東方龍球伝   作:清川 明希

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霊夢の限界!決めるぜ20倍界王拳! 第114話

霊夢「いいわよ!あんたの望み通り見せてあげる!私の本気をね!」

 

そう告げると霊夢は気を溜める態勢ををとる。

そして!

 

霊夢「10倍界王拳!」

 

霊夢は界王拳を使った。

霊夢の周りに色鮮やかな赤色のオーラがにじみ出る。

 

霊夢「これが私の本気よ!」

 

ぼうぼうぼうぼう

 

フード「ほぉ」

 

文字通り燃え上がる気を見せつけられ少し驚くフードの男。

しかし、思ったよりもリアクションは薄かった。

 

霊夢「さぁ、私の本気を見せたんだから。次は貴方の本気を見せてもらうわよ!」

 

そう言いながら相手を指差す霊夢。

すると…。

 

フード「ふ、ふはははは」

 

急にフードの男は笑い始めた。

霊夢はその笑いに少しイラつきを覚える。

 

霊夢「何急に笑いだしてんのよ」

 

霊夢の怒りに気づいたのかフードの男は笑うのをこらえ霊夢にこう告げた。

 

フード「すまない。君が冗談を言うものだからついね」

霊夢「冗談ですって?」

 

霊夢は別に何一つとして冗談は言っていない。

一体、相手は何を企んでいるのか、霊夢は少し警戒する。

 

フード「まぁ、冗談と言っても君は本気のつもりだったのかな。私に本気を出せと言うのは…」

霊夢「なんですって?」

 

霊夢が眉をひそめる。

その霊夢の反応には怒りも確かに入っているがどことなく恐れも感じ取れた。

 

フード「正直に言いましょう。もし、あなたの本気がそれなら私の25パーセント。そう4分の1の力さえ出せばあなたに勝利することが出来ます」

 

な、な、なんと、フードの男は自分の4分の1で霊夢に勝利出来ると宣言してきた!

これには流石の霊夢も困惑する。

 

霊夢「たったの25パーセントですって…。舐められたものね。この界王拳確かに体力だけは馬鹿みたいに使うけど戦闘力の増加はその分果てしないものになっているのよ!そんな、強がってるとあんたやられるわよ」

 

しかし、霊夢も流石にそれはハッタリと思ったのかすぐに正気にもどった。

 

フード「ふん。信じれないと言うならば見せてあげましょう!25パーセントのパワーをね!」

 

そう告げるとフードの男は戦闘力を解放するのであった。

 

フード「さぁ、行くぞ!」

 

急に戦闘態勢をとるフードの男。

どうやら、この男本気で霊夢と25パーセントの力で戦う気のようだ。

 

霊夢「ち、私も舐められたものね。いいわ!見せてあげる。界王拳の力を!」

 

霊夢はそう告げるや否やフードの男と同様に戦闘態勢を取った。

お互い睨みつけ合う二人。

そして…。

 

霊夢「はぁ!」

 

霊夢はフードの男めがけ一気に接近した!

そのスピードは先程までとは比較にならないほどのスピードである。

大きく腕を振りかぶる霊夢。

そして!

 

霊夢「だりゃ!」

 

勢いよくパンチを放った。

パンチは勢いよく風を切る音を放ちながらフードの男の顔面目掛けて飛んで行く。

霊夢自身この瞬間自分のパンチは完全に相手を捉えたと思った。

 

しかし!

 

ガシッ

 

霊夢「え?」

フード「ふん」

 

な、な、なんと霊夢のパンチはいとも容易くフードの男に受け止められてしまった!

霊夢も自分自身何をされたか頭の回転が追いつかず、固まってしまう。

フードの男はその霊夢の油断をついたのか瞬時に反撃にうつった。

 

フード「はあっ!」

 

ドンッ

 

受け止めた霊夢の拳を軸にして膝蹴りを霊夢の腹部に入れ込むフードの男。

 

霊夢「ぐはっ⁉︎」

 

これには流石の霊夢も大ダメージをくらってしまった。

しかし、フードの男は攻撃をやめない。

すぐに攻撃をくらい霊夢がよろめいた所を狙って思いっきり回し蹴りを霊夢目掛けて放った!

勿論、霊夢がそんな攻撃避けることなどできるはずがなく……。

 

ダンッ

 

シューン

 

数メートル先まで吹き飛ばされるのであった。

 

フード「どうした。これで終わりか」

 

倒れ込んだ霊夢を見下すかのように見つめるフードの男。

 

霊夢「く、はぁはぁ…」

 

霊夢は息を切らしつつも再び立ち上がる。

ダメージみたいはかなり入ってしまったようだがどうやら、戦えなくなるほどではないようだ。

 

霊夢「これで25パーセントですって、ふざけてるわね」

 

疲労のせいか、焦りのせいか、どうかは定かではないが思わず本音が溢れてしまう霊夢。

 

フード「だからいっただろう。私は25パーセントの力で貴様をやれるとな。どうする?降参するか?」

 

霊夢に力の差を体で教えたうえでそう尋ねるフードの男。

確かにこのまま戦っても恐らく霊夢に勝ち目はない。

霊夢はこのまま降参してしまうのであろうか…。

 

しかし!

 

霊夢「降参ですって?冗談言わないでよ降参するぐらいなら私は死んだ方がマシよ」

 

そう言いながら再び構えをとる霊夢。

それをみたフードの男は首を左右に振り「やれやれ」と告げるのであった。

 

フード「いいだろう。体に叩き込んでもわからないのなら。死んで後悔するがよい!」

 

そう告げるとフードの男も霊夢に合わせ構えをとる。

 

霊夢はこの時、思った。

この戦い死ぬ気でやらないと負けると…。

霊夢は気を溜める態勢をとる。

 

そして…!

 

霊夢「界王拳20倍よ!」

 

今の自分の限界20倍界王拳を使った。

ぶっちゃけ霊夢自身流石に20倍まであげてしまうと10分と体がもたない。

霊夢はこの短期間の戦闘力増加に全てをかけたのであった。

 

次回!超本気の霊夢とフードの男がぶつかり合う!

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