東方龍球伝   作:清川 明希

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霊夢敗北!恐るべし輝夜の能力 第48話

ついに現れた異変の主犯 蓬莱山輝夜

霊夢は、異変を解決すべく最後の戦いを始めた。

『ヒューーン』←界王拳独特の効果音

霊夢「はぁぁ!」

霊夢は先制攻撃を仕掛けるべく輝夜に超スピードで近づきパンチを放った。

しかし、

霊夢「ぐはっ!」

気がつくと霊夢は、輝夜にカウンターを食らっていた。

霊夢「くっ!」

腹を抑えて一度距離をとる霊夢

輝夜「あらあら、貴方の実力はそんなもの?」

輝夜は、余裕の表情を浮かべて霊夢をみる。

霊夢は、少しイライラして、

霊夢「一度カウンターを合わせたぐらいで調子に乗るんじゃないわよ!」

『ヒューーン』

そう言って再び超スピードで輝夜に接近する。

霊夢「だりゃああ!!」

そして、輝夜に向けてパンチを放った。

その速度は、凄まじく普通の者では避けることが出来ないであろう。

しかし、『スカッ』

なんと、霊夢のパンチが当たる瞬間 輝夜が消えたのである。

霊夢「何!!」

驚く霊夢

輝夜「どこを見てるのかしら?」

その声と共に後ろから輝夜が霊夢にパンチを放った。

いくら、界王拳を使っている霊夢でも急な後ろの攻撃には、反応することが出来ず

そのままパンチを食らってしまう。

霊夢「うわーーー!!」

数メートル吹き飛ばされてしまう霊夢

霊夢「くっ!」

しかし、霊夢は空中で一回転し体勢を立て直した。

霊夢「はぁ、はぁ、はぁ」

息を切らす霊夢

 

 

魔理沙「なんて奴だ!霊夢にカウンターを合わせやがった。いや、それだけじゃないあいつの動きが捉えられない!!」

驚く魔理沙

悟空「確かに、一体どうやってんだ?まさか、咲夜みてえに時間を止めてるのか?………」

悟空が時間を止めていると推測を入れた。

確かに輝夜の瞬間移動てきな動きは、時間を止めているしか考えられないことであった。

紫「まあ、恐らくそうね…」

紫も悟空の考えに同感する。

その時、

永琳「いいえ、違うわ」

永琳がこちらの話を聞いており悟空達に言った。

永琳「姫様の能力は、時間を止めているわけではないわ」

そういいながら悟空達の方に体を向ける永琳

永琳「そう、姫様の能力は、永遠と須臾を操る能力よ」

輝夜の能力を教える永琳

しかし、悟空は「須臾なんだそれ?うめえんか?」

当たり前だが須臾の意味を知らなかった。

永琳「食べ物じゃないわ!要するに一瞬の事。姫様は、その一瞬を集めて自らの時間を作ってるのよ」

簡単に説明をする永琳

しかし、悟空は首を傾げる。

悟空「要するにどういう事だ?時間を止めるのと一緒じゃねえんか?」

と次々と永琳に質問をしていく。

永琳「まぁ、例えば時間の流れを砂時計と例える。砂の流れ=時間の流れとして、流れる粒 一つ一つが須臾 一瞬の時間よ。時間とは無数の短い時間が積み重なっており、連続したように見えるけれど実際は、短い時間の集まりなの。砂時計って全部繋がって見えるけど実際は砂の集まりでしょ。そして、さっき貴方達が言ってた時間を操る事とは、砂の量を増やせば早く砂を落とす=時間が早くなる。砂の量を減らせば砂は遅く落ちる=時間が遅くなる。そして、流れる砂を0にすれば時間が止まるってわけよ。それに対して姫様の能力は、その砂の一粒一粒を小瓶に写すような物なのよ。そして、小瓶に砂を保存することが永遠を操ると言うこと。そして、その小瓶に溜めた時間を一気に使う。これが須臾を操る能力」

永琳が細かく説明をした。

悟空「よく、わかんねえや」

しかし、悟空はイマイチ永琳の説明の意味が分からなかった。

紫「要するに人が判断出来ないような一瞬で動くことが出来るのよ」

紫がささやくように悟空に言った。

悟空「なんだそういうことか」

やっと理解することの出来た悟空

 

一方その頃 霊夢は

 

霊夢「だりゃ!」

輝夜にひたすら攻撃を繰り返していた。

輝夜「どうしたのスピードが落ちてきてるわよ」

そう言って霊夢にパンチを食らわせる。

そう霊夢は界王拳の負担もあり体力が底を尽きようとしているのである。

そして、ついに

霊夢「はぁ、はぁ、はぁ」

その息切れとともに霊夢から赤いオーラが消えてしまった。

霊夢「なっ!」

驚く霊夢

そんな霊夢を見て輝夜は、「あらあら、赤いオーラ消えちゃったわね」

少し微笑みながら言う輝夜

霊夢「ちっ」

舌打ちをする霊夢

輝夜「それじゃあ、反撃といくわよ!」

そう言って霊夢に近づく。

輝夜「はぁ!」

そして、霊夢にパンチを放った。

霊夢「ぐはっ!」

口から唾液が飛ぶ霊夢

しかし、輝夜は、追い打ちをかけるように、

輝夜「だりゃりゃりゃりゃりゃ!」

と連続攻撃を霊夢に放つ。

霊夢「くっ!」

そう声をもらしながら苦しむ霊夢

輝夜は、そんな霊夢を見下ろすように見る。

輝夜「これで終わりよ!!」

輝夜は、霊夢に力を込めたパンチを放った。

今の霊夢にそれを避ける気力は ない。

霊夢(負けた)

霊夢は、心中でそう呟く。

その時!

『パシッ』

輝夜のパンチが何者かによって受け止められた。

輝夜「なに!」

驚く輝夜

そう言うまでもないであろう輝夜のパンチを受け止めたのは、悟空である。

霊夢「悟空!」

霊夢は悟空の名前を呼ぶ

悟空「ふぅ〜、あぶねー。おい、大丈夫か霊夢」

霊夢「助けてくれたの?」

悟空「あたりめえだろ」

霊夢「ありがとう」

悟空にお礼を言う霊夢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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