前からあったものも修正しています。
のび太が見聞色を覚えだしたらそれこそ鬼に金棒ですね。
視点はのび太
夢を見ていた。そこは大海原で一隻の船が奴隷を運んでいた。奴隷の人が水をくれって言った瞬間に鞭で叩かれていた。男性たちが怯んだその奥にしずちゃんが奴隷商人を睨みつけていた。
「のび太様!!」」
「はっ!!」
「考えながら寝るのどうなの!?」
万陽奈さんに起こされて、ウタに怒られた。考えてる時に寝るのはよくないね。
「ごめん、…って何してんの?」
ドラえもんが大きな本の前で唸っていた。大事なデータが届くところらしい
「来た!」
「やったぁ!」
「何がやったなの?」
僕はわけもわからずに聞いたら、ドラえもんが言うにはアラビアンナイトは全部で260の物語でできていて、ドラえもんは中に実話があるんじゃかと思って[宇宙完全大百科]で調べてみたらしい。そしたら
「実在した人物が二人いたんだよ!!」
「ほんとに!?」
「いい収穫じゃないですか!?」
「すごい!」
「ハールーン・アル・ラシード王と宰相ジャファルの2人なんだ!」
だからこの時代のアラビアへ行けば物語と繋がりがある可能性があるみたい
「行こう!」
「うん、行ってみるしかない!」
僕はジャイアン、スネ夫、ルフィさんを誘った。ジャイアンとスネ夫は負い目もあるのかすぐに駆けつけてくれた、ルフィさんはすっ飛んできてくれた。
「僕達がバラバラにしたせいで。」
「しずちゃんに謝るぜ。」
「でもどうやって行くんだァ?」
「だから専門のガイドロボットを頼んである。」
ドラえもんは3人が来るまでに電話をしていたと思ったらそういう事だったのか。
「しずが心配ね、のっ君の夢の通りなら危ないわ。」
「皆様、どうか静香様をお救いください。」
美夜子さんも帰ってきて、僕、ドラえもん、ジャイアン、スネ夫、ルフィさん、ウタ、美夜子さんが行く。万陽奈さんは何かあった時のために留守番にしてもらう。
「お邪魔します!…てどうしたのこんなに集まって。」
直ちゃんが来た。あれ?今日は稽古だったはずなのに。
「稽古終ったから遊びに来たんだけど…何かあったの?」
「それが…」
直ちゃんにしずちゃんの事を説明すると
「私も行く!!」
と直ちゃんも行くことになって、8人で行くことになった
ドン!!
「お待たせしました!ドラざえもん様!」
と緑色に黒い肌のお化けみたいなのが机の引き出しから出てきた。この子がガイドロボット?ジャイアン、スネ夫がお化けってダイレクトに言ったから怒って時間旅行公社のミクジンって言うらしい。
「それより、ドラざえもん様はあなた?あなた?あなたですか?」
「ドラざえもんじゃなくて!僕ドラえもん!!」
「あ…失礼ヒャハハハハハ!本日は我が社のアラビアンナイトツアーをご利用くださいましてありがとうございます!そもそもアラビアンナイトとは!」
「ごめん、ミクジン説明はまた今度にして?」
「一刻を争うの。」
「そうですか?解説も仕事のうちなんですけど…しかしこれだけは覚えてもらいます!「1日で覚えるアラビア語会話」!」
「[翻訳こんにゃく]があるからいいの。」
「ドラざえもん様がお持ちで。」
そのネタまだ引っ張るの!?もういいから
「じゃあ、身なりを整えてください!こちら額国の貿易商とお供が6人、召し使いが2人です。」
ドラえもんが貿易商、お供が僕、美夜子さん、ウタ、直ちゃん、ルフィさんになって、召し使いがジャイアンとスネ夫になった。2人は少し不満げだったけど。ルフィさんは赤い服を着ていた。
「では急ぎましょう。」
僕達はタイムマシンに乗ることになった。定員オーバーだから美夜子さん、ウタは魔法や顕現で小さくなって、直ちゃんとルフィさんはスモールライトで小さくして、ドラえもんと僕の服のポケットにそれぞれ入った。ジャイアンとスネ夫の服にはポケットがなかったんだ。
「古い形のマシンんですね。」
「イイの動くから。」
「えぇ、それでは794年のバグダッドへ向かいます!」
そう言って、タイムマシンを動かしたミクジンはもうそれはフルスピードで運転した。流石に急げとは言ったけどここまで急ぐことないじゃないか!!
