悟空、霊夢、そして、魔理沙は地震の影響で魔理沙の家が崩れてないかとそのついでにこれが異変であるかの調査を兼ねて魔理沙の家に向かっていた。
『ビューーン』
『ビューーン』
『ビューーン』
3人は、なかなかのスピードを出しながら空を飛行していた。
そんな、最中
魔理沙「そういえば私ここ最近、神社に泊まってばっかりで二週間ぐらい家に帰ってなかったな」
と魔理沙は呟いた。
そう実は、界王拳(魔法拳)の修行を始めてから魔理沙はほぼ毎日体がボロボロになり博麗神社に泊まることが増えていたのである。
霊夢「確かにそうね。あんた、最近博麗神社に泊まるのが癖になってるんじゃないの?」
ジト目で魔理沙の方をみる霊夢
おそらく、一人分 食事を作る量が増えた事に対しての軽い恨みのようなものであろう。
魔理沙「しょうがねえだろ。お前と違って私は毎日わざわざ博麗神社まで行ってるんだ。少し泊まったぐらいでそんな目するなよな」
霊夢の目に対して言葉で反論する魔理沙
たが、そんな魔理沙の言葉も次の霊夢の一言で全て論破されるのであった。
霊夢「あんたの少しは2週間に一回泊まらない日があるぐらいか!」
少し怒りの混じった声で言う霊夢
その言葉には迫力が詰まっており魔理沙も少し怯むほどであった。
魔理沙「しょうがねえだろ。私だって魔法拳で疲れてるんだから」
少し暗く寂しいような声で言う魔理沙
おそらく、これで霊夢の同情を誘っているのであろう。
しかし、こんな簡単に同情する霊夢ではない。
霊夢「そんな、かわいそうな乙女みたいな反応されても残念ながら私は同情なんてしないわよ」
霊夢は魔理沙に対して冷たく当たる。
だがこれは、魔理沙に対しての嫌がらせではなく。
霊夢がすぐさまこれは魔理沙の演技だと悟ったからである。
これは、俗に言う長い付き合いってやつであろう。
魔理沙「ちっ、女心がわかってないぜ、霊夢は」
霊夢のあまりにも薄情的な言葉に対して拗ねた顔をする魔理沙
おそらく、これも霊夢の同情を誘った魔理沙の作戦であろう。
だが、しかし、次の瞬間これが裏目にでるのであった。
霊夢「はっ、私女よ!女が女心分からないわけないでしょ!」
凄い剣幕で魔理沙に突きつける霊夢
恐らく、魔理沙の言葉が少しイラッときたのであろう。
まぁ、それもそうだろう。
まるで、自分は男みたいな言い方を魔理沙にされたのだから。
魔理沙は、霊夢の剣幕に少しビビり
魔理沙「ご、ごめん、だぜ」
と少々震え声になる。
しかし、次の瞬間
霊夢「ふふ、冗談よ冗談」
霊夢は、満面の笑みを浮かべつつ魔理沙にそう告げる。
魔理沙「えっ?」
魔理沙は、一瞬 思考が追いつかず言葉に詰まってしまった。
そんな魔理沙を見て霊夢が魔理沙に告げる。
霊夢「あんたがなんか拗ねたような演技をするから私もあんたに合わせて怒った演技をしただけよ。ふふふ」
少々笑いが混じりつつも最後まで説明をし終える霊夢
魔理沙「なんだよ。本当に霊夢が怒ったかと思ったじゃないか!」
霊夢の演技に騙されたのが悔しかったのか今度は割とガチで拗ね出す魔理沙
っと、その時
悟空「おい、おめぇ達!」
悟空が急に霊夢と魔理沙に声をかけた。
霊夢「なに、悟空?」
急な悟空の言葉に対して疑問を持った霊夢
悟空「オラ行ったことねえからわかんねえけんどよ。魔理沙の家って魔法の森っちゅうところなんだよ?」
霊夢「ええ、そうよ。でも、それが?」
霊夢は少し疑問を持ったような顔をする。
悟空は、そんな霊夢の顔を見て指を下に指した。
そして、こう告げる。
悟空「ここってもう魔法の森じゃねえんか?」
その言葉を聞いた瞬間
霊夢「えっ!」
魔理沙「えっ!」
2人は、少し驚き同時に地面の方を睨みつけた。
そこには草木が茂森が広がっていた。
そう魔法の森である。
魔理沙「あはは、つい話しに花を咲かせちまったぜ。悟空が言わなきゃ自分家通り越すところだってぜ」
じゃ感、笑いながら言う魔理沙
霊夢「本当にそうよ。悟空が言ってくれなきゃ危なかったわ」
霊夢がボソリと呟く。
その時!
悟空「うん?うん?」
悟空が地面に顔をやりながら魔法の森を見渡していた。
この行動を不審に思ったのか魔理沙は悟空に尋ねた。
魔理沙「どうしたんだ、悟空?」
その言葉を聞いた悟空は魔理沙の方に顔をやる。
悟空「あ、いや〜、すんげえ広い森だけんど魔理沙の家ってどこなんだと思ってな」
そう悟空が地面を見渡していた理由は、こんな広い森のどこに魔理沙の家があるのか疑問に思ったからであった。
魔理沙「なんだそんなことか」
理由を知った魔理沙は少し顔に笑みを浮かべこう言った。
魔理沙「この森は私の庭みたいなもんだぜ?」
少しいきったような声を浮かべる魔理沙
だが、魔理沙の言う通りここは魔理沙の庭みたいなものそう簡単に迷子になったりはしないのである。
悟空「ひえ〜、こんな同じ景色が広がるようなとこが庭みたいなんか」
魔理沙の言葉であっけにとられてしまった悟空
そして、すかさずこの質問をした。
悟空「じゃあ、後どれくれぇで魔理沙の家に着くんだ?」
魔理沙「え〜と、今はここだから」
魔理沙は、悟空の言葉に対して考察を入れる。
しかし、魔理沙から返ってきた言葉は実に不安なものであった。
魔理沙「あー!!」
急に叫び声を上げる魔理沙
霊夢も悟空もその急な叫び声に驚きを隠せない。
霊夢「どうしたのよ魔理沙?」
霊夢は、魔理沙に叫び声の理由を訪ねた。
すると、魔理沙は急に「ははは」と笑い出す。
そして、こう告げた。
魔理沙「わりぃ。通り過ぎちまった」