東方龍球伝   作:清川 明希

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今回から新章スタートです。(まぁ、いつも合間に挟んでいる修行編ですが……)


修行編4(瞬間移動)
新たな技を求めて 第 82話


前回

ついに博麗神社の問題を解決することに成功した霊夢達

霊夢達は、あの後 神奈子に別れを告げ無事に博麗神社に帰ってきた。

 

霊夢「う〜、やっと終わったー!」

霊夢が大きく伸びをしながらそう言う。

それもそのはず霊夢達が博麗神社に帰ってきた時間はすでに6時を過ぎていたのである。

ちなみに魔理沙とは、帰る途中で別れている。

 

悟空「すんげぇ、疲れてるじゃねえか霊夢」

霊夢「まぁね」

霊夢がそう相槌を返す。

どうやら、何人もの相手と戦ったので疲労がたまってしまっているようだ。

悟空は、そんな霊夢を気遣いこう言った。

悟空「明日の修行は休みにすっか?」

 

霊夢は、その言葉を聞き耳をピクンッと動かす。

悟空「おめぇ、かなり疲れてるみてえだし一日ぐれぇ修行休んだ方がいいんじゃねえか?」

悟空は、霊夢の疲労を考えた上での言葉を出した。

 

しかし

 

霊夢「修行はやるわよ!」

なんと、霊夢は気合のこもった声で修行を休む事を拒否した。

 

悟空「え、でも、おめ………」

霊夢「私がやるっていってるからやるのよ」

霊夢は、悟空の言葉を遮り明日も修行をやると言い切る。

 

一体、なぜここまで修行がやりたいのだろう?

悟空は、そう疑問に思った。

そして、悟空は霊夢に尋ねることにした。

悟空「どうして、そこまで修行がしてぇんだ?」

 

霊夢は、悟空の方を振り向く。

そして、そこから思わぬ発言が飛び出した。

 

それは!

 

霊夢「そんなのきまってるでしょ。教えてほしい技があるのよ」

なんと霊夢は悟空に技を教わりたかったのである。

 

悟空「教えてほしい技?」

悟空は、再度 確認を取るように霊夢に尋ねた。

 

霊夢「えぇ、そうよ」

 

どうやら、霊夢は本当に教えてもらいたい技があるようだ。

それを確認できた悟空は、次の質問へと移った。

その質問の内容は言うまでもないであろう。

 

悟空「いってぇ、何を教えて欲しいんだ?」

 

そう悟空の質問は何の技を霊夢が覚えたいと思っているかである。

霊夢が覚えたい技次第では少々無理なものもあるからだ。

言えば一番大切なのは覚えたい技といっても過言ではない。

だがら、悟空は今のうちに霊夢が何の技を覚えたいか確認をとったのである。

 

しかし!その質問に対しても霊夢から思わぬ返答が飛んできた。

そうそれは、こうである。

 

霊夢「瞬間移動よ」

 

その言葉を聞き悟空の頭の中が一瞬 真っ白になった。

 

悟空「………」

 

ボーッと立ちすくんでしまう悟空

何故、悟空がここまで驚いたかと言うと霊夢は夢想封印 瞬 と言う瞬間移動とほぼ同じような技を持っているのである。

その技を持っているのにも関わらず瞬間移動を覚えたいと言った霊夢に頭の回転が追いつかなかったのである。

 

悟空「なんで、瞬間移動なんだ?かめはめ波とかならまだ、分かっけどおめぇ瞬間移動みてえな技持ってるじゃねえか?」

悟空は、思った疑問を内側に隠し切れずすぐさま霊夢に尋ねた。

すると、霊夢はこう言った。

霊夢「確かに私の使う夢想封印 瞬 は、悟空の瞬間移動と似た技よ。二箇所を除いてね」

どうやら、霊夢によると悟空の瞬間移動と霊夢の 夢想封印 瞬では二箇所 違うところがあるようだ。

 

悟空「二箇所?」

霊夢「えぇ、二箇所よ」

悟空「その二箇所ってなんだ?」

 

悟空は、その違う点が分からず霊夢に尋ねた。

それを聞いた霊夢は違う点の説明を始める。

 

霊夢「そうねぇ。まぁ、まず一つ目は体力の消耗ね」

悟空「体力の消耗だって?」

霊夢「ええ、実はあの技 界王拳程じゃないけどかなりの体力を持っていくのよね。だから、白熱した戦いの途中で使うと一気に不利になると言う使い勝手の悪い技なのよ」

 

その言葉を聞き悟空は ピンッときた。

そうそれは今日どうして霊夢があんなに体力を消耗してたかである。

霊夢は、文と戦う中盤ぐらいまでは大量に体力が余っていた。

しかし、文との戦いが終わった瞬間 ものすごい体力の減りであったのだ。

悟空は、文との戦いで何故そんなに体力が減っていたのか実は謎に思ってたのである。

だが、その謎もここまでさっきの霊夢の言葉で悟空の謎は晴れたのであった。

 

悟空「なるほどなぁ」

相槌を打つ悟空

 

そして、「で、二つ目の理由はなんなんだ?」とすぐに二つ目の理由も聞き出した。

 

霊夢「それは、今から話すからそんなに急かさないで」

次々質問してくる悟空のペースに押される霊夢は一度頭の整理も入れ一呼吸入れた。

 

霊夢「いいわ。二つ目の理由わね」

霊夢が二つ目の理由を話し始めた。

 

霊夢「そう二つ目の理由はズバリ 発動までの時間よ」

悟空「時間だって?」

一つ目の時と似たような反応をする悟空

霊夢「えぇ、夢想封印 瞬 に限ったことじゃないけどあれはいちいちスペルカードを構えて宣言をしなくちゃいけないのだがらその分 時間かかるし相手に今から瞬間移動するってこともすぐにばれちゃうのよ。これが二つ目の理由の内容よ」

確かにそうであるスペルカードを使うときは必ず宣言しないといけない。

つまり、今から瞬間移動をすると教えないといけないなである。

恐らく、霊夢はそのことメインで悟空に瞬間移動を教わろうとしたのであろう。

 

悟空「う〜ん」

悟空は、少し考え込む。

 

霊夢「そんな、考え込む程?ちょっと教えてくれればいいだけよ」

考え込む悟空を見てもしかして教えてもらえないのではないかそのような不安を抱いてしまう霊夢

 

しかし、悟空は、「いや、瞬間移動だろ?別に教えてやっぞ」と霊夢に返答した。

 

霊夢は、教えてもらえることに「ほっ」と安堵の息を出す。

悟空「ただ……」

 

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