「「「「「「「「うわああああああああ!!」」」」」」」
「794年、日本は丁度平安時代。桓武天皇が京に都を移されたのでございます。」
「解説はどうでもいいんだけど!?」
「私も仕事なので。」
「こんなスピードじゃ聞けないって!」
「ムスッ」
――――――――――――
「はい着きました!」
と言われて乱暴に放り出された。さっきの根に持ってんの?
「ご覧ください、ここが794年のバグダッドです。」
ミクジンが指をさした方を見ると宮殿や昔の家の明かりがついていた。
「手前の流れが有名なチグリス川、中央が円城、三重の城壁の中には王宮や寺院が建ち並び、人口は200万人。この時代世界最大の都市と言われいます。ちなみに日本は丁度平安時代が始まり都が…」
「それはさっき聞いたって。」
「解説はいいの!」
「社会科の先生と来てるみたいじゃん!」
ルフィさん、スネ夫、直ちゃんが文句を言う、バグダッドの解説は別によかったんだけど、日本のはもうあの猛スピードの中で聞かされた。
「シュン、どうせ僕の解説なんて面白くないですよ。三流ガイドなんですから…シュン」
「あら、すねちゃった。」
「これからどうする?」
とりあえずキャンプをすることになった。
「この広いアラブ世界のどっからどうやってしずちゃんを捜すかだ。」
「僕の夢だとね。奴隷船に乗ってたよ。」
「のび太の夢は時々当たるから怖いよな。」
「どうせならさ、アラビア風で行こうよ!」
「どういうことだぁ?」
スネ夫が提案したのはランプの精とか瓶の中の魔人とかを出してほしいみたい。
「それいいな!!面白れぇ!…お前ら。」
「どうしたの?」
ルフィさんが急に小さくしゃべった少し辺りを見回してる
「囲まれてるぞ。」
「え!?」
「盗賊?」
「だろうな。」
「何人くらいですか?」
「40人だな。」
流石はルフィさんの見聞色の覇気。そんなにわかっちゃうなんて
「ルフィの見聞色って誰に教わったの?」
「レイリーだ!」
「それって外交官の?」
「おれの師匠だ!と…ん!!」
バタバタバタバタ!!
と人が倒れて行く音が聞こえた。え!?何したの!?
「覇王色?あんたやっぱ資質あったんだ。」
「まぁな!」
「え、何の話?」
ウタとルフィさんだけで盛り上がらないで!僕達置いてけぼり!
「今ルフィがやったのは覇王色の覇気。相手を威圧させて気絶させるの。使用者の鍛錬による強化じゃなくて、本人の成長でのみ強化されるらしいんだ。」
「前から思ってたんですけど、覇気ってなんなんです?」
しずちゃんが教わってるのは知ってたし、それをうまく使いこなせていないのもわかる。
「これは世界の全ての人に潜む「意志の力」だからやろうと思えば、みんなも取得できるよ。」
「それは魔法と併合して使いたいわね。」
「俺もだ!」
「まだまだ未知なる力があるなんて世界は不思議だね。」
「ウタも取得してるの?」
「私はしてないけど、昔シャンクスにちょびっとだけ教わった事があるし、基礎までしかわからないの。」
「ふーん。」
「お前は取得してるぞ?見聞色。」
「僕が!?何でわかるの!?」
「ウタが怖い顔した時なんかゾクゾクっとしたろ?」
…ん~?あ、そういえば言われてみればそうだ。何かゾクゾクがずっと続いてたし。あれってそう言う事だったの?
