仮面ライダーW 『Case of Chaotic City』 作:津田 謡繭
設定集②は第二話の重大なネタバレを含んでいます。
第二話の読了後に閲覧されることをお勧めいたします。
◇オリジナル技
〇マキシマムドライブ
●ジョーカープロミネンス
仮面ライダーWがヒートジョーカーの形態で使用する、ヒートメモリでのマキシマムドライブ。ヒートメモリの力をすべて右腕に集中させ、凝縮された熱エネルギーを右ストレートとともに相手に打ち込む。
もともと攻撃に特化したヒートのマキシマムドライブということもあり、単純な攻撃力だけならトリガーエクスプロージョンに迫る高火力。
しかし、フォームだけ見ればただの右ストレートパンチであり、エネルギーを右腕に集める
そもそも、メモリブレイクにそこまでの攻撃力を必要とするドーパント自体ほとんどいないため、戦闘での採用率は低い。今回のケースでは攻撃に左腕が使えなかったので、左右コンビネーションのジョーカーグレネードではなくこちらを使用することとなった。
〇
●
焔丸を対象に突き刺し、それを通して内部から焼き尽くす技。
お察しの通り、原作でザップの師が使用した「穿ツ牙
たいがいの物質ならばこれで十分消し炭にできるのだが、ある程度より上の敵に対しては火力不足な点もある。
こういう技の応用設定が想像しやすいところとかも、ホント血界戦線のしゅきなトコ。
◇オリジナルドーパント
〇ランゲージドーパント
●見た目
針金細工で作った小さな『文字』たちを寄せ集めて形作ったような本体。その体のいたるところに様々な動物の『口』がくっついている。
体を構成する文字は、アルファベットから漢字、ハングル、アラビア文字、果てはヒエログリフのような象形文字まで様々。文字を使用する言語ならば、最低一文字は体の一部として使われている。
●能力
メモリが内包する記憶は『言語』。
その能力は、
その際、現実の改変に使う膨大なエネルギーはドーパントではなく発言者の体力から奪われるため、一回の発動で過労死レベルの疲労が相手に降りかかることとなる。
なお、改変可能な事実の規模はメモリの適合率などによって左右される。また改変した現実ともととのズレが大きいほど、発言者から奪われる体力も多くなる。
もうひとつ補足的な能力として、自分及び相手の言語を任意の言語に入れ替える、というのがある。これは、そもそも相手が何を言っているのかわからなければ能力の使いようがないためである。
ちなみにこの能力は相手の「声」ではなく「言語」に対しての干渉であるため、本来ならば筆談も不可能だった。しかしオッドが「文字」という概念そのものを知らなかったために、筆談にまで影響が及ぶことはなかった。
適合者が人間ならたぶん詰んでた。
●正体
その正体はヘルサレムズ・ロットに住む青と金のオッドアイの野良猫、オッド。
もともと身体能力が高かったために、戦闘力特化ではないランゲージメモリでも、Wを圧倒できるほどのドーパントとなった。が、当然ネコなので格闘技術は無いに等しく、そこをフィリップに突かれ、再戦時にはWに圧倒された。
ここからは裏設定だが、オッドがチェインを初めて見た場所はライブラ事務所へのドアがあるあの路地。
第二話の冒頭でちらりと書いていたが、実は他の入り口は一週間前からメンテナンス中で使えなくなっていた。(ちなみにあの「締め出し事件」の影響である)
普段、バルコニーから出入りしているチェインだが、とりあえず確認のために路地までやって来ていた。そこでオッドは彼女に一目惚れしたのだ。
つまりオッドが一目惚れしてからフられるまで、わずか一週間である。単純に平均寿命から比例計算すれば、人間の体感的には一か月ほどの恋物語であった。
ひ、ひえええ
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なんか皆さん、ホントありがとうございます。ボキャ貧なのでおんなじことしか言えないんですけど、ホントありがとうございます!