紅魔館?悟空vs門番!! 第7話
現在、悟空達は突如現れた謎の少女によって足止めをくらっていた。
???「あんた達!」
急にこちらに指をさしてくる少女。
???「アタイの縄張りに入ったてことは覚悟は出来てるのよね!」
ドヤ顔かつ、まるで人を小馬鹿にしているかのような笑みを浮かべながら告げる少女。
悟空は思わず首をかしげる。
正直なところこの少女からはあまり大きな気を感じることはできなかった。
しかし、少女から溢れるこの圧倒的自信!
悟空は何か裏があるのではないかと警戒を強める。
と、その時。
少女の後ろからチラッと誰かが顔を出した。
その少女は緑色の髪をしているもののどことなくこの青い少女と似た気を感じ取れた。
緑の少女は青い少女に囁くように告げる。
???2「ねぇ、もうやめようよチルノちゃんこの人達、今急いでるみたいだしさ」
どうやら、この子の名前はチルノというようだ。
恐らく、今後ろからきたチルノの友達がここを引き下がろうという提案のようだ。
たしかにその判断は賢明である。
ぶっちゃけ数でも戦闘力でもこちらの方が有利なのだ。
しかし、この青い少女は違った…。
チルノ「何いってるの大ちゃん、こいつら勝手にアタイの縄張りに入ってきたんだよ!」
今の分からない理論で逆ギレするチルノ。
正直、霊夢達は現在話についていけていなかった。
霊夢「あんた達、今私たち急いでて、遊びに付き合ってる余裕はないの。用が無いならもう行くわよ」
ついに痺れを切らした霊夢はこの2人をほってさっさと主犯の元へ向かおうとする。
しかし…。
チルノはそうはさせまいと体を大の字にして霊夢達をくいとめた。
チルノ「何を言うか、アタイの縄張りに入って無傷で出れると思うなよ。なんたってアタイ達は幻想郷最強のチルノ様と大妖精の大ちゃんだぞ!」
それを聞いた大妖精は思わずため息をつき「チルノちゃん…」と内心で呟いた。
その表情は少しチルノに呆れた様子である。
悟空「おめぇ、強えのか?」
この自信溢れるチルノへの興味が高まった悟空は目を輝かせながらチルノに尋ねた。
すると、チルノは「はぁ?」とした表情を浮かべる。
チルノ「あなた人の話を聞いてなかったの?」
大妖精(妖精だけどね)
やれやれという仕草をとりながら悟空をバカにするチルノ。
悟空は頰を少しぽりぽり掻いて今自分が変なこといったかな?と考えた。
そんな、悟空を見たチルノは「まったくもう!」とブツブツ言いながらもう一度自悟空に自称自分の立場をもう一度説明した。
チルノ「アタイはこの幻想郷で最強っていったでしょ!私に勝てる者なんて存在しないわ」
親指で自分を指差すようにしながら告げるチルノ。
どういうわけか、それほど自分に自信があるのだろう。
霊夢「なら、私と戦って私が勝ったらここを通らせてもらっていい?」
ついに痺れを切らした霊夢はチルノに戦いを挑んだ。
本当は痛めつけるのはあまり好きではないがこれ以上茶番を続けても拉致があかないと思ったのだろう。
チルノ「私に勝ったらですって?ぷっふははははははははは」
急に大爆笑するチルノ。
チルノは霊夢をかなりなめていた。
笑いがおさまるとすぐに先ほどと同じドヤ顔を浮かべ霊夢に告げる。
チルノ「まぁ、どうせ私に勝つ事は出来ないだろうし、いいわよ」
どうやら、チルノは霊夢の話にのったようだ。
それを見た大妖精は慌ててチルノを止める。
大妖精「ねぇ、チルノちゃんやめようよあの人強そうだよ」
チルノ「大丈夫、大丈夫、最強のアタイが負ける訳ないから」
しかし、バカなのか何か隠し球があるのか大きな自信に溢れているチルノ。
本当に一体何をしたいのだろうか…?
魔理沙「どうでも、いいけどやるなら早く終わらせてくれよ霊夢」
放棄の上に体を寝かせながら霊夢に告げる魔理沙。
霊夢「分かってるわよ」
威勢良く告げる霊夢。
どうやら、チルノ同様霊夢もかなりの自信に溢れているようだ。
霊夢「それじゃあ、始めましょうか」
そう告げると同時に霊夢とチルノは構えをとるのであった。
チルノ「ああ、それじゃあ、こっちから行かせて貰うわよ」
その瞬間、空高く一気に浮上するチルノ。
霊夢はそれを見上げる。
一体、チルノは何をするのであろうか。
チルノ「ふふふ、アタイノ本気見せてやる」
そう呟くと同時にチルノは何かを取り出した。
そして!
