東方龍球伝   作:清川 明希

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軽く、あらすじ

人里に謎のフードの男達が現れる。

ゆかりが霊夢達にそのフードの男の正体を探るように依頼。

霊夢と魔理沙と悟空は人里へ向かう。

その後、手分けしてフードの男を探すことにした。

魔理沙がフードの男と出くわした(別ルートにいった悟空も出会っている)


魔理沙がピンチ!魔法拳破れる! 第111話

無言の相手を正面にとらえ続ける魔理沙。

どうやら、魔理沙自身さっきの攻撃からして目の前にいる敵は只者ではないと認識をしたようだ。

 

魔理沙「どうした?不意打ちじゃなきゃ攻撃ができないのか?」

 

少し煽りを交える魔理沙。

どうやら、敵の心理状態を掴もうとしているようだ。

 

しかし…。

 

フード「………」

 

やはり、相手は無言の状態を貫き通す。

ただの無言野郎か魔理沙の動揺を誘っているかは定かではないがどうやら何をしても口を開きそうにはない。

 

魔理沙「ち、まだ、無言かよ。なら、いいぜ!私がお前の口を力づくで割ってやる」

 

魔理沙はそうとだけ口走ると一気に魔力を解放する。

そして!

 

 

ビュン

 

 

魔理沙は超スピードで相手の懐まで迫りよった。

 

魔理沙「だりゃあああ!」

 

魔理沙はそのまま勢いに身を任せ拳を相手の腹部めがけ投げ飛ばした!

しかし…。

 

ガシッ

 

魔理沙「!?」

 

なんと、魔理沙のパンチはいともたやすくフードの男に受け止められてしまった。

これには、流石の魔理沙も驚きを隠すことは出来ない。

 

魔理沙「わ、私のパンチを!くっ!」

 

魔理沙は受け止められた拳を軸にし相手に回し蹴りを放った。

流石の相手もこれには驚いたのか受け止めた魔理沙の手をはなし回し蹴りを防御する。

魔理沙は、拳が相手の手から抜けた瞬間に回し蹴りに使った足をすぐさま地面へとおろしバックステップをした。

そう相手との距離をとったのである。

 

魔理沙「く、なんてやつだ…」

 

自分のパンチを受け止められたことにまだ衝撃を隠せない魔理沙。

まあ、無理もない。

先ほどの攻撃はどちらかと言うと不意打ちに近いものでありながら受け止められてしまったのだ。

 

魔理沙「これは、マジでやらないとヤバイみたいだな」

 

魔理沙の目つきが変わる。

 

そして!

 

魔理沙「はああああ!」

 

魔理沙は魔力を溜める構えを取り体のエネルギーを集中させた。

そうこれは!

 

魔理沙「魔法拳!」

 

ボンッ

 

そうこれこそ魔理沙の奥の手魔法拳である。

この戦いガチでやらないとヤバイと思った魔理沙はいち早く魔法拳を使ったのであった。

 

フード「ほぉ」

 

今まで一言も発しなかったフードの男も今回ばかりは言葉をこぼした。

 

魔理沙「ふん、やっとお前の声を聞けたぜ」

 

魔理沙はそう告げると再び戦闘態勢をとる。

 

魔理沙「わかってると思うが魔法拳を使った私は一味も二味も違うぜ!」

 

魔理沙「だりゃあああ!」

 

ビューーン

 

魔理沙はフードの男に接近した。

 

フード「は、はやい!」

 

魔理沙はフードの男に右手で思いっきりパンチを放った。

魔理沙のパンチは風すらも切り物凄い音をなびかせる。

 

フード「ちっ」

 

フードの男は舌打ちをしとっさに攻撃を受け流す。

しかし…

魔理沙「まだまだ!」

 

受け流されたかと思うと今度は空に飛び上がる魔理沙。

そして!

