東方龍球伝   作:清川 明希

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今回も前回と同じ悟空vs霊夢の続きです。
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夢想天生を破れ!!スーパーサイヤ人登場 第4話

悟空「一体、どうなってんだ!?」

 

霊夢の体が透けてしまっていることに驚く悟空。

悟空自身今まで色々な敵と戦ってきたがこんな相手は初めてみたのは初めてであった。

しかし、霊夢は悟空と違っていたって冷静な振る舞いをしている。

 

霊夢「どうしたの?攻撃してご覧なさいよ」

 

そう言いながら悟空を煽る霊夢。

考えたってどうしようもない悟空はそう考え戦闘態勢をとった。

 

悟空「言われなくてもやってやるぞ!」

 

ヒュン

 

超スピードで霊夢に接近する悟空。

悟空はほんの一瞬で霊夢の眼の前へと移動した。

そして!

 

悟空「だりゃ!!」

 

悟空は鋭い一撃を霊夢の腹部めがけてはなった。

 

しかし!

 

スカッ

 

悟空「なっ!?」

 

なんと、悟空の攻撃は霊夢の体をすり抜けてしまった!

 

霊夢「ふん」

 

薄ら笑いを浮かべる霊夢。

悟空は一回、霊夢と距離をとった。

 

悟空「なんだ、何がおきたんだ?」

 

驚きを隠せない悟空

 

霊夢「ふふふ、驚いてるみたいね」

 

驚いている悟空を見下しながら告げる霊夢。

悟空は、そんな中戸惑って表情で霊夢に尋ねた。

 

悟空「おめぇ、一体なにをしたんだ?オラの攻撃がすり抜けてしまったぞ」

 

同様のあまり声が少し高くなる悟空。

霊夢はそんな悟空を見かねてから説明を始めた。

 

霊夢「これは、私が生まれ持って使える技。その名も『夢想天生』。この技は私が最強と呼ばれる原因の1つでありとあらゆるものから浮いた存在になれる技」

悟空「ありとあらゆるものから浮いた存在だと!?」

 

霊夢の異常な発言にさらに戸惑う悟空。

 

霊夢「ええ、そうよ。まあ、子供でもわかるように説明するならば私に攻撃を当てれなくなったって言った方が早いわね」

 

腕を組み完全に油断した態勢でいる霊夢。

これも自分の夢想天生による自身であろう。

しかし、そんな霊夢の弱点がないかに思える夢想天生であるが悟空はある些細な疑問をもった。

 

悟空「でも、それじゃあ、おめぇもオラを攻撃できねえんじゃねえか?」

 

そうそれは他者に対しての攻撃である。

確かにふれれない今霊夢に攻撃を与えることは不可能である。

しかし、あえて言葉を裏返すならばそれは相手に攻撃が出来ないという捉え方もできるのである。

 

 

霊夢「ふふふ。それは、どうかな

 

たが、思ったよりも余裕の表情が浮かぶ霊夢。」

そして!

 

シュン

 

悟空のふいをつき不意打ちを仕掛けた。

 

悟空「なっ!?」

 

流石の悟空も油断をしており反応が遅れてしまう。

そして!

 

ズゴーン

 

悟空の腹部に重い一撃が放たれた。

そのまま吹き飛ばされていく悟空。

しかし!

 

スッ

 

自らの体を一回転させることで体勢を立て直した。

 

悟空「いってぇなぁ」

 

腹部を抑えながら呟く悟空。

 

霊夢「どうかしら、こちらから攻撃をする事は出来るの」

 

霊夢は得意げな笑みを浮かべながら悟空に告げた。

腹の痛みをこらえながら霊夢を睨む悟空。

 

霊夢「攻撃してこないの?まぁ、出来ないけどね。どうする降参する」

 

圧倒的な自信に溢れた霊夢は悟空に対して自分のすごさをみせつけてきた。

流石の悟空も内心少しヤバいかもと考え出す。

しかし、悟空の辞書に降参という文字はない。

悟空は再び戦闘態勢をとった。

 

悟空「降参なんてしねえよ。必ずその技を破ってやる」

 

意気込む悟空。

 

霊夢「ふん。意気込みだけはいいわね。だけど、意気込みだけじゃ勝利は手に入らないのよ。あんたを気絶させて私が勝たせてもらうわ」

 

シュン

 

そう告げると霊夢は超スピードで悟空に接近した。

 

悟空「なっ!?」

霊夢「だりゃあ!」

 

霊夢は悟空に連続でパンチを放った。

悟空は霊夢の攻撃をひたすら避け続ける。

しかし、悟空は霊夢の攻撃をひたすら躱すことしか出来ず、防戦一方になる。

 

霊夢「流石に速いわね。でも、逃げてばっかりじゃ勝てないわよ」

 

そう告げると霊夢は悟空に回し蹴りをはなった。

 

悟空「なに!」

 

その回し蹴りは実に見事で完全に悟空のタイミングに合わせてきている。

流石の悟空も避けきる事が出来ず、蹴りをくらいかける。

しかし!悟空は、とっさに手で攻撃を受け止め霊夢の足を掴み取った。

そして、悟空はそのまま霊夢の足を強く握りしめる。

と、その時!