チルノ「氷符「「アイシクルマシンガン」」 」
チルノからツララ状の氷が霊夢めがけて降り注がれるのであった。
そうチルノが出したのはスペルカードてまある。
どうやら、いきなり全力で飛ばして来たようだ。
魔理沙は霊夢を見つめる。
その表情には少し心配の眼差しが見えた。
しかし、そんな心配も無駄だったとこの瞬間、魔理沙は自分の目で教えられるのであった。
ヒュン ヒュン ヒュン
なんと、霊夢はその攻撃をいとも簡単に躱していくのである!
その光景は、まるでツララの方が霊夢を避けているのではないかと錯覚してしまうほど美しかった。
魔理沙「やるな!霊夢」
思わず、声が出る魔理沙。
しかし、そんな魔理沙とは裏腹に悟空は無言であった。
まるで、霊夢ならこれぐらい当たり前だと知っていたかのように…。
そうこうしている間に霊夢は少しずつチルノとの距離を詰めていた。
どうやら、霊夢は近距離で一気に決めるようだ。
それに気づいたチルノは懸命にツララを放つ。
しかし、体力があんまりないのか少しづつツララの数が減っていった。
そして…。
ついに霊夢は、チルノの目の前までやってきた。
チルノの腹部に手をかざす霊夢。
その瞬間!
霊夢「はぁ‼︎」
霊夢は衝撃波のようなものをチルノに浴びせた。
勿論手加減はしている。
チルノ「うわぁ〜」
そのまま勢いよく吹き飛ばされていくチルノ。
なんともあっけないと言うべきか一瞬で決着がついてしまったのであった。
近くにいた大妖精も「チルノちゃ〜ん」と叫びながら吹き飛ばされたチルノを追いかけていった。
それを見た霊夢達は、ぽか〜んとした表情で突っ立っている。
どうやら、予想以上に弱かった妖精達に困惑してしまったようだ。
悟空「一体、なんだったんだあいつら?」
魔理沙「さぁ……」
霊夢「私もよく分からない」
しかし、こんなところで、ぼーっとしている暇もあるわけなくすぐに切り替え再び3人は異変解決へと向かうのであった。
〜数分後〜
悟空達はついに霧の発信源を見つけた!
悟空「霧の発生源が見えてきたぞ!」
そう告げると謎の館に対して指を指す悟空。
どうやら、発信源の正体はあの館のようだ。
霊夢「あれが紅い霧の発信源ね」
館を強く睨みつけながら告げる霊夢。
どうやら、霊夢自身も少し警戒しているようだ。
なぜなら、目の前にある館は言葉には表せないが謎の威圧感を放っていたのである。
それに霊夢の感が働いたのだ。
魔理沙「よし、さっさと行こうぜ」
そんな霊夢とは裏腹に明るい声で告げる霊夢。
その言葉はまるでムードメーカーのように霊夢の心に余裕を与えた。
魔理沙「本当にそいつも一緒に来るのか?」
不意に悟空を見つめる魔理沙。
どうやら、かなり心配しているようだ。
しかし、魔理沙は悟空の本当の力をまだ知らない。
心配して当然なのである。
魔理沙「いくら私達がいるからってそいつに構ってばっかりいられないんたぜ?」
何を押すように言葉を吐き出している魔理沙。
しかし、霊夢はそんな魔理沙とは裏腹に「大丈夫、大丈夫」と軽い口調で流すのであった。
魔理沙「でもなぁ〜」
だが、やっぱり悟空の事を全く知らない魔理沙。
悟空の事が心配でたまらないのである。
霊夢は、少し首を捻る。
一体、どうしたら魔理沙に悟空の強さを知ってもらえるのかと…。
と、その時、霊夢の頭に1つの案がよぎった。
霊夢「そうだ!じゃあ、こうしましょう。1番初めにでてきた奴は悟空と戦ってもらうことにしましょう!」
どうやら、霊夢の作戦は早々と悟空の強さを魔理沙に見せることのようだ。
確かに悟空の強さを見れば魔理沙も気が楽になるはず、霊夢は中々良い案を考えたのであった。
その後も魔理沙は少し不安そうな表情を浮かべたが結局、霊夢に押されてしまい霊夢の意見に賛成してしまう。
魔理沙「じゃあ、そうするけどよ。でも、危ないと思ったらすぐに私が助けに入るからな」
心配そうな目で悟空を見つめる魔理沙。
どうやら、本気で悟空を心配してくれているようだ。
しかし、霊夢はそれとは裏腹に悟空の強さに確信を持っていた。
霊夢「分かったわ。てことで悟空、最初の敵をよろしく」
笑顔で悟空を見つめながら告げる霊夢。
どうやら、戦いを省けてラッキーと思っているようだ。
悟空「ああ、分かった」
悟空は、そう一言霊夢に返す。
そうこう会話をしている間についに館へとたどり着いた。
周りを見渡す霊夢達。
その館は物凄い威圧感を放っており入る前から霊夢と魔理沙にプレッシャーを与えた。
しかし、悟空は、「ひぇ〜、近くで見るとより一層でけぇなぁ。オラなんかワクワクしてきたぞ!」と呑気なことをかます。
そんな悟空を見た魔理沙は本当に大丈夫か?と心配になったのであった。
館の周りをグルグルしているとついに入り口の門らしきものを見つけた。
魔理沙「おい、霊夢あれ」
いち早くそれに気づき門に向かって指を指す魔理沙。
霊夢「どうやら、あれが入り口みたいね」
そのまま門の方へと急降下する霊夢達。
どうやら、いよいよ異変解決のスタートのようだ。
トン トン トン
3人同時に門の前へと足を下ろした。
そして、そのまま門の方へと目をやる。
そこからみる館の景色は上から見るのとまた違い不思議なオーラを醸し出していた。
魔理沙は唾を飲み込む。
どうやら、少し恐怖を覚えたようだ。
と、その時!