「見聞色は磨けば磨くほど敵の位置が分かりやすいし、中には鍛えすぎて数秒先の未来を見れるらしいよ?ルフィもできるんだっけ?」
「おう!レイリーに教えてもらった!」
「ヘェ…」
美夜子さんも言ってたように魔法や時雨蒼燕流と一緒に使ったら間違いなく戦力アップ間違いなしじゃん。
「じゃ、今してみるか?お前らも」
「でもしずちゃんを捜さないと。」
「あいつは大丈夫だって!おれが鍛えてんだからそんなにヤワじゃねェって!それにおれもだけどお前らはここまで戦ってきた仲間だろ?あいつを信じろ。」
「…そうだね。夢の中のしずちゃんは奴隷商に向けて食って掛かりそうだったし。」
それにやっぱり少し気も焦ってた。しずちゃんが誘拐されてるかもしれないって思ったら居てもたってもいられなくて、そうだよ。あのしずちゃんだよ?しずちゃんはブイキンにも食って掛かってたんだ。あの正義の塊のしずちゃんが奴隷商なんかに負けるもんか。
「まさか、ルフィさんに言われるとは。」
「なんだそれ。」
「だって基本アホじゃないですか。」
「そうかぁ?」
ルフィさんは素っ頓狂な顔してるけど、ウタの時もマヤナ国の時もしっかりとした言葉を言ってくれる。しずちゃんはなんだかんだルフィさんに師事を仰ぐのもわかるし、麦わらの一味が信頼してるのかもわかる。僕達も一応麦わらの一味だけど。
「じゃ、おれは今からのび太達の師匠だな!」
「君たち!ここで野宿するのは物騒だよ…おっと、その心配は無用だったか?」
「おっさん、だれだ?」
ちなみに[翻訳こんにゃく]は食べてあるから言葉はわかるんだ。
「私はハールーン・アル・ラシード!」
「あなたがラシード王何ですか!?」
「私を知っているのか?」
「はい!」
ドラえもんが出した[宇宙完全大百科]で出た王様だ。実在の人物だとは聞いてたけど、本物は迫力がすごい。
「気絶している者をあらかた捕まえました。しかし、首領カシムはいませんでした。」
「そうか、王国全土に指名手配するんだ。悪者は根絶やしにせねばならん。誰もが安心して住める国を造るために。」
「はっ!」
「王宮に帰るぞ!君達も今日は王宮でゆっくり休みたまえ。」
「いいんですか?」
「サソリ団を気絶させた礼だよ。」
「ありがとうございます!」
ラシード王と一緒に王宮へ向かう僕達、今日はぐっすり眠れそうだ。
―――――――――
次の日、僕達は王宮の広間に呼ばれて、朝食を取っていた。
「昨日はゆっくり眠れたかな?」
「改めてありがとうございました。」
「砂漠の大掃除に成功したのも君達のおかげだ。」
「もぐもぐもぐ!!あすうじょあいういいじあ?」
「あ、ああ?」
「あ、この人の事は気にしないでください。」
僕達はラシード王に事情を聞かれて、ドラえもんがアブドーラと名乗り、秘書である、僕はアリ、美夜子さんはマユ、直ちゃんはベラ、ルフィさんはサイ、ウタはミオ、召し使いであるジャイアンはクマさん、スネ夫はハッサンだった。ジャイアンはクマさんって言われた時、複雑な顔をしていた。
「日本?聞いたことがない国だが。」
日本の知名度ってやっぱり明治時代からなのかな。知られるのって
「インドや中国よりももっと東の島国です。」
「おお、中国よりも東。」
中国はこの時も大国としては知られてるみたいだった。王様からさらに聞かれると、しずちゃんの事を話した。写真も見せたけど見た事がないらしい。
「その子が奴隷船に乗せられた夢を見たんです。」
「奴隷船?それは大変だ。チグリスの河口近くに世界中の船の集まるバスラという港がある。」
「何か手がかりがつかめるかもしれないね!」
「そうだね。」
「私のサイン入り交通手形をあげよう。何かの役に立つかもしれない。」
「何から何までありがとうございます。」
僕達は次の目的地をバスラに決めて、宮殿を出てからバスラの手前でルフィさんから覇気を習うことになった。
「覇気には3種類の色が存在するんだ。覇王色の覇気、見聞色の覇気、武装色の覇気だな。覇王色と見聞色は昨日見せた。武装色はこれだ!」
シュバっとルフィさんは拳を見せた。そして黒く変色した。
「これが武装色だな。」
「堅そう、ていうかそれギア4の時に纏ってたやつですね。」
「おう!あれは筋肉に空気を入れながら覇気を纏ってんだ!」
「ヘェ…僕にもできるのかな。」
「ロボットができるの?」
「おれも知らねェ。見聞色くらいならできんじゃねェか?」
ロボットであるドラえもんも覇気には興味津々、こういう授業なら僕達も飽きないのにな!って言っても基礎授業やってかないといけないんだけど。
「んじゃ見聞色の修行は…これをつかう!」
ルフィさんが取り出したのは目隠しだった。これを付けて追い込んで追い込んで追い込んでいくらしい。これがレイリーさんから教わった修行なんだとか。見聞色の覇気は相手の気配や感情をより強く感じたり、生物の発する心の声を聞いたりする覇気。また、「見る」「聞く」は、あくまでも相手の覇気の動きを感覚で把握する方法の一環に過ぎないらしいけど、まぁでもうまく扱えばそれ関係なく使えるらしい。
「ほんじゃま、やるぞ!!」
見聞色を取得するために僕達は変わりばんこで目隠しをしながらやった。僕はちゃんと覚えたいからね。
――――――――
見聞色の修行をちょっとしてから僕達はバスラで情報取集していた。手分けをして写真を見せながら探すけど、僕、美夜子さん、ドラえもんで捜してる。あるおじさんからこれが売り物かと聞かれたから売り物なんかじゃありませんと言って走った。
「見かけないねェ。知らないなァ。」
「やっぱり…ありがとうございました!」
別のおじさんにまた聞くと見たことあると言われた。
「どこでですか!?」
「確か…30年前だったかな?」
30年前!?絶対に他人の空似だよぉ!それでも僕達は探すけど手がかり一つ見つけられなかった。
「こんな捜し方じゃ見つかりっこないよォ」
「他にないからねェ」
「見聞色の覇気は40キロしかできないしなぁ」
他のみんなはどうなんだろ?
