東方龍球伝   作:清川 明希

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投稿がかなり遅れてしまいました。
言い訳かもしれませんが春休みの宿題や新入生学力診断テストの勉強など少し用事が重なっておりました


地霊編
嬉しい大ニュース! 第118話


里に人造人間が現れたあの時からじつに1ヶ月が経とうとしていた。

霊夢と魔理沙、それに悟空も今まで以上に修行を積む。

今度こそ奴らを倒す!今度こそ奴らの目的を暴く!

そのことだけを一心不乱に考え拳を振り続けるのであった。

 

現在、悟空vs霊夢&魔理沙の組手が行われている。

 

霊夢「だりゃあ!」

魔理沙「だりゃあ!」

 

霊夢は右から魔理沙は左から悟空に回し蹴りをはなつ。

しかし、悟空は両方とも肘で受け止めた。

そして、「だりゃあ!」とそのまま衝撃波を放ち2人を吹き飛ばそうとする!

 

しかし、2人はその衝撃波に逆らい無理矢理悟空は近づこうとした。

それを見た悟空は、瞬時に攻撃へ切り替え衝撃波で身動きが取れない2人に鋭いパンチをそれぞれ放つ。

これを食らった2人は流石にダメージが大きく降参してしまった。

 

組手を終えた3人は縁側に腰掛け雑談を交わす。

 

魔理沙「やっぱり、悟空は強いぜ。なかなか勝てねぇ」

霊夢「本当よね。悟空がちょっと本気を見せたらスーパーサイヤ人にならなくとも私たち2人を倒せるまさにチートだわ」

 

この2人は相変わらず、悟空に勝つことが出来ず正直、悟空の強さに驚いている。

前までは正直、悟空ともそれなりのバトルが出来ていたのだがここ最近、霊夢と魔理沙はともに物凄い戦闘力をつけてきた。その為、悟空は次のステップとして本気で霊夢達と戦っているのである。

 

悟空「だけど、オメェ達も凄えぞ。オラがこの幻想郷に来てまだ、数年しか経っていねえ。そんな、短時間でそこまで戦闘力をあげるなんて、普通の人間ならまず、考えらんねぇしな」

 

悟空は、毎日組手が終わる為にこのように霊夢と魔理沙を褒める。

おそらく、理由は霊夢と魔理沙のモチベーションの上昇もあるのであろうが悟空自身霊夢達の強さに驚かされているのであろう。

 

悟空は、ひょいっと縁側から立ち上がる。

 

悟空「今日ももう日が傾きはじめたみてぇだし今日の修行はここまでだ」

 

悟空の言葉を聞いた魔理沙と霊夢は「うん」と相槌を打ち。

その日は、解散することにした。

 

魔理沙「じゃあ、今日は内に帰るから」

 

近頃、博麗神社に泊まることが増えていた魔理沙であったが週に一回は家に帰るり

今日はその日であった。

 

魔理沙「じゃあな!2人共!」

 

箒に足をかけた魔理沙はそう告げるとプカプカと浮かび上がり博麗神社を後にするのであった。

 

魔理沙「いや〜、今日もいい汗かいたぜ!」

 

空の空気を全身であたり汗を乾かす魔理沙。

どうやら、風がよほどきもちいのであろう。

と、その時だった!

魔理沙は急ブレーキをかける。

 

魔理沙「ん?なんだあれ?」

 

どうやら、魔理沙はなにかを見つけたようだ。

魔理沙の向いた方向にはデッカい穴が開いていたのである。

魔理沙はゆっくりとその穴の方へ近づいていった。

魔理沙「霊夢の神社の近くにこんな穴なんてあったか?」

 

魔理沙は、頭に疑問符を浮かべた。

そう実はこの場所博麗神社からはそう遠く離れておらずほんの数分でいける距離にあるのである。

 

魔理沙「もしかして、新手の妖怪か幽霊か?」

 

魔理沙は息をのむ。

そして、恐る恐る周りを見渡した。

しかし、いくら見渡そうとも生物の影が見えるどころか妖気すら感じることがなかった。

 

魔理沙「周りには特に危険そうな奴はいないみたいだな」

 

最新の注意を払いつつ周りを調べる魔理沙であったが結局怪しいものは何一つ見つけることが出来なかった。

周りを見渡した魔理沙は次に穴の方へ視点を変えた。

そうよくよく考えてみるとまだ、穴の中を確認していないのである。

魔理沙は、自分に大丈夫大丈夫と言い聞かせ恐る恐る穴の中を覗こうとする。

 

その時だった!

 

バシャーーーーー!!!

 

魔理沙の前にあるものが飛び出てきた。

 

魔理沙「な、なにーーーーー!!!」

 

突然、驚く魔理沙。

魔理沙は、穴の周りを激しく動き回り興奮状態に入ってしまった。

そして、ニヤリッと笑い急いで家に帰るのであった。

 

 

 

翌日。

 

 

 

魔理沙「おーーーーーい!!!」

 

早朝、魔理沙はすぐに博麗神社に来た。

霊夢と悟空は驚く!

それもそのはず、時計を見てみるとまだ朝の6時だったのだ。

お天道様もついさっき顔を出したばかりである。

 

霊夢「ちょ、魔理沙なんて時間にきてんのよ!いくらなんでも早すぎるでしょ!」

 

慌てて玄関から出てきた霊夢は少し呆れた顔で魔理沙を見た。

しかし、そんな霊夢の表情はほったらかしにする魔理沙。

 

 

魔理沙「そんなことは、どうでもいいぜ!そんなことより霊夢ちょっと来てくれよ!」

 

どうも来るや早々、子供のようにはしゃぐ魔理沙。

霊夢についで出てきた悟空も思わず首を傾げてしまう。

霊夢は、はしゃぐ魔理沙に対して少しダルそうな表情をとる。

 

霊夢「わかったから取り敢えず落ち着きなさいよ」

 

霊夢のその言葉を聞いた瞬間、ほんのすこしだけ我に帰ったのか少し落ち着きを取り戻す魔理沙。

魔理沙はふと太陽の方角をみる。

そして、自分がこんな朝早くに飛び出してきたことを初めて知った。

 

魔理沙「わるい、わるい、つい興奮しちまって」

 

魔理沙は、頭に手をかけ笑顔で誤魔化す。

それを見た霊夢は軽くため息をついた。

恐らく、魔理沙へのあきれが現れているのであろう。

そんな、霊夢の表情を見かねてか悟空はすぐさま話の流れを変えるべく魔理沙に尋ねた。

 

悟空「それで、魔理沙おめぇ一体何があったんだ?」

 

悟空のその言葉に対し少しにやけ顔を浮かべる魔理沙。

そして、魔理沙は2人にこう告げるのであった。

 

魔理沙「聞いて驚くなよ!なんと、博麗神社の近くに間欠泉があったんだ!!」

 

霊夢の表情が一瞬固まる。

そして……。

 

霊夢「え?ええぇーーーーー!!!」

 

幻想郷に響き渡るような大きな声を上げる霊夢であった。




新年号「令和」に決まりましたね。
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