???「おや、どなたですか?」
どこからともなく聞き覚えのない声が響き渡った。
霊夢と魔理沙そして、悟空は警戒心をつよめる。
すると…。
トントントントン
どんどんこちらへ向かってくる足音が聞こえた。
その音は確実にこっちへ向かってきており間違えなく自分達を狙っていると理解できた。
霊夢達は足音が聞こえてくる方向へと目をやる!
気がつくとそこには、チャイナドレスのような服装でみを包んだ女性が門にもたれるように立っていた。
???「あなた方は?」
不意に質問をしてくる謎の女性。
どうやら、向こうもこちらと同様警戒をしているようだ。
霊夢「私は博麗霊夢こっちは孫悟空そして、こっちは、おまけの霧雨魔理沙よ」
魔理沙「おまけってなんだよ!」
霊夢のあまりにも雑な自分の言い回しに少し顔を膨らませる魔理沙。
しかし、今のこの状況でそんな魔理沙に関わってる暇もなくそのまま魔理沙は無視されてしまうのであった。
???「そう。なら、次の質問ですが。あなた方がこの紅魔館に何の用ですか?」
門番の目つきが一瞬変わる。
どうやら、門番にとってはこの質問こそが大切なことのようだ。
霊夢「紅魔館?それがこの館の名前ね。そんなの決まってるじゃない。この霧を出すのをやめてもらいにきたってわけよ」
霊夢の言葉に対して「なるほど」と相槌をうつ門番。
しかし!
???「ですが、それは出来ないたのみです。どうか、お帰り願います」
そんなに甘いわけなく門番に帰るように請求された。
だが、しかし、勿論、霊夢達は、こんなところで帰れるわけがない。
霊夢「なら、仕方ないわね。無理矢理でもあんたらの主をぶっ倒してとめてもらうわ」
強い気迫を込めながら告げる霊夢。
どうやら、めんどくさがりやな性格とはいえ自分の役目を果たすという強い意志を霊夢は持っているようだ。
それに少し悟空は感心するのであった。
???「私たちの主をぶっ倒す?残念ですがそれは無理です。何故なら、私がこの門を通らせはしませんからね」
少し微笑みを交えつつ余裕そうな表情を浮かべる門番。
どうやら、戦いにかなりの自信をもっているようだ。
しかし、そんなのは想定内。
入り口に守り役がいることぐらいお見通しであったのである。
霊夢は、すぐさま悟空に声をかけた。
霊夢「そういうとおもってたわ。それじゃあ、悟空。よろしく」
悟空「分かった」
これから戦いが始まると思えないほどの呑気さを見せる霊夢と悟空。
しかし、これは単なるバカではなく戦いに絶対的な自信を持っているのである。
それを見た門番は顔を少し拒めた。
眉がそびえる。
???「闘うのはこの子供1人てすか?随分となめられた者ですね」
表情にうっすらと怒りを見せる門番。
どうやら、自分が舐められているように感じたようだ。
しかし、そんな門番の表情には、何一つ気づかない悟空は、門番の目の前まで足を運んだ。
魔理沙「本当にあいつ1人でいいのか?」
再び心配の声を上げる魔理沙。
正直、ここまでしぶといと面倒いレベルであるがそれだけ魔理沙は他人を思っているんだなと霊夢は解釈し魔理沙に告げた。
霊夢「大丈夫だって、言ってるでしょ。いいから見ていなさい」
そう一言だけ告げると悟空の方へと顔を向けさした。
すでに2人の距離は2メートルぐらいになっておりいつ戦闘が始まってもおかしくない。
???「今まで何年も門番をやってきたけど子供と闘うのは初めてですよ」
どことなく悟空を見下しながら告げる門番。
完全に悟空を下に見ているようだ。
しかし、悟空はそんなことは気にしない。
軽い笑みを浮かべ悟空は門番にこう告げるのであった。
悟空「へへへ、でもオラこう見えて子供じゃねえぞ」
それは、もはや悟空にとってお約束化したセリフの一つである。
毎回会う相手に子供扱いされるため自分の意思でいったというより反射的に口に出したに近かった。
門番はそんな悟空の意味不明な発言に頭を傾ける。
???「子供じゃない?」
まさに予想通りの反応をする門番。
悟空と霊夢はやっぱりそんな反応になるわよね。と心で呟くほどである。
???「まぁ、子供だろうが子供じゃなからうが私は侵入者を倒すまでです」
恐らく、子供の言った適当なことだろう。
門番は悟空の言葉をそう解釈し戦闘の体制をとるのであったり
???(ふん、10秒で終わらせるわ)
心の中でそう呟く門番。
そして!