 

霊夢「いたっ!」

 

悟空が強く握ったせいか霊夢は足に痛みを感じとる。

霊夢は、しょうがなく一度悟空と距離をとった。

霊夢に距離をとられてしまう悟空。

しかし、悟空は見逃さなかった。

今、一瞬 確かに霊夢は痛みを感じダメージを受けていた。

悟空は考察する。

 

悟空「もしかして!」

 

悟空はなにかを閃く。

と、その時!

 

霊夢「今の攻撃を耐えきるなんてね」

 

霊夢は悟空に尊敬の眼差しを浮かべながら告げた。

 

霊夢「はぁ、はぁ、確かに、あんたは強いわ。私の夢想天生がなかったら確実にやられていたわ」

悟空「ん?」

 

霊夢に違和感を感じる悟空。

それは、なにかと言うと…。

 

霊夢「はぁ、はぁ」

 

そう霊夢の息が荒くなっている事である。

いくらなんでも息切れにはまだ、早すぎる。

悟空は少し疑問に思う。

そして、その疑問に自ら考察を行いそれをまとめた。

 

悟空(さっき、霊夢がオラを攻撃しようとした時、何故かオラは霊夢の足を掴むことが出来た。夢想天生は他者から浮いた存在になれる技…。そうか!わかったぞ!だから、あいつは向こうからオラに攻撃を与えることが出来たんだ。それにあの息切れ…。なるほどな、見つけだぞ。夢想天生の弱点を2つ!)

 

悟空は自らの心の中でどうやら回答を出せたようだ。

 

霊夢「………」

 

悟空が攻撃してこないので待つ霊夢。

 

霊夢「どうしたの?まさか、降参?」

 

悟空が攻撃しないので痺れを切らした霊夢は悟空に尋ねた。

 

悟空「降参だって?冗談じゃねぇ、やっとヒントを掴めたのによお」

 

そう告げると悟空は気を溜める態勢をとった。

 

悟空「一か八か試してみっか」

 

悟空「次はこっちの番だ!はあぁぁぁぁああ!!」

 

急に奇声のような声をあらげる悟空。

そして!

 

シュウウウウン

 

その瞬間、悟空の髪の毛が逆立ち金色へと姿を変えた。

 

霊夢「これは一体!」

 

悟空の身からでる気迫に押される霊夢。

 

霊夢「なんて、凄い力なのまさかこれ程の力を持っているなんて!」

 

霊夢は、そのあまりの気迫に身震いする。

しかし、霊夢は、すぐに我に帰った。

 

霊夢「でも、残念ね。私の夢想天生の前には無意味よ!」

 

そう霊夢は自分の奥義である夢想天生に守られているのである。

いくら、悟空の戦闘力が上がろうと正直、意味がない!

霊夢はそう思った。

 

しかし、悟空は、「それはどうかな、どんな技にも必ず穴がある」と少し笑みを浮かべつつ余裕の表情を浮かべる。

悟空のその余裕は一体どこから出てくるのだ?

霊夢は心中呟いた。

 

霊夢「いい!夢想天生は最強の奥義穴なんてないわ」

 

悟空の余裕の表情を消し去るように気迫を込めて告げる霊夢。

すると、悟空は戦闘態勢をとった。

 

悟空「なら、やってみっか!」

 

微笑みながら告げる悟空。

霊夢もまさかとは思うが少し不安になってきた。

 

霊夢「私の技に弱点なんてないわ」

 

再度、自分に言い聞かせる霊夢。

悟空の圧倒的な余裕のせいかどうやら霊夢自身の不安も膨らんで来ているようだ。

焦った霊夢は冷静さを失う。

そして!

 

霊夢「だりゃああ!」

 

考えなしに真正面から悟空の元へ向かっていった。

 

霊夢「これで終わりよ!」

 

シュン

 

悟空の腹部めがけてパンチを放つ霊夢。

しかし!

 

霊夢「ぐはぁ…」

 

急に腹部から痛みを感じとる霊夢。

霊夢は、恐る恐る自分の腹部に目をやった。

 

そこには!