 

魔理沙「だりゃりゃりゃりゃりゃ!!!」

 

魔理沙は高密度ながら威力、素早さを兼ね備えた弾幕をフードの男に向かって放った。」

 

ドン、ドン、ドン、ドン、ドン

 

弾幕はフードの男の立っている地面へと衝突していく。

あたり一帯には爆風が立った。

 

魔理沙「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

ここに来て息を切らし出す魔理沙。

どうやら、今の攻撃でかなりの体力を消費したようだ。

魔理沙は、周りを見渡す。

そこで人里に被害が出ていないかを確かめた。

どうやら、魔理沙とフードの男が戦っている間に周りの住民は避難したらしく建物自体にもあまり大きな損害はなかった。

 

魔理沙「どうやら、周りでの被害は無いみたいだな。それにしても危なかったぜ。下手をしていたら私がドボンだったぜ」

 

魔理沙は薄れゆく爆風を見ながらそんなことを呟いたのであった。

しかし………。

 

 

「はっはっはっはっはっ!」

 

 

急に爆風の中から笑い声が聞こえ出した。

 

魔理沙「なに!」

 

魔理沙は、恐る恐る笑い声の方へと顔を向ける。

そこには!

 

な、なんと爆風の中から人影が見えたのである。

魔理沙の顔は一気にどん底に落ちたような表情を浮かべた。

 

魔理沙「おいおい、嘘だろ?」

 

動揺のあまり目の前で起こっていることが理解できない魔理沙。

まあ、無理もない。目の前に見たくないものがどんどんはっきりと見えて来ているのだから。

そうその見たくないものとはもう殆どの人がお察しであろう。

 

フード「ふははは」

 

そうフードの男である。

なんと、フードの男はあの魔理沙の猛攻を耐えきったのである。

 

魔理沙「マジかよ。あいつ」

 

流石の魔理沙も動揺を隠せない。何故なら今のは自分の全てをぶつけた攻撃。

それをいとも簡単に防がれたのだから。

 

魔理沙「でも、今のを耐えるなんて普通できるか?ん?」

 

疑問に思った魔理沙はフードの男をマジマジ見つめる。

そして、あることに気づいた。

 

ブィーーン

 

魔理沙「あ、あれはバリアか!」

 

そうバリアである。

爆風のせいで少し霞んでしまいうまく見ることが出来なかったが爆風が消えた今フードの男の周りに透明な球体のようなものがフードの男を包むようにまかれていたのだ。

 

ビューン

フードの男はゆっくりとバリアを解く。

 

フード「今のは少し驚いたぞ!」

 

先程の無言が嘘のように口から言葉を吐き出すフードの男。

おそらく、これは魔理沙の強さを認めた証拠であろう。

 

フード「貴様の今の攻撃。バリアなしではダメージは免れなかった。尊敬に値するぞ。だが、しかし!貴様はこれで終わりだ」

 

フードの男はそうとだけ魔理沙に告げると身体中にエネルギーを溜め出した。

 

魔理沙「く、なんて威圧感だ。押しつぶされそうだぜ」

 

魔理沙は、フードの男の戦闘力アップに今までに感じたことのない恐怖を感じた。

 

魔理沙「おいおい、嘘だろ。あの野郎、今まで全然本気を出していなかったな」

 

魔理沙は苦笑いを浮かべつつ告げるのであった。

 

時は少し遡り霊夢が魔理沙と悟空も別行動をとっていた。

 

霊夢「それにしてもやっぱり人里は広いわね〜。全然、見つかる気がしないわ」

 

単体行動をとることになった霊夢はどうやら、人里の広さに少し困惑しているようだ。

 

霊夢「こんな風に歩いててもキリがないわね。少し休もうかしら」

 

霊夢はそう告げるや否や人里のお団子屋さんの方へと目を向ける。

 

霊夢「お団子か…そういえば、最近食べてないわね〜」

 

霊夢は、トコトコとゆっくりと団子やに近づいて行く。

しかし、、、

 

霊夢「おっと、危ない。危うく娯楽に走ってしまうところだったわ」

 

ギリギリの所へ我に返り自分の使命を頭に再度浮かべた。

 

霊夢「紫をも倒すほどの敵がこの人里に潜伏してる今そんなことしてる暇はないわね」

 

霊夢は、自分にそう聞かせると足早と団子屋を去って行くのであった。

 

数分歩いたところだろうか……。

霊夢は、目の前に怪しげな男が1人こちらへ歩いて来ているのに目をやった。

霊夢は目を尖らせる。

そして、一言告げた。

 

霊夢「あらあら、どうやら向こうからこちらに来てくれたみたいね」

 

そう霊夢が見たのは例のフードの男であったのだ。

何故か、気を感じることが出来ないがその男から出てくる威圧感から恐らく間違えないであろう。

 

