大本は大山版の『小さな恋にメロメロ』に沿ってます。
今回は短いです。
視点はのび太、第三者目線、のび太です
航海に出て次の日。それでも陸地した陸地にはぶつかってない。怪しい男たちはずっと下品な笑顔をしていた。ルフィさんに言われた通りに警戒してたら何もしてこなかったけど、女性陣が特に危ないから風呂や眠る時は常に僕達で固めていた。子供相手に欲情する大人がいるわけないけど、最近の彼女たちはスタ…
「それ以上言うと燃やし尽くすけどいいの?」
おっと、美夜子さんにバレたみたいだからこれで、しずちゃんが乗ってる船にはまだまだ時間がかかるかもしれない。また夢を見たんだけど、ひげを生やしたおじさんにしずちゃんは抵抗していたけど繋がれていた。
「しずちゃん無事だといいけど。」
「ま、心配すんな!あいつを信じろ。」
「わかってるけど…心配は心配だよォ。」
信じたい気持ちはある。けどやっぱり心配しちゃうんだよねぇ
「心配な気持ちもわかるわ。のっ君にとってあっちゃんと同等にしずとは長いって言ってたしね。」
美夜子さんが言うように僕としずちゃんの関係はあーちゃん、和人、ジャイアン、スネ夫と同じタイミングだった。最初に会ったのがしずちゃんだしね。
「そういえばさ、のっくんとしずちゃんってどうやって出会ったの?」
「ウタにはそういえば話してなかったね。」
僕はウタにしずちゃんとの最初に会った時を話す。
――――――――
あーちゃんの時にも話した通り、当時の僕は泣き虫で幼稚園に入園する前に転んでしまって、大泣きしていた。まだあの頃はおばあちゃんも生きてたっけ…
『ほらもう痛くないわよ。』
『のびちゃんや。』
ママとおばあちゃんは実に困ってただろうなァ。
『これどうぞ。』
『『『ん?』』』
麦わら帽子を被ったしずちゃんがハンカチを貸してくれたんだ。麦わら帽子はルフィさんから借りてたらしい、この時からルフィさんの所で修行していたんだ。
「待って3歳から!?ちょっとルフィ!あんた3歳相手に何してんの!?」
「しょうがねェだろう!?あいつの強引さはその時からだったんだよォ。」
「しずの強引さはその時からだったのね。」
「いやまぁ、僕もそれ聞いた時は驚いたけどね。」
『まぁ、出来たお嬢ちゃんね!でももう大丈夫よ』
『ええ、のびちゃんも泣き止みましたからねェ』
ママとおばあちゃんはしずちゃんにお礼を言った。僕はずーっとそれを見ていた。優しい女の子もいたもんだなァ…って、考えてたっけ。それで僕達の幼稚園は双葉幼稚園って言って、僕やしずちゃん、ジャイアン、スネ夫、和人はひまわり組に居た。
『はい、皆さん。ご入園おめでとうございます。今日はみんな仲良くお勉強したりしましょうね!』
担任の吉永先生がそう言って僕達は返事をした。ジャイアンはこの時は乱暴者でスネ夫がもらった豚さんのシールを奪っていた。
「…あ、あの時は若かったしな。」
「いんや、横暴だったね。」
「ハハハ…」
『じゃあ、カバンにつけたりしてくださいね。』
僕は話を碌に聞かずにしずちゃんの姿を確認したら顔がほころんだ。あの子と同じクラスなんだって。嬉しかったのを覚えてる。
「…初恋はしずちゃん?」
「そうじゃないんだけどね。…いつか話すよ」
「いや誰なの?もやもやする」
「今はしずちゃんの話でしょ?」
それになんかドラえもん、スネ夫、ジャイアンがめっちゃそれを喋るなって顔でこっちを見ていたら言ったら3人の地雷を踏み抜くと判断した。まだ死にたくないし。
『あらあらあらぁ?』
お遊戯をしてたんだけど僕はみんなと逆方向の腕を上げて恥ずかしかったなァ。一人でジャンプしてて、ちょっと浮いてた。そんな時に話しかけられた。
『ねぇ。ちょっとそこ違うよ?』
『え?あ…」
しずちゃんは優しい笑顔で教えてくれたんだ。その後はママたちが書類かなんかで先生と話してたから僕達、園児たちは外で遊んでいた。僕としずちゃんは兎を見ていた。なんとなくだったけどね。二人で見ていたら突然、ジャイアンが麦わら帽子をしずちゃんから奪い去った。
『何するの!!それお師匠さんのなんだけど!!』
『やーい、こっこまでおいでェ!』
とジャイアンは麦わら帽子を雑に扱いながら走り去っていった。当時はなんとも思ってなかったけど、ウタの事件に聞いて、あの帽子が鈴斬様の預かり物って知った時はジャイアンと僕は血の気が引いたね。
「…何やってんだお前ェッ!!シャンクスの帽子をお前ェ!!」
ルフィさんはそれを聞いてジャイアンの胸倉をつかむ。ま、そうなっちゃうか。
「マジで申し訳ないです!!あの時のおれは本当に。」
「ルフィ、今怒っても仕方ないでしょ…でもシャンクスの帽子を乱暴に扱ったのには私もイラっとした。それに女の子に乱暴するのも。」
