東方龍球伝   作:清川 明希

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この回では悟空が闘います。
何度も言いますがパワーバランスをとっています。
悟空はもっと強いと思う方々申し訳ありません。


フランを止めろ!悟空vsフラン 第14話

レミリア「フラン。どうして!結界に閉じ込めていたはずなのに!?」

 

遥か昔に閉じ込めた筈のフランが何故か目の前で野放し状態になっている。

レミリアの目に光はなく絶望が写っていた。

 

魔理沙「すまない、私とパチュリーが闘って結界をぶっ壊してしまったんだ」

 

魔理沙は、こうなった経緯を簡潔にレミリアへ伝えた。

レミリアの表情からして目の前にいる少女はヤバイとだけ察する霊夢と悟空。

 

霊夢「どうやら、あんたと戦ってる場合じゃないようね。レミリアあいつは何者?」

 

レミリアの目の前の少女について尋ねる霊夢。

レミリアは、そんな霊夢に対して震えた口を必死に動かした。

 

レミリア「あいつは私の妹のフラン。昔、私が結界に閉じ込めたのよ」

霊夢「閉じ込めたですって‼︎」

 

思わず反射的に声が飛び出た霊夢。

どうやら、妹を閉じ込めたということに対してレミリアを少し軽蔑したようだ。

霊夢は、少し強めの口調でレミリアに言った。

 

霊夢「なんで結界に閉じ込めたのよ。妹なんでしょ!」

 

そのセリフからは明らかに怒りの感情がこもっている。

どうやら、どんな理由があろうとも妹を閉じ込めたというレミリアの行動を許さなかったようだ。

しかし、レミリアはそんな霊夢に反論するように告げる。

 

レミリア「しょうがなかったのよ!あの子の強さは計り知れない。それに、何よりあの子は何でも破壊出来る能力を持っているの!昔、あの子が暴走して紅魔館は大変なことになったのよ!だから、結界に閉じ込めたの!」

 

レミリアは、その後も黙々と話を続ける。

レミリアの話によると昔、フランが何かをキッカケに暴走状態になってしまい自分達では手がつけられなくなってしまったようである。

更にフランは破壊の能力を持っておりそうやすやすとはほっておかなかったようだ。

その故に苦肉の策ではあるがフランを閉じ込めることにした。

姉として、これ以上フランの罪が重なるのを防ぐためにも…。

 

レミリアは、霊夢の方へと視線を移した。

 

霊夢「なによ?」

 

あまりにも急なレミリアの視線、霊夢は少しレミリアの方へと意識を向けた。

その瞬間!

 

レミリア「お願い霊夢!あの子を止めるのを手伝って、もしあの子が外に出てしまったらこの幻想郷は消えてなくなるわ…」

 

レミリアは威圧のある声で霊夢に告げた。

そのレミリアの表情には、『辛い』という言葉が浮かんでいる。

そして、それはこの状況のヤバさを霊夢や魔理沙、それに悟空。

この三人に語りかけているようであった。

 

すると…。

 

 

霊夢「幻想郷が消えるとなったら放っておくわけにはいかないわね…」

 

そう言いながら一歩前へと足を出す霊夢。

そして、そのままレミリアの方へと顔を向けた。

 

霊夢「行くわよ!レミリア!」

 

レミリア「!!」

 

驚いた表情を浮かべるレミリア。

どうやら、本当に自分達に協力しようとしてくれる霊夢にレミリア自身驚きを隠せないようだ。

霊夢は、そんな、レミリアに対し微笑を浮かべる。

 

霊夢「な〜に、驚いてるのよ!先にお願いしてきたのはそっちでしょ?」

 

優しいながらも少し敵対しているような素振りを振るう霊夢。

どうやら、霊夢は、レミリアをいや、フランの姉を信じてみることにしたようだ。

レミリアの瞳が少し潤む。

そして、微笑むように告げるのであった。

 

 

「ありがとう」と…。

 

 

そんな様子を倒れた状態で見ていた魔理沙は、霊夢の方へと手を伸ばす。

そして、告げるのであった。

 

魔理沙「無茶だ霊夢!!」

 

その一言は、表面上のものではなく心からの叫び。

そう魔理沙は、先ほどまでフランと戦っていた。

その故に、フランに対しての恐ろしさを現段階では一番理解をしているのである。

しかし、霊夢は!