霊夢は、戦闘態勢とまでは言わないが少しだけ身構える。

 

霊夢「あなたが例の私と魔理沙と悟空を探してたっていうフードの方かしら?」

 

10メートルほどの感覚を保ちつつ霊夢はゆっくりとフードの男に質問をした。

フードの男はニヤリと笑う。

 

フード「ふふふふ」

 

その笑みは不気味さをさらけ出すだけでなく霊夢に恐怖すらも与えた。

 

霊夢「ちょっと、あんた何笑ってるのよ!」

 

霊夢から冷や汗が流れ落ちる。

どうやら、霊夢は体ではなく直感で感じとったようだ。

この相手はヤバイと!

 

霊夢は戦闘態勢をとる。

 

霊夢「いいあんた?もし、私の質問に答える気がないなら。少し荒っぽいけど力づくでやらせてもらうわよ!」

 

霊夢はフードの男に警告を交えたセリフを伝えた。

すると、フードの男は……。

 

フード「は、は、は、は、は、面白い。なら、力づくで喋らせてもらおうか!」

 

霊夢の警告に従うどころか霊夢の警告に乗ってきたのである。

それには、流石の霊夢も驚きの声が漏れた。

 

霊夢「何ですって…」

 

一歩後ずさりする霊夢。

その時だった。

 

ヒュン

 

霊夢「なっ!?」

 

 

フードの男は霊夢の目に捉えられないような速度で霊夢に接近してきた!

眼光をこれでもかというぐらい開ける霊夢。

フードの男はそんな霊夢の表情を楽しむかのように手を大きく振る。

 

そして!

 

バゴンッ

 

霊夢の腹部めがけ信じられない威力のパンチを放った。

 

霊夢「ぐはっ!?」

 

霊夢の腹部から唾液が飛び出る。

霊夢は、そのまま膝立ち状態になってしまった。

 

霊夢「く、ぐぐぐ」

 

痛みに耐える霊夢。

人里の人々はその光景を見てパニックになってしまった。

 

 

人々「うわぁ!」

人々「悪魔だ!」

人々「逃げろー!」

 

 

次々と逃げて行く人々。

これは、逆に霊夢にとっては都合が良かった。

人々が勝手に逃げてくれたのなら思う存分戦えるそう思ったのである。

 

霊夢「ふん」

 

シュン

 

霊夢はジャンプするり

 

フード「ん?」

 

フードはそんな霊夢のジャンプを見上げた。

その瞬間!

 

霊夢「はぁ!」

 

バゴンッ

 

霊夢はフードの男に力一杯の回し蹴りを放った。

流石のフードの男もそれを避けきることは出来ない。

 

フード「ぐっ!」

 

少し吹き飛ばされてしまうフードの男。

フードの男は思った。

こいつ、思ったよりやるな!と…。

 

フード「思ったよりやるではないか!俺に攻撃を当てるとわな」

 

フードの男はそう告げると霊夢を鋭い眼光で睨みつけた。

 

霊夢「ふん、そりゃどうも」

 

霊夢もそれに合わせてフードの男を睨み返す。

しかし、霊夢は内心ビビっていた。

何故なら、今の回し蹴りはまともに奴を捉える事が出来た。、

しかし、やつにはこれっぽっちのダメージも入っていないのだから。

正直、もう降参スレスレである。

 

 

両者、共に構える二人。

 

 

そして!

 

霊夢「はあああ!」

フード「はあああ!」

 

両者とも気を解放し始めた。

どうやら、ここからがお互い本領発揮のようだ。

 

ヒュン ヒュン

 

同時に超スピードで近づきあう二人。

そして!

 

霊夢「だりゃりゃりゃりゃりゃ!」

フード「だりゃりゃりゃりゃりゃ!」」

 




みなさん。お久しぶりです。
はい、やっと受験を終えることが出来ました!
無事、高校も合格でき(第2志望だけど因みに第1志望の高校は……察して下さい)東方龍球伝の投稿が復活出来そうです!
今日から毎日投稿復活!と言いたいところですが1ヶ月に5回は投稿を休ませて下さい←うp主心の叫び


あ、ただ、モチベが下がればまた、週4ぐらいになっちゃうかも(もしくは、平均字数1500くらいまで下がるかも)…。
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