マギも面白いので自分好きなんですよね。
キミはいったい何者なんだい?が好きなセリフです。
視点はしずちゃん、のび太、しずちゃんです
「…ここは?」
うちは知らない天井を目の前に見ながらつぶやいた。意識が失う前にのっちゃんたちに助けてもらったまでは覚えてる。けど、ここは明らかに日本の家じゃない。アラビアの宮殿?
「あ、起きたの?」
「おっはー」
「ここはシンドバット王の宮殿だよ!」
みっちゃんとウタとすーちゃんがいた。シンドバット王の宮殿ね…シンドバット王?ああ、なんか一緒に居たおじいさんの事?って!!
「あのずんぐりむっくりがシンドバットォ!?なんかイメージが違う!!」
「のっくんと同じ事言ってるし、失礼だよ。」
「だってェ。あれ?モルちゃんは」
モルちゃんの姿がそういえばなかった。あの子絶対にのっちゃんに人目惚れというか主人になってほしそうな感じだったし。
「今は風呂に入ってるわ。それで?あの子は何者なの?のっ君に対しての愛が重いわよ?」
「9歳の頃に奴隷にされてるからねェ。ちょっち重いのかもね」
「激重だった。しず姉が倒れて4日だけどその間すごかったんだよ?」
「ありゃ?」
そんなに寝てたの?だからお腹が空いてるんだ。師匠じゃないんだから…ていうか
「三人ともその恰好…」
みっちゃんは青い踊り子衣装、ウタはピンクの踊り子衣装、すーちゃんはグリーンの踊り子衣装に身を包んでた。可愛いし、スタイル強調されてて少しセクシー。
「シンドバット王が貸してくれたの。ずっと同じ服を着てたし。」
「それあのおじいさんの趣味入ってない?」
「それはない…でもスネ夫君らの視線が」
スネ夫、ジャイアン、ドラちゃんから初日に着た時にガン見されたらしい。エロ狐、エロゴリラ、エロだぬき、うちが寝てたからって…シバき倒す。
「まぁ、ルフィとのび太が小突いたから安心して。」
「それならよし。」
師匠はこういう時はそういうのを止めてくれる。
「そこ。」
「お、あった。その前にお風呂。」
「あっち。香水入りのお風呂あるわよ。」
いい香りがすると思ったらそんな魅力的なものがあるんだ!?
「行ってくる!!」
ウチは急いで、お風呂に向かう。それは浸かりたい!!
―――――――――
「だから走って出て行ったんだ」
「ええ」
僕達が大広間で会話してたら、しずちゃんが休んでた部屋から飛び出てきて走って行って、美夜子さん、ウタ、直ちゃんが出てきて、経緯を聞いた。魔法の世界のしずちゃんよりかはマシだけど最低4回は入るお風呂好きだしね。
「よかったよかった。」
「ありがとうございます。シンドバット王。こんなに泊まっちゃって。」
「いやいや、前も言ったであろう?わしは一人暮らしじゃ。にぎやかで楽しいよ。」
四日前に美夜子さん、ウタ、直ちゃんの格好を見て、シバき倒そうかと思ったけど、普通に孫を見るお爺ちゃんだったからそれは辞めた。それとしずちゃんと…モルジアナを奴隷にしていたあの男はシンドバット王と旧知の仲だったらしい。ま、シンドバット王は最低限の食料と水を与えて、置いてきたけど。
「それとこの忘れ薬は必ず飲んでもらうからね。」
「わかってます。」
シンドバット王は来るものは拒ずに去る者にはこの忘れ薬を飲ませて、バグダッドに送るらしい。もし、この黄金宮の噂が外に漏れてしまったら欲の皮の突っ張った連中が魔人やジニーを手に入れたら大変なことになる。
「でもあの商人はこの宮殿の事を覚えていました。」
しずちゃんと一緒に居たモルジアナがそう言った。え?何で?シンドバット王は確かに彼にも忘れ薬を飲ませたって言ってたよ?