 

霊夢「無茶でも、やるしかないでしょ!」

 

少し怒鳴るように魔理沙に告げた。

それはまるで、「あんたに言われなくても分かってるわよ」という感じに…。

そう霊夢自身も気づいているのである。

今、自分がどれほど危険な事をしようとしているのかを…。

 

霊夢「さぁ、いくわよレミリア」

レミリア「分かったわ」

 

倒れている魔理沙を後ろに戦闘態勢をとる霊夢とレミリア。

フランもすぐさま2人が戦闘を仕掛けてくると察する。

 

フラン「ふふふ、魔法使いの次はお姉様達がフランと遊んでくれるのね」

 

不気味な笑みをこぼしながらこちらを見つめるフラン。

その目にはまるで正気を感じ取れなかった。

 

霊夢「ええ、そうよ!」

 

しかし、霊夢はそんなの御構い無し!

相手から動かないなら今がチャンス!

霊夢は、レミリアに指示を出しフランへの同時攻撃を仕掛ける!

 

霊夢「行くわよ!」

 

そう言いながらレミリアとともにスペルカードを構える霊夢。

2人の視線は完全にフランを捉えていた!

 

と、その時!

 

「待て!!」

 

霊夢とレミリアが同時攻撃を仕掛けようと瞬間!

2人の行動を遮るかのように声が響いた。

霊夢とレミリアは、とっさに声の方へと顔を向ける。

そこには、腕を組み鋭い眼光をとばしている悟空がいた。

どうやら、さっきの声の主も悟空のようである。

悟空は、続けざまに霊夢達に告げた。

 

悟空「さっきまで戦ってたお前達の体力じゃ無理だ」

 

霊夢は、その悟空の一言を聞くや否や視線を地面の方に落とした。

そして、自らの拳をめいいっぱいに握りしめる。

 

霊夢「そんなこと、分かってるわよ。でも、今!闘わないと幻想郷が…」

 

喉にピリピリとした痛みが走るほど大きな声を荒げる霊夢。

どうやら、霊夢は自分の幻想郷に対する想いを本気で悟空に伝えたかったようだ。

 

悟空「…」

 

悟空は無言で瞳を霊夢の方へとちらりと向ける。

そして、こう告げるのであった。

 

悟空「でえじょうぶだ、オラがあいつを倒す!!」

 

その言葉は、今までとは違い戦いを楽しみたいというより大切な物を守ると言った感情が強く漏れ出ていた。

霊夢は、この時、心に強く思う。

これが悟空なのか…と。

 

しかし、そんな中

 

レミリア「あなたのような子供に何が出来るの?」

 

霊夢とは違い全力で悟空を止めるレミリア。

まあ、当然であろう。

レミリアからしてみれば悟空はただの子供。

そう悟空の強さをこれっぽっちも知らないのだから。

 

悟空「ははは」

 

不意に笑みをこぼす悟空。

そして、レミリアにこう言い放つのであった。

 

悟空「安心しろオラはただの子供じゃねえ」

 

そう告げると同時に体に力を溜め込む悟空。

 

悟空「はああぁぁぁああ!!」

 

そして!

 

ボンッ

 

悟空の髪の色が一瞬にして金髪に染まった。

そうスーパーサイヤ人である。

 

魔理沙・レミリア「なんだ(なんなの)、あの力!?」

 

スーパーサイヤ人を始めて間近でみた魔理沙とレミリア。

2人はまさに空いた口が塞がらない状態。

霊夢は、そんな2人を見かねて軽く説明をした。

 

霊夢「あれは、スーパーサイヤ人。悟空の奥の手よ」

 

レミリア「凄い、ものすごい威圧感が感じ取れる!」

魔理沙「悟空の奴、こんな力を隠していたとは!」

 

呆然とした表情を浮かべただ、悟空を見つめるレミリアと魔理沙。

 

悟空「頼む、あいつはオラに任せてくれ!!」

 

確かな感情のこもった目とともにレミリアを見つめる悟空。

 

レミリア「分かったわ、あなたに任せる」

 

レミリアはそんな悟空の雰囲気を感じると微かな希望を目に浮かべ悟空に想いを託した。

 

 

悟空「ありがとよ」

 

