霊夢達が山の頂上を目指していると山に住む射命丸文が現れた。
天狗は、霊夢達を侵入者だと判断し追っ払おうとする。
果たして、霊夢達はどうなってしまうのだろうか!
霊夢「………」
文「………」
お互い様子見としている。
この無言の空間は一瞬の油断さえも許されない。
『ザーッザーッ』
木々が音を鳴らしながらなびいている。
その瞬間!!
『ヒュン』
『ヒュン』
霊夢と文が同時に動き出した。
『ダダタダダダ』
そして、打撃音が周りに響き渡る。
そして、
霊夢「だりゃああ!」
霊夢がその中で先に攻撃を当てた。
文「うっ」
文は少し後ずさりして体制を立て直す。
霊夢「貴方、なかなかやるじゃない」
文「褒められて光栄ですよ」
そう言いながら再び2人はぶつかりあった。
霊夢「だりゃりゃりゃり」
文「だりゃりゃりゃり」
2人は、気合いを込めたパンチを連続して放つ。
その時!
文「はあぁぁあ!」
今度は、文が霊夢に攻撃を命中させた。
霊夢「くっ!」
霊夢は、すぐさまヤバイと感じ距離を取ろうと後ろにさがる。
しかし、
文「おっと、逃がしませんよ」
すかさず距離を取る霊夢に近づき
文「だりゃりゃりゃ!」
と追い打ちをかけるように攻撃を重ねた。
流石の霊夢も文の攻撃ペースが速すぎて躱すことが出来なかった。
『ドンッ』
霊夢は、そのまま強く地面に背中をつけた。
霊夢「くっ!」
だが、霊夢はすぐさま体を起こす。
霊夢「なかなかやるじゃない」
霊夢は、文を睨みつけながら言った。
文「私のスピードは幻想郷でもトップクラス。たとえ、攻撃力、防御力が負けていたとしてもスピードで補えるんですよ」
霊夢「なるほどね」
霊夢「でも、私は負けないわよ!」
そう言って再び構え出す霊夢
文「私だって負けませんよ!」
文も同様に構え出す。
霊夢「だりゃああ!」
霊夢は、正面から文に突っ込んで行った。
文「正面から来ますか」
そう言って文は、霊夢の攻撃を躱した。
霊夢「なに!」
まさか、攻撃を躱すとは思っていなかった霊夢!
文「ガラ空きですよ。はぁ!」
そして、文はそのまま体制が崩れている霊夢に攻撃を放った。
霊夢「ぐはっ!」
霊夢は、そのまま吹き飛ばされてしまう。
だが、吹き飛ばされている中でなんとか体制を立て直した。
霊夢「危なかった」
文「どうですか霊夢さん私のカウンターは、私のスピードあってのことなんですが」
霊夢「ええ、まさかあんなところでカウンターしてくるとは、思わなかったわ」
霊夢は、冷静な表情で言った。
だが、冷静なのは表情だけ心ではかなりの焦りが浮かんでいた。
霊夢(くそ〜、一体どうしたらいいの。あのスピードに対応するには言ったい)
霊夢は、文の攻略手段を考えた。
その時!
霊夢「そうだわ!」
霊夢がある事を思いついた。
文「あら、何かスピードを破る作戦でも思いついたんですか?」
霊夢「ええ、そんなところよ」
そう言いながら霊夢は、スペルカードを構えた。
文は、驚いた。
それもそのはず、あんな自信満々だったのにただスペルカードを一枚構えただけだったのだから。
文「作戦って、たかがスペルカードですか。期待はずれですね」
文が霊夢を見くびるような言い方で言った。
だが、霊夢は、そんな文に言葉を返そうとはしない。
そして、
霊夢「霊符「「夢想封印」」 」
霊夢は、自慢の技 夢想封印を放った。
文「やれやれ、そんなもの私が避けれないわけないじゃありませんか」
そう言って夢想封印を避けようとする文
だが、しかし!
文「何!」
文は驚きの光景を目撃する。
そうそれは、
『ドドドドドン』
なんと、文に夢想封印が当たるのではなく夢想封印が文の周りに放たれているのである。
そうこれは、かつて魔理沙が妖夢にとった目くらまし作戦である。
文「くっ!」
文は、夢想封印が地面に衝突した時に出た爆風に包み込まれてしまった。
霊夢「これであなたは私の姿は見えないはずよ」
そう言いながら2枚目のスペルカードを構える。
そして、
霊夢「霊符「「夢想封印」」 」
再び夢想封印を放つ霊夢
今度は、文の周りではなく文じしんを狙って。
文「いや〜、これは驚きました。だけど、残念ですね」
文が何かを呟いた。
そして!
文「風符「「天狗道の開風」」 」
なんと、文は爆風の中からスペルカードを放ったのである。
しかも、そのスペルカードは、物凄い風を起こし爆風を吹き飛ばしてしまった。
いや、爆風を吹き飛ばしただけではない。
霊夢の夢想封印すらも相殺してしまった。
霊夢「何!」
流石の霊夢も驚きを隠せない。
文「いや〜、お見事でした。あと、ちょっとでアウトでしたよ」
霊夢「まさか、あんなスペルカードを持ってたなんて」
文「私は、風を操る能力を持っているんです。爆風で目くらましを狙ったのは、よかったんですけど相手が悪かったですね」
そう、文は風を操ることが出来る。
そんな相手に爆風の目隠しなんて意味がなかったのだ。
霊夢「チッ、まだ勝負は終わってないわよ」
そう言って霊夢は、またまた構え出した。
この状況、霊夢は絶対のスピードを持つ文を倒すことが出来るのであろうか。