今回は少し酷い出来でもどうかお許し下さい。
力の源?天人の桃 第101話
霊夢「言っておくけど私は一切手を抜かないわよ!たとえ天人だとしてもね」
そう言いながら霊夢は天子を睨みつける。
天子は、そんな霊夢の言葉を聞き「ふふっ」と笑みを浮かべた。
天子「ええ、いいわよ。そっちの方が私は楽しいしね」
そう言いながら剣を霊夢に向ける。
そして!
天子「だりゃあ!」
そう言いながら霊夢に接近する!
霊夢「なにっ⁉︎」
流石の霊夢も急に接近してきた天子に驚く。
天子はその隙を見て大きく剣を振りかざした。
天子の速度は流石、天人と言うべきか他の妖怪とは比べものにならない。
『ビュン』
霊夢に対して剣を振り下ろす天子。
しかし、その瞬間!
霊夢「界王拳!」
界王拳を使った霊夢はすぐに両手を上に向ける。
『バシッ』
天子「なっ!」
その瞬間、天子は驚いた。
その理由はなんと!
霊夢「ふんっ」
なんと!霊夢は、真剣白刃どりをしたのである!
あれだけの速度で振り下ろされたにも関わらず咄嗟の判断力!
流石の天子も少し霊夢を舐めていたことに気づく。
天子「ちっ」
剣を止められた天子は少し剣をねじって剣を霊夢の手から抜かせた。
『ヒュン』
そして、瞬時に霊夢と距離を取る
天子「まさか、あれを受け止めるなんて…。それに、その赤いオーラ。一体、なんなんだ?」
動揺を見せる天子。
それもそのはず、いくら霊夢達を見てたとはいえ軽く見ていた程度。
流石に界王拳の事を知るはずがないのである。
霊夢「これは界王拳。あらゆる戦闘能力を増幅させる技よ」
天子「増幅させる技だと!まさか、そんな事が出来るなんてしかもあんな一瞬に…」
霊夢「こんな瞬間的に出来るようになったのは最近。この数ヶ月、私と魔理沙は必死に瞬間移動の練習の合間に界王拳の練習をしたの。あんた、さっき暇だから異変を起こしたって言ったわよね。てことは、私の考察だけど多分あんた修業していないでしょ?普通、修業してるなら暇な時間なんてないしね。と、なると、恐らくあなたの強さは才能ね」
少し見下し気味に言う霊夢。
霊夢「仮に私に戦いの才能がなくあんたに戦いの才能があったとしても必死に努力すればそんな差はいつの間にか無くなる。そして、ついには才能がなかったものも才能のあるものを越してしまうのよ」
霊夢の言葉には一つ一つ気持ちが伝わっていた。
それもそのはず、もし仮に悟空と出会わずあの頃のように全く修業をしていなかったら今の一撃できっとやられた。霊夢は、その事を理解しているのである。
天子「ふふふふふふ」
急に笑い出す天子。
霊夢「なに、笑ってるのよ?」
不意に笑い出した天子を不気味に思いつつ霊夢はそう尋ねる。
天子「あなたの言う通りよ。私は修業なんて全くしてなかったわ。でもね、私にとってはそんな事関係ないのよ」
意味深な発言をする天子。
霊夢「修業が関係ないですって?」
天子「ええ、全くよ」
そう言いながら天子は帽子に付いている桃を一つとる。
天子「あなたの考察には一つ間違えがあるわ。あなた私が才能で強くなったって言ったわよね?」
天子は若干、笑みを浮かべつつ霊夢にそう言った。
霊夢「ええ、それが?」
霊夢は、天子がなにを言いたいのか分からず少し困惑する。
天子「実はそれは大きな間違いよ。私だって昔は全然大した事がなく。そして、めっちゃくちゃ弱かったのよ。でもね…」
そう言いながら桃に目を向ける天子。
そんな、天子を不気味に思った霊夢は天子にこう告げる。
霊夢「なに?言いたい事ならさっさと言ってくれる?私、あんたに神社を壊された恨みをかえしたくてうずうずしてるの」
その言葉を聞いた天子は、ニヤリッと笑う。
天子「まあまあ、あと少しで終わるわよ」
そう言いながら話を続けた。
天子「そう、これのおかげで強くなれたの!」
桃に目をやる天子。
そして!
『がぶっ』
思いっきり口を開けて桃にかぶりついた。
『がぶっ』『がぶっ』『がぶっ』
ものの数秒で桃を食べ終わる天子。
霊夢は、訳が分からず困惑する。
天子「ふ〜」
桃を食べ終えた天子は笑みを浮かべた。
霊夢「なによ?急に桃なんて食べたりして」
天子の行動が予測不可能過ぎて困惑する霊夢。
その言葉と表情を見た天子は霊夢を嘲笑いながらこう言った。
天子「まだ、分からないのか?博麗の巫女の感は凄いとおもってたがそれほどなんだな〜」
挑発気味に言う天子。
霊夢「なんですって!」
煽り耐性がないのか我をすぐに忘れる霊夢。
天子はそんな霊夢の表情を見ながらこう言った。
天子「ヒントを上げるわ。私の強さは才能でも修業でついたものでもない。そして、あなたに勝てないと悟った私は桃を食べた。どう?これでわかったかしら?」
霊夢に軽くヒントを上げる天子。
天子のヒントを聞いた霊夢は顎に手をやり少し考察を入れる。
霊夢「才能でも修業でもない事から何かで強くなったということ。そして、桃は私に勝てないと思ったから食べた」
その言葉を自分自身で発した瞬間。
ハッ!とした表情を浮かべる霊夢
霊夢「まさか、さっきの桃は!」
天子に勢いよく霊夢はそう言った。
天子「やっと分かったみたいだね。そう、あの桃こそが私の強さの秘訣。あの桃には身体能力を上昇させる能力があるのよ!」
そう霊夢に告げると天子は気を溜める体制をとった。
天子「はあああぁぁぁぁああ!」
どんどん気が上がっていく天子。
その強さははるかに先程の力をしのいでいた。
霊夢「くっ!」
そして、ものの数秒で天子の気の上昇は止まった。
天子「ふふふ」
少し笑みを浮かべる天子。
その表情からは圧倒的な自信が見えた。
霊夢「ふん、まさか、そんな方法を使ってくるなんてね」
天子「いや〜、まさか、暇つぶしのつもりが生死を分ける戦いになるとは思ってなかったからね。少々悪いがパワーアップさせてもらった」
そう告げた瞬間。
天子は、戦闘体制をとる。
天子「さぁ!続きをやろうか」
霊夢にそう告げる天子。
霊夢「望むところよ!」
霊夢もそう言葉を返しながら構えをとった。
『ヒューーン』
風がなびく中お互い様子を見ながら構えあっていた。
そして!
『ヒュン』 『ヒュン』
同時に飛び出す霊夢と天子!
霊夢「だりゃあ!」
霊夢は天子の剣を警戒しつつ先にパンチをする。
霊夢「もらったわ!」
しかし!
天子「ふんっ」
天子はそう言葉を吐きながら体を折り曲げ霊夢のパンチを躱した。
霊夢「なにっ⁉︎」
流石の霊夢もそれは予想外。
天子に攻撃を避けられた霊夢は完全にガラ空き状態になってまう。
天子は、その隙に思いっきり剣を霊夢に対して振った!
今、現在次のスペシャルのことについて考えています。
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