Blood Eye~混沌~   作:yatenyue

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《弐》再びの出会い そして裏切り  2.8

2.8

 

 

 

 「おっ 気づいたか。

 

 少し長かったな気ぃ失ってるの」

 

 

 「…誰っ!?」

 

 

 鬼凛は飛びのこうとしたが、ウェルヒムはその声の主を知っていたので、

 

 

 落ち着けとでも言うように鬼凛の手を握った。

 

 「“風華”にとっての適合者…か?」

 

 

 「おー。頭良いじゃねぇか。嬢ちゃん

 

   「3日前もあったときは間違えたよな。

 

  わざとか?あんた。何度言わせれば気が済むわけ?

 

  僕は男だ。鬼凛、警戒をといて

 

  関係者らしいよこっち側の」

 

 

すっかりあたりは暗くなっていたが、暗闇に慣れた目に映るのは

 

  金色の髪に水色の瞳

 

 

 「あの時の…歩道橋でウェルに言い負かされていたやつ」

 

 

 一気に空気に緊張感がなくなった。

 

 

 「おま、なんつー覚え方してんだよ、

 

 改めて言っといたほうがいいか

 

 

 俺の天女は、そっちの少年が知ってるだろうが 名(メイ)を風華。

 

 人の中で伝わってる名前が空。

 

 

  で、俺のほうは

 

 

    雪波 光流(ユキナミ ヒカル)

 

  お前らの言葉で言うなら適合者だな。

 

 一応医大の研修医やってる。

 

 歳は25。 

 

 あっ 後お前の体の麻痺毒は解毒しといたからな」

 

 

 

 

 鬼凛が戒に触られ、麻痺毒をぬられたところには

 

 少し湿ったツーンとするにおいのする包帯が巻かれていた。

 

 

 「…適合者って、私以外もいるわけ?」

 

 「あー

 

 言っていいのか?まぁ、いいだろ(自己完結)

 

 古代、今の沖縄のある場所で栄華を極めた4つの家があったんだ。

 

 天から降った天女を手に入れた、ね。

 

 どこも無理やりに捕まえたらいいが…。

 

 今は名前が変わっているのがほとんどだが、

 

 それには子孫がいる。

 

 その1つの家がお前の家神野(ジンノ)昔は影神(カガミ)家っていう名前だったらしいがな、

 

 で後今の家名はわからないが後の3つが闇野(クラノ)、阿神(アガミ)、颯(ハヤテ)。

 

 

 うちはどの家かは聞いたことはないが、

 

 2代か3代に一度数人異能者が出るんだよな

 

 だから何も言われない

 

 まぁ俺は、“異端”だが、二大置かずに出てきたからな。

 

 “風華”の意見からするとお前の影響じゃないかって言ってたけどな。

 

 天女がすべて目覚めようとしているってな」

 

 

 

 

 

「じゃあ、もしかしたらあと2人適合者がいるかもしれない、ということ?

 

 

 ――――光流(ひかる)さん」

 

 

 鬼凛は言う。

 

「まぁな、とりあえずここにいたら足がつく。多分そっちの…あー

 

「ウェルヒム・ソルウェイ。ウェルでいい。」

 

ウェルの家も神野がはってるだろうし、俺の家で…」

 

えっと

 

「“鬼凛”って読んでください」

 

 

 鬼凛

 

 

 

この名にふさわしい強い子となれ

 

 

 

心の強い、そして優しい子に…

 

 

 

 

 

 

   ☆――――★

 

「まぁ適当に寛いでくれ。」

 

 

 洋風の一軒家で独り暮らしらしい。

 

 (本当なんなんだろう、この金持ち共。

     by ユエ)

 

 

 その後、鬼凛がお風呂に入ろうと一応タオルを体に巻き電気をつけ、

 

風呂場の戸をあける。

 

 

そこにいたのは

 

「あ

    ごめんなさっ  え?」

 

 

 

    光流 のハズなのだが、

 

 

 素っ裸なその体は、身長は高いが、男のようにがっしりしていないし小ぶりだがしっかりとした胸があった。

 

 

 

 

「女ぁー」

 

 

 

 

 

 

 

ーその後ー

 

「詐欺だサギ」

 

 

なんかすごく驚愕で変わった鬼凛と

 

 

「ハハハ、やっぱ気付いていなかったか。」

 

 

と笑う光流。

 

 

「なんか違和感あると思ったんだよね。」

 

 

妙に納得した様子のウェルの姿があった。

 

 

 

 

 

 

     《弐》end

 

 

 

 

 

 

 

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