ウタにとっても大事な麦わら帽子だもんね。ジャイアンを蔑んだ目で見ていた。いや待って、あのハイライトを無くした目になってる本気で怒ってる。
「…はい」
「まぁ、でもルフィさん、ウタ。すぐに取り返すんですよ。しずちゃんが。」
「…そうなのか?」
「ほえー」
ルフィさんは掴んでいた胸倉を放した。しずちゃんの俊敏な動きは当時からだった。ジャイアンの懐に入ったと思ったらすぐに取り返した。
『はえ?』
『人のもんにとっちゃダメだって。ママに教えてもらえなかったの?』
『…うるちぇ!』
『あと…』
足をジャイアンの足に引っかけて、転ばせた。
『その態度ムカちゅく。』
『うわああああん!』
ジャイアンは泣きべそをかいた。転ばされたってのもあるけど、圧倒的強者に出会った恐怖を感じてたのかもしれない。本能的にこいつには勝てないって、僕も思ってたし。
「し、しずの正義感その時からだったのね。」
「まぁね。その後は大変だったよ。ジャイアンを可能な限りまでぼっこぼこにして僕とスネ夫が必死に止めたんだから。」
「しずちゃん、それ過激すぎない?」
「そのおかげでおれは、いたずらするのも乱暴するのもやめたんんだ。」
「あーちゃんの時。」
「…しずちゃんが居なくてつい。」
「まぁいいけどね。」
そこから和人と出会って仲良くなったりしてたけどそれはまた今度話そうかな。
―――――――
「クソ…誰も隙を見せやしねェ。」
おじいさん…に扮したサソリ団、団長カシムはいら立ちを隠せないでいた。国外逃亡をしようと思って、のび太達に近づいて船の乗組員になったはいいものの油断も隙も見せないのび太達にイライラしているのである。
「カシム様どうしやしょう。」
禿げた手下がカシムに聞くが苛立ちのの矛先を向けられただけだった。それもそのはずでのび太、ジャイアン、スネ夫、ドラえもん、ルフィは変わりばんこで見張りをしているし、美夜子、ウタ、直葉は常に怪しいおじさんたちを見ていたからだ。今も話してはいるが時折カシム達を睨みつけている
「クソが…」
この船を奪う計画をしていたというのになんだ。あいつらはと思っている。しかし、カシムは気づいていないのだ。何故40人の部下が一斉に気絶したのかを…年長者であるルフィの覇王色によって気絶させられてしまったというのを…気づかない方が幸せかもしれないが。
「それでどうするんです?」
「あいつらにも油断も隙も見せる時があるはずだ。それを付け!!」
「絶対にそんなときないと思いますけど。」
「いいから持ち場についとけ!!」
カシムは苛立ちを隠せないまま部下にそう言う、しかし、その言葉や心の声は約2名にバレてしまったのだが…
――――――
「やっぱ、あいつら、昨日の奴らだったぞ。」
ルフィさんが小さな声で言ってきた。昨日の奴らっていやぁ、サソリ団?
「心の声が駄々洩れ。うるさいったらありゃしない。」
「ああ、だから時々お爺さんじゃない時があるんだ。」
納得、演技だとわかったらいたちごっこでもしようかな。あいつらが根をあげるその時まで…ニヒヒヒ
「考えが黒い。」
「そんな事ないよ。」
「ま、私達が油断を見せんきゃいいでしょ。」
直ちゃんが気合を入れていた。直ちゃんは意外と久しぶりの冒険…でもないか、ウタの事件の時も頑張ってたし。あ、そうだ。
「ドラえもん、気を付けてね。」
「どうして僕!?」
「時々ドジふむの自覚ある?」
「それは君もでしょ!?」
「「「2人ともだよ」」」
「「ええ!?」」
僕とドラえもんは、美夜子さん、ウタ、直ちゃんの言葉に驚いた。僕、そんなにドジふんだ覚えないんだけどなぁ。
「自覚がないのが罪ね。」
「ひ、ひどい。」
そんなわけで僕達とサソリ団のいたちごっこは陸地が見えた2日後まで続いたのだった。
雷神「はい終。」
銀「圧倒的短さだな。」
雷神「最近、ながいから調整も兼ねて。」
ウタ「ジャイアン許すまじ、ジャイアン許すまじ。ジャイアン許すまじ。」
銀「こいつはこいつでイラ立つな。」
ウタ「シャンクスの帽子を…あのバギーって奴を思い出す!!」
雷神「バギーはバギーで大変だしなァ。」
銀「バギーと戦ったことあんのか。」
ウタ「弱かったし、バラバラの実の能力使えるようになったからいいんだけどね。あんま使いたくないけど。」
雷神「ハハハ…では次回もお楽しみに。」
銀「ここも短いんかい。」
雷神「尺の都合です。」
銀「へいへい」
アッパレ戦国大合戦の次は同率だった、日本誕生です。その次はどれがいいですか?
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