東方龍球伝   作:清川 明希

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霊夢vsにとり 第62話

山の神社の場所を探すため にとり と勝負をすることになった。

にとり に勝つことが出来れば神社の場所を教えてもらえる。

勝てなければ返される。

そのどちらかだ!

果たして霊夢達は、にとり に勝つことが出来るのだろうか!!

 

霊夢「分かったは、その勝負のってあげる!」

にとり「そう来なくちゃね 」

ご機嫌そうな笑顔を見せる にとり

霊夢(どう見ても戦闘に適した体じゃないけど………本当に大丈夫なのか……?)

霊夢は、重苦しい顔で にとりを見た。

にとりは、すぐさまその霊夢の顔に気づく。

にとり「そんな、顔しなさんなって」

にとりは、笑顔で霊夢に言った。

 

魔理沙「なぁなぁ霊夢?」

小声で魔理沙が霊夢を呼んだ。

霊夢「どうしたの?」

霊夢も魔理沙と同様に小声にする。

魔理沙「お前、あいつと戦うのか?」

霊夢「えぇ、そうしないと神社の場所教えてくれないみたいだしね」

魔理沙「でも、どう見てもあいつ戦闘慣れしてるように見えねえぞ?もし、大怪我でもさせちまったらどうするんだ?」

霊夢「私だって力加減ぐらい出来るわよ」

魔理沙「でもよぉ?」

霊夢「もう、どうせあいつと戦わないと神社の場所分からないんだししょうがないでしょ」

 

霊夢達がそんな会話をしていると ずっと 黙ってた にとりがしびれを切らした。

にとり「いつまで話したんだよ!戦うんなら早くしよう!!」

にとりが叫び気味に言った。

 

魔理沙「しょうがねえ、霊夢ちゃんと手加減しろよ」

魔理沙が霊夢に そっと言った。

霊夢「分かってるわよ」

そう言って霊夢が にとり に近づいて行った。

 

霊夢「待たせて、悪かったわね。それじゃあ、戦いましょうか」

そう言いながら戦闘体勢をとる霊夢

すると!

にとり「あ、ちょっと待って」

そう言って一度、にとりは、草木の生えている方に向かった。

霊夢「えっ?」

霊夢が困惑する。

そして、少しして

にとり「お待たせ〜!」

にとりは、川に戻ってきた。

霊夢「全く、どこ行ってたのよ」

そう言いながら にとり の方を振り向く。

そこには!

にとりの姿がなかった。

霊夢「えっ?」

戸惑う霊夢

にとり「ふふふ、驚いてるみたいだね!」

だが、確かに にとり は近くにいた。

霊夢「一体、どうなってるの?」

にとり「これは光学迷彩スーツ」

霊夢「光学迷彩スーツ?」

頭に疑問符を浮かべる霊夢

にとり「簡単に言えば姿を消せる服さ」

霊夢「でも、それ反則じゃないの?」

にとり「勝負に反則なんてものないのさ」

そう言って にとり は構え出した。

勿論、にとりが構えているのは霊夢達には見えていない。

霊夢「まぁ、いいわ。ちょうどいいハンデね」

そう言って霊夢も構え出した。

にとり(ハンデって………)

にとりは、ハンデという言葉に少し戸惑ってしまってる。

にとり(まぁ、いっか)

だが、特に気にするのをやめ戦いに集中することにした。

 

そして!

 

にとり「はぁ!」

にとり が霊夢にエネルギー弾を放つ。

霊夢「ふん」

しかし、霊夢は鼻で笑いながら軽くエネルギー弾を躱した。

にとり「私の場所がわからないのに避けるなんて凄い動体視力だな」

にとりは、霊夢に関心を抱いた。

霊夢「あれぐらい避けれるに決まってるでしょ」

にとり「なら、これならどうだ!光学「「ハイドロカモフラージュ」」 」

今度は、スペルカードで攻めた にとり

そのスペルカードの弾幕は、数がとてつもない量であった。

姿が捉えられないプラスこのスペルカード

にとりは、勝ちを確信した。

 

だが、しかし!

 

『ヒュンヒュンヒュン』

霊夢は、高速で身を動かし軽やかに弾幕を躱していった。

にとり「な、なに!?」

流石のにとりも焦りを感じた。

その間に、

霊夢「ふぅ〜」

霊夢は、全ての弾幕を避け切っていた。

 

にとり「まさか、全部 躱すなんて!」

霊夢「私を見くびりすぎたみたいね。私はそんじゃそこらの奴とは、レベルが違うのよ」

にとり「確かに、お前は、私より、いやこの山にいる半端な妖怪達より全然強いみたいだな」

にとりは、今になって霊夢と言う名の人間の強さを実感した。

にとり「確かに、お前は私のスペルカードを全て避けることが出来た。だが、それは、あくまで守り私の姿が見えないお前は私にダメージを与えられないはず!この戦い私が負ける事はありえないんだ!」

そう、その通りである。

にとりは、光学迷彩スーツによって姿をくらましている。

普通の者ならば、にとりの場所が捉えられず、にとりに攻撃することが出来ない。

そう、普通の者ならば………

 

霊夢「そうね。確かに貴方の姿は、見えないわ。でも……」

『ヒューン』

霊夢が高速で移動をする。

そして!

『バゴン』

そのような音が鳴り響いた。

そう、それは、

にとり「なっ!!」

『バタンッ』

そう霊夢がにとり を攻撃した音である。

にとり「くっ!どうして」

にとりは、訳がわからず混乱する。

そんな、にとりを見て霊夢が説明を始めた。

霊夢「貴方の姿は確かに見えないわ。でも、姿が見えなくても貴方からは、気配が出ている。私は、それを感じとっただけよ」

そう、その通りである。

霊夢は、相手の気を読むことができる。

なので、いくら姿を見えなくしようと最初からにとりが勝つことはなかったのである。

 

 

 

 

 

 

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