「飲んだふりをしたんじゃない?」
「…ま、それが的を得てるよねぇ。」
「奴の魔法は特殊じゃしのう。忘れ薬は黄金宮の事しか忘れん。奴の魔法が忘れ薬の効力を打ち消したんじゃろう。」
「ルフってなんなんですか?」
「説明しよう。ルフとは…」
シンドバット王が言うには、生きとし生けるもの、全ての魂の故郷。また、魔力を生み出し、この世のありとあらゆる自然現象を発生させている存在で人の目には、鳥の形をした光の流動体として認識されているが、魔法使いの才をもった者たち以外は、特別な道具を使用したり何らかの条件で高密度にルフが集合しない限りは、その姿を目視することはできないらしい。
「美夜子さん見えるんじゃない?」
「私、ルフの姿見えないわ。」
「え?そうなの?」
「ええ、平行世界の住人だから違うのかもね。」
魔法の世界とは違う魔法か。何か不思議。でもこれも未来ではなくなるくらいに科学が魔法をつぶして行ったんだもんァ。かがくのちからってすげー。
「シンドバット王も見えるんですか?」
「そりゃ、わしも見える。昔はすごかったじゃぞ?七海の覇王と人は呼んでおったんじゃ。」
「それ何で会った時に言わなかったんです?」
「ルフ関連の事は一般じゃ見えん。別に話すこともないじゃろうて。」
「まぁ、それは納得です。」
現にこのルフの話は奴の説明で初めて聞いたしね。
「じゃあ、あの人の周りを飛んでた金色の鳥がそうだったんだ。」
「…のっ君?今なんて?」
「え?だからあの人の周りに飛んでたのが…あれ?」
ぼ、僕、普通に見えてた?僕には特殊な道具とか持ってないし。ルフの話は今聞いたばかり。え?まさか僕って魔法使いの素質も持ってるの?
「のっ君って規格外よね。」
「苦笑いで言わないで。」
――――――――――
「やっほーおはよ~!ふぅさっぱり…ってどったの?みんなして」
うちが入ってきたら、みんなが苦笑いしてた。のっちゃんに向けていたからまた、のっちゃんやっちゃいました?
「しずちゃん。おはよ。よく寝れた?」
「お蔭様でしっかり元気になった。」
「それはよかった。グースケみたい。」
「何故グーちゃん?ってそれはいいけどどったの?」
もう一回聞くとのっちゃんがあのひげ親父の周りにルフがいた事を目撃してたらしい。
「それうちにも見えてたけど?」
「いやいや…マジで言ってんの?」
「うん。何かまずいの?」
まぁ、あの子達うちやモルちゃんの事を守ってくれてた。モルちゃんの魔力の含有量は少ないから、ちょっとしか見えないそうだけど。
「ルフは魔法使いの素質がある者に見えるんじゃよ。」
「おっと?それってつまり?」
「僕としずちゃんには魔法使いの素質があるって事。」
「うわお…え?マジで言ってんの?」
うちに魔法の素質が?え?何それ知らない!?
「お前、覇王色の素質もあんのに魔法使いの素質もあるって面白れェな!」
「能天気猿うるさい!」
師匠は笑い転げてたから渾身の一発をお見舞いしながらそう叫んだ。全く覇王色の覇気に関してはまだ実力不足で使えないってのに。
「い、いつもより毒が強い。」
「それも致死量レベル。」
「なんか言った?」
「滅相もございません。」
「ナンデモゴザイマセン。」
スネ夫とのっちゃんがこそこそと何かを言ってた。全く。ま、モルちゃんに魔法教わろっかな。当分は居ていいってシンドバット王も言ってたってみっちゃんに聞いたし。
「シンドバット王は使えるの?」
「彼らにも言ったがわしは昔、七海の覇王と呼ばれた者じゃ。よし、見せてやろう。わしの七変化を…ちょっとおいで。」
七海の覇王とはなんぞや?シンドバット王はそそくさと歩いていく、うちらは急いで後を追った。
――――――――――
「わしには七体の
シンドバット王がうちらを連れてきたのは宮殿の外の大砂漠だった。シンドバット王は着くなり、語り始めた。ジン?
「シンドバット王。まず
「おおう、そうじゃった。そうじゃった。」
「そそっかしい。」
モルちゃんに言われて、シンドバット王は気づいたみたい。うん、師匠と似てる。
「おれも知りたいんだけどなァ。」
「師匠はルフ見えんの?」
「見えん!!」
「じゃあ、対象外。」
「ぶぅ…」
まぁ、のっちゃんとうち以外が対象外になってるんだけどね。それいっちゃうと。
「魔法は可視化できるんですか?」
「出来るとも、だから皆も外へ出した。
神話やおとぎ話に登場する、金属に宿るとされる伝説上の精霊で迷宮の宝物庫に封じられ、青い巨体を持つらしい。
「契約以降は主の魔力を糧として、力を発揮する。ではまず一体目の
憤怒と英傑を司る
「憤怒と英傑の聖霊よ。我が身に宿り。我が身を大いなる魔人へと化せ。」
シンドバット王が剣を持ちながら唱えるとみるみるうちにシンドバット王の身体が変化していく、肩と下半身が恐竜人みたいになった。ていうか若くなった。は?