悟空もそう一言だけレミリアに言葉を返すとフランの方に目線を向けた。

悟空の目にはワクワクとした壊れた目を浮かべるフランがうつる。

 

フラン「ねぇ、まだなの?誰でもいいから遊ぼうよ」

 

フランは無邪気な子供のようにまだかまだかと待ち望む。

フランにとってはこの状況はただの遊びでしかないのだ。

 

悟空「待たせてすまねえな!オラが相手してやるよ!」

フラン「君が相手?まあ、お姉様の味方をする者はみんな壊してあげる」

と言いフランは悟空に破壊のエネルギーを放つ

悟空はそれに反応して破壊のエネルギーを避ける。

すると、躱した破壊のエネルギーが壁に当たった。

なんと、破壊のエネルギーが当たった壁は完全に消えてしまった。

悟空「なんて技だ!!」

霊夢・魔理沙「あれが、破壊の能力!!」

霊夢と魔理沙は消えた壁を見て驚きを隠せない。

悟空「おめぇ、なかなかやるな」

フラン「ハハハ、まさかあれを避けるなんて君壊しがいがありそうだね」

悟空(こりゃ、油断してたらまずいかもな)

悟空「次は、こっちから行かせてもらうぜ、はぁーー!」

悟空は金色のオーラを纏いフランに近づく

フラン「そんな真っ直ぐに来ていいの?」

といい破壊のエネルギーを悟空に再び放つ

霊夢・魔理沙・レミリア「まずい!!」

だが、悟空は、

悟空「オラに同じ技は通用しねぇ!!」

といいバリアのような物を体に纏う

そして、悟空は破壊のエネルギーを気にせず通り過ぎフランにパンチを食らわせようとする。

フラン「なに!?」

流石のフランも自分のとっておきの能力が効かなく焦る

悟空「そんな、焦ってる余裕あんのか?」

と言い悟空はフランの腹にパンチを入れる。

フラン「ぐはっ」

フランはそのまま吹き飛び壁に激突して倒れる。

だが、フランはすぐに立ち上がる。

フラン「ハハハハハハハハハハハハハハハ」

フランは完全に狂ってしまっている。

フラン「君、絶対に壊してあげる」

フランの目が鋭くなる。

フラン「禁忌「「レーヴァテイン」」 」

フランは炎の剣を持った。

そして、そのまま悟空に猛スピードで攻撃する。

悟空「なんて速さだ!」

悟空はフランの剣を紙一重で避けていく。

フラン「ハーハハハハハ」

フランの猛攻が続く

悟空(このままじゃまずい)

その時、悟空はフランの攻撃をくらってしまった。

悟空「うわー!」

少し吹き飛ぶ悟空

悟空(まさか、スーパーサイヤ人のオラに攻撃を当ててくるなんて!!)

フラン「ハハハハハ」

悟空「チッこいつさっきから笑ってばっかりだな」

魔理沙「おい、霊夢悟空の奴大丈夫なのか?」

霊夢「分からない、でも今は悟空を信じることしか出来ないわ」

魔理沙「頼むぜ!悟空!」

霊夢と魔理沙はひたすら悟空を信じて祈る。

悟空「おめぇ、なかなかやるな!今度はもう少し力入れていくか」

フラン「さっきの攻撃をくらっても壊れないんだ」

悟空「あたりめぇだあの程度じゃオラは倒せねえぞ」

フラン「なら何度も攻撃し続けてあげる」

といいフランが悟空に攻撃を仕掛ける。

悟空もそれに合わせて攻撃と防御をしていきお互い一歩も譲らない闘いになった。

だが、近距離が得意な悟空は少しずつフランの動きに慣れていき、徐々にフランダメージを与えていく。

フラン「くそーー!こうなったら私の最高の技で!!」

フラン「禁忌「「禁じられた遊び」」 」

フランは自分の全てを悟空にぶつけた。

しかし、悟空に攻撃が当たる瞬間に悟空が消えた。

フラン「何?」

すると、後ろから声が聞こえてきた、フランが振り向くと

悟空「か〜め〜は〜め〜」

なんと悟空がいた。

悟空「波ーー」

しがも、悟空はフランにかめはめ波を打った。

果たしてこの後どうなるのか。

 

 

 

 




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