東方龍球伝   作:清川 明希

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今日から新しいシリーズ萃夢想編スタートです。






萃夢想編
3日に1回の宴会 第27話


幻想郷には、春が無事に戻って来た。

しかし、それとは裏腹に幻想郷には、おかしな事が起こり始めていた。

霊夢「う〜ん、おかしいわね」

霊夢は、何か考え事をしていた。

悟空「どうしたんだ霊夢?」

霊夢「最近、宴会が多すぎるのよ」

霊夢は怒鳴るような声で悟空に言った。

悟空「宴会?ああ、最近いろんな奴らが集まってるあれか。そんなに多いか?」

霊夢「多いわよ!悟空は参加してないから知らないと思うけど3日に1回のペースでやってるのよ!!」

霊夢の言う通り悟空は宴会などの行事には興味がなくいつも博麗神社で寝ていたのであった。

悟空「でも、それって春が来るのが遅かったから一気にやってるんじゃねえか?」

悟空がそういうと霊夢は少し考える動作を入れた。

霊夢「いいえ、これは恐らく誰かが意図的にやってるんじゃないかと私は思ってるの」

悟空「意図的に?」

悟空は首を傾げて霊夢に言う。

霊夢「ええ、そうよ」

霊夢は、怒りの表情をなくし真剣な表情に変わる。

悟空「宴会で何かあったのか?」

悟空も真剣な目つきになり霊夢に尋ねる。

霊夢「いいえ、直接何かあったわけじゃないわ。でも、宴会のとき何処からか怪しい気を持った奴が周りにいるような気がするときがあるの」

悟空「怪しい気?」

悟空は気と聞きなおさら真剣な眼差しで霊夢を見た。

霊夢「ええ、そうよ。ただ周りを見渡しても誰もいないの」

悟空「なるほどな」

悟空は手を顎に合わせて下を向き少し考える動作を入れる。

そして、少ししてから顔を上げて悟空が霊夢に

悟空「なあ、霊夢次の宴会ってこの博麗神社で3日後にやるんだったな」

次の宴会の場所と時間を確認した。

霊夢「そうだけど?」

霊夢は悟空にそうだと伝える。

すると悟空は、

悟空「そうか、なら次の宴会オラも参加するぞ!!」

悟空は、次の宴会に参加すると言い出した。

霊夢「え、いいの?」

急な悟空の参加に霊夢は驚いた。

それもそのはず、今までは、いくら悟空に宴会に参加しない?と聞いてもずっと断ってたからである。

霊夢は、この時改めて悟空の強い奴と戦いたいという思いを知った。

悟空「ああ、いいぞ!オラ前の異変の時一回もたたかわなかったらな体がウズウズしてて」

悟空は、小さな子供のようなキラキラ輝いた目になった。

霊夢「あのねぇ、異変は遊びじゃないのよ!下手をすれば死んじゃ………まあ、あんたなら大丈夫か」

と霊夢はやれやれとした感じで悟空に言った。

霊夢「まあ、悟空が一緒に調べてくれるんなら理由は何でもいいわ」

霊夢は、まったくと言わんばかりな目で悟空を見る。

すると、悟空はその霊夢の目に気づき慌てて霊夢に言った。

悟空「そんな目するなよ。確かにオラ強い奴と戦いたいと思ってる。でも、それよりも大きい理由もあっぞ!」

すると霊夢は、

霊夢「それよりも大きい理由?」

霊夢は、悟空の言った事をリピートして悟空に聞いた。

悟空「ああ、そうだ」

霊夢「一体何よ?」

霊夢は、悟空に聞く。

悟空「それはだな、最近おまえと魔理沙、2人共宴会が忙しくて最近 修行してねえだろ?だから、早くこの宴会っちゅう奴の騒ぎを解決しておめえ達に修行つけてやろうと思ってな!」

と悟空は言った。

霊夢「修行か〜、そういえば最近は、宴会ばっかりで全然修行できてなかったわね」

霊夢もここ最近の事を振り返って考えた。

そう、あの春雪異変が解決してから霊夢と魔理沙は宴会のせいでほとんど修行をしていなかったのである。

霊夢「そうね。それじゃあ早くこの異変を解決して修行しましょうか!」

霊夢は、悟空に微笑みながら言った。

悟空「おう!」

悟空もニッコリとした笑顔で言葉を返した。

 

 

 

〜3日後〜

 

 

 

そして、あっという間に3日がたった。

霊夢は、昨日の夜から朝まで宴会の用意をしていた。

霊夢「あ〜、疲れた」

悟空「おめぇ、なんかすんげぇ疲れてんな」

霊夢「当たり前でしょ!昨日からずっと宴会の準備で大変だったんだから!!」

霊夢は、悟空に怒鳴りつけた。

悟空は、霊夢が準備をしている間ずっと寝てたのである。

悟空「悪りぃ〜、手伝おうと思ってたんだけど眠くてさ」

悟空は、手で頭をかきながら言った。

霊夢「全くもう」

霊夢は、ふんっといった表情で悟空に言った。

悟空「まあまあ、そう怒んなって宴会の時バッチリ犯人を見つけてやっからさ」

悟空は、急いで霊夢の機嫌をとるように言った。

霊夢「わかったわ。その代わり絶対にこの異変の主犯をみつけなさいよ!」

霊夢は、力強くいった。

霊夢「それじゃあ私、宴会まで寝とくから宴会の30分前に起こしてね」

と言い寝室に霊夢が入っていった。

霊夢は、宴会の準備のせいであまり寝てなかったからである。

悟空は、

悟空「わかった」

とだけ言っておいた。

 

 

 

〜数時間後〜

 

 

 

悟空「霊夢、あと30分で宴会でだぞ」

悟空は、霊夢を起こした。

霊夢「あれ、もうそんな時間?」

と目をこすりながら起きる霊夢

霊夢と悟空は、博麗神社の外にでる。

もう、すでに何人かの妖怪などが集まり始めていた。

悟空「いよいよ、宴会だな」

霊夢「ええ、そうね」

 

 

 

 




最初の頃と比べて霊夢のイメージが変わって来た……まあ、いっか。


あと3話で30話だ。
この調子で投稿頑張っていきます。
次回予告「謎の霧」
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