ヒュン!
不意に門番は猛スピードで悟空に接近した。
どうやら、この一瞬で悟空との戦いを決めるようだ。
シューーン!
悟空にめがけ勢いよくパンチを放つ門番。
このまま行けばその拳は悟空の腹部を貫きやられてしまうであろう。
だが、悟空はそんな不意打ちの攻撃にも瞬時に反応する!
なんと、悟空は体をヒョイと横にねじりいともたやすく門番のパンチを躱してしまった。
これには、流石の魔理沙も門番も驚きを隠せない。
魔理沙「なに‼︎」
???「なに‼︎」
お互いに悟空が攻撃を避けれるはずないと考えていたのか目が飛び出るほどに悟空の方へ目をやった。
門番は一度悟空と距離をとる。
悟空「結構、速えじゃねえか」
どうやら、悟空の方も門番の速度に驚いているようだ。
たしかにもし悟空が少しでも動作が遅ければパンチは直撃したであろう。
門番は一呼吸する。
???「すみません。あなたをなめていました。あなたの名前なんでしたっけ?」
強さを認めたのか悟空に名前を尋ねる門番。
悟空「オラは孫悟空だ。おめぇの名前は?」
悟空も同じように名前を聞き返す。
すると、門番は礼儀正しい振る舞いをし、こう告げるのであった。
???「私の名前は紅美鈴と申します」
門番の名前は美鈴というようだ。
美鈴は、足を一歩前に出す。
恐らく、ここからが本当の戦いのようだ。
その美鈴の気迫を感じ取ったのか悟空も美鈴と同様に構えを取る。
悟空「美鈴、こんどは本気でこい!」
美鈴に言い放つ勢いのある声で告げる悟空。
美鈴は、それを聞くと返答のかわりにニヤッとした笑顔をみせる。
そして!
ヒュン
美鈴は先ほどよりもさらに勝る速さで悟空に接近した!
美鈴「はっ‼︎」
悟空に勢いよくパンチを放つ美鈴。
しかし…。
悟空「よっと」
悟空はいともたやすく避けてしまった。
しかし、美鈴は諦めない。
一度躱されたぐらいなんのその次は連続で悟空にパンチとキックを送っていった。
しかし、悟空にそんなのは関係ない悟空は攻撃と攻撃の隙間にできるわずかなスペースをかいくぐった。
悟空「動きに無駄がありすぎっぞ!はぁ!」
そう告げるや否や美鈴の腹部にパンチを打ち込む悟空。
流石の美鈴もこれはたまったものじゃない。
慌てて悟空と距離をとり体制を立て直した。
美鈴(何て奴なの私の攻撃を全て躱すなんて、しかもあの隙間をぬった攻撃)
美鈴は悟空が予想以上に強く驚きを隠せなかった。
いや、美鈴だけじゃない。
魔理沙「ひぇ〜、悟空ってあんなに強いのか」
霊夢「だから心配要らないって言ったでしょ」
どうやら、魔理沙も美鈴と動揺に悟空の強さに驚いていた。
ここに来てようやく悟空の強さを知ったのである。
美鈴(このままでは、私に勝ち目は無いわね。こうなったら私の全力の一撃をくらわせるしかありませんね)
美鈴はそう心中で呟くと悟空を指差した。
美鈴「悟空さん、今から私の全てをあなたにぶつけます」
どうやら、美鈴は本当に次の一撃で全てを賭けるようだ。
恐らくさの攻撃を悟空が耐えれるかどうかで勝負が決まるであろう。
果たして、勝つのは悟空か美鈴どちらでもあろうか。
パワーバランスなどが狂っていく可能性があります。