魔理沙「今は、ってどういうことだよ霊夢。どうみたって悟空は、押されてねえじゃねえか?」
霊夢が口ずさんだ言葉がどうにも納得 出来ない魔理沙は、霊夢に尋ねた。
霊夢「悟空とあの神様よく見比べてみなさい」
霊夢が魔理沙の方を振り向くこともなく呟く。
魔理沙は、その軽い反応にすこしイラッとしたが特に気にするのもアレかと思い霊夢の言う方向へと目を向けた。
そこには!
悟空「はぁはぁはぁはぁ」
神奈子「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
以前として息を切らしながら構える二人がいた。
その光景にはどうみても悟空が押されている感じは感じれなかった。
魔理沙「なんだよ。やっぱり両方ともお互いに息を切らし合ってるじゃねえか?」
だが、霊夢が魔理沙のその発言を取り消させるように魔理沙にこう言った。
霊夢「何言ってるのよ。その息切れの違いを良く聞いてみなさい」
魔理沙「息切れの違いだって?」
その言葉を聞いた魔理沙が聞き耳を立て二人の息切れを聞く。
悟空「はぁはぁはぁはぁはぁ」
神奈子「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
魔理沙「なっ!」
そこでやっと魔理沙があることに気づいた。
霊夢「やっと気づいたのね」
魔理沙の反応から魔理沙が気づいたことを確認する霊夢
魔理沙「あぁ、微かだけど悟空の息切れの方が激しい。悟空は、あいつよりも体力を消費してる」
そう悟空の息切れは、神奈子に比べると息切れが激しい。
これは、悟空の体力が神奈子よりも消耗していると言うこと、霊夢はこのことにいち早く気づき悟空が押されているといったのである。
魔理沙「だけど、おかしくねえか?」
魔理沙が霊夢に尋ねる。
そう魔理沙は何か不可解な点を見つけたのである。
霊夢「あら、魔理沙も気づいた」
魔理沙「ああ、悟空の奴はこんな簡単に息を切らしたらはしねえはずだぜ。でも、今回はなんだかいつもよりも早く息を切らしている。どうしてだ?」
そう魔理沙の見つけた不可解な点とは悟空の体力である。
確かにスーパーサイヤ人2は、体力の消耗が激しい変身。
しかし、今回はそれがあまりにも激しすぎる。
いくら、スーパーサイヤ人2だとしても悟空は、かなりの体力をつけ備えているはずなのに………
魔理沙は、それについて考え込んでしまう。
霊夢「もうかして、本当にもしかしてだけど」
霊夢が急にそう呟きだす。
どうやら、霊夢は何かに気がついたようだ。
魔理沙「なんだ、何か分かったのか?」
霊夢の反応から霊夢が何かに気づいたことを察し霊夢に尋ねる魔理沙
霊夢「多分、あいつの気のせいじゃないかしら」
魔理沙「気?あの神の気のことか?」
霊夢が注目したのはあの神の気のことであった。
しかし、一体 神の気と悟空の体力何が関係するのであろうか?
魔理沙は、そのことについて霊夢に尋ねた。
魔理沙「一体、神の気だとなんで悟空の体力が減るんだ?」
霊夢「いい、あの神の気ってのは多分 神の領域に踏み入れてるものにしか感じることが出来ない気なの」
魔理沙「うんうん」
霊夢「でも、悟空は確かに強いけど神と言う名の領域には入り込んではいない。だから、神の気を感じることが出来ないわけよ」
魔理沙「神の気を感じれないからどうだって言うんだ?」
霊夢「悟空は普段、戦闘では相手の気を感じそこから相手の動きを読み取り動きを最小限まで抑えているのよ。でも、今の戦いでは悟空は相手の気を読むことが出来ない。だから、余計な動きが入ってしまいいつもより多くの体力を使ってしまっているのよ」
霊夢がそう説明をした。
魔理沙は、その説明を聞きハッとし、そして、理解した。
魔理沙「成る程な。だから、悟空の体力の消耗が激しいのか」
霊夢「えぇ、気を感じることを中心に戦ってきた悟空にとってはかなり相性が悪いわね」
そこで魔理沙が少し焦り出す。
魔理沙「じゃあ、もしこのまま戦いが進んだら悟空は!」
少し叫び気味の声を上げながら霊夢に尋ねる。
霊夢「負けるでしょうね」
そんな魔理沙とは対照的に腕を組み静かに答える霊夢
魔理沙「負けるでしょうねって!お前は悟空が心配じゃないのかよ!」
若干のパニック状態になってしまう魔理沙
霊夢「落ち着きなさい魔理沙。私達がパニックになっても戦いの状況は変わらないのよ。私たちは、ただ悟空を信じ続けましょ」
魔理沙「待ち続けるっていったってこのままじゃ悟空は!」
霊夢「大丈夫よ!悟空は今までどんな状況でも必ず勝利を掴んできた。きっと、今はあれだけどすぐに神の気の攻略法を見出して絶対に勝つはずよ」
霊夢のその言葉には悟空への想いがこもっておりとても、力強さを感じとった。
魔理沙もその言葉を聞き一度 落ち着きを取り戻す。
魔理沙「そうだな、悟空は今まで勝ってきたんだ。神だろうが何だろうが悟空ならきっと勝ってくれるよな!」
いつものように前向きな言葉をこぼす魔理沙。
霊夢「そうよ、悟空が負けるわけないじゃない」
霊夢も魔理沙に合わせてプラス思考の言葉を並べる。
そう悟空は幻想郷に来て一度も負けたことがない。
そんな、悟空ならば神の気という気を感じ取れない不利な状態でもきっと逆転の糸口を見つけ出すはず。
霊夢達は、それを信じ悟空を見守り続けるのであった。
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