前回、戦いの末早苗から勝利を成し遂げた霊夢
霊夢は倒れこむ早苗の目の前に立ちなにかを言おうとしていた。
そう、それは勿論
霊夢「さぁ、神社の件どうしてくれるのかしら?」
霊夢の放った言葉は神社のことである。
そう元々この戦いは博麗神社の運命をかけていたもの
早苗に勝利した霊夢が神社のことを聞くのは当たり前である。
早苗「あぁ、そのことですね」
早苗は自分の体に鞭をうち
倒れこんだ体をなんとか起き上がらせた。
霊夢「勿論、私が勝ったんだから神社の件は無しよね?」
霊夢はニヤっとした顔で早苗の顔を覗き込みながら言った。
しかし、その早苗の表情には、何か迷いの様なものを感じ取れ霊夢の話をしっかりとは聞いていないようだった。
霊夢「何よそんな顔しちゃって?」
霊夢はそんな早苗を見かねて声をかける。
早苗は、はっ、とした表情を浮かべ霊夢の方を見た。
霊夢「さっきからなに考え込んでるのよ?」
霊夢が心配そうに早苗に問いかけた。
早苗「あ、いや、こっちのことです。気にしないで下さい」
しかし、早苗は顔に作った様な笑顔を浮かべ話をそらした。
だが、霊夢は、「何に悩んでいるの?」と早苗に再び問いかけをする。
その言葉を聞いた早苗は、また、険しい顔に戻ってしまった。
霊夢「何よ!いつまでもそんな顔されてもこっちは話にくいのよ!」
痺れを切らした霊夢は威圧のある声を出す。
そして、少しの間があいた。
霊夢達は、早苗が口を開けるまで待ち続ける。
その時!
早苗「悔しいんです」
その言葉は、静かながら霊夢達の耳に反響して聞こえる。
早苗「私は、貴方よりも信仰をずっと集めれています。信仰は力に変えることができる。だから、信仰の多い私の方が圧倒的に有利だった。でも、それなのに何故、私は貴方に勝てな勝ったのですか、それが私には分かりません。お願いです。なんで私は負けたんですか?教えてください!」
若干、口調が荒くなりつつ霊夢に尋ねる早苗
そう基本巫女などは信仰が多ければ強くなれる。
だが、実際は、信仰の多い早苗は敗北し信仰の少ない霊夢が勝利を勝ち取った。
それが、早苗にとって意味が分からなかったのである。
悟空「おめぇ、そんなことも分かんねえのか?」
横から聞いていた悟空が早苗に言った。
早苗「えっ?」
突然、悟空が喋り出したことに驚く早苗
しかし、悟空はそんな驚いている早苗の表情を無視して話を続ける。
悟空「霊夢はな今までずっと自分の意思で修行してきたんだ」
早苗「自分の意思で修行?」
悟空「ああ、そうだ」
早苗「でも、たかだか修行ぐらいで信仰の力を超えれるとはとても……」
悟空「いや、そんなことねえ。実際、霊夢の奴前までは修行がでえっ嫌いで全然、修行していなかったんだ。正直言って、そん時の霊夢はあんまりてえしたことなかった。だけんど、いつの日か霊夢が自分の意思でオラに弟子入りを志願してきたんだ。それから、毎日毎日めっちりと修行してここまで強くなれたんだ。信仰の力に頼っていたおめぇが今まで頑張って修行してきた霊夢に勝てるわけねえだろ!」
悟空は、若干厳しめに早苗に告げる。
早苗は、少し考えこんだ顔をした。
そして、
早苗「確かにそうですね」
冷静な口調を取り戻し微かな笑みを浮かべながら早苗はそう告げた。
早苗「え、弟子入りって!!」
そう言いながら悟空を2度見する早苗
それを見た霊夢がすかさず、
霊夢「とっ、それを話したら長くなるからまた今度ね」
と早苗を止めた。
早苗は、頭に疑問符を浮かべながらも霊夢に止められたので気にするのをやめた。
霊夢「てか、それより神社の件なんだけど?」
霊夢が早苗に質問した。
早苗「あぁ、神社の件ですね」
そう言いながら考え込む早苗
早苗「実はこの奥の湖にこの話を持ちかけた。守矢の神がいます。神社の件の事はその神と話し合って下さい。正直、私に出来ることはありません」
霊夢「わかったわ。その神を説得すれば今回の件は無しになるのね」
霊夢が早苗に確認をとる。
早苗「ええ、説得できたら出すけどね」
霊夢「なぁ〜に、もし、話し合いで解決しなかった時は、直接、体に教えればいいのよ!」
どうやら、霊夢は話し合いが成立しなかった場合、実力行使に出るようだ。
それを聞いた早苗は驚いた。
早苗「何言ってるんですか!相手は神ですよ!いくら、貴方が強くてもそんな体力の消耗した状態で戦えば確実に殺されてしまいます!」
早苗が霊夢にそう言い張る。
霊夢「それなら大丈夫よ!もしもの時は、神よりも恐ろしい者が私達の味方についているから!」
そう一言のこして早苗の言う神様のいる湖へと霊夢達は向かっていった。
果たして、一体この後霊夢達にどのような困難が待ち受けているのであろうか。
そして、神の実力とはどれほどのものであろうか!
いよいよ、風神録も終盤に突入
霊夢達は神に勝つことが出来るのであろうか!!
今回、魔理沙一言も喋ってなかったw