英雄を目指したエウリュアレ   作:タマモワンコ

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思考の海で産まれた不可思議な物語。

息抜きの執筆なので不定期ですが頑張りマシュ。


古代ギリシア編
第一話 メドゥーサは現実逃避する


 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の姉はおかしい。

 

「あらあら、そういうこと言っちゃうのねー?」

 

あ、いや上姉様は普通です…あ、ちょ、やめて、首に噛みつかないで、あいたたたたたたた

 

 

 

~少々お待ちください…~

 

 

 

いやはや、酷い目に遭いました。口は災いの元ですね…。

 

まあ、二人いる私の姉の一人である下姉様のエウリュアレ姉様はおかしいのです。はい。

 

突然ブジュツ?とかいうのの鍛練を始めたり、農業を始めて林檎を育ててみたり、何処かへふらっと行って犬やら猫やらドラゴンやらを拾ってきたり、魔術の鍛練を始めたり…挙げていくときりがありません。

 

 

なぜこんなにおかしいか。

 

私たち姉妹は元々は三人とも全く同じ、全く力を持たず、自我も持たず、成長もしない偶像として造られたはずでした。ところが、何故か私の作成に失敗した結果私は自我をもち成長するようになり、また姉様達も自我を手に入れることになりました。

 

本来ならこれだけで、上姉様と下姉様はほぼ同じ存在であり、私だけが異質な存在となるだけのはずだった。

 

そう、だったのです。

 

どうやらエウリュアレ姉様の作成も失敗していたみたいで、なんというか…中途半端に成長するというかなんというか。背丈とか体重とかはあまり変わらないけど魔力とか魔術の伸びは凄まじいみたいです。

 

しかも、その成長した魔術とか魔力とかでなにをしたかっていうと、物を造り出したんですよ。魔力を物体に変換して。本人曰く創造魔術だそうですが…ふざけてるんですか?

 

いや、それだけならまだよかったんですよ。なんで鉄の塊とか金塊とかを魔術で造り出してるんですか。なんで適当に剣を作ったらビームが出る剣になるんですか。なにが『ちょっと魔力増幅装置混ぜこんでみた』ですか。なんで旗の先に槍をつけるんですか。しかもなんでその旗を広げながら『りゅみのじてえてるねっる~』って魔力を通しながら言うとどんな攻撃でも…それこそゼウスの雷すらも逸らせるんですか。なにが『対魔力EXは伊達じゃない!』ですか。というかなんでちょっと頑張って造ったら白と黒のお互いに引き合うめちゃくちゃ硬い双剣ができるんですか。なにをどう頑張ったら神秘殺しの弓矢なんて造れるんですか。

 

 

「メドゥーサ?いつまで現実逃避しているのかしら?」

 

「上姉様…でも…」

 

「いい加減に諦めなさい。物を作るのに没頭したらエウリュアレは止まらないわ。」

 

「でも…!なんであんなばかでかい鉄の塊を下姉様は作っているんですか!まだ剣とかは納得はできましたよ!?でもあれは理解できません!」

 

「メドゥーサ。」

 

「なんですか!」

 

「理解しては駄目よ。きっとあちら側に引きずり込まれるわ。」

 

「えぇ…」

 

 

「鉄の塊とはなによ鉄の塊とはー!」

 

 

「な、下姉様!?聞いていたのですか!?」

 

「当たり前よ!というかこれは鉄の塊じゃないわ!船よ!」

 

「エウリュアレ…ついにそこまで狂っちゃったのね…。」

 

「な、どういうことよステンノ!」

 

「いや…下姉様、鉄は水に浮かびませんよ?魔術でも使うのならまだしも。」

 

「な、メドゥーサ!?くっ、ならしっかりと魔術レスで完成させて目にものを見せてやるわよ!」

 

「はぁ…。それで、この船?はどういったものなんですか?移動するだけなら木でいいので木で作ってください。」

 

「まさか!移動だけじゃないわよ。これの本質は戦闘よ!そう!船と船の戦い!速く!堅く!強い!51cm三連装砲三基に無数の対空砲と副砲!そして対61cm全体防御!うふふふふふ!これぞ戦艦!これぞロマン!」

 

「やっぱり狂ってるわね。船と船の戦いなんて滅多に無いじゃない。というかこんなの作ったら次こそはオリュンポスの奴等に攻め込まれるわよ?」

 

「まさか!この程度隠せない私じゃないわ!」

 

「いや、下姉様?前回ゼウスの雷を下姉様の『りゅみのじてえてるねっる~』で逸らせたからまだ私たちは生きてますけど、ゼウスとかが本気出してきたら次こそ死にますよ?」

 

「だいじょぶだいじょぶ!なんとかなるわ!んじゃ、建造に戻るわねー。」

 

