東方龍球伝   作:清川 明希

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リアルで体調崩しており予定より投稿が遅れてしまいました。
少し風邪気味で書いたのでただでさえ酷い文章は今回ばかりはもっと酷いかもしれません。


???異変
スキマ妖怪からの依頼 第105話


無事、神社が再築されて一週間がたった。

 

霊夢「う〜ん、やっぱり我が家はいいわね〜」

 

霊夢が神社を見渡しながらそう告げる。

霊夢の言葉は弾んでおり本当に神社が直った事への喜びが聞いてとれた。

すると…。

 

魔理沙「おまえ、神社が直ってからずっとそういってるぜ。いい加減言うのをやめたらどうだ」

 

と魔理沙が霊夢に呟くように言った。

実は魔理沙がそう告げたのにも意味がある。

それは…。

 

魔理沙「神社が直って一週間、毎日その言葉を聞いてるぜ」

 

そう実は霊夢はこの言葉を毎日言っていたのである。

流石の魔理沙も毎日同じことを呪文のように言う霊夢に少し忠告を込めて告げたのであった。

しかし、霊夢は、「あんたも家が壊されたら私の気持ちが分かるわよ」と魔理沙に言い返す。

そうよくよく考えてみれば自分の家を失ったことのない魔理沙が霊夢の心情を理解することは出来ないのである。

人は物を失って初めて物の大切さに気づくのだから。

 

魔理沙は、少し言葉がつまる。

しかし!

魔理沙がこの程度の返答に押される訳もなく。

 

魔理沙「いや、確かになるかもしれないけどおまえみたいに何回も言ったりしないぜ」

 

と少し感情のこもった声で言った。

恐らく、自分の忠告を霊夢に言い返された事に腹が立ったのであろう。

 

霊夢「そんなに何回も言ってないわよ!」

魔理沙「いや、いってるぜ!」

 

口喧嘩を始める2人。

しかし、これも見慣れた者。

悟空は軽く笑みを浮かべて2人に告げた。

 

悟空「おめぇ達の言い争いもよくみっけどな」

その言葉を聞いた瞬間2人は少し頰を赤らめる。

そして、即座に喧嘩を止めるのであった。

それを確認した悟空は、「口喧嘩も終わったしそろそろ修行始めっか!」と勢いのこもった声で2人に告げるのであった。

最早、悟空にとって喧嘩をやめさせる事は朝飯前レベルである。

 

魔理沙「でもよ、悟空今日は何の修行するんだ?瞬間移動はつい3日前に完璧にマスターしたし昨日みたいに組み手ばっかりだと流石にあきちまうぜ」

 

魔理沙が悟空にそう尋ねる。

そう実は霊夢と魔理沙は神社が再築されてる一ヶ月の間もずっと瞬間移動の特訓をしておりいつの間にか瞬間移動ができるようになっているのであった。

 

霊夢「確かにそうよね。組み手だけだったらぶっちゃけ悟空に教えて貰わなくても出来ちゃうしね」

 

霊夢も魔理沙の意見を尊重する。

悟空は少し考えた。

霊夢達には一体どんな修行をつけてやればいいのかと…。

正直、今の霊夢達は強い2人がかりなら悟空のスーパーサイヤ人3と互角いやもしくはその上をいくかもしれない…。

悟空は思ったもしかするともう自分がこの2人を鍛える必要はないのではないかと…。

自分が亀仙人から独立したようにこの2人もそろそろ独立どき悟空はそう考えるのであった。

と、その時!

 

『びゅゆん』

 

空間に裂け目が出来た。

そうこれは!

 

紫の能力隙間である。

 

紫「やっほ〜」

 

紫が隙間から顔をのぞかせた。

 

霊夢「あら、紫じゃない」

魔理沙「久しぶりだな紫!」

 

霊夢と魔理沙は紫の元へと足を運ぶ。

 

紫「よいしょっと」

 

隙間から出てくる紫。

 

紫「おひさ、霊夢に魔理沙そして、悟空」

 

陽気な声で挨拶をする紫。

 

霊夢「一体、どう言う風の吹きまわし。あんたがここにくるなんて」

紫「あら、2週間前にもここに来たのよ。ただその時、なんか神社が工事されてて貴方達がいなかったけど」

霊夢「あ〜ちょっとこっちにも色々あってね」

 

苦笑いをしながら誤魔化す霊夢。

 

紫「工事の所にいた青髪の女の子に聞いても場所を知らないっていうしまったくもう。第一神社が壊れたならまず私に報告しなさいよ。一様、貴方の生活費を免除しているのは私なんだから」

 

少し霊夢に説教する紫。

霊夢も今回ばかりは少し反省し「は〜い」と返事するのであった。

 

 

悟空「で、紫。一体、何があったんだ?」

 

唐突に紫に質問する悟空。

 

悟空「おめぇが来たってことは何か起きたってことだろ?」

 

その言葉を聞いた瞬間、紫は、ふふふっと笑みを浮かべる。

 

紫「流石、悟空ね。私の行動はお見通しって事かしら」

悟空「お見通しって程じゃねえさ。ただ、おめぇがここに来る時って大抵何かあった時だろ」

紫と軽く会話を交わす悟空。

すると。

 

霊夢「何?まさか異変?」

 

霊夢は唐突に紫に尋ねる。

何故、そのような事を確認するかというと紫がわざわざ直接霊夢達に知らせに来るとすれば考えられる可能性は異変ぐらいしかないからである。

つまり、霊夢は異変が起こった事を前提に異変かどうかを紫に尋ねたのである。

しかし、紫の返答は霊夢の考えとは反していた。

 

紫「いいえ。異変じゃないわ」

 

なんと、紫がわざわざ知らせに来たのは異変の事ではなかったのである。

これは、流石の霊夢と魔理沙、そして、悟空も予想外であった。

 

魔理沙「異変じゃないのか!わざわざお前が来たぐらいなのに」

 

驚いた表情を浮かべつつ尋ねる魔理沙。

 

紫「ええ」

 

非常に落ち着いた感じで相槌をうつ紫。

 

悟空「なら、一体、おめぇはオラ達に何を知らせに来たんだ?」

 

悟空は紫に尋ねた。

紫は少し考え込んだ顔を浮かべる。

そして…。

 

紫「う〜ん。そうね。正しく言えば知らせに来たというより依頼しに来たかしら」

と悟空達に告げた。

 

霊夢「依頼?」

 

紫の言葉をリピートするように尋ねる紫。

 

霊夢「一体、貴方が私たちに何を依頼するのよ?」

 

紫「実は…」

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