 

悟空「ふふん」

 

悟空の手が自らの身に触れパンチを命中させて来ていた。

ダメージが大きく膝を地面につける霊夢。

 

霊夢「がはっ!一体、どうして!」

 

頭がしばし混乱状態になる霊夢。

そんな、霊夢を見かねてか悟空が説明を始めた。

 

悟空「簡単なことさ、おめぇがオラに攻撃してきた時があっただろ。その時オラはおめぇの攻撃を避けきる事が出来ず防御を取った」

霊夢「それが、何だというの?」

 

悟空の言葉に更に疑問を膨らませる霊夢。

 

悟空「よく考えて見ろ、おめぇの攻撃をオラが防御した時、オラはおめぇに触れる事が出来てるじゃねえか。その時、わかったのさ。おめぇはオラに攻撃を与える瞬間だけ実体化しオラに攻撃をしてたってな。だから、オラはそれを狙ってカウンター攻撃を仕掛けたってわけさ」

 

霊夢「………」

 

しばし沈黙状態になる霊夢

そして、やっと頭の回転が追いついた。

 

霊夢「成る程ね。だから、あなたはそのスーパーサイヤ人ってやつになって一撃で私を倒す作戦に出たのね」

悟空「ああ、そうさ」

 

自分にも弱点はまだ、あったんだなぁ。と実感する霊夢。

 

霊夢「てことは、もし、私がカウンター出来ないほどのスピードを持ってたとしたらどうなってたの?私に勝気はあったのかしら?」

 

霊夢は悟空に尋ねる。

たしかに今の言い分では悟空は圧倒的なまでのスピードがあったからこそ霊夢を倒せた。

だが、実際にそんな速度を持っているものはまずいない。

霊夢は自分の弱点を再度見直すのも兼ねて悟空に尋ねた。

 

悟空「いいや、残念ながらねえな」

 

悟空は軽く霊夢にそう告げた。

霊夢は一度目を瞑る。

そして、「そう」とだけ相槌を打った。

 

霊夢「出来れば、その理由も聞かせてもらえるかしら」

 

霊夢は悟空に頼む。

すると、悟空はそれに対しての返事をすることなくすぐに説明を始めた。

 

悟空「おめぇ自身、気づいてねえと思うが夢想天生を使ってから息が荒くなってるんだ。おそらく、その夢想天生っちゅう技はかなりの体力を使ってしまう。もし、あのまま続けてたらおめぇは燃料切れで終わってたさ」

 

霊夢は我に残る体力を確かめる。

たしかに今の自分にもう殆どの体力は残っていなかった。

 

霊夢「成る程ね。最初から私には敗北しか無かったのか」

 

生まれて初めて悔しいと感じる霊夢。

それもそのはず彼女は幻想郷最強とも呼ばれるほどの人間。

しかし、その最強という名もたった今、目の前の少年に奪われたのだから。

 

霊夢「そういえば、さっきのスーパーサイヤ人ってなんなの?」

 

不意に質問をする霊夢。

そう霊夢にとってはさっきの金色の光はまるで奇跡のような光。

その光は悟空を取り巻くらと悟空の戦闘力が増大したのだから。

 

悟空「サイヤ人が穏やかな心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士さ。まぁ、伝説といってもオラの仲間の何人かは、普通になれっけどな」

 

悟空は軽く流した説明をした。

 

霊夢「成る程ね。じゃあ、あくまでそのサイヤ人ってのが慣れるだけでわたしには出来ないのか」

 

少しため息をつく霊夢。

おそらく、自分もなれるのではないかという淡い期待をしていたのであろう。

 

悟空「そんじゃら説明は終わったし戦いの続きすっか?」

 

悟空が霊夢に尋ねた。

すると、霊夢はビクッとした動きをし慌てた表情で悟空に告げた。

 

霊夢「冗談じゃないわ。悔しいけど降参、わたしの負けよ」

 

霊夢は自らの口から降参という言葉をだす。

 

悟空「そっか」

 

霊夢の降参を確認した悟空はスーパーサイヤ人の状態を解いた。

それに合わせて霊夢も夢想天生を解除する。

 

悟空「流石、幻想郷最強の巫女だな、オラ久しぶりにワクワクしたぞ」

 

悟空は少し笑みを浮かべつつ霊夢に告げた。

その言葉を聞いた瞬間、霊夢はゆっくりと立ち上がりつつ悟空に告げる。

 

霊夢「よくいうわ、あんな変身を隠していて、実はまだ、あったりするんじゃないの」

 

少しにやけつつ冗談まじりの口調で霊夢は告げた。

しかし、そんな冗談も悟空の前では通用しない。

なぜなら…。

 

悟空「まぁ、あと3つ変身を残してっけどな!」

 

そう本当に悟空はまだ変身を持っているのである。

流石の霊夢もこれには驚きを隠せない。

 

霊夢「あと、3つ!!」

 

周りに響き渡るような大声で告げる霊夢。

まあ、無理もない。さっきのスーパーサイヤ人でさえ、とてつもない力を持っていたのだ。

まだ、その上が3つも残しているというのだから驚くのは必然的である。

 

霊夢「あんたいったい何処の世界から来たの?」

 

思わず悟空の世界について尋ねる。

悟空はすぐさまその質問に応えようとした。

 

悟空「オラの世界か?えっとだな…」

 

と、その時!

 

???「あと、あなたは何者なの?」

 

何処からともなく弾みのある声が響き渡る。

悟空は周りを見渡した。

 

果たして声の主は誰なのか!

 

 

 

 

 

 




今回も悟空と霊夢の戦闘シーンしか書くことができませんでした。もう少しストーリーを早く進めるように努力したいと思います。
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