんの家に向かう。ルフィさんは一緒だったから確認しなくてもいい。杞憂だと思うけど。
「あら、のび太さん。」
「あ、あのしずちゃんに変わったことはないですか?」
「ええ、ちょっとお出かけしてるけど。」
よかった。キャンプ場はわかんないけどやっぱり杞憂だったみたい。僕は家に帰って部屋に戻るとドラえもん、万陽奈さん、ウタが浮かない顔してた。
「どうしたの。」
「ラビアンナイトのこれを見てください。」
万陽奈さんが指をさした方を見ると…[入り込み靴]の片靴が落ちてた。ドラえもんが言うには靴は片っぽじゃ帰れないらしい。
「入りますか?」
「でもこんなにバラバラじゃ。無理なんだよ。」
このページに落ちていても、次のページがないからこの世界にいない可能性が高いらしい。…バラバラじゃなかったらアラビアンナイトまんまで行けたんだけど、1ページじゃ、ダメだ。
「…一回しずちゃんの家に行ってみる?」
「うん、ちゃんと片してよ。何かあったら怖いし。」
ママが問答無用で燃やすかもしれないから。絵本はしまってから僕とドラえもんはしずちゃんの家に猛スピードで向かう。
「いるわけないのに」
「とにかく、一通り確かめさせてよ!しずちゃーん!」
「普通に不法侵入なんだけどね。」
「しずちゃん、いるー!?」
「やっぱりいないよ。」
プルプル!!
「はい!僕ドラえ…源ですがはい!…え?ピアノ教室の先生?え?これからキャンプに?」
「もしもし!!しずちゃんは都合が悪くて行けなくなりまった!」
僕は電話を切った…そっか、しずちゃんは勘違いでキャンプに昨日出かけて絵本に入ったままになっちゃったからママさんはキャンプに行ってると思ってるんだ。
ガチャン!
「「あ。」」
「あら?ドラちゃんとのび太さん、また何か御用?」
「いえいえ、お邪魔しました。」
僕とドラえもんは急いで家に戻る。やっぱり絵本の世界に行っちゃってるんだ!!
―――――――
「ええ!?絵本が燃やされた!?」
「止めたんだけど、焼き芋が食べたいからってもう無理やり…」
しまった、ママは好物の事になると周りが見えなくなるんだった。冒険の事は応援してくれてるけど、こういうときは厄介だよォ!
「うーん…絵本がなくなっちゃどうしようもない。」
「[タイムマシン]で昔のアラビアに行って、しずちゃん助けようよ。」
「[タイムマシン]は本物の歴史の中を行ったり来たりするもの架空の物語とは関係ない。」
「そんな…じゃあ、しずちゃんは…」
ぼ、僕が勝手に道具を使ったから…こんなことになるんだったらドラえもんが帰ってくるまで待ってればよかったんだ。僕はタケコプターを頭につけた。
「どこ行くの?」
「…思い切って、しずちゃんのママに話そうかなって。」
「…それだと逆に心配させてしまいます。逆効果です。」
「そうだよね…」
僕はしずちゃんのママに言うのを諦めて、部屋でじっくりドラえもん達と考えることにした。
雷神「終わり。」
銀「焼き芋欲しさに息子の絵本を燃やす母て」
雷神「映画の方はのび太をこってり絞った後にまたのび太が放置したから焼いたからね。ちょっと変えたけど身勝手さがさらに強調されちゃった。」
ウタ「逆にやばい。」
ハル「そうかも」
雷神「ハハハ…。では次回もお楽しみに」
アッパレ戦国大合戦の次は同率だった、日本誕生です。その次はどれがいいですか?
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