「…駄目ね。」

 

「駄目ですね…。」

 

 

とまあ、下姉様はおかしいのです。鉄の塊が水に浮くわけがないでしょう、常識的に考えて。

 

まあ、こんな感じで変なものばかりを作っては何処かにしまっているのである。一体何処にしまっているのか。それは私も上姉様も知らない。

 

いや、確かにおかしいんですけど、人格は良い方ですよ。特にオリュンポスの神々と比べるととてつもなく。事実、オリュンポスの奴等が現れる前は下姉様は老若男女問わずすごい信仰されてましたし。私や上姉様は男を漁ったり誘惑したりしていたせいであまり多くは信仰されてませんでしたが。ただ、なんというか下姉様は神というよりは人に近いのかもしれません。本人も『できれば人として生まれたかった。』なんて言ってましたし。

 

はぁ…。なにも起きなければ良いのですが。

 

 

 

↑ここまでメドゥーサ。

↓ここからエウリュアレ。

 

 

 

いえーい。

 

みんな大好き男鯖殺し星三アーチャーのエウリュアレだよー。

 

…でも、残念だけど別物なんだ、うん。

 

いやー、実は私転生した存在でして。なんかエウリュアレの体に私の魂が入っちゃったみたいなんだよねー。

 

しかもそのせいでおまけのバグもらっちゃったみたいで、私の知ってるエウリュアレとは違って多少体は成長できるし、魔術もバリバリ使えるみたいなんだよねー。

 

だってほら、エウリュアレといえば幸運EXと魔力EX、そしてなによりかわいいやん?あと男性特効。

 

ただまあ、自分の体になったエウリュアレを見てかわいいと思うのは難しいというかなんというか。エウリュアレに失礼なのでできるかぎりその美貌を崩さないようにしてはいるし、性的行為なんて論外。

 

しかしここはギリシャ。ゼウスとかの時代になると男と女がいたら即よっしゃ!ってなる世界である。特に神とか神とかは絶対に駄目。ゼウスとかそもそも嫌。多少自分勝手なのは神だから、で諦められるよ?でもさすがに、ね?というかギリシャ神話、だいたいあの辺りが悪いじゃん?たぶん。

 

できればステンノとメドゥーサの二人を連れて極東にでも逃げたかったのだけど、さすがに説得は無理だった。未来を知ってるとかも言えないしねぇ…。

 

んで仕方ないので鍛えることにしたのでした。魔力は溢れかえるほどあるのでそれで武器の素材を出しては魔力を混ぜながら武器にして、それを魔術で作った高次元空間の倉庫にしまう。それを繰り返しつつ前世でやっていた剣術や射撃、あと子供の頃にお隣のお爺さんに色々教えてもらった中国武術を延々と鍛練。

 

結果として、色々出来るようになっちゃった。魔術に関しては三種類特殊なものを覚えた。まずエミヤシロウの投影のような『創造魔術』を使えるようになった。これは解析したことのあるものならほぼノータイムで造ることができ、空想のものでも確固たるイメージがあれば造れてしまうのである。凄まじい量の魔力と時間はひつようだけどね。

 

加えて『付与魔術』。これはまあ…言ってしまえばエンチャント。マイクラとかのあれ。元々はやっぱりエミヤシロウの使っていた夫婦剣、『干将・莫耶』が作りたくて試行錯誤した結果使えるようになったものだ。この魔術は名前の通り物に能力を付与する魔術である。神造兵器でもなければ付与できちゃう。応用が効くので結構重宝する魔術。

 

そして最後に『加工魔術』。これはその名の通り物を加工する魔術。さすがに自力で鉄の塊を鉄板にするのは厳しくて…。ただ、これのおかげで砂鉄を錬鉄にしたりとかそういったことが出来るようになったのでよかったとしよう。うん。

 

そして武術は…取り敢えず中国武術は普通。多少圏境とか絶招とか出来る程度。んで剣術は…縮地できました。やったぜ。

 

射撃はまだまだってかんじなので頑張る。

 

そんな感じでがんばって修行してたのだけれど、メドゥーサがfateの姿ぐらいに育った頃についにオリュンポスの奴等が現れてしまった。確か原典ではメドゥーサがアテナに喧嘩売って三人揃って怪物にされちゃうはず。というわけで回避じゃーい。

 

てなノリでなんとか二人を言いくるめて『形無き島』に逃げ延びてついでに内部が不可視になる結界も張ってやりました。どうだ、まいったかー。

 

さて、逃げ延びてのんびりやっていたわけなのだけれど…いやー、ポカやらかした。

 

ちょっと島の外に猫とか犬とかを捕まえにいったら見事にゼウスに見つかったみたいで、ついでで島の位置までばれちゃった。うーん、ドラゴンは余計だったかなー。

 

それでなにをしてきたかと言うと、夢の中でベットにお誘いかけてきやがったあのジジイ。

 

んで断ったらステンノとメドゥーサを人質に脅してくる始末。それでも断ったら…なんと雷落としてきました。これが天罰…。モンスター効果の発動を無効かな?