「どう言う事だってばよ」
「精霊を宿すと若い自分に戻るんだよ。」
「声も無駄にかっこいい。」
「無駄は余計だろ?まぁ、俺の力の一端だ。時間がかかるからバアル以外はパパっと紹介するぞ?」
と言って、本当に唱えるのも省略して、見せた。
「ブァレフォール、虚偽と信望の
白い狐かオオカミみたいで複数の尻尾が生え、長いピンク色の髪を持つ姿なった
「ゼパル、精神と傀儡の
口調は子供っぽい。半獣の子供のような姿身体は妊婦のそれだけど。
「フルフル、狂喜と冥闇の
長く曲がった角を持ち、悪魔の翼を模した尻尾を持つ姿で、プレッシャーがすごい。狂喜を司るだけはある。
「フォカロル、支配と服従の
伸びた髪の毛と両手足が漆黒の羽のようになり、上半身には羽衣を纏ってる。支配と服従て真逆な気がする。
「ヴェパール」
髑髏の首飾りを付けた人魚の姿になった、頭の羽や背中の翼、尾ひれの先に虹色に輝く蝶の羽のような文様を持つ。またシンドバッドを囲むように剣の切先が生えたウロボロスの様な蛇が現れ、背中にも同様の光背を持つ。司る物はないらしい。
「最後に、クロ―セルだ。」
下半身が虎の体となった半人半獣の姿となり、金色に長く伸びた髪と後頭部から生えた虎の足を持つ。こちらも司る物はないらしい。これで全部って事で元のおじいさんの姿に戻った。
「これがわしが持っとる
「ヘェ、仮面ライダーみたいなものか。」
「のっちゃん、なんか違う。」
「あれ?」
まだアラブのどこかには迷宮があって、宝物庫も存在するらしいけど最近はそれを求める冒険家もいないらしい。シンドバット王が若かった頃は、冒険を楽しむ人々は居たらしいけど
「人々はたちまちその迷宮の事を忘れて行き、今では数えるほどしか冒険家も存在していない。」
「そうなんですか。」
うちらが住んでる21世紀では冒険家は一人か二人程度。7世紀の時点ですでにそんなに少ないんだ。
「だからルフ達も最近は姿を現さん。物悲しい限りじゃ。」
「…そうなんですか。」
「ああ、アブジルに関してもあ奴の魔法は危ない。」
アブジルは奴隷商人だけど若い頃は、悪逆非道で何度もシンドバット王にお灸をすえられてるみたいだけど、懲りずに今も悪さをしてる。捕まってたから知ってるし。何度蹴りをかまそうとした事か。
「そなたら2人がルフを見えるならわしが修行をつけてやろう。アブジルの魔法に対抗できるようにな。」
「「ありがとうございます!」」
「おれ達はどうする?」
「あの爺さんたちが気になるよな。」
「あの爺さん?」
うちを捜す道中に出会った爺さんたちが居たらしくて、船の上で睨みあってたらしい。師匠の覇王色で気絶はさせてたみたいだけど。
「ふむ…そ奴らは。いつ頃になって現れたんじゃ。」
「10日程前ですね。サソリ団って奴と相対した次の日くらいに会いました。」
「…そ奴は、白いひげを蓄え、目元を隠しておらんかったか?」
「よくわかりましたね。そうです!」
「どうやら君たちはさらに厄介な奴を連れてきたようじゃな。」
シンドバット王は神妙な顔で呟いた。心当たりがある?
「厄介な奴?」
「砂漠に巣くう毒虫共の首領。カシムじゃよ」
「アル・ラシード王が言ってた人だ!!え!?そんな奴と同じ船に乗ってたの!?ていうかよくわかりましたね。」
「カシムもわしの知り合いの知り合いであり、昔は義賊じゃったんだが…今じゃ悪党になり果てておる。」
シンドバット王の知り合いがめっちゃ悪者だらけなのは気のせい?もっといい人いないの?
「もし、カシムとアブジルが手を組むことになったら大変じゃ。【空飛ぶ絨毯】!」
「どこに?」
「増援を呼んでくる。」
「さっきのカシムの知り合いですか?」
「そうじゃ。名をアリババと言う。」
「「「「「「「アリババ!?」」」」」」」
それって、アラビアンナイトのアリババと40人の盗賊に出てくる主人公じゃん!!え?やっぱり、繋がってんの!?ワクワクするんだけど!すごい!って…モルちゃんて確か、あれに出て来た女奴隷と同じ名前…でも年齢も見た目も違うからなぁ。
「黄金宮の警護を頼んだ!」
「任せてください!」
結局修行はやらないんだ。まぁ、警戒はするんだけど。
雷神「はい終わり。」
銀「色々とぶっこみすぎだっての。」
ウタ「のび太としずちゃんがまた強化される。」
雷神「如何せん、いつもの行き当たりばったりなもんでマギ設定付け加えると面白いなという発想の元にこうなりました。」
ハル「人がどんどん増えてるかも。」
雷神「アリババは同じくらいになってるかなカシムと。」
ウタ「絶対碌な事おきない。」
雷神「うっす、では次回もお楽しみに。」
アッパレ戦国大合戦の次は同率だった、日本誕生です。その次はどれがいいですか?
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