「あ、2人とも。」
ジャイアンとスネ夫がコブラの笛の奴を見ていた。あの様子じゃ2人も見つけられなかったのかなぁ。
「おじさんは知ってる?この子?」
スネ夫が蛇使いのおじさんに聞いた。
「知っておる。」
「やっぱりしら…え?」
「「「「「知ってる!?」」」」」
「どこで!?」
「10日ばかり前に奴隷船が東へ向かって出帆した。その中に確かその子が」
「それだ!!」
「ありがとうおじさん!!とりあえずルフィさん達捜して行こう!」
「でもどうやって?」
「こうされてはいかがかな?」
と蛇使いのおじさんからの提案は僕達も船を1艘買ってからそれで追いかけるというもの。
「ドラえもん、ルフィさんに頼んで一回かえってサニー号持ってこようよ。」
「それだとしずちゃんがどこに行っちゃうかわかんないよ?」
「あ、そうか…タイムマシンでもわかんなくなっちゃうもんね。」
タイムマシンでも限度があって、この時間にキッチリ戻れるかわからないって前に説明された。ドラえもんが僕達の時代につけるのはそこに印があるかららしい。
「ドラえもん、この時代のお金あるのか?」
「宇宙平和銀行から取り寄せる。」
「どうなさいます?よかったら私が売り出し中の船を紹介しますよ。」
「では、お願いします。」
おじさんの紹介でちょっとボロそうな船が買えた。ルフィさん、ウタ、直ちゃんとも合流している。この船はずっとほったらかしにされてたみたいで中も結構ホコリだらけだった。
「ルフィさん、動かせる?」
「フランキーが居たらよかったんだけどなァ。」
フランキーさんはあんな見た目だけど船大工だからこれくらいわけないけど、急いで来ちゃったから呼ぶ時間がなかった。
「コラ!そこの船!」
いきなり憲兵さん達に話しかけられた。無届け出帆は違法らしい。あ、普通に行こうとしたけどダメなんだ。様々な事を聞かれて、怪しまれた。そりゃそうか。ドラえもんが交通手形を見せたら、コロッと態度が変わった。偉大な王様なんだね。やっぱりラシード王は。
「失礼しました!実はカシムという盗賊が国外逃亡をする情報がありまして!」
だから厳戒態勢で取り締まってたんだ。憲兵さん達は急いで戻って行った。
「あ、あのおじいさんどこ行った?」
「あそこから来てんぞ。」
するとガラの悪い男たちを連れて、あのおじいさんがやって来た。
「…」
「ルフィさん?」
「何でもねェ。警戒しとけ。」
「う、うん。」
おじいさんに会った時からルフィさんは睨んでたけど、どうしたんだろ。ま、それはいいか、とりあえず、僕達は船を出したのだった。
雷神「はい終わり。」
銀「覇気の説明今なんだな。」
雷神「説明するタイミングがね」
ウタ「でも、のび太が覚えたら鬼に金棒かもね。」
雷神「へへ」
銀「それにしても設定増えたな。」
雷神「人物と世界設定だけだけどね。」
ハル「組織の設定もするの?」
雷神「そりゃしないとね。では次回もお楽しみに!」
アッパレ戦国大合戦の次は同率だった、日本誕生です。その次はどれがいいですか?
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