東方龍球伝   作:清川 明希

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これからの東方龍球伝について考えたのですがこれからは、次からは毎週土曜日(もしくは、日曜日)に投稿と決めたいと思います。


娯楽の中に潜む影 第119話

霊夢「間欠泉ですって!」

 

目をまん丸にして魔理沙を見つめる霊夢。

魔理沙は、予想通りの反応に少しニヤける。

 

魔理沙「その反応待ってたぜ!」

 

やはり、お互い間欠泉の存在は大きく少し興奮気味のようだ。

魔理沙は、霊夢と悟空に顔を近づける。

 

魔理沙「なあなあ、今日修行が終わったら行ってみないか久しぶりにゆっくりとした温泉水で体を休めたいぜ」

 

魔理沙がその台詞を告げた刹那。

霊夢は空白の時間を挟むことなく魔理沙に告げる。

 

霊夢「もちろんよ!」

 

霊夢のその表情はまるで子供のような表情であった。

余程、温泉が好きなのであろう。

しかし…。

 

悟空「すまねぇ。じゃあ、オラはパスだ」

 

なんと、悟空は温泉の誘いを断ったのであった。

霊夢と魔理沙は目を大きく見開く。

 

魔理沙「なんでだ悟空?」

 

思わず、魔理沙は悟空に考えた。

しかし、次の悟空の言葉で2人はすぐ納得するのであった。

 

悟空「いや、だってオラ男だぞ?」

 

霊夢「あっ」

魔理沙「あっ」

 

口を開けっぱなしで固まってしまう霊夢と魔理沙。

そうよくよく考えてみれば最近出来た間欠泉。

男女分けられてるわけもなく思春期の霊夢達と悟空が一緒に温泉に入れるわけがないのだ。

 

霊夢「そう言えば、そうだったわね」

 

少し考え込む霊夢。

しかし、そんな霊夢を見かねた悟空は優しい声で霊夢に告げるのであった。

 

悟空「別にオラの事は考える必要なんてねぇ。オラの事は考えなくていいからお前達だけで行ってこい」

 

悟空のその声を聞いた瞬間、霊夢と魔理沙は軽く会釈をする。

どうやら、話がまとまったようだ。

 

悟空「よし!そうと決まれば少し早いけどさっさと修行して今日の分の修行を終わらせるか!」

 

そう告げ等や否や悟空達はすぐさま修行を始めるのであった。

 

 

そして、数時間後

 

 

時刻は5時を回ろうとした。

 

霊夢「だりゃあ!」

魔理沙「はっ!」

 

相変わらず、組み手を繰り返す霊夢と魔理沙。

ぶっちゃけたところこの二人の強さにも少し限界が来ていた。

勿論、動きの俊敏さやパンチの重さなどはあがってはいる。

しかし、相手の動きを予想で来ていないのだ。

簡単に説明すると相手が動いてから行動することが多いので少し動作が遅れてしまうのである。

悟空も薄々このことには気づいていた。

 

ふと、時計を見る悟空。

そして、時間を確認した。

 

悟空「よし、二人とも今日は朝早くからやってたしここまでだ」

 

その台詞を聞いた瞬間、組み手をストップする2人。

霊夢と魔理沙はそのまま悟空の元へ寄るのであった。

 

魔理沙「なんだ?悟空もう終わりか?」

 

悟空に尋ねる魔理沙。

そんな、魔理沙に少し悟空は笑みを浮かべつつ告げるのであった。

 

悟空「なんだ、魔理沙?忘れちまったのか?今日は修行を早く切り上げておめぇが見つけた間欠泉の温泉に入りにいくって言ってたじゃねえか」

 

その言葉を聞いた瞬間、魔理沙はハッとした。

表情から、伺うにどうやら忘れていたようだ。

 

魔理沙「いっけねー。完全に忘れてたぜハハハハ」

 

軽く笑ってごまかす魔理沙。

悟空はそんな魔理沙に笑顔という言葉で返答するのであった。

 

霊夢「じゃあ、魔理沙さっさと用意していきましょうか」

 

霊夢は魔理沙にそう告げる。

魔理沙は、霊夢の方に振り向き「そうだな」と呟くのであった。

 

数分後

 

霊夢と魔理沙は桶とバスタオルとタオルを持ち例の間欠泉へ向かうのであった。

 

霊夢「それじゃあ、行ってくるわね」

 

最後にそうとだけ告げ魔理沙とともに間欠泉の元へ目指す霊夢。

悟空は、そんな霊夢と魔理沙に「おう!」とだけ言葉をかわすのであった。

 

ビューン ビューン

 

颯爽と旅立っていく霊夢と魔理沙。

しかし、この頃の霊夢と魔理沙は知らなかった。

この後、間欠泉で起こる謎の出来事(いへん)を…。

博麗神社を出発して1分ぐらいだろうか。

魔理沙の言っていた通り本当に博麗神社のすぐ近くに間欠泉があった。

 

霊夢「わ〜、本当に間欠泉があるじゃない!」

 

間欠泉を見て更に興奮を高める霊夢。

 

魔理沙「本当って、今まで信じてなかったのかよ」

霊夢「いや、そういうわけじゃないけど、なんていうのかしら、いざ、目の前で実物を見るとより感動がこくなっちゃって」

魔理沙「あ〜、なるほどな」

 

間欠泉を目の前に再び会話を交わす2人。

それは、まるで修学旅行前日の中学生のような顔をしていた。

 

スタッ スタッ

 

同時に間欠泉の目の前に降り立つ霊夢と魔理沙。

時間のタイミングも良かったのかちょうど間欠泉から温泉水が飛び出ている。

 

霊夢「それにしても凄い迫力ね。一体、いつの間にこんなのが出来てたのかしら?」

 

霊夢の目に少し疑問の表情が浮かんだ。

確かにその通りである。

今まで何にも考えずにここまで来たのだがいざ考えてみるとこんな所に急に間欠泉が出来るのは少し不自然なのであった。

 

霊夢「まさか、これも異変?」

 

霊夢は目を尖らせる。

しかし、その時!

 

魔理沙「な〜に、言ってんだ霊夢。仮にこれが異変だとしても悪いことじゃねえじゃねえか。これが、あれば多くの妖怪や人間が体を休めることが出来る。逆にこの異変に感謝しねえと」

 

魔理沙は霊夢にそう告げた。

確かに魔理沙の考えも一理ある。

別に間欠泉が出来たからといってマイナスに働くことはほぼない。

 

霊夢は、少し顔を上げやはり、考えすぎかなと自問自答を繰り返すのであった。

しかし、その時!

 

ピクッ ピクッ

 

霊夢と魔理沙の頭の中に電流が流れたような直感が走った。

 

霊夢「これは、一体!」

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