 

避けようが無いしまだ死ぬ気もなかったので死ぬ気で偽ジャンヌの宝具(要するにパクり)『りゅみのじてえてるねっる』を張ったらなんか生き延びれましたとさ。

 

以降たまに夢に来るけどまあ直接手は出してこないのでなんとかなってます。

 

それでも私は元気です。

 

そしてそう!今は気合いで『日本武尊』を作っている!やっぱ戦艦はロマンの塊!ひゃっはー!

 

明日もがんばるぞいー。




キャラ崩壊はキニシテハイケナイ。

駄文なのは後々良くなっていくはず…。


エウリュアレのマテリアルというかステータス的ななにか(現時点)

身長:140cm
体重:35kg
この二つは原作より少し成長している。
出典:ギリシア神話(改)
是非もないよネ!
地域:欧州
属性:混沌・善
隠し属性:地
性別:女
一人称:私
二人称:貴方、貴女、あんた、○○(呼び捨て)
三人称:貴方達、貴女達、あんたら、○○
イメージカラー:白銀
特技:剣、武術、兵器全般、機械いじり及び作成、逃走
天敵:神の類い(特にゼウスとポセイドン、ヘラ)
レア度:☆4


パラメーター
・筋力:E まだ弱い
・耐久:E これはどうやっても変わらない
・敏捷:B 主に走法と縮地のおかげ
・魔力:A+++ 何処からかの謎の魔力供給と突飛な発想の結果。EXにはまだ遠い。
・幸運:EX 原作通り
・宝具:E まだなにも無いしネ!

スキル

・エウリュアレ本人の物
・対魔力:EX 魔術?魔力でごり押しで弾けるのでパワーアップ
・付与魔術:A 干将・莫耶を作りたかったんや…。物にさまざまな能力を付与できる。Aランクなら神造兵器でもなければ取り敢えず付与できる。Cランク以下の宝具ならば半永久的に特殊能力を付与可能。
・高速神言:D なんかできた。多少速く読める。
・陣地作成:D なんかできた。家のなかだと安心する。
・神性:B バグの結果ランクダウン。
・単独行動:C アーチャーだしね。
・魔術:A+++ なんか色々できる。
・創造魔術:B 魔力に物を言わせて造り出す。エミヤの投影魔術とは違い映すのではなく造るので何でも造れる。ただし消費する魔力の量は投影魔術の比ではない。大量の魔力を使って時間をたっぷり掛けてかつ確固たるイメージがあれば架空の物も造ることができてしまう。
・加工魔術:A 魔力でその物体のまま形を変化させる。板チョコをハートチョコにしたり、鉄の塊を剣に作り替えたり、砂鉄を錬鉄にしたり、砂鉄を刀と不純物の山にしたり、オリハルコンをオリハルこんにしたり。
・魅惑の美声:B 声は良いので誘惑されれば惹かれてしまう。ただ本人にその気が無い。
・無限の魔力供給:EX 一体どこからきているのやら。これはいつか明かされる…かも?

・転生者の物
・転生者:B 転生した者が持つスキル。高ければ高いほど前世での記憶が残り続ける。Bランクでは自分のことはほぼ思い出せないが、得た知識、技術はしっかりと思い出すことができる。
・一意専心:D 集中するとパナイ。
・圏境:C
・絶招:C
・中国武術:C
隣に住んでいたお爺さんに教えてもらったもの。まだまだ完璧には遠い。
・射撃:E 興味から撃ってみたら結構楽しくてはまったもの。軍人としてやっていける程度の能力。
・道具作成(兵器):A 暇に任せて鉄鉱石の精錬をしたり剣をつくったり、それでも飽きたらず船やら戦艦やら航空機やらを作ってたらこんなスキルが…。作った兵器は宝具扱いとなり、威力や性能に応じてランクがつく。
・縮地:D これも剣術のちょっとした応用よ。
・心眼(真):D お爺さんとの試合で自然と身に付いた。


・偶像として作り出された三姉妹の真ん中…のはずだったのだが、メドゥーサのコピペ失敗や転生者の魂が紛れ込んだり等の要因でやけに中途半端な形になっている。魂の突飛な発想と多すぎる魔力でだいたいなんでもしてしまう。ちなみに魂は結構はっちゃけてる。表にはあまりでないけど。


こんな感じ。

ちなみにエウリュアレが違うのでステンノも少々丸くなっている。

次回、神と女神

…たぶん。
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